西日本皮膚科
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47 巻, 1 号
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図説
症例
  • 稲田 修一, 功野 泰三, 酒井 伊勢子, 島本 順子, 今村 展隆, 北野 允基
    1985 年 47 巻 1 号 p. 3-10
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    経過中に急性骨髄性白血病を合併したSweet症候群の1例を報告した。患者は52才男子で, 発熱, 上肢, 躯幹の有痛性隆起性紅斑を主訴として来院した。生検皮疹の組織学的検査で, 真皮に密に多核白血球の浸潤があつた。皮疹発生48日後, 血液学的諸検査から急性骨髄性白血病合併と診断した。自験例と文献的に収集し得た悪性腫瘍を合併したSweet症候群27例を検索した。その結果, 白血病合併例は21例(11例は急性骨髄性白血病), その他の悪性腫瘍合併例は7例であつた。白血病合併例は中年に, 他の悪性腫瘍合併例は中高年に多かつた。白血病合併例では貧血, 血沈の著しい促進を示す例が多く, 白血球数, 好中球数の増多がないか, またはあまり著しくない例もあつた。Sweet症候群が悪性腫瘍に先行して生じた例は, 白血病合併例では21例中13例と多く, その期間は6日∼4年であつた。他の悪性腫瘍では2例と少なかつた。Sweet症候群と急性白血病とには病因論的関係が推測され, Sweet症候群は急性骨髄性白血病の非特異的皮疹の一つと看做してもしかるべきと考えた。またSweet症候群では経時的血液学的検査が必要と思われた。
  • —成人型Xanthogranulomaとの鑑別—
    平山 晃也, 青柳 俊, 三浦 祐晶
    1985 年 47 巻 1 号 p. 11-15
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    2例のreticulohistiocytic granuloma(RG)を報告し, 臨床的および組織学的に類似する成人型xanthogranuloma(XG)との鑑別を中心に報告した。RGは中年者に多くみられるのに反し, XGは比較的若年者に多く, 皮疹の性状としてはRGの方が硬かつた。組織学的には両者ともに皮疹の時期によつて浸潤細胞の種類, 構成の程度に差がみられたが, RGにみられたすりガラス状の細胞質を有する多核巨細胞や多形組織球の存在が鑑別の決め手になると考えた。
  • 田辺 俊英, 小林 博人, 山道 昇
    1985 年 47 巻 1 号 p. 16-19
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    67才女子の左上胸部から左上腕にかけて生じた限局性神経線維腫の1例を報告した。患者は20才頃左上胸部に小腫瘤が発生, その後徐々に大きさと数が増加してきた。左第7頸神経から第2胸神経の領域にほぼ一致して, 米粒大から大豆大の腫瘤が53個, 列序性に配列していた。家族内に同症はない。色素斑はなく, 眼科的にも老人性白内障と網膜小動脈硬化症以外に異常はなかつた。脊椎X線像で, 軽度の胸椎側彎が認められたが, 特発性側彎症の偶発的な合併と考えられた。
  • 中野 俊二, 阿部 順一, 野中 延子, 加治 英雅, 笹井 陽一郎
    1985 年 47 巻 1 号 p. 20-25
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    33才時, パラフィン注入による豊胸術を受け, 24年後, 同部に潰瘍を生じたparaffinomaの1例を組織所見を主として報告した。組織学的に病巣は大小不同の空胞と硝子化した間質より成り, 脂肪染色で空胞内に陽性物質の貯留をみとめ, 油脂性物質の存在が示唆された。電顕的にその油脂性物質は, (1)膠原線維間に孤立性に存在, (2)線維細胞に周囲を被包されて存在, (3)macrophageに貪食されて存在, (4)リンパ節内に沈着(リンパ系による排除)の4種の局在形式を呈していた。
研究
  • 上田 恵一, 丸尾 充, 小森 泰, 高石 公子
    1985 年 47 巻 1 号 p. 26-32
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    C3Hマウスに自然発生した移植し得る腫瘍を材料とし, ホットシートで加温して温熱療法を施行し, 経時的に超微細構造を観察した。初期変化として腫瘍の細胞間は離開し, 核, 細胞質ともに変化が認められた。核では核濃縮, 核質凝集化, クロマチンの周辺化, 空胞形成, 核膜離開と核膜破開, 細胞質内では空胞·液胞の形成, ミトコンドリア櫛の消失がみられた。経時的に核, 核小体の変形, 無構造領域の形成, 細胞質内にライソソームの増加, さらに細胞の変性像が認められた。また間質では毛細血管の拡張と血栓形成, 好中球, リンパ球, 組織球が浸潤していた。24時間後には変性した細胞とともに再生した腫瘍細胞が認められた。したがつて今回の温熱療法は併用療法として用いられる治療法の一つと考えられた。
  • 2. 電顕的研究
    山崎 紘之, 手塚 正
    1985 年 47 巻 1 号 p. 33-39
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    太田母斑の治療に用いられる雪状炭酸圧抵療法がどのようなメカニズムで色素斑を消退させるかを電顕的に検討した。雪状炭酸圧抵30分後ではすでにメラノサイトの細胞膜はきわめて不明瞭で, 一部メラノソームは被膜に包まれずコラーゲン線維間に存在した。すなわちメラノサイトの膜はすでに破壊されメラノソームは一部拡散していた。3日目ではメラノサイトおよびメラノファージは空胞変性を起こして核は濃縮し, 核膜周囲に空隙の出現をみた。このように空胞変性に陥つた細胞に正常な組織球が接着している像がみとめられた。膜に被われていない裸のメラノソームはこの時期ではみつけることはできなかつた。5日目では真皮上層の細長いメラノサイトは明らかに消失し血管周囲性にメラニン色素を有する球状の細胞が多く認められた。電顕的にこの細胞は細胞内に種々のステージのメラノソームを集塊状に膜に囲んで有している所見を示したのでメラノファージと思われた。この細胞は破壊されたメラノサイトからメラニン顆粒を貪食したものと思われる。以上雪状炭酸圧抵の一次的な直接作用により真皮メラノサイト細胞膜に変性が生じメラニン顆粒は真皮内に拡散し, ついで膜の破壊にまでいたらなかつた真皮メラノサイトおよびメラノファージは続発性に活性化されたライソソーム酵素によつて空胞変性を起こすと思われる。一部のメラニン顆粒は痂皮とともに外界に運び出されるが, 大部分は組織球に貪食され, リンパ行性に移動するため一部は消失, 一部は毛細血管周囲の組織球に貪食されたまま留まる。その結果真皮乳頭層のメラニン顆粒は全体として消失あるいは減少しているのがあきらかになつた。
  • 増田 哲夫, 桜井 由美子, 田嶋 公子, 川村 太郎, 池田 重雄
    1985 年 47 巻 1 号 p. 40-47
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    今回われわれは正常皮膚でのS100蛋白の局在を検索しつぎのような所見を得た。
    1) 末梢神経では, シュワン細胞のみに局在するものと思われる。血管周囲, 汗腺周囲, 毛包周囲, 起毛筋内神経, Meissner小体およびVater-Pacini小体(内棍のみ)に局在を見た。
    2) 表皮では, ランゲルハンス細胞は明瞭に陽性, 表皮メラノサイトは一部分が弱陽性を示した。
    3) 真皮内では樹枝状のS100蛋白陽性組織球(真皮ランゲルハンス細胞, T-zone histiocyte)を認めた。
    4) 皮下脂肪細胞の原形質および軟骨細胞(耳介軟骨)に陽性反応を見た。
    5) 皮膚付属器では, エクリン汗腺の分泌細胞が一部陽性, エクリン分泌物および小皮は一部弱陽性で, エクリン腺およびアポクリン腺の筋上皮細胞は陽性を示した。
    われわれは, 既知の所見を再確認し, さらに, 5) に記した正常エクリン汗腺の分泌細胞におけるS100蛋白の局在についての新しい知見を得た。
  • —酵素抗体法におけるPAP法とABC法との比較検討—
    坂本 文野, 蜂須賀 裕志, 森 理, 野村 洋文, 笹井 陽一郎
    1985 年 47 巻 1 号 p. 48-52
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    酵素抗体法におけるPAP法とABC法の感度ならびに特異性について, 3種類の抗Sl00蛋白抗体(自家製, DAKO製およびIBL製)を用いて検討した。Ouchterlony法による抗体価の比較では, 自家製がDAKO製より4倍高値を示したが, IBL製は明確な沈降線を生じなかつた。母斑細胞を対象とする染色性の比較では, PAP法の場合, 自家製は800倍, DAKO製は400倍が一次抗体の至適希釈濃度であつたが, ABC法ではそれぞれ1,600倍, 400倍であつた。IBL製の抗体は特異性が低く, 染色性の検討をおこない得なかつた。また, 一次抗体に1% bovine serum albuminを加えると, 非特異染色は著明に減少した。
講座
  • ハイブリドーマとモノクローナル抗体
    旭 正一
    1985 年 47 巻 1 号 p. 70-75
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    免疫学の分野は, ここ20年ばかり, 非常ないきおいで発展している。近年では, 臨床医学との関連性も次第に密接なものとなつてきて, それにつれて, 従来は一部の研究者の間だけで用いられていた概念や術語が, つぎつぎに臨床方面の文献にも登場するようになつた。そういう概念を把握していないと, 検査結果の評価や病因論の理解に不自由を感ずる場合もしばしばである。そのような時の役に立つようにという目的で, 皮膚科の文献によく登場する話題や言葉をいくつか選び, 数回にわたつて概説してみたい。そういう目的であるから, 詳細な深い知識を求められる方は, 他の総説や研究報告を読んで頂きたい。そのような文献も少し記載する予定である。本稿は, あまり細部に立ち入らない略説的なものにしようと考えている。
統計
  • 村田 英俊, 梶田 哲, 大熊 憲崇, 飯塚 一, 大河原 章
    1985 年 47 巻 1 号 p. 76-84
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    昭和51年11月から, 昭和57年12月までの6年間の転移性皮膚癌20症例を集計した。その原発巣, 転移部位, 臨床像, 組織像, 予後などを検討し, 次のような結果が得られた。1)乳癌が7例でもつとも多いが, すべて女子例で, 男子例に多いのは肺癌であつた。2)転移の出現部位は胸部が多く, とくに原発巣を覆う部位に転移したものが圧倒的に多かつた。3)臨床像は結節型が圧倒的に多く, 4)組織像は腺癌が圧倒的に多かつた。5)皮膚転移後死亡までの平均生存期間は9.4ヵ月で, 1年以内に死亡する例が殆どであつた。
  • 飯泉 陽子, 楠 俊雄, 斉藤 裕, 原田 誠一
    1985 年 47 巻 1 号 p. 85-88
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    日本医科大学付属病院皮膚科外来における昭和50年1月から昭和57年12月までの皮膚真菌症について統計的に観察した。外来患者総数に対する皮膚真菌症患者の割合は14.8%で, その内訳は白癬81.0%, 皮膚カンジダ症14.9%, 癜風3.9%, スポロトリコーシス0.2%, クロモミコーシス0.1%であつた。白癬では足白癬が54.4%と最も多く, ついで爪白癬15.0%, 体部白癬13,4%, 陰股部白癬12,4%, 手白癬4.2%, 頭部白癬(ケルスス禿瘡を含む)0.5%, 白癬性毛瘡0.1%であつた。
治療
  • —Well-Controlled Comparative StudyによるClotrimazoleクリームとの比較—
    Oxiconazole研究班
    1985 年 47 巻 1 号 p. 89-100
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    1% oxiconazole nitrateクリーム(OCZ)の皮膚真菌症に対する有効性と安全性について, 1% clotrimazoleクリーム(CTZ)を比較対照薬とし, 全国20施設よりなる共同研究班を組織して2群比較のwell-controlled comparative studyを行つた。評価項目として真菌に対する効果, 皮膚症状に対する効果, 総合効果, 副作用, 有用性の5項目を検討した。その結果, 足白癬では皮膚所見の最終総合判定, 最終総合効果, 有用性において, また中間必須観察日の皮膚所見の総合判定において, OCZはCTZより有意に優れていた。体部白癬では中間必須観察日の真菌に対する効果, 皮膚所見の総合判定, 総合効果において, OCZはCTZより有意に優れていた。股部白癬,間擦疹型皮膚カンジダ症, 癜風では両薬剤間に有意差は認められなかつた。最終総合効果におけるOCZの有効率は足白癬74.6%(53/71), 股部白癬89.8%(44/49), 体部白癬90.6%(48/53), 間擦疹型皮膚カンジダ症94.5%(52/55), 癜風90.0%(45/50)であつた。副作用については両薬剤とも3.0%に認められ, その発現率に有意差は認められなかつた。また, 投与前後で実施された臨床検査では両薬剤に起因すると考えられる異常値はみられなかつた。以上の成績より, OCZは皮膚真菌症に対する治療においてCTZより優れた有用な薬剤であると評価された。
  • 小原 淳伸, 水田 栄一, 梅村 茂夫, 野原 望
    1985 年 47 巻 1 号 p. 101-104
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    新しく開発されたイミダゾール系抗真菌外用剤, 硝酸オキシコナゾール1%クリームの有用性を表在性皮膚真菌症30例において検討した。極めて有用もしくは有用と判定されたのは, 手白癬4例中2例, 体部白癬8例中8例, 股部白癬7例中6例, 皮膚カンジダ症6例中5例, 癜風5例中5例で, 全体の有用率は86.7%であつた。副作用は発赤の増強と刺激感が各1例の合計2例(6.7%)にみられた。投与前後に臨床検査を実施し得た1例では異常は認められなかつた。
  • —Well-Controlled Comparative StudyによるClotrimazoleとの比較—
    710674-S研究班
    1985 年 47 巻 1 号 p. 105-116
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    1%710674-Sクリーム(以下S)の白癬, 皮膚カンジダ症および癜風に対する有用性を検討するため, 全国20施設の共同研究班を組織し, 1%クロトリマゾールクリーム(以下C)を対照としてwell-controlled comparative studyを実施した。治験実施総数は915例(S群: 454例, C群: 461例)であつたが, 有効性および有用性の解析対象例はS群372例, C群387例であり, 安全性の解析対象例はS群430例, C群436例であつた。その結果, 足白癬の菌別総合効果判定および菌別有用性判定のT. rubrumによる症例において, S群はC群に比べ優れるかまたはその傾向を示した。また間擦疹型皮膚カンジダ症では, 全般改善度と皮膚所見の重症度の第1評価日, 菌陰性化率および有用性判定で, C群はS群に比べ優れるかまたはその傾向を示した。副作用の発生は, S群430例中6例, またC群436例中6例で, 発生率はともに1.4%で, 副作用症状はすべて局所症状であつた。またS群47例とC群52例に対し, 薬剤投与前後に臨床検査を実施したが, 試験薬剤によると考えられる検査値の異常は認められなかつた。以上により, 1%710674-Sクリームは優れた有用性を有しており, 表在性皮膚真菌症の治療薬として有用性の高い薬剤といえる。
  • 710674-Sカンジダ症研究班
    1985 年 47 巻 1 号 p. 117-122
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    皮膚カンジダ症に対して, 新しいイミダゾール系抗真菌剤である1%710674-Sクリームおよびゲルの臨床効果を確認するために, 6施設からなる710674-Sカンジダ症研究班を組織し, 臨床試験を行つた。間擦疹型皮膚カンジダ症においては, クリーム剤は87.0%, ゲル剤は90.9%の有効率を示し, カンジダ性指間糜爛症では, クリーム剤は88.9%, ゲル剤は96.3%の有効率であつた。カンジダ性爪囲炎ではクリーム剤は71.4%, ゲル剤は85.7%であつた。副作用はゲル剤を使用したカンジダ性指間糜爛症の2例にみられたが, 投与中止により軽快した。以上の結果から, 本剤は従来のイミダゾール系抗真菌剤と比べて, ほぼ同等の臨床効果が期待できる有用な薬剤と考えられる。
  • Clobetasone Butyrate外用剤臨床研究班
    1985 年 47 巻 1 号 p. 123-129
    発行日: 1985/02/01
    公開日: 2012/03/15
    ジャーナル 認証あり
    近年強力なステロイド外用剤の弊害が各方面から指摘されるようになり, 小児や顔面などにも安全に, しかも長期に使用できるマイルドなステロイド外用剤の開発が望まれている。酪酸クロベタゾン軟膏(キンダベート軟膏)はその目的のために開発された薬剤である。今回本剤を難治性のアトピー皮膚炎患者50例に長期間単純塗布法により使用して, 全身への影響, さらに臨床効果ならびに局所への影響を検討し本剤の有用性を検討した。その結果, 全般改善度でかなり軽快以上を示したのは64%, やや軽快以上は90%であつた。また, 局所的副作用は認められなかつた。血清コルチゾール値および好酸球数については, 試験開始前と投与開始4週後でほとんど変動はみられなかつた。大量投与を行つた4例, 8週間以上の長期投与を行つた6例においても血清コルチゾール値の変動は認められなかつた。血清IgE値については, 4週後の測定において軽度の低下を認めた(P<0.05)。一般臨床検査において, 本剤による異常値の発現は認められなかつた。本剤の有用率は78%と高率を示した。とくに15才以下の症例では80%の有用率を示した。以上の結果から, 本剤は, 小児アトピー皮膚炎などに安全に長期間使用できる, きわめて有用なステロイド外用剤と考えられる。
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