耳鼻咽喉科展望
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48 巻 , 2 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 紅斑, 紫斑
    西山 茂夫
    2005 年 48 巻 2 号 p. 72-73
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 重田 泰史, 和田 弘太, 鴻 信義, 柳 清, 春名 眞一, 石井 正則, 森山 寛
    2005 年 48 巻 2 号 p. 74-80
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    今回我々は東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科および関連施設において平成12年5月から平成16年7月までに経験した上顎洞血瘤腫症例12例を対象に年齢, 性, 自覚症状, 鼻内所見, 画像所見, 治療方法, 腫瘍基部, 病理組織などについて検討した。症例は男性8例, 女性4例, 年齢は15歳から56歳で平均30.8歳であった。臨床像は過去に報告された症例と同様であり, 画像所見などにより, 術前に血瘤腫を疑うことは可能と思われた。内視鏡下鼻内副鼻腔手術にて腫瘍を摘出しえた症例は11例あり, 術前に血管造影を行い, 顎動脈塞栓術を施行した症例が2例あった。術前に画像診断にて血瘤腫と考えられた症例に対して, 止血対策を検討の上, 侵襲の少ない鼻内手術が有効であると考えられた。
  • 小河原 剛, 油井 健史, 嶋根 俊和, 寺崎 雅子, 洲崎 春海
    2005 年 48 巻 2 号 p. 81-85
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    腕神経叢由来の神経鞘腫は, 腕神経叢の存在する解剖学的位置関係から鎖骨上窩に発現するために耳鼻咽喉科医も頸部腫瘤として時に遭遇することがある。上肢への放散痛, 圧痛, しびれ感などの神経症状を伴うこともあるが診断は容易ではない。しかし腫瘍摘出により神経脱落症状が出現することがあり, 術前の鑑別診断で考慮しておくべき疾患である。症例は49歳男性で, 左頸部腫瘤を主訴に受診した。CT, MRI, ガリウムシンチグラム, 穿刺吸引細胞診を施行したが術前に診断がつかず, 術中所見と迅速病理にて神経鞘腫と診断した。手術は顕微鏡下に神経刺激器を用いて, 神経保護に努め被膜下に腫瘍を摘出した。術後左上肢のしびれは残ったが3ヵ月で回復し良好な成績を治めることができた。
  • 近藤 律男, 榎本 浩幸, 佃 守
    2005 年 48 巻 2 号 p. 86-90
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    類皮嚢胞は胎生期の発生障害や後天的には外傷, 炎症等による上皮の迷入により身体のどの部位にも発生する。今回我々は口腔底に発生した巨大な類皮嚢胞を経験した。症例は17歳男性で口腔底腫瘤の急速な増大を主訴に当科を受診した。口腔底正中に40×30mmの腫瘤を認め, 構音障害と摂食障害をきたしていた。表面は平滑で腫瘤内は透見できなかった。MRIでは大きさ45×35×30mm, T1低信号T2高信号であった。腫瘤内容物の細胞診では扁平上皮を認めclassIであった。腫瘤表面の性状や内容物の細胞診所見より類皮嚢胞を疑い, 口内法で腫瘤を全摘出した。腫瘤が大きく視野の確保と手術操作が困難であったため, 摘出に際し腫瘤の一部を開窓し内容物を減量した。病理診断の結果, 嚢胞壁が重層扁平上皮で覆われており, 脂腺を含んでいたため, 類皮嚢胞と診断した。
  • 聴覚現象を指標としたフィッティング, 第3部
    丹羽 一成, 丹羽 秀夫
    2005 年 48 巻 2 号 p. 91-101
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    語音聴力検査による補聴器装用耳の聴力測定法を大筋で作り上げた。私の聴覚現象を指標とするフィッティングで得られたフィットをそのまま使い, 幼児用3音節のスピーカ法語音聴力検査を行うと, フィットは弁別率になり, 語音明瞭度曲線を作り, 難聴裸耳の語音明瞭度曲線との差は補聴器装用効果である。同時に不快レベル, 快適レベル, フィットの幅を測定することができる。
  • 嶋根 俊和, 小河 原剛, 油井 健史, 寺崎 雅子
    2005 年 48 巻 2 号 p. 102-107
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    後部副鼻腔嚢胞による症状は耳鼻咽喉科領域よりも, 眼科, 脳神経外科, 内科領域のことが多く, 患者は耳鼻咽喉科ではなく眼科や脳神経外科, 内科を先に受診することが多い。特に副鼻腔疾患による視神経症は稀な疾患ではなく, 視神経症全体の2~5%が副鼻腔疾患に原因があるとされている。鼻性視神経症は早期発見, 治療が予後に大きな影響を及ぼすと考えられているが, 他科の医師も副鼻腔疾患が原因であるとすぐに判断がつかず治療開始が遅れてしまう傾向がある。本症例は51歳女性で, 頭痛を主訴に内科を初診し, その後視力障害, 眼瞼下垂, 眼球運動障害が出現したため眼科, 脳神経外科を経由し, 画像検査ではじめて蝶形骨洞嚢胞がみつかり耳鼻咽喉科へ紹介された。その後内視鏡下鼻内副鼻腔手術, ステロイド剤の投与を行い, 眼瞼下垂, 眼球運動障害は改善したが, 視力障害は改善しなかった症例を経験したので報告する。
  • 小島 博己, 沖野 容子, 谷口 雄一郎, 森山 寛
    2005 年 48 巻 2 号 p. 108-115
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    骨腫は良性の骨腫瘍であり, 頭頸部領域では副鼻腔に多くみられる。側頭骨においては外耳道外骨腫が比較的多く認められるものの骨腫は稀である。今回外耳道に発生した骨腫2例と側頭骨乳突部に発生した骨腫1例を報告し, 手術法および病理学的所見について考察した。また外耳道骨腫, 側頭骨骨腫および外耳道外骨腫の相違点, 鑑別, 治療法などについて述べた。
  • 馬目 佳信
    2005 年 48 巻 2 号 p. 116-125
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    聴覚の障害は先天的な遺伝子異常や内耳蝸牛における有毛細胞のアポトーシスなど様々な原因で発生する。聴覚障害を持つ患者の数は多いが, 発症の機構が完全には明らかにされていないため, この疾患に対しての抜本的治療法の開発はあまり進んでいない。しかしここ10年の分子生物学の進歩により遺伝子レベルでの障害のメカニズムが急速に解明されてきた。それに伴い障害された組織に直接遺伝子を導入して治療を図る遺伝子治療や失われた細胞を再生させ障害を取り除こうとする内耳の再生医療などの可能性がクローズアップされている。本文では聴覚障害について現在どのような治療研究が行われているのか簡単に解説した。
  • 尾尻 博也
    2005 年 48 巻 2 号 p. 126-127
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • メトトレキサートとレフルノミド
    北村 正樹
    2005 年 48 巻 2 号 p. 128-131
    発行日: 2005/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
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