巻号一覧
44 巻, 2 号
選択された号の論文の16件中1～16を表示しています
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尾股 定夫原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 83-90
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー本論文は、著者が先に試作した圧電型バイブロメータによる接触コンプライアンス測定の妥当性と若干の応用例について検討したものである。このバイブロメータは圧電素子と振動ピックアップで構成されているので、従来の動電型バイブロメータと大きく異なり、小型・軽量である。このバイブロメータをフォームラバー上に設置したときの振動性状及び接触コンプライアンス特性について、半無限弾性体理論を適用して定量的に解析した。また、土質工学や歯科理工学方面にこのバイブロメータを応用して、それぞれ粘土の強度や石こうの硬化特性と接触コンプライアンスの相関性について実験的に検討し、併せてその実用性についても考察した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (945K) -
小野 隆彦, 片山 広之, 鈴木 英男原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 91-95
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー本論文では、雑音に埋もれた周期信号の周期とパワースペクトルを検出する新しい方法として、クロススペクトルを用いた同期加算の方法を提案し、理論及び実験的検討を加えた。具体的には、本方法は雑音に埋もれた周期信号から、一定の時間遅れを持って2回信号をサンプリングし、この間のクロススペクトルを計算し、これを多数回同期加算するものである。また、本方法は、従来のトリガパルスを用いたパワースペクトル法と異なり、トリガパルスが不要である点にも一つの特徴を有している。理論的考察から、上述の方法で得たクロススペクトルは、周期信号のパワースペクトルに時間差と周波数の積に比例する位相の回転を与えたものと等しいことを導いた。次に、白色雑音に埋もれた2種の正弦波及び白色雑音に埋もれた短い周期のM系列信号から作成した周期雑音信号を対象として、実験的検証を行った。その結果、本方法は、雑音に埋もれた周期信号の周期及びパワースペクトルの精度よい検出に有効であることが分かった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (537K) -
片倉 景義原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 96-101
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー超音波ビームの走査により物体形状を描出する超音波撮像装置には撮像速度と解像度に密接な関係が存在し、2次元撮像においては解像度を2倍化することに対応して撮像速度が1/8に低下する。本報告では、短パルス信号による撮像に適した像再生手法につき述べ、その解像度の簡易導出法を紹介する。この手法を適用することにより見出された耐運動性の強い方式など数種の具体的撮像方式につき、予測された特性と数値シミュレーションによる結果との比較を行っている。最後に、撮像実験結果により本方式が視野全域における高解像度撮像に有効であることを示している。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (740K) -
上田 和夫原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 102-107
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー音色の表現語に階層構造が存在するかどうかを調べるための手がかりを得ることを目的として質問紙法による心理実験を行った。114語の音色表現語について、その使用頻度を7段階尺度で166名の被験者が評定した。主観的評定の結果に基づき、114語の中から50語が選択された。160名の被験者がこれらの表現語の主観的印象を次の四つの尺度--(1)具体的-抽象的、(2)単純-複雑、(3)客観的-主観的、(4)表現された音色を想起することの困難さ--により評定した。また、表現された音色の類似性を分類法により測定した。結果を多次元尺度法とクラスタ分析により分析した。分析結果から、音色表現語の階層構造が解釈された。本研究は人間の音色知覚機構について更に研究するための基礎となるであろう。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (780K) -
降旗 建治, 柳沢 武三郎原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 108-115
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー自動車交通騒音のうるささに関しては、従来から数多くの研究がある。その多くは、実験者があらかじめ定めた心理尺度を用いて検討されている。これに対して、ここでの心理尺度は、ある対象地域において、より多くの住民が自動車交通騒音の評価に対して日常よく用いている評価語の中から選定し、しかもL_<Aeq>との整合性のよいものを選定した。得られた評価尺度によれば、"気にならない"に対応するL_<Aeq>は40dB、"少しうるさい"は51dB、及び"うるさい"は62dBに相当している。更に、ここで得られた評価尺度を用いて、ある地域での等価騒音レベルの測定結果から、そこでの"うるささ"の程度が評価できること、またその逆にある地域での"うるささ"に関する調査結果から、そこでの等価騒音レベルが推定できることも確認している。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (927K) -
前原 直芳, 上羽 貞行, 森 榮司原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 116-121
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー多孔板型超音波霧化器は、多孔板のたわみ振動でそれに接する液体をノズルから噴霧する霧化機構であるので、粒径が均一、霧化効率が高い等の特徴がある。一方、実用上は空気等との混合比制御のため、噴霧量調節の簡単さと高い直線性が望まれる。そこでデューティ制御法の適用を試み、これに対する振動系の応答特性、デューティ周波数、液体供給系の諸条件、及び内圧の影響を実験的に検討した。その結果、排気パイプの液柱の高さと断面積及び内圧を適切に選ぶことにより、デューティ周波数30Hzにおいて、平均直線性誤差3%以下の高い直線性を保証して広範囲の噴霧能力制御を実現できることが明らかになった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (859K) -
佐藤 拓宋, 片岡 洋海, 山越 芳樹原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 122-129
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー位相共役波とは、もとの波面に対して複素振幅の位相項の符号が反転した波で、この波を用いるとレンズレスでの結像系や、音速が空間的に不均一な媒質を通しての精密な画像伝送系など多くの応用が考えられる。本論文では実用的な音響素子としての超音波位相共役波発生系を構成することを目的として、多数の微粒子を液体中に浮かべた微粒子セルを用いた新しい位相共役波の発生法を提案する。この方法は実時間ホログラフィの原理に基づくものであり高いS/Nでの位相共役波の発生が可能で、系の配置に対する制約も少ないという特徴がある。この方法の有効性を基礎的な実験により確認した後、位相共役波の一つの応用例を示した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1107K) -
福田 宏之原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 130-134
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
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泰地 秀信, 神崎 仁原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 135-139
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
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猪 忠彦原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 140-147
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
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関 英男原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 148-149
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
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藤崎 博也原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 150-
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
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山口 昌哉原稿種別: 本文
1988 年 44 巻 2 号 p. 151-163
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
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原稿種別: 付録等
1988 年 44 巻 2 号 p. 164-
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
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原稿種別: 付録等
1988 年 44 巻 2 号 p. 165-
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
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原稿種別: 付録等
1988 年 44 巻 2 号 p. 165-
発行日: 1988/02/01
公開日: 2017/06/02
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