ヒ素は有害元素の一つであり,アジアの一部地域ではヒ素を含む地下水を飲料水として利用しているため健康被害が報告されている.また,日本においても掘削工事などの際に高濃度のヒ素が検出されている.そこで,本研究ではヒ素吸着時のハンドリング性向上を目的にアルギン酸カルシウム中にスラリー状の水酸化ジルコニルを固定化させたビーズ型の吸着剤を合成した.このビーズ型吸着剤に関して温度・pH・共存イオンなどの各種条件の下で性能評価を行った.
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