日本大腸肛門病学会雑誌
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42 巻, 2 号
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  • 横山 昌樹
    1989 年 42 巻 2 号 p. 169-176
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    潰瘍性大腸炎, クローン病などの炎症性腸疾患 (IBD) における末梢血単球のtumornecrosisfactor (TNF) 産生能について検討を加えたところ, 潰瘍性大腸炎1086±729U/ml, クローン病1035±682U/mlと健常人130±70U/mlに比較してIBD患者において明らかにy進していることを知ることができた. そこでIBDの病態解明や治療薬の影響, さらには同患者における末梢血単球のLPS結合性についても検討を加え, それらの意義について考察を加えた. その結果, IBDの活動期においてTNF産生能はIL進する傾向を示し, サラゾピリンやステロイドなどによりdose dependentに抑制された. 一方, 末梢血単球のLPS結合陽性率は健常人が40.2%であるのに対し, 潰瘍性大腸炎が68.7%, クローン病が70.0%とIBD患者において明らかに高値を示した. 以上より, TNFがIBDの病態に深く関与していることが示唆された.
  • -膀胱・尿道内圧測定および膀胱造影を中心に-
    生駒 光博
    1989 年 42 巻 2 号 p. 177-189
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    直腸癌術後排尿障害発生の機序の解明を目的とし, 手術が排尿機能に及ぼす影響を解剖学的, 臨床的および尿水力学的に検討した. 剖検例の骨盤を用い排尿機能支配神経の走行を観察し直腸癌手術と神経損傷の関係を検討したが, 術式および郭清範囲により損傷を受ける神経の種類と程度に差がみられた. 臨床的に術後排尿障害の発生頻度をみると自尿開始遅延, 排尿困難持続, 尿意鈍麻および尿失禁は郭清範囲が広いほど高率に発生した. 尿水力学的検査の術後変化は, 膀胱内圧測定では初発尿意の遅延と膀胱 compliance 低下が, 尿道閉鎖圧曲線では最大尿道閉鎖圧の低下と後部尿道長の短縮がみられ, これらは郭清範囲の広い術式で高頻度に発生した. 逆行性膀胱造影では膀胱壁不整, 内尿道口開大および膀胱尿管逆流現象の所見がみられ, このうち膀胱壁の不整は膀胱 compliance の低下と, 内尿道口開大は後部尿道長短縮と関連づけられる所見であった.
  • -組織型と細胞性間質反応を中心に-
    滝沢 建
    1989 年 42 巻 2 号 p. 190-201
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    直腸癌の術後遠隔成績をより正確に反映する進行度分類の作成を目的として治癒切除例111例について組織型と細胞性間質反応を中心に検討を行い以下の結果を得た. なお, 優勢な組織像が高分化腺癌であるものを, 他の組織型が混在しないもの (well1), 腫瘍先進部に分化度の低い組織所見をみるもの (well2) の2型に分けた. 1) 組織型別にみると深達度とリンパ節転移には関連を認めず, 腫瘍の分化度が低いほど転移陽性率は高く, well2はwell1に比し40%高い転移陽性率であった. 2) 分化度が低いほど術後成績は不良であり, またwell1とwell2の5年生存率には約40%の差が認められた. 3) 分化度の低い腫瘍では細胞性間質反応が弱く, また進行度が進むほど間質反応 (-) 例が増加した. 4) 間質反応 (+) 例のリンパ節転移陽性率は低く, 術後成績が良好であった. 5) 多変量解析を用いた分析では, 深達度, 組織型, 間質反応, リンパ節転移, 静脈侵襲が重要な予後因子であった.
  • 土田 勇
    1989 年 42 巻 2 号 p. 202-214
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    直腸癌手術の適切な郭清範囲を決定する上での血管造影の有用性を知る目的で, 直腸癌手術摘出標本52例と下腸間膜動脈撮影像223例を対象とし, 壁深達度, 側方リンパ節転移について分析を行い, 以下の結果を得た. (1) 上直腸動脈の第1分析をまず明確に識別し, 次に癌巣内の直接所見と近傍の間接所見を詳細に読影することで, 壁深達度の判定が可能であった. (2) 壁外浸面積 (S-max) と壁外異常血管距離 (L-max) に正の相関関係を認めた. L-max≦10mmでは他臓器浸潤がなく, L-max>10mmでは浸潤ありとして処理すべきことが示唆された. (3) 中直腸動脈と癌腫との位置関係を4型に分類した. 癌腫の主要栄養動脈が中直腸動脈由来であれば, 側方リンパ節転移が多く, 中直腸動脈が癌腫より遠く離れ, 栄養動脈となっていない場合では転移はなかった. 以上より直腸癌手術の適切な郭清範囲を決定する上で, 血管造影は有用と考えられる。
  • 北川 達士
    1989 年 42 巻 2 号 p. 215-225
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    大腸癌培養細胞株3例および大腸癌臨床検体41例を対象として, bromodeaxyuridine (BrdU) 標識 DNA flow cytometry を行った. すなわち, FITC 抱合抗 BrdU monoclonal 抗体でS期細胞を in vitro にFITC標識し, さらに細胞核DNAをPI染色して, flow cytometer にかけ DNA ploidy を決定するとともに%Sを算出した. BrdUの取り込みは培養細胞株では middle S phase を中心に, 臨床検体では early および late S phase を中心にみられた. 臨床検体の検討では, 大腸癌部は正常平担粘膜に比べ有意に%Sが高く, 深達度 ss 以上の群も pm までの群に比し, 有意に%Sが高かったが, %Sと他の臨床病理学的事項の問には有意な関連は見いだせなかった. DNA ploidy は臨床病理学的所見ととくに関連はなく, diploid 群と aneuploid 群で%Sに有意差はなかった.
  • 志田 晴彦, 平岩 正樹, 山本 登司
    1989 年 42 巻 2 号 p. 226-233
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2010/05/07
    ジャーナル フリー
    1976年から1983年の間における154例を対象に, 結腸癌治癒手術後再発に関与する臨床病理学的因子について多変量解析 (林の数量化理論2類) を用い retrospective な検討を行った. 再発の有無との相関は (1) リンパ節転移. (2) 腸閉塞または穿孔. (3) 静脈侵襲. (4) 壁深達度の順に高かった. 再発形式別にみて相関の高い因子は, a, 遠隔再発ではリンパ節転移, 腸閉塞または穿孔, 静脈侵襲, b, 腹膜再発では腸閉塞または穿孔, 壁深達度, c, 局所リンパ節再発ではリンパ節転移, であった. 相関比は遠隔再発で最も高く, 腹膜再発で最も低かった. 偏相関係数の高い7因子による解析では判別的中率は86%, 相関比は0.39であった. 対象期間以後の治癒手術後再発例を判別式に当てはめると, 7/9が再発群と判定された. 以上より, 多変量解析が結腸癌の予後因子の評価や再発の判別に有用であり, 再発の予測への応用も可能と思われることを強調した.
  • 五十嵐 達紀, 秋本 伸, 羽生 富士夫
    1989 年 42 巻 2 号 p. 234-240
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    潰瘍性大腸炎における backwash ileitis (以下 backwash) について自験例を中心に臨床病理学的に検討した. backwash とは潰瘍性大腸炎 (以下UC) と類似した炎症が回盲弁を越えて連続的・び慢性に回腸に波及している場合と定義し, 1987年末までに経験したUC切除例60例中, 回盲部を十分に検索しえた45例を検索対象とした. 自験例ではbackwashの認められたものは13例で肉眼的所見として発赤, びらん, 潰瘍が回盲弁より連続性にみられ, 緩解期の例では輪状ヒダが失われ, なめし皮様にみられた. 組織学的には炎症の程度を軽度, 中等度, 高度に分類すると, 軽度7例, 中等度4例, 高度2例であった. 顕微鏡的には, 必ずしも炎症は連続性ではなくskip lesionとして認められることもある。更に, 回盲弁よりの病変範囲を見ると最短1.0cm, 最長29cm, 平均9.8cmであった. UC術後小腸炎の発生頻度をみるとbackwash (+) 群と (-) 群の間に有意差が認められ (P<0.001), backwashを伴ったUCでは, 回腸を十分に切除し術後は小腸炎の監視が必要と考えられた.
  • 大川 清孝, 中村 志郎, 橋本 秀親, 北野 厚生, 小畠 昭重, 松本 誉之, 日置 正人, 押谷 伸英, 小林 絢三
    1989 年 42 巻 2 号 p. 241-248
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    難治性潰瘍性大腸炎 (UC) に対する metronidazole (MTZ) の治療効果を検討した。対象はMTZを3カ月以上投与し9カ月以上経過を追えた難治性UC7例 (慢性持続型3例, 再燃後6カ月以上活動期にある型4例) である。罹患範囲分類は全大腸炎型3例, 左側大腸炎型2例, 直腸炎型2例である。全ての症例は salazopyrine と steroid (経口あるいは坐薬) の投与により緩解に至らず臨床症状を有していた。治療効果は臨床症状, 炎症反応, 内視鏡所見より判定したが, 投与3カ月後では著効4例, 有効1例, やや有効1例, 無効1例であり, 9カ月後では著効5例, やや有効1例, 無効1例であった。今回の検討では steroid に抵抗性であり, 長期の活動期間を有し重症度が軽い症例に効果がある傾向がみられた。作用機序やMTZの効くタイプをさらに明らかにするのは今後の課題と考えられるが, 難治性UCの一部にMTZが著効する症例があることは意義あることと考え報告した。
  • 寺嶋 洋子, 笠原 正男, 岩瀬 克己, 川瀬 恭平, 宮川 秀一, 三浦 馥, 中野 浩
    1989 年 42 巻 2 号 p. 249-255
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    直腸に2つの異なる腫瘍を併発した症例はきわめて稀である. 本症例は69歳女性で肛門出血を主訴として来院し, 大腸二重造影, colonfiberにて肛門論より3cm口側の直腸後壁に存在する広基性白色の腫瘤と肛門周囲には黒色の色素沈着を認めた. 腹会陰合併直腸切断術を施行し, 手術材料より病理組織学的検索を行ない悪性リンパ腫, びまん型B-cell, large cell κ typeと悪性黒色腫, 小円形細胞型の重複腫瘍と診断した。直腸原発悪性リンパ腫と肛門管部悪性黒色腫について主として病理組織学的ならびに免疫組織化学的検索を中心に若干の文献的考察を加えた.
  • 林 隆一, 吉川 宣輝
    1989 年 42 巻 2 号 p. 256-258
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    変形ストーマに対し, 有茎皮弁を応用し修正手術を行った. ストーマはマーキングがやや下方であり開口部が下方を向いており, また腹部皮下脂肪が厚く脱出腸管が短かかったため, 皮膚面が懸引され陥没型となっていた. これに対し, ストーマを茎部に含む約20cm×12cmの有茎皮弁をデザインし, さらに皮膚切除・脂肪切除を追加して変形を修正し良好な結果を得た. ストーマの変形の程度や周辺部の皮膚の状態によっては, 皮弁をデザインできないケースもあるが, このような局所皮弁は手術手技も容易であり, 治療期間も短く, 患者に与える侵襲も少ない. 変形ストーマの中には開腹手術なしに修正できるものも少なくないと思われ, 有茎皮弁など形成外科的手技は, 変形ストーマに対する有用な手術手技の1つと思われる.
  • 今村 洋, 菊池 友允, 蒔田 益次郎, 森 正樹, 飯田 富雄, 小豆畑 博, 熊沢 健一, 芳賀 駿介, 梶原 哲郎
    1989 年 42 巻 2 号 p. 259-263
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    潰瘍性大腸炎に肝膿瘍が合併することはまれとされている. われわれは肝膿瘍を合併した潰瘍性大腸炎の1例を経験し, 肝膿瘍を超音波下の穿刺ドレナージにより, 治癒させたので若干の文献的考察を加えて報告する. 患者は41歳男性で血性下痢を主訴として来院, 臨床所見および注腸X線, 大腸内視鏡検査所見より, 全大腸型の潰瘍性大腸炎と診断した. サラゾピリン投与を開始し, 症状の改善をみたがしばらくして発熱を認め, 検査上では白血球増多と胆道系酵素の上昇を示したため腹部超音波検査, CT検査を施行したところ潰瘍性大腸炎に合併した肝膿瘍と診断された. 直ちに治療法として超音波映像下に経皮経肝的にドレナージを行い, さらに抗生物質を投与した. その後解熱, 膿瘍の縮小を認めたため, 約2ヵ月でドレナージチューブを抜去し, 潰瘍性大腸炎も寛解したため退院した. 現在外来で経過観察中であるが再発はみていない。
  • 宇都宮 利善, 篠原 央, 別所 隆, 高浪 厳, 鈴木 卓, 飯尾 宏
    1989 年 42 巻 2 号 p. 264-268
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    クリプトコックス症はCryptococcs neoformansによって惹起される, 亜急性ないし慢性感染性疾患の総称である. これらの疾患は主として中枢神経系, 呼吸器系臓器および皮膚などを侵すことが多く, 消化管に発症した報告はほとんどない. 著者らは66歳男性の結腸間膜に発症したクリプトコックス症の臨床経過について報告した。患者は初診時右下腹部腫瘤以外の自覚症状を欠如し, 各種X線検査の結果, 良性腸間膜腫瘍を疑われて手術された. 腫瘤は上行, 横行結腸間膜領野に存在し, 大きさは11.0×6.0cm, 境界は比較的明瞭であり, 硬度は弾性軟であり, 軽度の波動性が認められた. 切除標本の病理組織学的所見はクリプトコックスによる嚢胞形成と診断された. 手術後の経過は順調であったが, 10年後に胃癌のため死亡した. 剖検においてクリプトコックス症の病変は認められていない.
  • 安永 昭, 藤島 宣彦, 松本 興三, 古沢 毅, 林 逸郎
    1989 年 42 巻 2 号 p. 269-272
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    内視鏡的 polypectomy により確定診断を得た直腸 carcinoid 3症例を経験したので報告する. 症例1は38歳男性, 主訴は排便時出血. 症例2は57歳男性, 主訴は左下腹部痛. 症例3は45歳男性, 主訴は便潜血陽性. いずれも大腸内視鏡施行時に肛門縁より4cm~5cmに大きさ0.5cm~1cmまでの小隆起性病変を認め polypectomy を施行した.
    病理組織学的検索にて, carcinoid 腫瘍の確定診断を得た. 曽我の分類で3症例ともA+B+Cの混合型を呈し, Grimelius 染色陽性, Fontana Masson 染色陰性であった.
    一般に直腸 carcinoid の治療に関しては腫瘍の大きさが2cm以上であれば根治術, 1cm~2cmのものは筋層を含めた局所切除, 1cm以下のものは内視鏡的 polypectomy あるいは fulguration といわれている. 臨床的, X線学的に診断をつけにくい, 特に1cm以下の直腸 carcinoid に関しては, 内視鏡的 polypectomy が診断ならびに治療の面でも有用であると考える.
  • 林 繁和, 栗田 恭充, 福嶋 俊郎, 古川 剛
    1989 年 42 巻 2 号 p. 273-279
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2010/02/05
    ジャーナル フリー
    潰瘍性大腸炎における抗アレルギー剤 disodium cromoglycate (DSCG) の臨床効果を検討した. 対象は臨床症状, 経過, 大腸X線・内視鏡所見などより, 潰瘍性大腸炎と診断された19例で, その背景因子は男女比7 : 12, 初診時年齢13-65歳平均28.3歳, 全大腸炎型6例, 左側大腸炎型9例, 直腸炎型4例, 重症2例, 中等症6例, 軽症11例, salicylazosulfapyridine (SASP) 併用3例, ステロイド剤併用1例, 入院5例, 外来14例, 既往歴・家族歴にアレルギー疾患を有するもの8例であった. 重症度に応じて1日240-600mgの DSCG を経口的に投与し, 投与前後の症状, 血液所見, 内視鏡像の推移から DSCG の臨床効果を検討した. 投与2カ月後に内視鏡的に緩解に至った例は1例にすぎないが19例中12例までは症状は消失し, 米井らの治療効果判定基準では19例中14例は著効ないし有効であった. 無効5例のうち2例はその後緩解しており, 最終的にまったく効果を示さなかったものは2例にすぎず, きわめて高い有効率であった. 潰瘍性大腸炎の発症には即時型アレルギーの関与が強く示唆されており, 肥満細胞の脱顆粒を抑制する DSCG は潰瘍性大腸炎の治療薬として広く用いられることが期待される.
  • 鈴木 紳一郎, 河野 一男, 松島 善視, 鈴木 信夫, 衣笠 昭, 鈴木 和徳, 大見 良裕, 辻仲 康伸, 松島 誠, 松本 昭彦
    1989 年 42 巻 2 号 p. 280-287
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    深部痔瘻, 深部直腸肛門周囲膿瘍の術前検査として経直腸的超音波検査を20例に施行しその部位的診断について検討した. 画像上, 直腸固有筋層, 肛門挙筋, 内外括約筋が描出され, それらを指標とすることにより客観的に病変部位を確認し, 分類診断が得られた. またいわゆる直腸狭窄を形成する瘻管自身は粘膜下層に存在することの多いことが判明した. 深部痔瘻, 深部直腸肛門周囲膿瘍に経直腸的超音波検査は容易で, 患者の負担も少ない. また本法は痔瘻の悪性変化が疑われる場合の超音波下吸引細胞診や直腸肛門周囲膿瘍の確実な切開排膿法にも利用される. 直腸肛門部の深部痔瘻, 膿瘍は術前超音波検査を用いることにより客観的な部位診断が可能となった.
  • 痔瘻の再発
    1989 年 42 巻 2 号 p. 288-319
    発行日: 1989/03/25
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
  • 1989 年 42 巻 2 号 p. e1
    発行日: 1989年
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
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