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55 巻 , 658 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
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  • 本田 正次
    55 巻 (1941) 658 号 p. 439-443
    公開日: 2007/06/18
    ジャーナル フリー
    380) ふいりあきたてんなんしやう (新稱)
    あきたてんなんしやうノ葉ノ斑入品デ, 學名ヲ Arisaema akitense form. variegatum HONDA ト云フ。羽後北秋田郡落合村デ古家儀八郎氏ノ採集デアル。
    381) あほみづき (方言)
    みづきノ小枝ガ帶緑色又ハ紫緑色ヲ呈スル一變種デ, 羽後南秋田郡男鹿中村ノ産, 同ジク古家氏ノ採集ニカカリ, Cornus controversa var. viridi-virgata HONDA ト云フ。
    382) はひみぞそば (新稱)
    みぞそばノ一變種デ莖ハ殆ド水平状ニ地ヲ匐ヒ, 四方ニ散開, 葉ハ一般ニ小形デ表面ハ無毛, 下面ニハ脈上少數ノ短毛ガアル。學名ヲ Persicaria Thunbergii var. diffusa HONDA ト云ヒ, 羽後北秋田郡前田村デ古家氏ノ採集ニヨル。
    383) あさまぬかぼ (新稱)
    みやまぬかぼノ基準品ニ比ベルト, 芒ガ非常ニ短クテ頴ヨリ僅カニ超出スル點ガ異ナル。學名ヲ Agrostis flaccida var. festucoides HONDA ト云ヒ, 信濃淺間山デ尾臺多可志氏ノ採集ニカカル。
    384) うすげくりやまははこ (新稱)
    くりやまははこノ葉ノ腺毛ガ極度ニ短縮シタモノデ, 一見無毛デ腺點ダケノ樣ニ見エ, 從ツテ葉面ガ鮮緑色ヲ呈スル一變種デアル。學名ヲ Anaphalis viscosissima var. subnuda HONDA ト云ヒ, 秩父ノ武甲山デ清水大典氏ノ採ル所デアル。
    385) べにばなにら (新稱)
    にらノ花ガ紅色ヲ呈スル一品種デ, 武藏國梓白岩嶽ノ石灰岩礫地ニ産スル。同ジク清水氏ノ採集デ, 學名ヲ Allium chinense form. rosiflorum HONDA ト云フ。
    386) ほそばのたかねにがな (新稱)
    たかねにがなニ比ベテ葉ガ多ク, 且ツ狹長トナリ, 通常疎ニ分裂シテ居ル。全體モ大キク出來テ或ハ別種トナルカモ知レヌガ, 暫クたかねにがなノ變種トナシ, Ixeris alpicola var. tenuissima HONDA ト命ジタ。信濃國小川山 (奧秩父) 岩根岩デ清水大典氏ノ採集サレタモノデアル。
    387) けいはがらみ (新稱)
    いはがらみノ葉裏ニ柔毛ガ密生シテ居ル一變種デ, 本年六月奈良ノ春日山ニ行ツタ時自分デ採集シタモノ, 學名ヲ Schizophragma hydrangeoides var. mollis HONDA ト云ヒ, 伊勢, 周防, 讃岐ニモ産スル事ヲ東大所藏ノ標本デ確メタ。
    388) おほどぢやうつなぎ
    コノ名ハ松村先生ガツケラレタモノデ, 信州ノ標本ヲ HACKEL ニ送ツテ Glyceria arundinacea KUNTH ト鑑定サレタモノニツケラレタモノデアル。然ルニ其後松田定久氏ガ本種ヲどぢやうつなぎニ合一シ (植物學雜誌第31卷和文124頁) テカラ, コノ名ハ久シク學界カラ消エテ居タ。トコロガ其ノ後各地ノ標本ヲ見ルニ及ビ, 本種ガひろはのどぢやうつなぎトどぢやうつなぎトノ中間形ヲ表ハス一獨立種デアルコトガ分カツタ。即チ稈ノ下部ガ匍匐シテ居ルコトハどぢやうつなぎニ似, 上部ノ穗ノ具合ハひろはのどぢやうつなぎニ近イモノデアル。學名ハ G. arundinacea KUNTH デナイコトハ花序軸ガ粗〓デアル點ダケデモ違フガ, 既發表ノモノデハ G. ischyroneura STEUDEL ニ相當スルモノノ樣デアルカラ, 今暫クコレニ當テ, 若シサウデナケレバ新種デアル。
    389) ひめやまぼくち (新稱)
    30cm足ラズノ小草本デ, 本屬ノ既知種中最小ノモノ, 葉, 花序, 花ナドモ從ツテ小サク, 葉形ハ最モ簡單デアル。駿河國須山デ岸浪義彦氏ノ採集ニカカリ, 學名ヲ Synurus humilis HONDA ト云フ。
    390) しろばなえぞあぢさゐ (新稱)
    えぞあぢさゐノ中性花ノ花瓣ガ純白トナツタ一品種デアル。學名ヲ Hydrangea yesoensis form. alba HONDA ト云ヒ, 羽後國男鹿半島眞山デ古家儀八郎氏ノ採集ニカカル。
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  • 今井 三子
    55 巻 (1941) 658 号 p. 444-452
    公開日: 2007/06/18
    ジャーナル フリー
    本文ニ報ジタ種類ハ昭和15年9月乃至10月ニ山梨縣下及東京府下横山村ノ淺川御料林ニ於テ得タルモノノ内, 主トシテ日本新知及新種ヲ選出報告シタモノデアル。本研究ハ帝國學士院ノ補助ニヨツテナサレタモノデ, 特記シテ感謝ノ意ヲ表スル
    371. しこんひめからかさたけ, Lepiota atrovinosa IMAI ハ山中湖近クノ針樅林内デ得タ。菌傘ガ暗紫色ノ小形ノ菌デ, 菌柄ハ淡黄色デ之ニ黄色ノ鱗被ガアル。
    372. おほもみたけ, Armillaria imperialis (FR.) QUÉL. ハもみたけニ類似スルガ, 菌傘ハ一層濃色デ外破膜ノ痕跡ガアリ, 菌柄表面ニモ一層明カニソノ痕跡ガアル。
    373. かくみのしめぢ, Tricholoma trigonosporum (BRES.) RICKEN ハ菌傘暗褐色デ, ソノ胞子ガ三角形ヲナス點デ容易ニ識別出來ル。菌褶ガ灣生, 直生, 類垂生等ヲナスノデ屬名ガ人ニヨリ一定シナイ。
    374. しろひめかやたけ, Clitocybe candicans (PERS. ex FR.) QUÉL. 淺川御料林デ昭和十一年十月ニ採ツタ。
    375. やぎたけ, Hygrophorus camarophyllus (A. et S. ex FR.) DUMÉE, GRANDJ. et R. MAIRE.
    376. ちやぬめりかさ, Hygrophorus discoideus [PERS.] FR.
    377. ひめきやまたけ, Hygrophorus obrussus FR. f. pusillus IMAI. 小形ノ一品種ヂ, 菌傘ノ直徑1.5cm. 高サ6cm. ノモノニ過ギヌ。淺川御料林デ得タ。
    378. おほひめのかさ, Hygrophorus ovinus [BULL.] FR.
    379. わかくさたけ, Hygrophorus psittacinus [SCHAEFF.] FR.
    380. ひめさくらしめぢ, Hygrophorus purpureobadius IMAI. ハさくらしめぢニ類似スルガ小形。
    381. こきやまたけ, Hygrophorus subvitellinus IMAI. ハ Hygrophorus vitellinusニ近似スルガ, 菌傘ガ中高ナ點ト周縁ニ劃線ノナイ點デ區別出來ル。
    382. ざらつききやまたけ, Hygrophorus turundus FR.
    383. ひめふようたけ, Mycena Fuyoensis IMAI. 赭色或ハ橙黄色ノ極メテ美シイ小形ノ菌デアル。山中湖近クノ針樅林中ニテ採ル。
    384. せんぼんあしながたけ, Mycena inclinata (FR.) QUÉL.
    385. しらうめたけ, Mycena paralactea IMAI. 菌傘ハ白色デ僅カニ中央淡灰色ヲシタ小形ノ菌デアル。
    386. うめたけ, Mycena Umeae IMAI. 菌傘ハ白色デ僅カニ中央淡黄色ヲシタ菌デ, 剛毛體ガ數箇集ツテ菌褶ノ側面ニ散在スルノガ特徴。
    387. おほひめほうらいたけ, Marasmius androsaceus [L.] FR.
    388. すぎのはひめほうらいたけ, Marasmius Cryptomeriae IMAI. 杉ノ落葉ニ生ズル微小ナ白色ノ菌デアル。
    389. すみれほうらいたけ, Marasmius fuscopureus [PERS.] FR.
    390. きいぼかさたけ, Entoloma Murrayi (BERK. et CURT.) SACC.
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  • 小倉 謙
    55 巻 (1941) 658 号 p. 453-461
    公開日: 2007/06/18
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    筆者ハ昭和2年化石木生羊齒ノ構造ヲ記シ, Cyathocaulis naktongensisCibotiocaulis Tateiwai ノ二新屬新種ヲ發表セリ (東大理紀要•植物•1卷)。共ニ朝鮮慶尚北道ノ産ニシテ, 前者ハ猶ホ和歌山縣ニモ産ス。兩種トモ現今ノヘご科ニ類スル大ナル莖ノ化石ニテ, 葉隙ニ面スル中心柱ノ兩縁ガ髓中ニ深ク突入スルコト, 皮層及髓中ニ根跡ノ存在スルコトナドニ於テ現今ノヘご科ト區別セラル。而シテ二屬ノ相異ハ葉柄ガ前者ニテハ基部ヨリ離落スルニ反シ, 後者ニテハソノ基部ヲ殘留スル點ニアリ。然ルニソノ後ノ考察ニヨリ, 兩者ノ相違ハ左程著ルシカラザルニ氣付キ, 兩者ハ寧ロ同屬ニ編スベキモノト考ヘ, 後者ヲ Cyathocaulis Tateiwai ト改稱セリ (Anatomie d. Vegetationsorgane d. Pteridophyten. 1938)。
    ソノ後筆者ハフィリッピン産木生羊齒ノ化石ヲ入手シ, ソノ構造ガ前二種ト相類スル故コレラト同屬トシ, コレヲ Cyathocaulis Yabei ト命名セリ (矢部教授還暦記念論文集, 2卷. 昭和16年)。コノ種ノ特徴ハ少數ナガラ皮層中ニ維管束條ノ存在スルコトナリ。前二種ニハカ丶ル皮走維管束條ヲ認メザリシガ, ソレラシキ組織ノ存在ニ疑問ヲ懷キテソノ點ヲ確メンタメ, 新ニ慶尚北道ヨリ多數ノ標品ヲ獲テ詳細研究ノ結果, 前二種ニモソノ存在ヲ確認スルニ至レリ。但シイヅレモ少數ニシテ一横斷面ニ數個ヲ算スルニ過ギズ。
    尚ホ二種トモ莖ノ表面ニ毛ノ存在ヲ認メシガ, ソノ毛ハ鱗毛ニアラズシテ多細胞ヨリ成ル絲状ノモノナリ。コレ現今ノたかわらび族 (Dicksonieae) ニ見ラルヽ型ナルガ, 莖本體ノ構造ガ現今ノヘご族 (Cyatheeae) (莖ニ鱗毛アリ) ニ最モ酷似スル點ト一致セザル所トス。
    又莖ノ周圍ニハ多數ノ根集リテ根叢ヲナスモノナルガ, カヽル根ノ周ニ根毛ノ存在ヲ認メタリ。
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  • 八卷 敏雄
    55 巻 (1941) 658 号 p. 462-476
    公開日: 2007/06/18
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    馬鈴薯ノ莖ヲ倒立シテソノ莖ニ起ル背地性屈曲ヲ阻止スルト, 正立莖ヂハ見ラレヌ基部ノ芽ノ發達ガ生起スル事ハ既ニ VÖCHTING ニヨツテ認メラレテ居リ, 筆者ニ生長素ノ移動ト重力トノ關聯ヲ暗示シタ。重力ト生長素移動トノ關係ハ既ニ VANDER WEIJ 等ニヨリ見ラレ, 生長素移動ニハ基部方向ヘノ極性ガアルガ, 倒立シタ幼葉鞘片デハ倒立時間ガ長クナルニツレテ, 極性ニ反シ重力方向ヘノ移動ガ認メラレテ居ル。
    筆者ハ先ヅ馬鈴薯ノ莖ヲ倒立シテ VÖCHTING ノ現象ヲ見, 之ヲ生長素ノ移動ガ異常トナルタメニ起ルトスルナラバ, 正立植物莖ト倒立莖ニ於テ生長素ノ分布状態ガ異ルノデハナイカト, 寒天接觸法ニ依リ生長素ヲトリ, 之ヲからすむぎ幼葉鞘ニ與ヘテ2時間後ノ屈曲ヲ見タ所, -屈曲以外ニ+屈曲ガ見ラレ, ソノ+屈曲ヲ確メルタメニ, 生長素ヲ含ム寒天片ヲ幼葉鞘ニ與ヘテ30分毎ニ屈曲ヲ印畫紙ニ寫シテ追求シタ結果, 二項曲線ニ類似ノ曲線ヲ得, 之ヲ生長素 (生長促進) ガ描ク曲線ト, 始メ生長ヲ阻害シ幼鞘ノ生理先端ノ再生ト共ニ促進作用ヲ有スル樣ニナル生長素前驅物質ノ描ク曲線トノ相互作用ニヨリ出來タモノトシ, 前驅物質ガ促進作用ヲ有スル樣ニナルマデノ時間, 及ビ促進ニ變ハルトキノ屈曲ノ變化状態ヨリ, 前驅物質ノ量ヲ求メ, 更ニ之ト得ラレタ曲線トヨリ生長素量ヲ求メル法ニヨリ生長素及ビ前驅物質ノ分布, 移動ヲ見タ所, 正立基デハ先端部ニ兩物質共多ク, 基部, 中間部ニハ少クナリ, 倒立基デモ兩物質共先端部ニ多ク基部ニ行クニ從ツテ減少シテ居リ, ソノ量ヲ正立基ニ比較シタ場合先端部ニ於テ特ニ多量ニ存シ, 恰モ先端ニ蓄積サレタ觀ヲ呈シテ居ル。更ニ基ヨリ切リ離シタ節間片ニ於ケル移動ヲ形態的ニ同一方向ノモノニツイテ比較スルナラバ, 常ニ重力方向ノ寒天ニ兩物質共多量ニトレテ來ル事ヲ見タ。次ニコノ重力方向ヘノ移動ガ重力ニヨリ直接ニ起ツタ現象カ, 又ハ geoelektrische Erscheinung ニ依ツテ二次的ニ惹起サレタカヲ見ルタメ, 水平ニシタ節間片ノ兩切面ニ寒天片ヲ與ヘ之ニ不分極電極ヲ接シ電壓ヲ與ヘタ所, 常ニ+極ヲ接シタ寒天ニ前驅物質ガ多クトレテ來ルノガ見ラレ, 之ト前實驗トノ關係ヲ見ルタメ, 精製シタヘテロアウクシンヲ含ム寒天ヲ節間片ノ切面ニ接着サセテ, ヘテロアウクシノ移動ヲ見タ。其ノ結果基部方向ヘノ極性ガ認メラレルモノノ, 重力方向ヘノ移動ガ顯著デ, 逆方向ニハ移動シ難イ事ヲ見タ。ヘテロアウクシンノ生長作用ハーオンニ存シ, コノモノハ電氣的ニ+ニ移動スル故, 節間片デパ下方ガ+ニナツテ來, ソノタメ前驅物質ハ下方ニ移動スルト考ヘラレル。電壓ヲ與ヘタ場合ノ生長素移動ハ多量ノ前驅物質ニヨリ明瞭ナ結果ガ得ラレナカツタガ, 基部方向ヘノ極性及ビ重力方向ヘノ移動ハ明ニ認メラレ, 極性ト重力方向ヘノ移動トノ關係ニツイテハ VANDER WEIJ ト同樣ナ事ガ云ヘルト認メラレタ。
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  • 江本 義數, 廣瀬 弘幸
    55 巻 (1941) 658 号 p. 477-485
    公開日: 2007/06/18
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    Die Mikroflora der Schwefelthermen von Yumoto wurden von Prof. MIYOSHI im Jahre 1897 zum ersten Mal untersucht, und er fand 9 Schwefelbakterien und Schwefelrasen. Seither haben Prof. MOLISCH, HAMA, TOKUDA, JIMBO, NAKAMURA und EMOTO Bakterien, Cyanophyceen, Diatomeen und Chlorophyceen studiert und etwa 32 Arten der Thermalmikroflora wurden mitgeteilt.
    In dieser Arbeit wurden die von EMOTO gesammelten Algen, sowie alle bisher bekannten Arten angegeben: im Ganzen 19 Arten, 1 Varietät von Bakterien; 23 Arten, 2 Varietäten von Cyanophyceen, je 2 Arten von Flagellaten und Chlorophyceen.
    Die neulich in Japan gefundenen Thermalflora sind die folgenden:
    Cyanophyceen-3 Arten und 1 Varietät:
    Aphanothece nidulans var. endophytica, Chroococcus endophyticus, Synechococcus viridissimus, Phormidium Trelesei.
    Chlorophyceen-2 Arten:
    Chlorosarcina consociata, Chlorosphaerea anyulosa.
    Die neulich beschriebene Varietät ist:
    Phormidium lapideum var. amorphum.
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  • 55 巻 (1941) 658 号 p. 486
    公開日: 2013/05/14
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