耳鼻咽喉科展望
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44 巻 , 2 号
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  • 口唇の小腫瘍
    西山 茂夫
    2001 年 44 巻 2 号 p. 74-75
    発行日: 2001/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 宇佐美 真一
    2001 年 44 巻 2 号 p. 76-87
    発行日: 2001/04/15
    公開日: 2011/08/16
    ジャーナル フリー
  • 鼻アレルギー合併の有無による比較検討
    上田 勉, 竹野 幸夫, 川本 浩子, 古城門 恭介, 平川 勝洋, 夜陣 紘治
    2001 年 44 巻 2 号 p. 88-96
    発行日: 2001/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    慢性副鼻腔炎において, 鼻アレルギーの合併は治療予後に影響することが指摘されてきている。また, YAMIKカテーテルによる治療は, 副鼻腔への有効な薬液移行手段であり, 同時に副鼻腔貯留液を採取できるという利点をもつ。今回我々は, 鼻アレルギー合併による慢性副鼻腔炎病態への影響について検討するために, YAMIKカテーテルにて採取した副鼻腔貯留液のサイトカイン, ロイコトリエン濃度を指標に比較検討した。副鼻腔貯留液中のIL-8, IL-1β, TNF-αは慢性副鼻腔炎症例で正常例より高値であり, 鼻アレルギーの有無による差は認められなかった。またIL-5, ペプタイドロイコトリエンは, 鼻アレルギーを合併する症例において, 合併しない副鼻腔炎症例および正常例より高値であった。
    以上より, 鼻アレルギー合併副鼻腔炎においては, 感染性炎症と同時に, 好酸球が関与する炎症 (好酸球性炎症) も併存している可能性が示唆された。
  • 長田 理加, 竹野 幸夫, 平田 したう, 中尾 芳雄, 夜陣 紘治
    2001 年 44 巻 2 号 p. 97-104
    発行日: 2001/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    過去5年間の鼻アレルギー患者277名に対して, 初診時の顔面単純X線像を用いて, 副鼻腔異常陰影の出現率 (副鼻腔陰影率) 及び陰影のタイプ (部位型分類とパターン型分類) と, 年齢・抗原感作・臨床背景・アレルゲン検査結果などの因子との関連性について検討した。対象全体の副鼻腔陰影率は35.7%で, 10歳未満の陰影率が50%と最も高かった。陰影率は, 感作抗原の種類によって影響をうけなかった。上顎洞陰影を部位型分類した各群と各因子の間には有意差は認めなかった。パターン型分類では, ポリープ型でのくしゃみ (発作回数) ・鼻汁 (鼻をかんだ回数) ・水性分泌量・鼻汁好酸球数のスコア値が他群より有意に高かった。以上の結果より, 各個人のアレルギー症状の臨床スコアのみでは, 副鼻腔の状態を直接には推察できないが, くしゃみ, 鼻汁, 水性分泌量, 鼻汁好酸球数が副鼻腔粘膜のポリープ形成の重要な因子になっている可能性が考えられた。
  • シラカバの雄花の変化を中心として
    西澤 伸志
    2001 年 44 巻 2 号 p. 105-112
    発行日: 2001/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    道具がなくても簡単にシラカバ花粉の飛散日を誰でも予測できる指標を調べることを目的として, シラカバ花粉の飛散状況と雄花の変化, 新芽の変化を検討した。雄花が下垂し始めて6日後に飛散が開始となり, 全く垂れ下がってから3-5日目に飛散した。雄花は黒い色から鉄の赤錆色に変色すると飛散開始である。新芽の2枚葉が蟹の鋏状となってから5-7日後, V字形に変化してから5日後に飛散し, 葉の先端と基部を結ぶ中央の葉脈が一直線となった2日後に, さらに葉の先端が裏側に反り返り中央の葉脈が弓状 (弧状) になると飛散した。雌花が上を向くと飛散開始である。よって, これらの芽吹きの変化を指標とすると誰でも道具がなくても飛散日を予測することができる。
  • 飯村 慈朗, 柳 清, 稲葉 岳也, 今井 透
    2001 年 44 巻 2 号 p. 113-119
    発行日: 2001/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    これまで鼻前庭嚢胞及び顔裂嚢胞の手術的治療は, 歯齦部より切開し全摘する方法が原則とされてきた。しかし現在, 内視鏡下鼻内手術が発達した背景があり, これらの疾患に対しても内視鏡下鼻内手術の適応が検討されるようになった。
    我々は鼻前庭嚢胞及び顔裂嚢胞に対して歯齦部を切開しないで内視鏡下に手術を試みた。その結果, 良好な成績を得ているので, その手術方法と術後成績につき報告をする。また今まで言われてきた鼻前庭嚢胞は, 顔裂嚢胞とは特に区別をされていなかったが, 今回手術方法の検討をするにあたり区別する必要があるため, これらを分けてその手術法について検討をした。
  • 森脇 宏人, 石井 正則, 谷口 雄一郎, 濱田 幸雄
    2001 年 44 巻 2 号 p. 120-125
    発行日: 2001/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    急性末梢神経障害に対してソル・メドロール® (コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム) を用い, これによる極めて稀な遅延型の薬疹を3例経験した。このうち1例は極めて重篤な紅皮症に至り全身管理を要した。また, ソル・メドロール®以外の副腎皮質ホルモン製剤についてもアレルギーの有無を検索し, それらの化学構造より抗原性について検討した。その結果, 症例1はメチル基やコハク酸エステルの有無に関わらずプレドニゾロンの骨格が抗原性と関連していると考えられた。
  • アンケート調査より
    嶽 良博, 榎本 雅夫, 瀬野 悟史, 坂口 幸作, 垣内 弘, 藤木 嘉明, 加藤 寛, 奥野 吉昭, 池田 昌生, 硲田 猛真, 斉藤 ...
    2001 年 44 巻 2 号 p. 126-130
    発行日: 2001/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    スギ花粉症に対して花粉飛散の1~2週間前から抗アレルギー薬を投与する初期療法が勧められている。しかし, 医療側が初期療法の有効性を理解していても, 患者がいかに納得し治療を受けるかは重要なことである。今回スギ花粉症患者1,109例に初期療法がどの程度浸透し, 認識されているかを知るためにアンケート調査を行った。その結果初期療法を知っていた患者は55.5%で, この内約40%が初期療法を受けていた。しかも鼻炎の重症度とは無関係に受けていた。そして患者自身の評価で80%が有効であったと判断していた。さらに初期療法を知ったのは, 医師からが74%, マスコミからが33%であった。
  • 周術期の血圧管理と麻酔の循環血行動態に及ぼす影響
    徳留 悟朗, 堀口 誠, 小林 英之
    2001 年 44 巻 2 号 p. 131-136
    発行日: 2001/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 最上 拓児
    2001 年 44 巻 2 号 p. 137-138
    発行日: 2001/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • A県がんセンター抗がん剤 (治験薬254S, V.B) 併用療法による死亡事件
    畔柳 達雄
    2001 年 44 巻 2 号 p. 139-153
    発行日: 2001/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 吉田 博一, 白坂 邦隆, 浅賀 英人, 馬場 廣太郎
    2001 年 44 巻 2 号 p. 154-159
    発行日: 2001/04/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    スギ花粉症を持つボランティア16名を対象に, 塩酸セチリジンによる初期療法の開始時期と有効性を検討した。飛散開始日約2週間前の無症状期から内服を開始する前投与群8名と症状発現後5日以内に内服を開始する治療投与群8名の症状経過を比較した。くしゃみに関しては両群間で差は認められなかった。鼻汁に関しては全体に前投与群の方が軽く, 特に飛散ピーク後に両群問で有意差が認められた。鼻閉は前投与群の方がシーズンを通して軽く, 特に飛散ピーク時に有意差を認めた。日常生活の支障度では飛散ピーク時に有意差が認められたものの全体としては明らかな差は認められなかった。
    以上より, 塩酸セチリジンはスギ花粉症の即時相反応には速効性が期待でき, また, 飛散開始日前からの内服開始により鼻閉の改善にも有用であることが示唆された。
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