有機質泥が堆積する約1700㎡の池で,アルミレーキを用いて毎月湖底耕耘を行い,底質環境の浄化効果を検証した.その結果,強熱減量で示される有機物量を減少させる効果が認められた.また,底生生物は耕耘を継続して4年目以降に多く出現が確認された.このことから,継続的な耕耘は有機物の好気的分解を促し,底生生物が生息する底質環境に改善できる有効な技術であることが示唆された.
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