巻号一覧
46 巻, 7 号
選択された号の論文の14件中1～14を表示しています
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劉 家祥, 安倍 正人, 城戸 健一原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 7 号 p. 523-530
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー二つのマイクロホンを用いて、クロススペクトル法により固定音源の位置を推定する際、妨害音としての移動音源に対しては両マイクロホン間の伝搬時間差が変化するが、固定音源に対しては変化しないため、移動音源の影響はクロススペクトルを多数回平均することにより減少でき、低S/Nの場合でも固定音源の位置を推定できるものと推測できる。しかし、平均回数と減少量の関係についての詳細な検討はまだ行われていない。そこで、本文では、計算機シミュレーションにより、移動音源の影響を定量的に検討した結果、クロススペクトルをどんなに多数回計算しても、道路騒音のような定常的な移動音源の影響は完全に0にすることはできないことが明らかにされた。また、この結果を実験によって確かめた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (869K) -
永田 仁史, 安倍 正人, 城戸 健一原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 7 号 p. 531-540
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー本論文では、センサアレイを使った音源位置の推定法について述べる。このような研究のほとんどは従来、到来波を平面波と仮定しており、球面波を仮定する場合のセンサアレイの特性についてはあまり議論されていない。そこで、球面波音場においてアレイによって形成される空間的な感度の分布、及びビーム幅等について計算機シミュレーションによって検討し、音源位置推定に適したアレイ形状を明らかにする。その結果2次元音場において最良の音源分離特性を持つことが明らかとなった円形のセンサアレイを用いてその空間的なエリアジング特性及び複数音源環境下での雑音抑圧特性について検討し、これを室内実験に用いて音源位置推定実験を行った結果も報告する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1079K) -
今野 和彦, 奥山 大太郎, 中鉢 憲賢原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 7 号 p. 541-547
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー超音波相関システムに周波数逓倍法を導入した新しいシステムについて述べている。まず、従来の相関法との比較について述べ本法により短い音波伝搬路長の変化からでも多くの相関出力周期に関する情報が得られることを示している。MHz帯の液体の音速測定のためのシステム構成について述べ水を用い、周波数2MHzにおいて周波数逓倍率を変えて行った実験例について述べている。この結果、本システムにより水の音速を文献値と0.03%程度の差で測定でき周波数逓倍法を用いない場合に比べ高精度で測定可能なことを述べている。また、波数解析法と組み合わせて用いることによりシステムの機械的な誤差の影響を軽減できることも明らかにしている。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (837K) -
山根 宏之原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 7 号 p. 548-552
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー本論文には、水中用に製作された縞モード矩形振動板を使用して、音波の放射面積を増大することによって、出力容量を増大する水中超音波音源について述べている。この音源は先に筆者らが開発した高効率、大出力容量の空中超音波音源を改良したものである。水中で使用する振動板の板厚は、周波数と λ/λ_F の値が同一の空中用の振動板の約24倍に増加する必要がある。このような振動板はホーン付振動子のホーン先端に、振動板の板厚を考慮した長さの一様棒を介してねじ結合することによって、容易に有限振幅で駆動することができた。試作した音源(28kHz)は高効率(約97%)で、大出力容量(音響出力約680W)であった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (636K) -
鯵坂 秀美, 中村 光彦原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 7 号 p. 553-558
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー磁界中に導電性の液体を置き、これに電流を通ずれば流体中に圧力を生じ、流体の運動は起電力を生ずる。この原理を海洋音響トランスジューサに適用した。すなわち、矩形ダクトの一対の対向内壁に電極板を設け、これと垂直に外部から磁界を与える。この研究ではダクト内部に食塩水を封入し、送波器としての実験を行い、音響ポートの一つが音圧開放された場合、及び閉塞された場合の二様について、送波特性を測定した。10kHzから100kHzに至る周波数帯の実験結果を、トランスジューサの等価回路から導き出した理論値と比較して、ほぼ満足すべき結果を得た。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (674K) -
泉 照之, 成清 辰生原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 7 号 p. 559-566
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー排気ダクトに取り付けられた共鳴形消音器の共鳴周波数を正確に調べるために、共鳴器頸部の管端補正について検討した。頸部の管端長は、共鳴室側と排気ダクト側の両方で補正される必要があるので、本論文では、ほとんど研究資料がない後者について実験的に調べた。実験は、直径2bの円形断面の頸部についてなされた。その結果、ダクト側の管端補正係数e_dは、頸部の長さに依存せず、ダクトの形状に関係することが分かった。また、直径2rの円形ダクト、一辺2hの方形ダクトにおいて、e_dとb/r、b/hの関係を明らかにした。更に、矩形ダクトについても調べた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (774K) -
長谷川 高陽, 武田 茂樹, 城戸 透, 井上 直樹, 松澤 喜一郎原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 7 号 p. 567-572
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー超音波発生用の振動子が作る音場についての研究は古く、Rayleigh以来今日まで多くの研究がある。単に自由音場そのものを計算するのであれば、従来の方法で差し支えはない。ところが、音場内に物体を置いたときそれによる散乱音場は、従来の理論では解析的に計算できないため、例えば近距離音場での音響放射圧などの計算も不可能であった。このような近距離音場の解析的な計算を可能とするためには、音場の速度ポテンシャルを直交関数で展開できることが望ましい。この方針のもとに本論文では、平面振動子が速度分布を持つ場合にも適用できる新しい近距離音場論を展開する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (647K) -
高田 省一原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 7 号 p. 573-574
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (255K) -
大賀 寿郎原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 7 号 p. 575-576
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (363K) -
肥後 矢吉原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 7 号 p. 577-583
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (961K) -
小野 雅敏原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 7 号 p. 584-590
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
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佐橋 政司, 小林 忠彦原稿種別: 本文
1990 年 46 巻 7 号 p. 591-598
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
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原稿種別: 付録等
1990 年 46 巻 7 号 p. 599-
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
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原稿種別: 付録等
1990 年 46 巻 7 号 p. 599-
発行日: 1990/07/01
公開日: 2017/06/02
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