安全工学
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23 巻, 2 号
安全工学_1984_2
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
安全への提言
総説
  • 相田 勇
    1984 年 23 巻 2 号 p. 66-74
    発行日: 1984/04/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    少数の例外を除ぎ,津波の大ぎさが地震の規模に比例することから,津波警報の“大津波”,“津波”などの区分がなされる、また地震のマグニチュードから,沿岸各地のおおよその津波の高さの予測が可能でーある.しかし地震発生の力学的モデルと結ばれた,数値シミュレーションの方法は,一層詳細な予測を可能にする,ここではまず観測された津波記録から,シミュレーションによって津波波源の最適モデルを求める一例を示した・ついでその波源を用いて,市街地へ浸水する津波のシミュレーションを行ない,実際に測量された浸水分布が数値的に再現できることを述べた.今回の日本海中部地震津波が,遠浅海岸で非常に高い遡上高を示したことは,今後の研究課題となるだろう.

報文
資料
  • 竹田 仁一
    1984 年 23 巻 2 号 p. 94-100
    発行日: 1984/04/15
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    爆発または衝撃をうけても大破することなく,その後もある程度継続して使用することのでぎる(耐爆,耐衝撃性をもつ)鉄筋コソクリート構造物の設計方法が各国において鋭意研究されている.これは筆 者等が1982年6月西独ベルリンBAMで開かれた耐衝撃設計に関する国際シソポジウムに提出した論 文の概要である. 爆発,衝撃をうける鉄筋コンクリート構造物には静的載荷の場合と異なり,二種の変形,破壊(応答)が発生する,第1次応答(応力波応答),第2次応答(動的弾塑性応答)である、耐爆,耐衝撃設計では対象とする爆発,衝撃によって発生するこれらの応答の大ぎさを定量的に求め,それらがそれぞれの許容値の範聞内に留るかどうかを検討するという手順をとる.

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