巻号一覧
47 巻, 10 号
選択された号の論文の14件中1～14を表示しています
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田原 靖彦原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 711-722
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー残響時間は、現在でも最も重要な室内音響設計指標として用いられているが、その評価に関しては未解明の部分を多く残している。本論文では、"残響の長さ感"を評価基準とする。基礎的聴感実験と室内音場の具体的場面を想定したケーススタディ実験について報告すると共に、実験結果を包括的に説明するものとして、「"残響の長さ感"の知覚に関する仮説」を導入する。そして、この仮説と実験データをベースとして、室内残響の設計・評価に関わる三つの重要課題である「残響設計における許容誤差」、「最適残響特性」、「心理的評価と対応する残響時間計測法」に対して具体的解決策を提案する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1468K) -
山口 静馬, 加藤 裕一原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 723-728
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー例えば信号機によって制御されているような周期的非定常交通流に基づく道路騒音の予測問題を考察したものである。具体的には、車両の平均流量といった交通流状態変数の時間的変動パターンに着目し、これらのある値をとる時間率を用いたガウス形重み付き加算分布表現をまず提案している。次いで、上記の交通流状態変数と騒音レベルとの統計的関係を計算機シミュレーション実験によって与えることにより、途中で実測データを用いることのない、騒音レベル分布の純予測手法を新たに考察している。最後に本手法の正当性と有効性を実測騒音データとの比較によって具体的に検証している。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (751K) -
鹿島 教昭, 田村 明弘原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 729-737
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー公園等の植樹帯と更地に実験的に植栽した植樹帯の減音効果を挿入損失(音圧レベル差)として詳細に求めている。植樹帯は基本的にローパスフィルタであり、約1〜2kHz以下では減音効果をほとんど示さず、それ以上の高音域では植樹帯の散乱効果により挿入損失は周波数と共に大きくなる。散乱効果は植樹帯の葉量あるいは幅の増大と共に強くなる。1kHz前後の中音域において見かけの増幅が認められる。これは植樹帯が無い場合に生じる地表面による過剰減衰が植樹帯の散乱効果で妨げられ、挿入損失として求めるときに見かけの増幅現象となると考えられる。植樹帯の散乱効果を強めることは減音効果を増大すると同時に、強く過剰減衰をも妨げるため、1kHz前後での見かけの増幅も大きくなる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1034K) -
佐藤 晋, 深林 太計志原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 738-743
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー本論文では、破裂音認識のために複数の異なる特徴量からの混合特徴量を用いる方法を提案する。混合特徴量は、複数の異なる特徴量を連結したベクトルからKarhunen-Loeve変換(K-L変換)、更に判別分析を行う2段階の次元圧縮法を用いて求める。LPCケプストラムとPARCOR係数、対数パワーからの混合特徴量を用いて、破裂音の認識実験を行った結果、混合特徴量にPARCOR係数の有声・無声識別能力が有効に組み込まれ、LPCケプストラムと対数パワーのみを用いた場合よりも3%、認識率が向上した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (749K) -
肖 業貴, 太田 光雄, 畠山 一達原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 744-748
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー本論分では、残響室を考察対象とし、入力側において不可避的に混入する暗騒音のもと、実騒音のゆらぎ評価に直接結びつく応答確率分布が予測できる簡易的な一評価理論を新たに設立する。具体的には、入力側を主体にしてこのシステム・モデルをまず新たに設定する。次に、低次モーメントと線形相関といった低次統計情報のみを用いる、簡易性を目指した2種類のシステム・パラメータ同定法を見出し、その任意入力下における出力応答分布を予測するための時系列モデルを導入する。最後に、実騒音を用いた実験を通して本理論の有効性を確認する。本手法は、入力暗騒音の混入を考慮しており、またパラメータの数が常に二つで、時系列モデルにおけるシステム次数をあらかじめ選定する必要もないことから、簡潔性と実用性を大きく備えていると言えよう。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (520K) -
杉崎 茂樹, 鈴木 博, 半田 秀穂, 三浦 不二夫, 川浦 淳一, 小野 隆彦原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 749-753
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー咬合音とは、上下顎の歯と歯の衝突によって生じる一種の衝撃音である。本論分では、咬合音の分析により機能的咬合音状態を客観的に評価する方法について検討を加えた。すなわち、まず咬合音波形を構成する成分について検索を行い咬合音時変性信号として捉え、時間周波数分析によりその音響的性質を明らかにし、それに基づき機能的咬合状態を評価するための新しい方法を提案する。次に、この方法の有用性臨床的観点から検討する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (550K) -
今泉 敏原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 754-759
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
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伊福部 達原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 760-765
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
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大山 健二, 高坂 知節原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 766-771
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
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大沼 直紀原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 772-777
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
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尾野 溢夫原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 778-784
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
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レビット ハリー, 訳:今泉 敏原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 785-790
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
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オスバガー マリー ジョー, 訳:福田 友美子原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 791-797
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
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古井 貞煕, 小澤 一範, 市川 熹, 松岡 達雄原稿種別: 本文
1991 年 47 巻 10 号 p. 798-799
発行日: 1991/10/01
公開日: 2017/06/02
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