日本臨床細胞学会雑誌
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42 巻 , 3 号
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  • 大沼 眞喜子, 田勢 亨, 佐藤 郁郎, 加藤 浩之, 植木 美幸, 阿部 美和, 矢崎 知子, 松永 弦, 鹿野 和男, 立野 紘雄
    2003 年 42 巻 3 号 p. 185-190
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    目的:子宮頸部円錐切除後にみられた頸管腺異型細胞の特徴と臨床的意義について検討した.
    方法:対象は1994~2000年に子宮頸部円錐切除術を施行した43例である. 術後経過観察中に子宮腟部スパーテル擦過および頸管ブラシで採取した標本で, 頸管腺異型細胞の有無とその異型像, 出現時期および上皮内腺癌との鑑別等を調べた.
    成績:術後の頸管腺異型細胞は高頻度で認め, 出現は一過性より持続性が多かつた. 標本背景は清, 出現形式は柵状とシート状が大部分で, 柵状集塊の核には重積性や配列の乱れが認められた.
    胞体はライトグリーン好性, 核形は楕円形で核縁肥厚はなかった. 核過染性は軽度から中等度, クロマチンは細網状, 細顆粒状で均等に分布していた. 症例の44%に子宮内膜の腺細胞や間質細胞が認められた.
    結論:子宮頸部円錐切除後の頸管腺異型細胞は腺異形成や卵管上皮化生, 再生上皮に類似し, AGUS (atypical glandular cells of undetermined significance) の範疇に属すると考えた. 細胞集塊の形状では, 上皮内腺癌と鑑別困難なものもあるが, 上皮内腺癌でみられる核腫大や粗クロマチン, 核縁肥厚, 核分裂像はなく, 細胞異型により両者の鑑別は可能であった. 子宮内膜細胞の存在はこれらの診断の手助けとなった.
  • 星 利良, 佐藤 之俊, 都竹 正文, 宝来 威, 石川 雄一
    2003 年 42 巻 3 号 p. 191-199
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    目的:肺異型腺腫様過形成 (AAH) と高分化腺癌 (AD) の鑑別を目的とし, それらの細胞像を比較検討した.
    対象と方法:対象は組織学的にhigh-grade AAHと診断された4例と高分化腺癌8例, それらの捺印標本を用い, 細胞の出現様式, 細胞と核の大きさと長さおよび性状について比較検討した.
    結果:1. AAHの集塊は構成細胞数が20個前後で平面的であり, 細胞数が60個以上の大型集塊や重積性のある集塊はみられなかった.
    2. AAH細胞はAD細胞と比較すると小型でN/C比は低く, また, 立方状でライトグリーン淡染性の細胞質を有し, 高円柱状細胞の混在や泡沫状細胞は認めなかった.
    3. AAHの核はADの核と比較すると小型楕円形で, 核形不整はごく少数ないしはみられなかった.
    4. AAHの核内細胞質封入体の出現率はADより低く, 2核細胞の出現率は高かった.
    結論:従来の報告に加えて, 今回AAHとADとの鑑別点として, 集塊の構成細胞数, 細胞の形状, 細胞質の性状についての新しい知見を得た.これらの細胞所見の特徴からAAHの細胞学的推定診断は可能になると考えられる.
  • 松井 栄美, 阿部 仁, 津田 隆洋, 等々力 徹, 亀山 香織, 向井 萬起男
    2003 年 42 巻 3 号 p. 200-205
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    目的:乳腺穿刺吸引細胞診で破骨細胞様巨細胞 (以下OCGC) が認められる乳癌について検討した.
    方法:1995~2001年に細胞診・組織標本ともにOCGCを認めた浸潤性乳管癌6例とその対照9例に対し, OCGCの由来・生物学的特性の検討のために免疫組織学的染色を施行した. 次に染色結果をもとに生物学的特性に関して統計解析を行い検討した.
    成績:OCGCはKP-1陽性で, ワイドスペクトラムサイトケラチン陰性であった. OCGCを伴う乳癌は通常の乳癌とは異なり, ER (+), c-erbB-2 (-) 例が多かった.
    結論:(1) OCGCは, 組織球もしくは単球系細胞由来であることが示唆された.
    (2) 生物学的特性を検討した結果, OCGCを伴う浸潤性乳管癌は予後良好の可能性があることが示唆された.
  • 藤村 紀行, 森谷 卓也, 森谷 恭子, 羽原 利幸, 三浦 弘守, 秋保 信彦
    2003 年 42 巻 3 号 p. 206-211
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    目的:乳癌の特殊型として最近注目されているInvasive micropapillary carcinoma (以下IMPC) の細胞所見について再検討し, その特徴を明らかにすることを目的とした.
    方法:IMPC10例 (浸潤癌全体が特徴的構造をとる純型3例, 通常型浸潤性乳管癌との混合型7例) の穿刺吸引細胞診標本を用いた. 細胞像は背景, 細胞量, 細胞の結合性, 集塊の形態や大きさ, 核および核小体の所見について観察した.
    成績:IMPCの細胞学的特徴として, 1) 背景は清明である, 2) 腫瘍細胞は孤在性, 小型から中型の平面的集塊や乳頭状集塊, 10~20個の細胞の集団として豊富に出現する, 3) 辺縁が平滑で細胞質により縁取られた乳頭状集塊の出現を認める, 4) 核は類円形から楕円形, 小型で軽度の大小不同を伴い, クロマチンの増量を認める, が明らかとなった.
    結論:乳腺の穿刺吸引細胞診において, 上記のような細胞像が得られた場合, 本組織型の可能性を考慮に入れることが可能と考えられ, 予後因子を推定するうえでも重要な所見と思われた.
  • 丸田 淳子, 橋本 信裕, 山下 裕人, 山下 弘行, 野口 志郎, 横山 繁生
    2003 年 42 巻 3 号 p. 212-217
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    目的:迅速で正確な細胞診報告を行うため改良Ultrafast Papanicolaou染色 (改良染色) を考案し, 甲状腺病変の迅速細胞診への適応を検討した.
    方法:迅速細胞診施行後病理組織診断の確定した768例 (乳頭癌281例, 濾胞癌14例, 未分化癌2例, 髄様1癌3例, 悪性リンパ腫16例, 濾胞腺腫132例, 腺腫様甲状腺腫209例, 慢性甲状腺炎19例, リンパ節転移77例, 非転移リンパ節15例) を対象とした. 2枚の穿刺吸引塗抹標本を作製し, 改良染色とPapanicolaou染色を施行し, それぞれの細胞診判定結果と病理組織診断とを比較した. 改良染色はUltrafast Papanicolaou染色の核染色過程を改良して行った.
    成績:改良染色標本は, Papanicolaou染色標本に比して, 細胞量が多く, 細胞集塊が平面的で染色色素の透過性も良く, 塗抹が薄いため顕微鏡的観察に適していた. 改良染色では染色が2分以内に完了し, 核にアーチファクトのない良好な染色標本が作製できた. 報告までの所要時間は平均6.7分であった. 改良染色の感度は90.2%(277/307), 特異度は97.5%(318/326) であり, 従来のPapanicolaou染色とほぼ同等であった.
    結論:改良Ultrafast Papanicolaou染色法は, 迅速な臨床診断に対応できる信頼度の高い染色であるといえる.
  • 島田 智子, 小島 貴, 赤嶺 亮, 河野 純一, 石井 美樹子, 田中 文彦
    2003 年 42 巻 3 号 p. 218-223
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    目的:高分化型脂肪肉腫の細胞学的特徴を明らかにし, さらに脱分化型脂肪肉腫の細胞像および脂肪腫との鑑別点についても検討した.
    方法:穿刺吸引細胞診を行った高分化型脂肪肉腫 (脂肪腫類似型) 5例, 脱分化型脂肪肉腫2例, 大型の脂肪腫6例について, Papanicolaou染色およびMay-GrUenwald Giemsa染色標本を用いて, 細胞学的特徴を検討した.
    成績:脂肪肉腫7例すべてに, 2核の異型細胞が出現しており, 高分化型脂肪肉腫の細胞学的特徴と考えられた. May-Gruenwald Giemsa染色標本では, この2核細胞は裸核状を呈することが多いが, ときに細胞質内に空胞を認めた. 一方, 大型の異型多核細胞が高分化型3例, 脱分化型2例にみられた. 脂肪腫6例中2例にも少数の異型多核細胞を認めたが, 高分化型脂肪肉腫にみられるものに比べ異型性の程度はより軽微であった.
    結論:高分化型脂肪肉腫および脱分化型脂肪肉腫7例すべてにみられた2核細胞は, これらの細胞学的診断に有用な所見であると思われた. しかし, 脂肪腫の2例にもわずかに出現しており, 組織学的にも同様の所見であったこの2例は厳重なfollow upを必要とすると考えられる.細胞診断において, 2核および大型多核異型細胞の有無のみで高分化型脂肪肉腫と診断するのではなく, 脂肪腫においても出現する可能性を考慮に入れて診断することが重要である.
  • 前田 昭太郎, 細根 勝, 片山 博徳, 東 敬子, 山王 直子, 劉 愛民, 横山 宗伯, 内藤 善哉
    2003 年 42 巻 3 号 p. 224-229
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    背景:脳原発骨肉腫はきわめてまれで, 渉猟しえた限りでは11例の報告をみるに過ぎない. 今回細胞診およびその免疫染色が術中迅速診断に有用であった脳原発骨肉腫の1例を経験したので報告する.
    症例:60歳, 女性. 9年前に乳癌の手術を施行した. 4年前に頭痛にて受診し, 画像上髄膜腫の疑いと診断され, 他院でガンマナイフ治療を受けた. 平成14年5月に右片麻痺, 失語が出現し, 救急搬送される. 脳CT, MRIにて左側頭・頭頂葉に脳出血を認め, 腫瘍からの出血が疑われ, 手術を施行した. 術中迅速診断では凍結組織診で乳癌の転移を否定できない所見であったが, 細胞診では均一な小型円形細胞からなる肉腫の所見で, GFAP (-), keratin (-), vimentin (+) であり, 小円形細胞肉腫と診断した.
    術後組織所見:小円形細胞肉腫の像であった. 腫瘍核を取り囲んでエオジン好性レース状の類骨がみられ, osteonectin陽性であり, 骨外性骨肉腫と確定診断した.
    結論:術中迅速診断に細胞診および免疫染色が有用であった脳原発小細胞性骨肉腫の1例を報告した. 臨床経過からみて, 放射線誘発性骨肉腫が推定されるが, ガンマナイフ治療が施行された病巣の組織診断がなされていないため確診できない.
  • 鈴木 孝章, 林 一彦, 高橋 保, 森木 利昭
    2003 年 42 巻 3 号 p. 230-234
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    背景:膀胱全摘後の大腸・回腸による人工膀胱 (Indiana pouch) 内に発生した大腸腺癌の報告は非常にまれである.
    症例:71歳, 男性. 平成2年膀胱癌初発後, 再発を繰り返すため, 平成4年1月, 膀胱全摘とIndiana pouch造設術を行う. 術後3ヵ月より腎盂バルーンカテーテルを留置していた. 平成13年7月より肉眼的血尿が出現し, CTおよび膀胱鏡にてpouch内腫瘍を認め, 尿細胞診と生検で人工膀胱内に発生した腺癌と診断された. 尿細胞診では, 赤血球, 白血球, 細菌集塊, 粘液を背景に, クロマチンの増量したN/C比大の異型細胞が孤立性, 小集塊状に出現していた. 細胞質はライトグリーンに淡染, 核は類円形あるいはくびれを有し大型の核小体を認めた. 切除標本ではpouch内の盲腸部に45×35×30mmの隆起性腫瘍が認められ, 中分化型腺癌であった.
    結語:Indianapouch造設後, 約10年で腺癌が発生した非常にまれな症例を報告した. 経過観察や癌発症の診断には尿細胞診による検索が大変有用と考えられた.
  • 櫻井 博文, 上垣外 明子, 保坂 典子
    2003 年 42 巻 3 号 p. 235-238
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    背景:術前の胆管擦過, 胆汁細胞診にて, 非常にまれな総胆管原発神経内分泌細胞癌を診断し得た症例を経験したので報告する.
    症例:70歳, 女性.上腹部痛, 食欲不振を主訴に, 平成12年8月に当院検査入院となった. 黄疸が認められ, 画像所見より, 中部総胆管に20×15mmの腫瘍が認められた. ERCPで総胆管の狭窄が認められ, 胆管擦過, 胆汁細胞診が施行された. 胆管擦過細胞診では, 背景に壊死を伴い, 比較的小型でN/Cが高く, 核型不整, 小型の核小体を数個認める異型細胞が, 散在性, または配列の乱れた重積著明な細胞密度の高いclusterで出現していた. クロマチンは細顆粒状で, 一部には核線も認められ, 神経内分泌細胞癌を疑った. そして, 同年9月に膵頭十二指腸切除術が施行され, 神経内分泌細胞癌と診断された.
    結論:非常にまれで, 今後術前細胞診が有用と思われる総胆管原発神経内分泌細胞癌の1例を報告した.
  • 西山 尚子, 西 国広, 八反田 洋一, 福田 敏郎
    2003 年 42 巻 3 号 p. 239-243
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    背景:若年者の乳腺に原発した血管肉腫を経験し, その捺印細胞像を組織像との対比を含めて検索する機会を得たので報告する.
    症例:患者は, 18歳女性, 左乳房の増大に気付くが放置. 7ヵ月後に急激な増大を認めたために当院受診. 乳房切除術が施行されたが, 再発を繰り返し術後9ヵ月に永眠した. 摘出標本の捺印細胞診における細胞学的特徴は,(1) 血管腔の形成を示唆する集塊,(2) ふさ (tuft) 状の乳頭状集塊,(3) N/C比の高い未分化な細胞集塊,(4) 核の抱き込み像,(5) 腺癌様の細胞集塊であり, 病理学的に血管肉腫と診断された.
    結論:血管肉腫は他の非上皮性腫瘍と同様にきわめて多彩な細胞像を示し, その診断は困難とされるが, 臨床情報も併せて総合的に判断することにより適確な診断も可能と考えられた.
  • 藤原 正親, 堀口 三和, 稲毛 芳永, 堀口 尚, 藤原 広美, 深澤 政勝, 呉 文文, 菅間 博
    2003 年 42 巻 3 号 p. 244-247
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    背景:節状構造および粘液球 (あるいは硝子球) は, 頸部領域では腺様嚢胞癌をはじめとした唾液腺腫瘍を示唆する所見である. 今回われわれは, 穿刺吸引細胞診で節状構造・粘液球を認め, 腺様嚢胞癌との鑑別に苦慮した甲状腺癌の1例を経験したので報告する.
    症例:患者は77歳女性.慢性腎不全に対する透析導入目的で入院した際, 右頸部腫瘤を発見された. 画像上, 甲状腺右葉内に直径3cmの腫瘤があり, 右頸部リンパ節, 両側肺には多発転移が認められた. 穿刺吸引細胞診では, 甲状腺腫瘤とリンパ節の検体は同様の細胞像を示していた. 腫瘍細胞は集塊を形成し, 集塊内には節状構造や粘液球が認められた. 腺様嚢胞癌が疑われたが, 唾液腺に原発巣はみつからなかった. 針生検標本でも同様に, 腫瘍細胞は筋状構造を形成していたが, 腫瘍細胞間にはコロイド様物質を含む微小濾胞が散見された. さらに, 免疫組織化学的にも腫瘍細胞はthyroglobulin, thyroid transcription factor-1 (TTF-1) に陽性であったため甲状腺癌と診断した.
    結論:頸部腫瘍の細胞診像で節状構造や粘液球が認められたときは, 腺様嚢胞癌をはじめとする唾液腺腫瘍が強く疑われる.しかし, 本例のように甲状腺腫瘍でもこれらの所見が出現することがあるので, 臨床像, 検査所見を総合的に判断する必要がある.
  • 土屋 眞一, 秋山 太, 井内 康輝, 石原 明徳, 方山 揚誠, 梅村 しのぶ, 津田 均, 森谷 卓也, 都竹 正文, 北村 隆司, 伊 ...
    2003 年 42 巻 3 号 p. 248-253
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    日本乳癌学会規約委員会「細胞診及び生検材料検討小委員会」では, 乳腺細胞診における新たな報告様式を設定した. この報告様式は「判定区分」と「所見」から構成され,「判定区分」は, さらに「検体不適正」,「検体適正」の2つに大別,「検体適正」は “正常あるいは良性”,“鑑別困難”,“悪性の疑い”,“悪性” の4項目に細分されている.「所見」については, 細胞像のほかに推定される組織型を可能な限り記述することを明記した. また, 報告様式設定に当たって解析した細胞診3,439例によって,「検体不適正」は総症例の10%以下,“鑑別困難” は検体適正症例の10%以下, さらに “悪性の疑い” はその後の組織学的検索で悪性と診断された症例が90%以上を占めることを付帯事項 (努力目標) として定めた. 上記報告様式は針生検の報告様式とともに, 乳癌取扱い規約 (第15版) に掲載されるが, 時代の変遷とともに新たな修正, 変更の必要性が生じてくると思われる. その折には本報告様式で行ったようにevidenceの元に改訂していただくことを望んでいる.
  • 山口 佳子, 齋藤 武郎, 緑川 真一
    2003 年 42 巻 3 号 p. 254-255
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    We report a case of fibroadenoma of the supernumerary breast of axilla, diagnosed by fine-needle aspiration. A 31-yearold pregnant woman reported a left. axillar mass. Cytological examination and fine-needle aspiration from the mass showed many clusters of cohesive epithelial cells with single, stripped nuclei and bipolar cells in the background. Histopathological examination of the surgical excisional sample showed a well-defined, capsulated pericanalicular type of fibroadenoma. The diagnosis of supernumerary breast is important because it can be a marker for urological and caldiovascular malformation.
  • 本間 隆志, 福永 真治, 小林 久仁子, 塩森 由季子, 加藤 弘之
    2003 年 42 巻 3 号 p. 256-257
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    We report a rare case of radial scar of the breast in a 42-yearold woman. Although no palpable mass was noticed, mammography, CT, and echography indicated scirrhous carcinoma. Fine needle aspiration showed benign ductal epithelial cells with myoepithelial cells and spindle stromal cells with hyalinized collagenous deposits. The lesion was histologically characterized by epithelial proliferations and stellate fibrosis with central hyalinized deposits.The finding of benign proliferative epithelium, spindle stromal cells, hyalinized collagenous deposits in conjunction with characteristic mammographic appearance is indicative for a diagnosis of radial scar.
  • 栗栖 義賢, 辻 求, 尾崎 敬, 江頭 由太郎, 橋本 和明
    2003 年 42 巻 3 号 p. 258-259
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    A 5-year-old boy admitted for abdominal pain and brownish urine was found in CT to have a 10 × 10 cm mass, in the left kidney, necessitating nephrectomy. Histological diagnosis was nephroblastic nephroblastoma. Imprint cytology showed a randomly diffuse proliferation of cells with round nuclei and sparse cytoplasm, partly forming an acinar structure. Overlapping clusters of spindle cells were also present. Cytology of nephrobastoma has seldom reported. In diagnosing this rare disease, however, it would be helpful to be aware of the cytological findings of nephroblastoma.
  • 尾崎 敬, 辻 求, 栗栖 義賢, 橋本 和明
    2003 年 42 巻 3 号 p. 260-261
    発行日: 2003/05/22
    公開日: 2011/11/08
    ジャーナル フリー
    We encountered a case of renal oncocytoma which was difficult to distinguish from renal cell carcinoma with an intraoperative frozen section, but differential diagnosis was possible with an imprint cytology specimen. The tumor cells represened moderately plcomorphic and polygonal nuclei in the frozen section. Imprint cytology, however, did not show such atypia of tumor cells. The reason for the discrepancy of tumor cells morphology between both specimens seems to be derived from the difference in the methods of specimen preparation: morphology in the frozen section tends to be artificially influenced by water contained in the tissue. On the other hand, the imprint cytology specimen seems to keep the original histological features more faithfully. Thus, this case would appear to suggest the importance of imprint cytology for the intraoperative diagnosis of renal cell tumors.
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