西日本皮膚科
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40 巻 , 5 号
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徳島大学医学部皮膚科教室開講30周年記念号
記念論文
図説
綜説
  • 武田 克之, 阿井 清一
    1978 年 40 巻 5 号 p. 793-805
    発行日: 1978/10/01
    公開日: 2012/03/23
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    The utilities and the problems of corticoids are already well known. However, it is difficult to grasp the character of each corticoid since there are various kinds of corticoids with different chemical structures and moreover their physiological and pharmacological effects are complicated. This paper is especially intended to classify each topical corticoid in the aspects of chemical structure and biological activities for the convenience for the people concerned in the medical field.
  • 重見 文雄
    1978 年 40 巻 5 号 p. 806-811
    発行日: 1978/10/01
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル 認証あり
  • 白石 聰, 長沢 滋治, Robert M. STROUD
    1978 年 40 巻 5 号 p. 812-816
    発行日: 1978/10/01
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル 認証あり
    Since the cleavage products of C4 are guides to classical pathway activation, we have extended our previous studies in order to characterize the mobility on immunoelectrophoresis, chain structure and amino termini of the products produced by Cls and the further degradation by the C3b-C4b inactivator combined with a high molecular weight (10S) heat and DFP resistant factor. C4 has three chain structure and the NH2-terminus of the α and γ chains was Glx, while that of the β chain was not detected. On addition of purified Cls, the NH2-terminal portion of the α chain of C4 was released and C4a and C4b could be identified. Ala was the newly liberated NH2-terminus of C4b. Highly purified C4b was then reacted both sequentially or collectively with the C4b INA and the additional 10S cofactor. Alteration of the structure of C4b was detectable only if the purified proteins were present simultaneously. Cleavage into two components, C4c with a molecular weight of 14×104 and C4b, the α mobility fragment (molecular weight 5.8×104) was found.
症例
研究
  • 武田 克之, 原田 種雄, 重見 文雄, 白石 聰
    1978 年 40 巻 5 号 p. 903-909
    発行日: 1978/10/01
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    皮膚病変が広範な入院患者10例を被験対照にして0.064% betamethasone dipropionate cream (BMD)をODTで1日30g, 3日連続して5例(総量90g), 1日10g, 7日連続して3例(総量70g), 1日5g, 7日連続して2例(総量35g)に外用し, 全身への影響を主として血漿コーチゾル濃度と尿中17-OHCSの排泄量を経日的に測定し検討した。比較的大量(総量70gないし90g)を密封包帯法というきびしい条件下で外用すると, かなり全身への影響がみられ, とくに下垂体—副腎皮質機能に抑制的に働くが, 一時的であり, 外用中止後すみやかに(2ないし5日の間に)外用前値に復元した。BMD外用による全身への影響は軽いといえよう。
  • 高橋 智津子, 山本 忠利, 武田 克之
    1978 年 40 巻 5 号 p. 910-915
    発行日: 1978/10/01
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    パンテチン投与の血中アンモニア値におよぼす影響を追求し, あわせて皮膚疾患患者にたいする治療効果を検討した。健常人にNH4Clを負荷し, パンテチンを経静脈投与し60分後の血中アンモニア値と比較すると, 投与群が非投与群に比して低下したものが多い。また患者にパンテチン400mg, 800mgを経静脈投与すると30分, 60分後に血中アンモニア値の低下する症例が多いが投与量による差はなかつた。一般にパンテチン投与による治療には内服が好ましく, 経静脈投与では持続点滴静注が良い。また皮膚疾患患者にパンテチンを内服させると有効以上56.0%の治効をおさめ, 中毒疹, 薬疹, 湿疹·皮膚炎群, 急性蕁麻疹などの治効がめだつた。さらに副腎摘出ラットのNH4Cl負荷にたいしてパンテチンが血中アンモニア値を低下させることも実証した。
  • 武田 克之, 重見 文雄, 藤田 知道, 高橋 収, 宇都宮 卓二, 近藤 厚樹
    1978 年 40 巻 5 号 p. 916-923
    発行日: 1978/10/01
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    1) アトピー皮膚炎(20才女子)例および汎発性乾癬(22才女子)例に, K-FA 1,250cm2/day (fluocinolone acetonide 10mg)を7日間, 汎発性乾癬36才, 47才女子例にK-FA 900mg/day (fluocinolone acetonide 7.5mg)を10日連日貼布し, その前後を含めて10∼14日間, 血漿コーチゾル値, 尿中17-OHCS, 17-KSの変動を追求した。
    2) K-FA治療における血漿コーチゾル値および尿中17-OHCS値には, 副腎皮質機能抑制を示唆する明らかな低下はみられなかつた。
    3) Itching purpuraの53才女子例に対照として施行したFlucort cream 20g/day (fluocinolone acetonide 5mg)によるODTでは, 外用中の血漿コーチゾル値が外用前の1/2以下に低下し, 外用中止後の回復が遅れ, 尿中17-OHCSの減少が目立つた。
    4) アトピー皮膚炎(20才女子)例に対照として施行したDrenison tape 1,250cm2 (fludroxycortide 5mg) 7日連用の場合はK-FA 1,250cm2 (fluocinolone acetonide 10mg)と比較し血漿コーチゾル値の低下はK-FAがやや大であつたが, 外用終了後の外用前値への復元はDrenison tapeがやや遅れた。なおK-FA連用の治療中の皮疹効果はDrenison tape連用よりやや優れていた。
    以上の結果からfluocinolone acetonide含有のK-FA貼布の臨床効果はすぐれ, 経皮吸収による副腎皮質機能抑制はきわめて軽く, 新しいコルチコステロイド外用療法として奨用されてよい。
  • 原田 種雄, 武田 克之
    1978 年 40 巻 5 号 p. 924-932
    発行日: 1978/10/01
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    0.025% Beclometasone dipropionateを10例の皮膚疾患患者に1日30g, 3日間連続して密封包帯法で外用し, 血漿コーチゾル値, 尿中17-OHCS, 血清電解質, 末梢血中好酸球数などの変動を指標として副腎皮質機能の抑制を検討した。そのうち病巣面積も広く, 表皮barrier zoneの病的変化が予測された3例は血漿コーチゾル濃度が低下し, 日内変動が消失したことから, 本剤の経皮吸収により視床下部—下垂体—副腎皮質系機能が抑制されたと考えた。しかし, 1日30gを3日間連続してほとんど全身に密封包帯法で外用するというきびしい条件下で, 10例中7例に副腎皮質機能の抑制をみなかつたことは, 本剤外用による副腎皮質機能の抑制はきわめて軽いとみてよい。
  • 清水 庸久
    1978 年 40 巻 5 号 p. 933-941
    発行日: 1978/10/01
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    改良型皮膚透光計(荒川)を紹介し, この透光計を使用して実験(旧型を使用した西浦)を追試して同様の成績を得た。改良型皮膚透光計は旧型と同様に皮膚の物理的性状の総合的な指標として充分用いうると考えた。また皮膚透光度は皮膚の厚さと負の相関関係(r=−0.669), 光線感受性と正の相関関係(r=0.662)が成立することを知つた。
  • 清水 庸久
    1978 年 40 巻 5 号 p. 942-954
    発行日: 1978/10/01
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    赤外線を照射して皮温が上昇するにつれて同部の皮膚透光度は逆に低下するが, 照射を中止すると皮温の下降につれて透光度は上昇する。また上肢を挙上すると前腕屈側の皮温はやや下降し, 透光度はやや上昇するが, 手掌では前腕より明瞭にあらわれる。下垂すると前腕屈側の皮温は下降するが, 手掌では上昇し, 透光度は低下する。上腕を緊縛し, 末梢に静脈性うつ血をおこさせると同側の前腕屈側および手掌の透光度は低下する。環流冷水を上腕屈側に圧抵すると同部の皮温と透光度は低下し, 光線感受性は減弱する。生食水またはリンゲル液を皮内あるいは皮下に注射すると透光度は上昇し, 吸収されるにつれて復元する。
  • 清水 庸久
    1978 年 40 巻 5 号 p. 955-962
    発行日: 1978/10/01
    公開日: 2012/03/23
    ジャーナル フリー
    改良型皮膚透光計(荒川)を用いて検討した結果, 淡水, 海水, 汗を塗布した直後は透光度は低下し, その程度は海水でいちじるしく, 3分後は上昇し, ついで3∼6∼9分後に最大となり, その後は徐々に低下する。また入浴直後および発汗をともなう発熱時には全身または一部に潮紅を生じ, 透光度は身体各部で増強する。その程度は入浴時は手掌·足底部, 頸·項部および上腕屈側で強いが, 脛骨部および頬部で弱い。発熱時は手掌·足底部, 頬部, 頸·項部および被覆部で強く, 脛骨部では弱い。
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