巻号一覧
46 巻, 12 号
選択された号の論文の10件中1～10を表示しています
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福喜多 博, 古谷 伸昭, 植野 進一郎, 屋野 勉原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 12 号 p. 947-953
発行日: 1990/12/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー本論文では、低周波ポンプ波パルスに重畳した高周波プローブ波パルスの伝搬による非線形歪が媒質の減衰特性や非線形パラメータ等の音響特性に影響されることに注目し、プローブ波の受信エコーの変調特性からこれらの音響特性を測定する方法を提案した。次に本手法を生体のような音波散乱媒質に適用した場合、エコーの干渉による受信信号のスペクトルの乱れを除去できる可能性があることを示した。更に試作した送受信実験装置によりテスト物体の減衰特性や非線形パラメータに関連する量が得られ、ほぼ妥当な値であることを実験で示した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (762K) -
鎌倉 友男, 柳澤 宏, 熊本 芳朗原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 12 号 p. 954-961
発行日: 1990/12/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー弾性チューブ内を有限振幅音波が伝搬するときに発生する波形歪は、チューブ壁面の振動に起因する局所作用を仮定している。そして空気の非線形性を考慮した波動方程式を導出し、ある条件下でそれがBurgers-Korteweg-de Vriesの式になることを示している。次にシリコーンゴムチューブを用いた実験にて理論の妥当性を検討している。伝搬に伴い低周波成分に寄生した衝撃波が発生することや非線形吸収が弱められることなど興味ある現象を論じている。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (820K) -
石井 貢, 橘 秀樹原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 12 号 p. 962-969
発行日: 1990/12/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー道路騒音における等価騒音レベル(L_<Aeq>)と騒音レベルの中央値(L_<50>)の関係を統計的に推定する方法を見出すことを目的として、平坦道路を対象として数値シミュレーションによる検討を行った。その結果、(L_<Aeq>- L_<50>)は平均車頭間隔(d)と道路から観測点までの距離(l)の比の常用対数log(d/l)を変数とする2次の多項式で表されることが分かった。その結果を一般市街地道路の沿道における実測結果にあてはめ検討したところ、ほぼ満足できる対応性が得られた。また、それとは別に、道路騒音予測で重要なユニットパターンに着目する方法について数値シミュレーションによって検討したところ、ユニットパターンと交通流条件(交通量、平均速度)から求められるレベル値を変数とする2次の多項式で(L_<Aeq>-L_<50>)が表されることが分かった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (908K) -
小久保 旭, 高木 堅志郎原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 12 号 p. 970-973
発行日: 1990/12/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー従来の超音波計測法では扱いにくい、1mm以下の薄板をバッファ・ロッドを介さず、直接、振動子をあてて超音波計測できることは有益である。本論文は、薄板試料に超音波を送り、その厚み共振を検出することで、板の厚さの微小変化や厚さの測定を行う方法について述べたものである。実験にはPDVF振動子を用い、一振動子反射法の測定システムを試作して測定を行った。結果は、板の厚さの微小変化を0.1μmの高精度で、再現性よく測定できた。この方法は、工業的な厚さ計測への応用だけでなく、音速や音速の微小変化の計測も可能で、物性や材料研究用の超音波スペクトロスコピー技術としても有効な方法と考える。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (449K) -
肖 業貴, 太田 光雄, Kouzou Kitou原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 12 号 p. 974-977
発行日: 1990/12/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー本論文では、前報告に引き続き、入力側で任意変動分布形の暗騒音が混入した複雑な実遮音システムを考察対象とする。そして、零平均のガウス分布入力や最小自乗型の誤差評価といった標準路線に沿う操作優先の立場からではなく、現象優先の立場に立ち、特に実用的な簡易性を目指したパラメータ同定の逐次推定アルゴリズムを提案している。具体的には、まず周波数軸において、入力側を主体にしたエネルギー尺度でのシステムモデルを設立し、入力変動を実観測のデシベル尺度に整合したエルミート直行展開型の確率密度表示で与えた理論的入力分布と実入力分布が合致するような評価規範を新たに導入し、確率近似法によるパラメータ逐次推定の一アルゴリズムを設立する。最後に、本手法を実遮音システムの実測データに適用して、その実際的有効性が実験的にも確認される。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (524K) -
太田 光雄, 張 兵原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 12 号 p. 978-983
発行日: 1990/12/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー音環境分野は自然、社会、人間の介在する問題複合体である。このような複雑多様さに富む分野では、目的変数と説明変数間でしばしば実測データに基づく公知の回帰分析法が適用される。前報告では実現象が示す複雑多様さへ整合させて分布予測へ目的志向型に奉仕する新たな回帰分析法を提案した。本報告では、この路線に沿いまず回帰関数として一般化した高次の関係様式をあらかじめ合理的に設定する。次いで、これに内在する各種相関特性を未知パラメータの内に反映させる。結局、暗騒音の混入下において、これらの未知パラメータが同定できる新たな回帰分析法を提案した。具体的には、任意変動分布の相加雑音にも対処でき、しかも公知の最小2乗型誤差規範が適用できる簡便な形態へこの高次パラメータ同定問題を変形する。最後に、本手法の有効性を検証するため、カラオケ騒音入力のもと暗騒音の混入下で、未知パラメータの具体的な一同定法と実入力下の応答分野予測を実験的にも行っている。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (785K) -
首藤 伸夫原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 12 号 p. 984-990
発行日: 1990/12/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (976K) -
和泉 正哲原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 12 号 p. 991-997
発行日: 1990/12/01
公開日: 2017/06/02
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望月 仁原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 12 号 p. 998-1003
発行日: 1990/12/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (690K) -
瀬尾 和大, 佐間野 隆憲, 山中 浩明原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 12 号 p. 1004-1009
発行日: 1990/12/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (641K)
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