巻号一覧
44 巻, 3 号
選択された号の論文の16件中1～16を表示しています
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浮田 明生, 上羽 貞行原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 173-179
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー支持の可能な節部を持ち、中心に軸のないモータの実現を目的として、高さのやや高い円環状振動体(円筒)に着目し、理論計算及び実験的によりその振動モードに検討を加え、モータに適合する振動モードを選択すると共に、選択された振動モードを用いたモータを試作し、モータとしての基礎的な特性を検討した。その結果、1)円筒の振動モードの数値解析は妥当であるということ、2)適切なモードを選択し、その軸方向の高次モードの節部の部分を利用することで、振動体の支持が容易で中心軸なしのモータが実現できること、3)軸方向の伸縮振動の軸方向1次のモードはこれまでのモータと同様に円筒の底面から推力を取り出すことができ、また軸方向たわみ振動では内縁、あるいは外縁をロータとの接触面とする事でモータ動作が得られることが理論的に予測され、また実験により検証された。更に4)軸方向たわみ振動の軸方向1次のモードは、基準化周波数が低いので、特に小型のモータを構成できる可能性があることが明らかになった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (704K) -
加藤 和美, 筧 一彦原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 180-186
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー本論文では受聴者の話者への適応能力を明瞭度によって定量的に示す。単音節知覚時における話者への適応能力を明瞭度試験によって検討した。刺激として同一話者の5音節を一つの単位として話者20名で日本語100音節を構成したもの等を用いた。実験結果から、連続した同一話者の音節を受聴する数の増加と共に明瞭度が上昇し、4〜5音節で上昇は飽和する。すなわち、話者に対する適応は4〜5音節の受聴で達成される。話者に適応する前と適応が達成されたときの明瞭度の差で適応の効果を示すとその効果は拗音よりも破裂音に対して大きい。適応は適応していないときに明瞭度に低い話者の方が明瞭度の高い話者よりも顕著である。また、獲得された適応は異なる話者の発声した6〜7音節を受聴すると失われることが明らかとなった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (852K) -
原囿 正博原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 187-193
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー弦の振動を電気信号に変換するために複数の電磁型変換器を設置したとき、近似的には弦の近傍に離散的な静力と負スティフネスが存在すると考えることができる。そこで、弦振動への影響を解析するために、δ関数を用いて定式化し、ラプラス変換を利用して振動解を求めた。そして、解析結果は写真観測結果と良く適合することを確認した。更に振動系の類推回路を示し、インピーダンス・マトリクスを用いて固有周波数を求め、負スティフネスの影響によるinharmonicityについて検討を加えた。その結果、複数個の負スティフネスの影響によるinharmonicityは、近似的にはそれぞれが単独に作用したときの値の総和にほぼ等しいと考えることができる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (678K) -
古賀 秀昭, 牧野 正三, 城戸 健一原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 194-200
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー我々は聴覚系で重要な役割を演じていると考えられるスペクトルのローカルピークの周波数に注目して母音の認識実験を行ってきた。しかし、ローカルピークだけでは音声認識システムに使うのに十分な認識率は得られていない。そこで、本論文では、ローカルピークと相関が少ないと考えられるスペクトルの傾斜の絶対値を使って認識実験を行った。この実験によって傾斜の絶対値が有用な特徴であることが明らかになった。また、両者を併用することによって、認識率がさらに改善された。しかし、スペクトルの傾斜の絶対値は伝達系の周波数特性の変化に弱いと考えられるのでその変化に強いと思われる傾斜の比を用いることも試み、良好な結果を得た。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (727K) -
鈴木 久喜, 中井 孝芳, 吉田 愼介, 藤本 敦, 高橋 多助原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 201-209
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー空気中及びヘリウムと空気の混合気体中での種々の圧力環境におけるコンデンサマイクロホンの特性について検討した。はじめに簡単な等価回路を用いた計算機シミュレーションにより、マイクロホン感度特性の環境気体による影響を調べた。次にアクティブカプラと静電加振器によりマイクロホンの感度を測定し、1kHzではシミュレーションの結果とほぼ一致するが、高域に幾つかのピークが現れ、圧力が高くなるとピークの周波数は低くなることを示した。これらの結果を別の測定法から検証するために、モーショナルアドミタンスを測定した。これから推定された感度は上述の測定とよく一致し、高圧環境では感度が低下し、高域に幾つかのピークが現れることが確認された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (938K) -
今野 和彦, 三野宮 利男, 中鉢 憲賢原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 210-215
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーMHz帯周波数において、比較的少量の試料で液体の音速を測定する目的で構成された反射型超音波相関器及び同装置により得られる相互相関出力を波数領域で解析し音速を求めるシステムについて述べている。相関出力信号はハードウェア的に複素数化された後、FFT法によって波数解析が行われる。水について実験を行ったところ、音波伝搬距離の変化量を波長の5倍程度にとれば0.1%程度の精度で音速が測定でき、従って従来の干渉計や相関法に比べ1/20〜1/30程度短いデータ、すなわち少量の試料(3〜5cc)で測定できることを明らかにしている。また、データのS/N及びデータ長とFFTの波数推定精度との関係を計算機シミュレーションによって求め、波数推定精度が本システムの測定精度に大きく影響することを示している。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (880K) -
佐久間 章原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 216-223
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
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重野 純原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 224-229
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
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丸山 直滋, 工藤 雅治, 斎藤 勝則原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 230-237
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (1122K) -
賀戸 久原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 238-243
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
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阿部 純一原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 244-249
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (904K) -
藤原 恭司原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 250-251
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
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長田 泰公原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 252-
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
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吉川 昭吉郎, 狩野 政男原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 253-254
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
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森 榮司, 井出 正男原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 255-256
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
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子安 勝, 橘 秀樹原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 3 号 p. 257-258
発行日: 1988/03/01
公開日: 2017/06/02
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