安全工学
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安全工学_2024_2
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会告
安全への提言
総説
  • 佐藤 研吾, 平島 寛行, 本吉 弘岐, 伊藤 陽一
    2024 年 63 巻 2 号 p. 67-72
    発行日: 2024/04/15
    公開日: 2024/04/17
    ジャーナル 認証あり

    ( 国研 ) 防災科学技術研究所の雪氷防災研究センターでは , 雪崩や吹雪 , 降積雪なのどのメカニズムに 関する基礎研究の実施とともに , それらの雪氷現象に伴う災害についての現況把握やシミュレーション , 対策に関する応用研究を実施している . 本稿では , 特に雪崩研究における雪崩危険度の指標やハザード マップの開発 , 屋根雪の研究では , 「雪おろシグナル」のシステムの紹介と屋根雪荷重の観測方法の開発 , 着雪に関する研究については , 様々な構造物を対象とした着雪試験の事例と着雪ハザードマップの紹介を 行う .

  • 牧野 良次
    2024 年 63 巻 2 号 p. 73-81
    発行日: 2024/04/15
    公開日: 2024/04/17
    ジャーナル 認証あり

    2000 年に中央労働災害防止協会が行った調査研究「安全対策の費用対効果 - 企業の安全対策費の現状 とその効果の分析 - 」は , 安全対策の費用対効果比を 1:2.7( 事業場平均の推定値 ) としつつ , 企業が安 全 ( 労働災害防止 ) 対策費の持続的投入を進めていくためには費用投入の重要性の根拠とその効果を示し ていく必要があると指摘した . しかしながら事業場が自らそのような評価を実施するための方法や支援 ツールは未だ整備されていない . そこで中央労働災害防止協会は 2020 年度から 3 年計画で , 企業が自社 の労働災害防止対策の経済的評価を事前にかつ簡便に実施できるよう支援する方法論・ツール等の整備及 びその普及を行うことを目的とした調査研究事業を立ち上げた . 本稿はその最終結果について報告するも のである .

論文
  • 岩崎 篤, 武重 拓真, 山岸 貴俊, 中野 主久, 中村 洋幸, 山本 浩司
    2024 年 63 巻 2 号 p. 82-89
    発行日: 2024/04/15
    公開日: 2024/04/17
    ジャーナル フリー

    本研究は長寿命加速度計を用いた道路情報板 F 型支柱における疲労進行評価法の提案と実証を行うも のである . 現在 , 高速道路に設置されている情報板 , 照明等の付帯施設に対し懸念される経年劣化として 疲労破壊があげられる . これら施設は様々な状態監視のため , 様々なセンサの活用が検討されており , 本 研究では , その一環として加速度から疲労損傷発生懸念部位のひずみおよび累積損傷度を予測する手法を 提案し , 実機構造での長期計測から提案手法の有効性の検証を行う . 長期傾向の観測 , 振動要因となる台 風 , 強風等の影響の検証を行い , 加速度からのひずみ予測手法の妥当性の検証及び長期安定性の評価を行 う . また , 複数の実機計測から , 提案する寿命評価手法の有効性 , 予測精度の検証について明らかとする .

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