巻号一覧
54 巻, 3 号
選択された号の論文の14件中1～14を表示しています
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橋本 誠, 北川 敏, 樋口 宜男原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 169-178
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー音響特徴の個人性知覚への寄与度と話者間の各音響特徴の差との関係を分析するために, 基本周波数, スペクトル, 音素継続時間に対して, ABX聴取実験により聴覚的寄与度を求めると共に, 寄与度の予測モデルを提案した。更に, 話者の既知/未知, 背景雑音の影響を, 統計的手法により分析した。分析の結果, (1)スペクトル, 基本周波数は個人性知覚に対する顕著な寄与が認められること, (2)寄与度は音響特徴の差に依存すること, (3)既知話者の場合は, 未知話者の場合に比べてスペクトルの影響が大きくなること, (4)雑音重畳音声の場合は, 雑音非重畳音声の場合に比べて基本周波数の影響が大きくなること, (5)予測モデルは, 6.2〜13.4%(RMS)の誤差で推定が可能であること, などが明らかとなった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1373K) -
金 哲換, 藤原 恭司原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 179-189
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー音響的にソフトな表面を上端に持つT型防音壁の実現を試み, その遮音効果について検討した。ソフトな表面の実現には1/4波長音響管配列を用いた。音響管の深さが1/4波長に一致する周波数及びその奇数倍の周波数において, 音響管配列の開口部がソフトな表面を近似的に実現することが確認された。次に, 異なる深さの音響管を組み合わせて配列することによって有効な周波数帯域を広げ, 単一深さの音響管配列によるソフトな表面の実現における欠点であった周波数依存性をある程度補うことができた。最後に, 異なる深さを組み合わせた音響管配列をT型防音壁の上端に設けることによって, 広い周波数範囲で同じ高さの剛なT型防音壁より大きな遮音性能を持つ防音壁を実現することができた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1769K) -
木下 智義, 村岡 秀哉, 田中 英彦原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 190-198
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー筆者らは, 知覚的な音の階層的な内部像を構築するために, これまでに音楽情景分析の処理モデルOPTIMAを提案し, その実験システムを実装した。しかしながら, そのシステムは認識率の面で実用的とは言えず, その改善が課題となっている。OPTIMAは, 複数の処理モジュールからの出力を統合して外界の最尤推定像を得る枠組であるため, 処理モジュールの追加によって認識精度の向上を図ることができる。本稿ではまず単音の遷移に注目し, 単音の遷移に関する統計的分析を行って知識源を構成した。次に, 単音の遷移に関する確率値を与える処理を提案した上で, OPTIMAに追加した。評価実験の結果, 単音の認識誤りの訂正に成功し, 処理の有効性を示すことができた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1213K) -
武田 昌一, 横里 恵, 海老 義人, 鈴木 修平原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 199-206
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー日本語会話音声のうち, アナウンサと男女中学高校生による座談会及び落語を対象とし, 韻律的特徴の解析を行った。まず聴取評価実験の結果, プロミネンスの有無の判定基準は被験者の出身地の影響を受けることが分かった。次に韻律的特徴解析の結果より, プロミネンスの特徴は話者に依存し, 男子中学高校生の発話に, 局所的発話速度低減によるプロミネンス表現, という会話音声特有の特徴が見られた。落語におけるプロミネンスの特徴は, 局所的発話速度の低減もアクセント指令の増大もともに用いられており, 座談会における様々な話者の特徴をすべて総合するような特性を持つことが分かった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1074K) -
鏑木 時彦, 誉田 雅彰, 津村 尚志原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 207-214
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー調音器官の位置と声道スペクトルに関するデータ対を用いて調音・音響対コードブックを作成し, 入力された調音位置に対応する声道スペクトルをコードブック検索に基づいて推定する方法を検討した。また, 調音位置から識別した音素の種類とコードブックに付与された音素ラベルを比較し, コードベクトルの予備選択を行う方法を用いた。約5分間の調音観測データを用いた実験の結果, 調音位置から推定されたスペクトルの歪はコードベクトルの予備選択なしの場合2.24 dB, ありの場合2.27 dBとなった。また, 推定スペクトルを用いた合成音声の聴取実験の結果, コードベクトルの予備選択によって合成音の品質が向上することが示された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1178K) -
田守 育啓原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 215-222
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
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赤羽 誠原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 223-228
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
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西村 雅史原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 229-234
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
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金子 誠司原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 235-236
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
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三浦 甫, 橘 秀樹原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 237-238
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
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三浦 甫, 佐藤 宗純, 鈴木 英男, 舘野 誠, 瀧浪 弘章原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 239-240
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
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子安 勝, 橘 秀樹, 鈴木 陽一, 鈴木 英男, 白橋 良宏原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 241-244
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
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下澤 楯夫, 熊谷 恒子原稿種別: 本文
1998 年 54 巻 3 号 p. 245-253
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
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原稿種別: 付録等
1998 年 54 巻 3 号 p. 254-255
発行日: 1998/03/01
公開日: 2017/06/02
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