安全工学
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21 巻, 5 号
安全工学_1982_5
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
安全への提言
総説
  • 黒田 勲
    1982 年21 巻5 号 p. 264-272
    発行日: 1982/10/15
    公開日: 2018/02/28
    ジャーナル フリー

    航空機発達の歴史は間時に人聞一機械系の安全追究の試行錯誤の歴史でもある, 憩速な性能伸展をとげる航空機と能力進展のない人聞との間のギャヅプをいかに埋めるかの努力が続けられてきた.従来の人的要因への対策の無効性の反省から,新たに人的要國の見直しが行なわれ,人的要因を誘発するデザイン,機器等の改善が実施されるようになってきた. 人的要因として最も童視される意識障害要因の排除方武,人闇の惜報処理能力に見合っ牟器材画の改善,自動化の導入,意思決定補助装置の開発,さらに教育方法等について検討を行なった. 同様の経過をとるであろう安全工学の進歩の資となれば幸いである.

報文
  • 実験の方法と火花放電持続時間の影響Ⅰ
    石浜渉,榎本兵治, 駒井 武, 梅津実,東猛,荷福正治
    1982 年21 巻5 号 p. 273-279
    発行日: 1982/10/15
    公開日: 2018/02/28
    ジャーナル フリー

    本究は粉じん雲の着火エネルギーにおよぽす火花電持続時間および放電電極聞距離の影響等を明らかにし,粉じん爆発防止のための基礎資料を得ることを目的としたものである、本報においては実験装置ならびに実験方法にういて述べるとともに,糊じん雲の活火エネルギー1とおよぽす火花放電持続時間の影響についての実験結果について報告するが,本研究の結果火花放電持続時間の影響ほきわめて大であることが明らかとなった.

  • 潜在危険性のある反応Ⅲ,鉄粉および鉄屑の自然発熱反応の初期過程の研究(1)
    朝倉祝治,上原陽一, 石橋 善孝
    1982 年21 巻5 号 p. 280-287
    発行日: 1982/10/15
    公開日: 2018/02/28
    ジャーナル フリー

    鉄粉・鉄くずの大気中における自然発熱反応の初期過程を解明することは金属の発火を抑制するために重要である.鉄は湿潤状態では大きな反応性を示す.鉄粉と海水が事故によって接触し,火災を誘発したことが報告されている、本研究は鉄の反応性に関する基礎研究を行なうことを日的としている, 空気を含む塩化ナトリウム溶液中に鉄をひたし,酸業消費速度から反応速度を追跡した.反応は表面不動態化皮膜の破壊に伴う活性化によって開始され,それに酸素拡散律速の反応が後続することを見い出した,活性化が起るまでに要する時間は塩化ナトリウム濃度によって大きく影響されるが,酸素拡散律速の反応は殆んど影響を受けなかった.すなわち,表面の活性化がここで考えている反応の支配的な要索である. これ等の反応にかくされている危険性を論じた.

  • 関本善則,大塚尚寛
    1982 年21 巻5 号 p. 288-293
    発行日: 1982/10/15
    公開日: 2018/02/28
    ジャーナル フリー

    発がん物質として知られるベンゾ(a)ピレン(BaP)の固定発生源として都市ごみ焼却炉を想定し,その蝉形式,処理量および除じん装置の優劣などがそれぞれ異なる四つの焼却炉について,排ガスに含まれて大気中に放出されるBaP量の測定を行なった、 その結果,ダストならびにBaPの量は,炉形式や処理能力によってかなり差があること,各個の焼却炉においても,ごみ投入後の時間経過にようて,すなわち,燃焼状態のいかんによって大きく影響牽れていることがわかった.また,他と比べて,不完全燃焼が起こり易いバッチ炉では,排ガス中のBaP量が最大非発がん量を超えていることなどから,燃焼管理や除じん装置に問題のある都市ごみ焼却炉はBaPの有力な発生源となり得ることが確かめられた.

技術ノート
資料
  • 大内博史,吉田忠雄
    1982 年21 巻5 号 p. 299-304
    発行日: 1982/10/15
    公開日: 2018/02/28
    ジャーナル フリー

    危険物の輸送蒔,貯蔵時,あるいは取扱い中に発生する可能性のある緊急事態(漏洩,火災,人体への暴露等)に対してどのような処置をとるべきか指針を与える応急処置システムが各国のさまざまな機関に より作られている,ここでは,特に,USCGによるCHRIS,EPAによるOHM-TADS,CMAによる CHEMTRECなどを完成したシステムの代表例として挙げる.わが国では,現在のところこの種のもの は存在しないが,東京消防庁,厚生省,国鉄などがそれぞれの立場から各種のハンドブックを編んでいるので,それらもあわせて紹介した.これらをわが国でも将来できるであろうより完全な応急処置指針のた めの資料としたい.

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