The Japanese Journal of Antibiotics
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40 巻, 9 号
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  • 島田 馨
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1537-1548
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
  • 真下 啓明
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1549-1565
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
  • 海老原 和雄, 西川 清広, 柴崎 千恵子, 高橋 克俊, 松田 明
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1566-1570
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    7, 12-Dimethylbenz (a) anthracene (DMBA) を尾静脈投与後75日目から, Peplomycin (PEP), Bleomycin (BLM) 及びDoxorubicin (Adriamycin, ADM) を週3回, 計24回皮下投与し, DMBA誘発乳癌に対する抗腫瘍効果を比較した。薬剤投与開始時点ですでに存在していた腫瘍の増殖をPEPは強く抑制した。又, 治療前後の腫瘍体積の比による個々の腫瘍の効果判定においても, PEPは有効性を示した。すなわち, 対照群に比べ, PEP投与群では増大した腫瘍数は著しく少なく, 不変例数が増加していた。更に, 対照群にはみられなかつた消失例や縮小例が得られた。又, PEPは投与期間中に新たに発生した腫瘍の増殖も強く抑制したが, その発生時期の遅延効果は小さかつた。このPEPの抗腫瘍効果の程度は親化合物であるBLMより強く, ADMと同程度であつた。
  • 腎機能障害患者において
    公文 裕巳, 那須 良次, 大森 弘之, 児玉 裕敬, 小西 裕子
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1571-1583
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    新しく開発された注射用Carbapenem系抗生物質配合剤Imipenem/Cilastatinsodium (IPM/CS) を種々の程度の腎機能障害を有する患者12名に1回もしくは9回連続投与し, Peptidesの尿中排泄に対する影響をPeptides由来のアミノ酸を測定することにより検討した。
    1.単回投与試験
    軽度障害患者ではGlycine (Gly) の短時間且つわずかな増加を認めただけであるが, 中等度及び高度障害患者ではPeptides由来のアミノ酸の種類と共にその量も増大した。
    中等度及び高度障害患者の両Group共に増加量が多いアミノ酸はAsparticacid (Asp), Glutamicacid (Glu), Gly, Alanine (Ala) であつた。このうち量の増加が最も著しかつたアミノ酸はGlyで, 投与前のControlと比べると2.4倍, 増加量は1.029μM/mgcreatinine・2hrsであつた。
    増加量の少ないアミノ酸は投与後10~12時間までに, 又, 増加量の多いアミノ酸でも投与12~24時間でほぼ投与前のLevelに復した。
    2.連続投与試験
    中等度障害患者において, 1, 5, 9, 回投与のいずれも増加したアミノ酸はAsp, Glyであつた。
    増加したアミノ酸はほとんど投与後10~12時間もしくはそれ以前に投与前の正evelにもどつており, 連続投与に伴う増加傾向はみられなかつた。
    以上の結果から, Dehydropeptidase-I阻害剤Cilastatinsodium (CS) は腎機能障害患者において, 主にAsp, Glu, Gly, Alaからなると推察されるPeptidesの尿中排泄を増加させていることは明らかであり, 微量且つ一過性とはいえ, 中等度, 高度の障害例に本配合剤を投与する際には, 投与量, 投与間隔を十分に考慮する必要があると考えられた。
  • 本廣 孝, 織田 慶子, 荒巻 雅史, 川上 晃, 田中 耕一, 古賀 達彦, 島田 康, 冨田 尚文, 阪田 保隆, 藤本 保, 西山 亨 ...
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1584-1616
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    キノロンカルボン酸系の経口用合成抗菌剤であるNorfloxacin (NFLX) を22歳から25歳, 体重53.0~84.0kg, 平均67.0kgの健康男性に本剤1回量200mgを1日3回, 毎食後 (投与開始日は昼食後, 夕食後の2回, 投与終了日は朝食後の1回) 延べ6日間, 実質5日間経口投与し, 投与開始前5日, 投与開始日, 投与開始3日後, 投与開始5日後 (投与終了日), 投与終了3, 5, 10, 20日後における糞便内細菌叢への影響をみると共に糞便内濃度を測定し, 7例の糞便から分離した種々の細菌のNFLXとNalidixicacid (NA) に対する薬剤感受性を実施, 副作用及び臨床検査値への影響について検討したところ, 次のような結果が得られた。
    1. 好気性菌ではEnterobacteriaceae中Escherichia oli, Klebsiellasp., Cimbactersp., Enteroibactersp.は本剤の投与により一過性に有意の減少か消失例がみられ, E.coli以外の3菌種は投与終了後分離例が多くなる傾向を示し, Pmeussp.では一定の傾向を示さなかつた。Enterobacteriaceae全体でみた場合, 投与開始3日後と投与開始5日後 (投与終了日) に検出例はそれぞれ4, 2例と減少し, その後分離例は漸次増加, 平均菌数も投与開始前の菌数に回復した。その他のグラム陰性桿菌ではPlesiomonass P.は一定の傾向になく, Pseudomonass P.は投与開始3日後と投与終了3目後に検出例は各々6, 5例と増加がみられた。グラム陽性菌ではStaphylococcus sp.は投与開始3日後に分離例は減少し, 投与開始5日後 (投与終了日) と投与終了3日後の検出例はそれぞれ5例, 全例と増加し, その後分離例は減少した。Enterococcus sp.では変化がなく, Micrococcussp.とYeastlikeorganisms (YLO) も一定の傾向を示さなかつた。総好気性菌は全検索日にすべてから検出され, その平均菌数で変化を示す傾向はなかつたが, 個々の例でみた場合には投与開始後有意の減少を示す例があつた。
    2.嫌気性菌中Bacteroides fragilisは全例がすべての検索日で分離され, B.fragilis以外のBacteroi4esは投与開始5日後に検出されない例が1例あつたが, 他の7検索日ではすべてから分離され, 両者共にその平均菌数に変化はなかつたが, 投与開始後Caseごとにみた場合には両菌種共に有意の減少を示す例があつた。Bifidbacteriumの平均菌数は投与開始3日後, 投与開始5日後と投与終了3日後に有意の減少がみられ, その他の検索日では変化はなかつたが, 個々の例でみた場合には検索日によつて有意の減少を示す例があり, Lactobacillusでは一定の変化を示さなかつた。Clostridium difficile以外のLecithinase (-) Clostridiumは投与終了5日後まではすべてから検出されず, 投与終了10, 20日後に各々4, 3例から分離され, Lec.(+) のClostridiumは投与開始3日後と投与終了5日後に分離例は増加した。C.difficileは投与開始5日後 (投与終了日) までと投与終了10, 20日後は全例から検出されなかつたが, 投与終了3日後と投与終了5日後はそれぞれ4, 5例に分離され, そのいずれからも糞便中のC.difficile D-1毒素が検出され, C.difficileが分離されなかつた2例中1例からも投与終了20日後には糞便中のC.difficileD-1毒素が検出され, C.difficileの分離例と糞便中のC.difficile D-1毒素の検出例は多かつたが偶然性も考えられ, 今後例数を増しての再検討が必要である。Peptococcaceaeはいずれの例も全検索日で分離され, 平均菌数での変化はなかつたが, Caseごとにみた揚合には投与開始後に分離例が減少する傾向を示した。総嫌気性菌全体では投与開始3日後の平均菌数は有意に減少し, その後の検索日では変化がみられなかつたが, 個々の例でみた場合には有意の減少を示した例があつた。
    3.糞便内細菌叢への影響を観察した同じ7例の糞便中濃度では投与開始3日後, 投与開始5日後 (投与終了日), 投与終了3日後各々の平均は520.7,923.0, 101.4μg/gで, 投与開始5日後 (投与終了日) が最も高濃度を示し, 投与終了5日後の3例が0.6~363μg/gで, 4例は検出限界以下, 投与終了10, 20日後はいずれの例も検出限界以下であつた。
    4.本剤投与例の糞便から検出された種々の細菌の接種菌量106cells/mlのNFLXとNAに対する薬剤感受性ではNFLXはグラム陽性球菌及びグラム陰性桿菌共に今日までの報告と同じくNAより優れたMICを示す傾向にあり, 分離株を各菌種ごとにわけ投与開始前, 投与中, 投与後につきMICの変化をみたところ, 対象株数は少なかつたが, Staphylococcusaums, Coagulase-negative Staphylococci, Enterococcus faecalis, Enterococcus faecium, E. coli, Citrobacter freundii, Acinetobactercalcoaceticusの7菌種で観察でき, coagulase-negative Staphylococciだけで両剤共に投与開始前の分離株から投与中, 投与後の分離株で, MICが大を示す株があつた。
    5. C.difficileが投与終了後5例から, 糞便中のC読がcileD-1毒素が6例から検出されたが下痢などの消化器症状やその他の副作用の出現例はなく, 臨床検査値への影響では1例にGPTの軽度異常上昇がみられた。
  • 相馬 彰, 山下 幸紀, 石川 睦男, 萬 豊, 浅川 竹仁, 清水 哲也, 芳賀 宏光, 斉藤 聰史, 斉藤 豊一, 長谷川 天沫, 鳥居 ...
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1617-1623
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    今回我々はCefuzonam (CZON, L-105) の臨床応用として子宮内膜炎, 子宮溜膿腫, 附属器炎・腹膜炎など計11例の産婦人科領域の感染症に本剤の投与を試みた。その結果, CZONの1回1~29, 1日2回投与で11例全例に有効以上の成績が得られ, 臨床検査で1例にGOT, GPTの軽度上昇を認めた以外, 副作用は認められなかつた。
    以上の臨床的検討結果から, 本剤は産婦人科領域の感染症に対し有用性が高い薬剤であると判断された。
  • 堀井 高久, 野田 起一郎
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1624-1627
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    新しく開発されたセフェム系抗生物質であるCefuzonam (CZON, L-105) の基礎的, 臨床的検討を行い以下の結果を得た。
    1.CZON19を点滴静注投与し, 内性器組織内濃度及び骨盤死腔液中濃度を測定した。
    投与後80~270分の各内性器組織内濃度は平均0.58~0.75μg/gであつた。又, 骨盤死腔液への移行は良好で, 4時間後, 8時間後は平均でそれぞれ7.38μg/ml, 2.84μg/mlの値を示していた。
    2.臨床検討では産褥性子宮内膜炎に使用し有効であつた。副作用, 検査値異常は認めなかつた。
    3.これらのことから, CZONは産婦人科領域における感染症に対し有用性が期待されると考えられた。
  • 今泉 宗久, 新美 隆男, 梶田 正文, 内田 達男, 神谷 勲, 高橋 隆, 内田 安司, 浅岡 峰雄, 阿部 稔雄
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1628-1638
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    1.Cefmenoxime (CMX) 19, 1時間点滴静注後の血清中濃度は投与開始1時間で最高 (平均58.23μg/ml) となり, 2, 3, 5時間後で, 19.57, 12.40, 5.82μg/mlと漸減した。
    2.肺組織内移行は正常肺胞組織では血清中濃度ピーク値に対して202分後で平均14.9%, 病巣部では201分後で平均9.72%であつた。細気管支組織では191分後に平均20.7%であり, 細気管支内分泌物への移行も良好であつた。
    3.胸腔内滲出液移行はCMX1g, 1時間点滴静注投与開始12時間後でも, 血清中濃度は平均値で0.73μg/mlであり, 胸腔内滲出液中濃度は2.53μg/mlであつた。
    4.術後感染予防として, 呼吸器手術患者26例にCMX19, 1時間点滴静注法にて, 12時間ごとに1日29を投与した場合, 術後感染症の合併は1例も認められなかつた。又, 37℃以下への下熱時期は平均術後4.27日であり, 術後感染予防に対して有用であつた。
  • 原 雅道
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1639-1643
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    1.急性白血病を中心とする造血器腫瘍18例に合併した延べ20回の感染症に対して, Cefoperazone (CPZ) を中心とする治療を行つた結果, 奏効率75%と優れた臨床効果が得られた。
    2.CPZは好中球減少時 (好中球数500/mm3未満) の感染症に対して有効であり, 奏効率は70%であった。
    3.副作用として発疹, 好酸球増加, 肝機能障害が各1例ずつ認められたが, いずれも一過性で, 重篤なものは認められなかつた。
  • 奥田 司, 西垣 光, 横田 昇平, 堀池 重夫, 彌重 博巳, 西田 一弘, 前川 平, 津田 昌一郎, 谷脇 雅史, 薗田 精昭, 三澤 ...
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1644-1650
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    経口用AmphotericinB (AMPH) 大量投与時の血中濃度とその臨床的効果を検討した。1日2,400mgのAMPHを経口投与することにより0.1μg/mlから1.2μg/mlの血中濃度を得た。AMPHの大量経口投与法は, 造血器腫瘍に合併する深在性真菌症の予防及び治療に際し, 比較的安全に使用できる効果的な手段であると考えられた。
  • 藤井 良知, 目黒 英典, 金 保沫, 米沢 弘幸, 川生 泰子, 田島 剛, 益子 仁, 中澤 進, 新納 憲司, 佐藤 肇, 中田 義雄 ...
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1651-1668
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    成人領域でのAspoxicillin (ASPC, TA.058) の有効性・安全性が立証され, 且つ小児科領域でも本剤の必要性が考慮されたので, 16施設の共同研究を行い, 以下の成績を得た。
    1.吸収・排泄については10, 20, 40mg/kgOneshot静注での血中濃度の推移を45例について測定した。明らかな用量依存性を認めCmaxは58.4~230.8μg/ml, T1/2 (β) は1.08~1.16時間の間にあり, 尿中排泄は静注6時間後に62.7~67.2%であつた。これは30分~1時間に点滴静注した23例についてもほぼ同様の成績であつた。
    2.臨床成績は318例が効果判定可能であつた。性別は男児175例, 女児143例で, 乳児, 18.2%.4歳未満の乳幼児が61%を占めた。原因菌が分離可能であつた186例をA群として主として分析すると, 敗血症5例中4例が臨床的に著効, 菌もSalmonellafavaの1例を除き消失した。又, 髄膜炎はHaemophilusinfluenzaeの3例, グラム陽性球菌1例の計4例すべて除菌され, 又, 有効であつた。呼吸器感染症 (RTI) 130例で90%, 尿路感染症 (UTI) 35例88.6%, 皮膚軟部組織感染症 (SSTI) 7例85.7%などを含み全体で89.8%の有効率であり, これは起炎菌を検出できなかつた132例の有効率91.7%と差がなかつた。すなわち全体として318例につき90.6%が有効である。
    3.細菌学的有効率はグラム陽性菌63例中58例が, グラム陰性菌は117例中101例が完全に除菌された。除菌率は全体で88.3%であつた。Streptococcusに成績が良いのは当然として, Staphylococcusaureusも20例中18例が除菌, 又, H.influenzaeは59例中52例が除菌, 3例が減少し, Escherichiacoliも28例中25例に完全除菌がみられた。Pseu40monasaeruginosa3例は2例減少, 1例不変であつた。
    4.ASPCは重症群30例にも93.3%が有効であり, 且つ基礎疾患のあるもの72例と無いもの246例の間に有意差 (x2: P<0.005) がみられたが, 基礎疾患があつても有効率は79.2%を示した。
    5.3日以上の先行抗生剤が無効であつた89症例をASPC単独投与に変更して, 著効46例, 有効35例, 有効率91.0%の臨床反応があり, 且つその際細菌学的にはS.aureus8株, Streptococcuspneumoniae3株, Streptococcuspyogenesなど2株は完全除菌, H.influenzae13株中12株, E.coli6株中5株完全除菌で合計36株中88.9%が有効の成績をおさめている。
    6.副作用, 検査値異常は最近のβ-Lactam剤と同様で, 特別なものはみられなかつた。
    7.用法, 用量の検討から, 本剤は標準用量として20mg/kgを1日3~4回, 静注又は点滴静注で投与し, 重症度によつて倍量まで増加して良いと考えられた。
  • 池本 秀雄, 渡辺 一功, 小酒井 望, 林 康之, 小栗 豊子, 斎藤 玲, 篠原 正英, 松宮 英視, 上田 京子, 寺井 継男, 井田 ...
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1669-1697
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    1985年9月~1986年3月の間, 全国16施設において, 呼吸器感染症患者567例の主として喀疾から分離され, 起炎菌と推定された細菌は741株であつた。このうちStaphylococcusaureus67株, Smptococcuspneumoniae100株, Haemophilusinfluen2ae199株, Pseudomonas amginosa (Non-mucoidtype) 92株, P.aemginosa (Mucoidtype) 40株, KZebsiella pneumoniae29株, Escherichiacoli10株, Branhamellacatarrhalis42株などに対する各種抗菌・抗生剤のMICを測定し, 薬剤感受性を調査した。
    更に呼吸器感染症患者及び疾患別にみた年齢分布, 感染症の頻度, 分離菌の種類, 分離菌採取時の抗菌・抗生剤の使用状況などについても併せて検討した。
  • 村瀬 光春, 新家 敏之, 武内 望
    1987 年 40 巻 9 号 p. 1698-1706
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    臨床分離グラム陰性桿菌のAztreonam (AZT) に対する感受性を検討した。
    AZTはEs6herichiacoli, Citrobacter属, Klebsiellapneumoniae, serratiamarcescens, Proteus属, Pgeu4omonasaeruginosa, Haemophilusinfluenzaeに対し優れた抗菌力を示した。特にProteus属に対しては第3世代セフェム剤よりも優れていた。
    Enterobacter属に対しては, 他のセフェム剤よりも抗菌力は強いものの, 菌株によりかなり広範囲にMICは分布していた。
    MIC値と3濃度ディスク法の相関は良好であつた。
  • 1987 年 40 巻 9 号 p. 1707-1708
    発行日: 1987年
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
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