巻号一覧
59 巻, 10 号
選択された号の論文の14件中1～14を表示しています
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古井 照熙原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 589-590
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
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上野 佳奈子, 橘 秀樹, 小島 隆矢原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 591-602
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーホールの音響研究においては,客席での聴取条件と同様,演奏家にとっての音場の評価も重要な課題である。この演奏家のホールに対する感覚は,演奏上の役割や意識,楽器の種類などによって異なると考えられる。本研究では,プロ演奏家の強力を得て,演奏家自身の言葉を用いて個人別の評価項目を作成して評価を行う"個別尺度法"を適用した主観評価実験を行った。実験音場としては,無響室内に構築したシミュレーション音場を利用した。評定データの分析の結果,個人差は各演奏家の好みなど総合的な評価に現れる傾向がみられ,具体的な響きの特徴や音の聞こえ方については複数の演奏家がある程度共通に判断していることが分かった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1351K) -
山本 晶万, 井上 貴雄, 辻本 良信原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 603-613
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリールーツブロワは,内部圧縮過程がないために排気流体の一部はロータ室に逆流し気体を圧縮する。このため,排気口付近の流れは非定常で複雑な様相を示すと考えられる。排気温度も上昇するため熱線流速計を使った直接計測は困難であり,排気口付近の流れは不明である。本研究は,I型の熱線流速プローブを温度補償することにより排気口直後の速度変動の原因になる成分をロータの非一様な容積変化と隙間の漏れによる速度変動を求めて評価を与えた。次に排気口直後の非定常速度分布を測定した。流れ方向は下流の圧力変動から波動方程式に基づく伝達関数を用いて速度変動を比較し逆流域を判定した。非定常速度分布は排気圧力を変えて表示し逆流特性を議論した。逆流圧縮現象は不明とされていたが本研究によって評価が可能になった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1011K) -
田原 靖彦, 石川 勝之, 河村 広則, 佐々木 伸一, 中村 守保原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 614-621
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー現在,室内音響縮尺模型実験の音源としては,主として放電パルスが用いられている。放電パルスは,音響模型実験に適したパルス波形及び音響放射指向特性を有するが,他方では,パルス波形の再現性が不十分であることや電磁波ノイズの影響など,音響模型実験音源としての幾つかの問題点を併せ持っている。また,TSP法やM系列相関法など,音源信号制御型の測定に適用できないことも重要な弱点となっている。上記の背景から筆者らは,圧電セラミックスユニットに用いた,音響尺度模型実験のための模型12面体スピーカーシステムの開発を行ってきた。本文では,今回試作した模型12面体スピーカシステムの音響諸特性を紹介すると共に,従来の放電パルス音源と,模型12面体スピーカシステムの双方による室内音響模型実験の結果を比較検討することによって,模型12面体スピーカの音響模型実験音源としての可能性を探る。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (875K) -
瀧浪 弘章, 今井 章久原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 622-627
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
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佐藤 宗純, 藤森 威原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 628-633
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
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中島 平太郎, 山崎 芳男原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 634-638
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
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池田 隆原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 639-
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー本論文は,感音性難聴者に対し,原理的に歪の少ない振幅圧縮によって音声を伝達する単共振分解型補聴方式を提案し,伝達される音声情報と感音性難聴者の音声認識能力の関連を明らかにすることを目的としている。最小可聴閾値(HTL)と不快レベル(UCL)で囲まれた可聴領域と音声認識能力との関係は,その可聴領域内に存在する音声特徴量により定量的に評価可能ではないかとの推論に基づき,可聴領域内ホルマントピーク分布と音声認識能力の関係を調べた。その結果,模擬難聴状態の健聴者及び聴覚障害者による実験に基づいて,可聴領域内の第1,第2ホルマンピーク分布率の幾何平均値により音声認知能力を推定できるという新しい知見を得た。この知見により,感音性難聴者の聴覚特性から直接,適応する補聴器を設計するのに必要な指針を得ることができる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (213K) -
新家 富雄原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 639-
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー海洋音響トモグラフィを黒潮続流域などの非成層・非定常海域に適用するため,強流に伴う音速場の急峻な変化領域(フロント)の位置推定法と,カルマンフィルタを用いたデータ同化による解析手法を提示した。前者は,伝搬時間と側線上の異質水域の領域比を関係付けることにより,両海域の境界に存在するフロント位置を推定するもので,従来の統計フィルタを用いたデータ解析に有用である。後者は,伝搬時間と二層準地衡流海洋モデルの変数を関係付け,モデル推定値の時間方向の誤差を最小化して,物理過程に則した海洋構造の時間発展を抽出する新しいデータ解析手法である。数値実験などにより,二手法の妥当性を確認した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (213K) -
安達 日出夫原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 639-
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー超音波内視鏡に用いる電子セクタ走査用と電子リニア走査用の両アレイ型超音波振動子,及び非線形高調波の検出用振動子の圧電ドランスデューサに関し,分解能と感度に着目した電気・音響特性の基礎検討をMasonの等価回路から理論予測し,振動子の基礎的な知見を得た上で,これらの特性が良好であるための実証を行った。いずれの圧電トランデューサにおいても,小型軽量化の条件が求められている。これは製法上の制約だけでなく,発熱や信号のクロスカプリングの抑圧が必要であり,体内への挿入長を考慮した設計が必要になる。本文では,高分解能で高感度な超音波映像を得るためのハーモニックイメージング用素子として送受信分離型超音波トランデューサを提案し,その基礎検討にも言及している。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (213K) -
月岡 哲原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 639-
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー稼動質量を制御して,横揺れを低減させる減揺装置について理論と実験の両面から考察し,大型船に始めて搭載した。細長い船体形状では特定の周期で横揺れが大きくなることから,横揺れ低減は大きな課題であり様々な種類の減揺装置が開発されてきているが,停船時に有効な方法は得られていない。本研究は横揺れ制御を船体と質量の2質量系モデルとする運動方程式を導出し,制御はレギュレータ問題として扱い,状態フィードバックを行った。観測船の実海域データから遭遇したあらゆる状況に能動と受動のハイブリッド減揺装置は有効であったが,多くの船舶に適用するには受動的制御を使わないシステムの検討が必要である。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (213K) -
高松 重治原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 640-
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
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山田 顕原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 640-641
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
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山下 充康原稿種別: 本文
2003 年 59 巻 10 号 p. 641-
発行日: 2003/10/01
公開日: 2017/06/02
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