The Japanese Journal of Antibiotics
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37 巻, 5 号
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  • 宮川 征男, 後藤 甫, 中下 英之助, 福田 和夫, 濱本 隆一, 井上 明道, 三宅 茂樹, 西田 秀樹, 馬野 育次, 中村 勇夫, ...
    1984 年 37 巻 5 号 p. 787-790
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    前立腺あるいは膀胱の炎症性疾患の治療の際, 化学療法剤のこれらの臓器への移行性を考える必要がある。今回われわれは, Cefmenoxime (CMX) の前立腺及び膀胱壁組織への移行性について検討したので報告する。
  • 昭和及び和光1濃度ディスク感受性結果の比較とその定量的利用への考察
    植手 鉄男, 松尾 清光
    1984 年 37 巻 5 号 p. 791-801
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    The in vitro activity of cefmenoxime (CMX) was determined using agar dilution at inoculum level of 106cfu/ml against 333 clinical bacterial isolates. CMX was highly active against Escherichia coli, Klebsiella pneu-moniae, Proteus mirabilis, Enterobacter aerogenes and Haemophilus influenzae and also Streptococcus Pyogenes and Streptococcus pneumoniae with MIC values in the range of 0.024 to 3.13μg/ml. Against Staphylococci and Serratia marcescens, CMX showed the antimicrobial activity with MIC90 6.25μg/ml. However, CMX was not active against Pseudomonas aeruginosa and Acinetobacter anitratus and exhibited no useful activity against Streptococcus faecalis. Reliability of CMX disc diffusion susceptibility test for quantitative estimation of the antimicrobial activity was also investigated, using 8mm diameter disc (Showa) and 6 mm diameter disc (Wako), both of them containing 30μg of CMX. These disc susceptibility test results were well correlated with MICs, capable of utilizing CMX disc susceptibility test for the estimation of proper administra-tive dose of CMX.
    Using 6mm diameter disc containing 30μg CMX, FucHs et al.14) have proposed the following tentative zone size break points: ≥22mm=MIC 8μg/ml, susceptible; 15 to 21mm=MIC 16-32μg/ml, moderately susceptible (intermediate); and≤14mm=MIC≥32μg/ml, resistant. In this investigation, the following zone size break points have preferred:≥25mm=MIC≤3μg/ml (+++); 20 to 24mm=MIC>3-15μg/ml (++); 16 to 19mm=MIC>15-60μg/ml (+) and≤15mm=MIC≥60μg/ml (-). Based on CMX pharmacokinetic data currently available, MIC break points proposed,≤53μg/ml and≤15μg/ml, would be useful for estimating the administrative dose of this antibiotic to obtain the effective blood level (e.g. the bacteriostatic activity in serum 1:≥8 for treatment of severe infection).
  • 滝井 昌英, 児玉 武利, 乙成 孝俊
    1984 年 37 巻 5 号 p. 802-806
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    Netilmidn (NTL) は, 米国シェリング社の開発した新しいアミノ配糖体系抗生物質で, Sisomicin (SISO) の1位のアミノ基がエチル化された構造を持ち, 腎毒性と聴器毒性が軽減されている。
    我々は菌血症3例, 尿路感染症3例, 呼吸器感染症5例の合計11例にNTLを使用し, その臨床効果について検討したので報告する。
  • 宇野 伸郎, 南 信行, 田中 公, 片山 直之, 神尾 典彦, 片岡 吉貴, 太田 千鶴子, 康 龍男, 大野 敏之, 影山 慎一, 岩田 ...
    1984 年 37 巻 5 号 p. 807-816
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    急性骨髄性白血病, 急性リンパ性白血病, 悪性リンパ腫, 慢性骨髄性白血病, 慢性リンパ性白血病, 多発性骨髄腫, 悪性細網症などの疾患は, 宿主免疫不全状態であるうえに, 治療により末梢白血球数の減少を伴い感染症を合併しやすいことは周知のとおりである。
    これら疾患の治療は各種抗白血病剤の開発に伴い進歩をとげてきた。一方, 血小板, 自血球などの成分輸注, 及び無菌室や強力な抗生物質投与などの補助療法の改良に伴い, 治療成績が延びていることは言うまでもない。
    急性白血病の二大直接死因は出血と感染であり, 表1は, 昭和50年~56年に当科で経験した非リンパ性白血病44例の死因を示した成績で, 昭和50年~53年までは感染死が24例中5例 (20.8%) であったのに対して, 昭和54~56年までは20例中10例 (50%) と増加してきた。昨今, 血小板輸注により出血死が減少傾向にある反面, 感染死が増加しており, 合併感染症の治療の成否が, 急性白血病の予後を左右する大きな要因となっている。
    第2世代セフェム系薬剤のうち, 基本抗菌力が強く, β-ラクタマーゼ産生株にも相当程度の活性を示すCefotiam (商品名パンスポリン, 以下CTM) は, 免疫正常者の感染症に対する第1次選択薬剤として理想に近い1)。第3世代セフェム系薬剤がグラム陽性菌のブドウ球菌に対する抗菌力では劣ることが判明するにつれ, CTMに対する注目が集まつている。
    今回, 我々は造血器疾患の経過中に合併した難治性感染症に対してCTMを中心に多剤併用療法を施行し, その臨床効果, 副作用について検討する機会を得たのでその結果を報告する。
  • 中富 昌夫, 佐久川 広, 下地 克佳, 兼島 洋, 新垣 民樹, 浦崎 政仁, 伊良部 勇栄, 大宜見 辰雄, 真喜志 金造, 金城 勇徳 ...
    1984 年 37 巻 5 号 p. 817-822
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    Ceftizoxime (CZX), a parenteral cephalosporin derivative belonging to the so-called third generation cephalosporin is reported to have a broad antibacterial activity, particularly against Gram-negative aerobic bacilli and some anaerobes, such as Bacteroides fragilis and a good stability to is-lactamases.
    Clinical study was performed on a total of 20 cases, 9 females (1 case had urinary tract infection 3 times) and 11 males, aged from 27 to 82 years.
    All patients had the underlying diseases. They were bronchial asthma in 3 cases, influenza in 1, chronic pulmonary emphysema in 1, pulmonary fibrosis in 1, chronic bronchitis with strongyloidiasis in 1, lung cancer in 3, esophagus cancer in 2, stomach cancer in 1, hepatoma with urolithiasis in 1, liver cirrhosis with diabetes mellitus in 1, alcoholism with strongyloidiasis in 1, cholelithiasis in 1 and congestive heart failure in 1, respectively.
    Clinical diagnoses for infections were 2-acute bronchitis, 2-exacerbation of chronic bronchitis, 2-bronchopneumonia, 2-pneumonia including one suspected case, 1-obstructive pneumonia, 2-secondary pulmonary infection, 1-pulmonary infection, 3-urinary tract infection (UTI), 1-UTI with sepsis, 1-sepsis, 1-sepsis with purulent meningitis, 1-biliary tract infection and 1-infected bronchoesophageal fistula.
    CZX was given by intravenous drip infusion, at a dose of 1 to 2 g, twice daily for 3 to 15 days. Because of severity in infections and underlying diseases, some cases were treated either steroid, r-globulin preparations or other antibiotics in combination with CZX.
    Twelve out of 15 cases assessed clinically responded satisfactorily to the treatment and efficacy rate was 80.0%. From the microbiological point of view, 3 strains of Haemophilus influenzae, 3 of Escherichia coli, 4 of Klebsiella pneumoniae, 2 of Enterobacter cloacae, and 1 of Proteus mirabilis were eradicated. One out of 2 strains of Acinetobacter calcoaceticus was also eradicated. Two strains of Pseudomonas aeruginosa, 1 of Pseudomonas maltophilia and 1 of Enterobacter aerogenes were still persistent after treatment.
    One strain of Streptococcus pneumoniae was eliminated. Staphylococcus aureus was decreased in number after CZX therapy in 1 case. Streptococcus faecalis was not changed in number in 1 case.
    Effectiveness of CZX was clinically evaluated as good or excellent in 4 (66.7%) out of 6 cases who had responded unsatisfactorily to other antibiotics treatment, such as cephalexin, minocycline, ampicillin, piperacillin, cefotiam and AC-1370.
    Decreased values of hemoglobin and hematocrit in 3 cases seemed to be due to underlying DIC and malignancies. Thrombocytopenia in 1 case was due to DIC.
    Elevations of S-GOT and S-GPT values were noted in 7 cases, and 6 of them were also due to underlying diseases or combination drug. Remainder was transient.
    From the above mentioned results, this drug is considered to be one of the useful antibiotics for the treatment of Gram-negative bacterial infections developed in immunocompromised hosts.
  • 井手上 邦雄, 守 且孝, 池井 聡, 山根 隆明, 片渕 茂, 市原 知文, 酒本 喜与志, 森永 博史, 金光 徹二, 別府 透, 箕田 ...
    1984 年 37 巻 5 号 p. 823-828
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    Cefoperazone sodium (以下CPZと略す) はグラム陽性菌, グラム陰性菌及び嫌気性菌に対して幅広い抗菌スペクトラムを有し, 特に従来のセフェム系抗生物質がほとんど抗菌力を示さないPseudomonas aeruginosaに対しても強い抗菌力を有し, Serratia,Indole (+) Proreus,Citrobacter,Enterobacterに対しても従来のセフェム系抗生物質より強い抗菌力を示すことが認められている1, 2)。
    今回外科領域における術後感染症として頻度の高い手術後創感染, 腹腔内感染に対してCPZの有効性と安全性を評価するために, 熊本大学第2外科及び関連施設において臨床的検討を行つたので報告する。
  • 伊藤 章, 松村 正典, 佐野 文彦
    1984 年 37 巻 5 号 p. 829-834
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    慢性気道感染症は, 一般に慢性呼吸器感染症と呼ばれ, 気管支, 細気管支に炎症を生じ, 慢性に経過する細菌感染症で, 肺の生理学的面からは閉塞性呼吸器疾患と呼ばれ, 慢性の細菌感染を呈する。
    症状としては, 発熱 (生じないこともある), 咳, 膿性痰を主症状とし, 呼吸困難,チアノーゼなどの症状を伴うこともある。
    この疾患に含まれるものは, 慢性気管支炎, 肺気腫, びまん性汎細気管支炎, 気管支拡張症が主なもので, 病型としては, 急性増悪型と慢性感染型がある。
    起炎菌は, 松本1~4)によればインフルエンザ菌が第1義の菌であり, 次いで肺炎球菌, 緑膿菌となつており, これらの菌に対する化学療法が重要となつてくる。
    インフルエンザ菌, 肺炎球菌に対する化学療法としては, Penicillin系抗生剤が第1選択剤となる。又, 緑膿菌に対しては, 抗緑膿菌用Penicillin, Aminoglycoside系抗生物質, アミノ配糖体の単独あるいは併用が主体となる。
    今回我々は, 慢性気道感染症に対し, Penicillin系抗生剤であるCarbenicillin (CBPC) を投与し, これらの成績について検討した。
  • 西村 忠史, 岩井 直一, 本廣 孝
    1984 年 37 巻 5 号 p. 835-846
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    近年, 各科領域でグラム陰性桿菌感染症の増加が指摘されている。小児科領域も例外ではなく, 特に種々の基礎疾患を有するものに発症することが多く, 治療上極めて難治性である特徴を持つている。一方, 新しい抗生剤の開発を始めとして種々の角度から治療の努力がなされており, 特に, β-Lactamaseに安定なCePhem系抗生剤の開発には目をみはるものがある。すでに幾種のものがそれぞれの特徴を生かして臨床的に使用されているが, 一部のグラム陰性桿菌に対しては, 抗菌力の点で若干不安な面が残されている。従つて, 新しいCephem系抗生剤が登場した現在でも, アミノ配糖体系抗生剤が使用される頻度は, 思つたほどには低くなつていない。
    一般に, アミノ配糖体系抗生剤では有効血中濃度と中毒濃度が接近しており, 投与する際には, 投与量, 投与回数等に慎重な配慮が必要である。すなわち, 投与量が少ないと効果は得られず, 逆に多いと, 腎毒性や聴器毒性などの副作用をおこす危険性がある。従つて, 投与中は血中濃度のMonitoringを行うのが最も望ましいとされているが, 日常診療では困難な場合が多い。従つて, 従来から血中濃度について薬動力学的解析を行い, それに基づいて適正な投与法を検討することがなされてきた1, 2)。
    今回, 我々は, 小児においてSisomicin (SISO) 筋注時の血中濃度及び尿中濃度を測定し, 薬動力学的解析を行い, 適正な投与法について検討したので報告する。
  • (I) マウス及びラットにおける急性毒性
    暮部 勝, 横田 正幸, 佐々木 斉, 渡辺 宏, 伊藤 高志, 石渡 信由
    1984 年 37 巻 5 号 p. 847-853
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    新規Cephamycin系抗生物質のMT-141はFig. 1に示す化学構造を有する1)。その特徴はC-7に (2S)-2-Amino-2-carboxyethylthioacetamido残基を, C-3に1-Methyl-1H-tetrazol-5-yl-thiomethyl残基を有することである。本剤は, 細菌産生のβ-Lactamaseに対し安定であり, 多種類のグラム陽性菌やグラム陰性菌に有効で, 広範な抗菌スペクトラムを示す2, 3)。今回, 著者等はMT-141のマウスとラットにおける急性毒性を検討したので報告する。
  • (II) ラットにおける亜急性毒性
    暮部 勝, 横田 正幸, 湯田 康勝, 佐々木 斉, 新里 鉄太郎, 渡辺 宏, 早坂 弘康
    1984 年 37 巻 5 号 p. 855-889
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    MT-141は広い抗菌スペクトラムを有する1) 腎排泄型2) のCephamycin系抗生物質である。マウス及びラットにおける急性毒性試験でMT-141のLD50値は比較的高く, 単回投与では問題となるような特異的な毒性は認められないが, 高用量で軽度の腎毒性を示唆する結果が得られている。又, Ceftazidime (CAZ), Cefazolin (CEZ), Cefotetan (CTT), Cefmetazole (CMZ), Latamoxef (LMOX) 及びCefoperazone等のCephem系抗生物質の急性毒性において性差が報告されているが4~8), MT-141でも非常に軽度であるが静脈内投与のLD50値が雄よりも雌で低い傾向にあり, 性差の存在が疑われる3)。そのようなことから, 雌雄のラットでMT-141の連続投与の影響を詳細に検討することにした。
    従つて, 今回は雌雄のラットにおける亜急性毒性をMT-141の筋肉内及び静脈内投与で検討した結果を報告する。
  • (III) ラットにおける慢性毒性
    暮部 勝, 横田 正幸, 川音 晴夫, 新里 鉄太郎, 渡辺 宏, 早坂 弘康
    1984 年 37 巻 5 号 p. 890-917
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    MT-141は広い抗菌スペクトラムを有する腎排泄型のCephamycin系抗生物質である1)。そのマウス, ラット等における急性毒性2)及び筋肉内 (i. m.), 静脈内 (i. v.) 投与でのラットにおける亜急性毒性8) について著者等はすでに報告した。
    それらの結果ではマウス急性毒性におけるMT-141のLD50値はLatamoxef, Ceftazidime, Cefotetan等のLD50値と大略同程度であつた2, 4~6)。ラット亜急性毒性試験において最大無作用量は雌雄共にi. m. 投与で800mg/kg/日であり, i. v. 投与で400mg/kg/日であつた3)。しかしながら, それら以上の用量でも30日間の亜急性毒性では特異的な毒性所見は認められなかつた。従つて, 今回の試験では雌雄のラットにMT-141を182日間i. m. 投与し, その毒性を検討した。
  • 平野 文也, 神藤 康弘, 御船 曜子, 前田 広子, 村田 信二郎
    1984 年 37 巻 5 号 p. 918-926
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    新規セファマイシン系抗生物質MT-141の変異原性を遺伝子, 染色体の両面から検討した。
    In vitro微生物遣伝子突然変異試験では, MT-141は検定菌として用いたEscherichia coli WP2 (uvr A) 及びSalmonella typhimuriumTA 1535, TA 1537, TA 1538, TA 100, TA 98のいずれに対しても突然変異を誘発しなかつた。又, S9 mixの添加による代謝活性化法においても突然変異を誘発しなかつた。
    小核試験では, MT-141は投与6時間後及び30時間後でも多染性赤血球の小核保有率を有意に上昇させなかつた。
    優性致死試験では, MT-141にはいずれの投与群においても, 8週間の交配期間中に優性致死誘発作用は認められなかつた。
  • 単回投与後の分布, 代謝及び排泄
    小宮 泉, 石塚 恒雄, 西尾 元宏, 村田 信二郎, 江角 凱夫, 鷲野 亨, 松永 京子, 三次 孝一, 横島 徹熹
    1984 年 37 巻 5 号 p. 927-937
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    MT-141は広範囲のグラム陽性菌及び陰性菌に強い抗菌力を示すと共に, 各種細菌産生のβ-ラクタマーゼに対し安定な新規セファマイシン系の抗生物質である。
    すでに, ウサギ, イヌにおけるMT-141の生体内動態1, 2), 及びイヌ, ラットにおけるMT-141の腎排泄機構3)について報告してきた。今回著者らは, 14Cで標識したMT-141をラットに単回投与し, 投与後の薬物動態を詳細に検討したので報告する。
  • 反復投与後及び雌性ラットにおける単回投与後の分布及び排泄
    小宮 泉, 石塚 恒雄, 西尾 元宏, 村田 信二郎, 江角 凱夫, 鷲野 亨, 松永 京子, 高市 松夫, 横島 徹熹
    1984 年 37 巻 5 号 p. 938-949
    発行日: 1984/05/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    前報1)において, 著者らは雄性ラットにおける単回投与後の14C-MT-141の生体内動態について報告した。今回は, 雄性ラットの反復投与後の生体内動態について報告すると共に, 雌性ラットにおける単回投与後の生体内動態, 特に妊娠ラットにおける分布, 胎仔移行について報告する。
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