耳鼻咽喉科展望
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33 巻 , Supplement6 号
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  • 山岸 益夫, 長谷川 聡, 鈴木 正治, 中野 雄一, 寺久保 洋次, 星野 徹也, 鳥居 俊, 佐藤 充
    1990 年 33 巻 Supplement6 号 p. 717-726
    発行日: 1990/12/15
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    ヨモギ花粉症に対してオキサトミドの予防投与と発症後投与を行い, 両者を比較して以下の結論を得た。
    1.予防投与群では発症後投与群より全般改善度, 有用度が高い。
    2.副作用は全例眠気で予防投与群に多く, 投与開始直後に出現することがあるが, 薬剤継続によって徐々に消失する。
    以上よりヨモギ花粉症に対してはスギ花粉症と同様オキサトミドの予防投与が発症を抑える有効な方法と思われた。
  • 佐竹 充章, 柴原 義博, 六郷 正暁, 鈴木 茂, 神林 潤一, 渋谷 守, 小野寺 亮, 板垣 政信, 富岡 幸子, 櫻田 隆司, 豊嶋 ...
    1990 年 33 巻 Supplement6 号 p. 727-736
    発行日: 1990/12/15
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    小児28例を含む61例の通年性鼻アレルギー患者に対し, オキサトミド製剤であるセルテクト ® を投与し, その有効性と安全性について検討した。
    その結果, 全般改善度は中等度改善以上で81%であり, 各種症状・所見も殆ど投与1週目より有意差を持って改善しており, さらにその有効性は投与2週目以降も高まる傾向を示し, 速効性と連用効果の双方が確認された。症状別では, これまで内服薬では改善しにくいとされていた鼻閉に対しても著明な効果を示した。安全性に関しては, 特に重篤な副作用は認められなかった。
  • 浅野 佳徳
    1990 年 33 巻 Supplement6 号 p. 737-760
    発行日: 1990/12/15
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    通年性アレルギー性鼻炎患者59例に対してKetotifen-MR錠を, 1日1回, 就寝前2時間に4週間投与し, その有効性, 安全性および有用性について検討を行った。その結果, 最終全般改善度は,「中等度改善」以上56.1%,「軽度改善」以上84.2%であった。6例 (10.2%) に副作用が発現した。また, 全般有用度は,「有用」以上57.6%,「やや有用」以上83.1%であった。効果発現は速やかであり, 90.9%の症例が1週間以内で効果を発現した。患者の印象は,「良くなった」以上84.8%,「少し良くなった」以上91.3%に達した。一方, 各症状の推移は, 鼻アレルギー日記および患者自身による評価の両面より検討を行った。
  • 投与方法の検討
    奥田 稔, 田中 克彦, 間口 四郎, 古内 一郎, 王 主栄, 佐々木 好久, 井上 鐵三, 田部 哲也, 藤田 洋祐, 山越 隆行, 片 ...
    1990 年 33 巻 Supplement6 号 p. 761-772
    発行日: 1990/12/15
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
  • 多施設二重盲検法によるKetotifenカプセルとの比較
    奥田 稔, 海野 徳二, 金関 延幸, 東松 琢郎, 田中 克彦, 吉村 理, 馬場 廣太郎, 清野 仁, 佐々木 好久, 佐藤 学, 井上 ...
    1990 年 33 巻 Supplement6 号 p. 773-791
    発行日: 1990/12/15
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    通年性アレルギー性鼻炎患者236例を対象に, Ketotifen-MRの1日1回朝食後投与の有効性, 安全性および有用性をKetotifenカプセル1日2回投与を対照薬として, 二重盲検法により比較検討した。その結果, 全般改善度および最終全般改善度においてKetotifen-MR投与群 (M群) とKetotifenカプセル投与群 (C群) の間に差はみとめられなかった。また, 症状別効果においては鼻症状, 鼻所見の各項目で両群間の効果に差はみとめられなかった。一方, 副作用の発現率はM群13.3%, C群14.7%で, 主に眠気であったが重篤なものはなく, 投与継続または中止により消失した。従って, 効果, 安全性を総合的に評価した有用度は両群ともにほぼ同等の有用性がみとめられ, 差はなかった。
    以上の結果よりKetotifen-MRはすでに有用性が確立しているKetotifenカプセルと同等の有効性, 安全性および有用性が期待できる薬剤であり, かつ1日1回投与であるため患者にとってより簡便な薬剤であると考えられた。
  • 減感作単独療法との比較臨床試験成績
    鵜飼 幸太郎, 原田 泉, 坂倉 康夫, 浜口 富美, 関谷 忠雄, 長安 満弥, 馬場 駿吉, 横田 明, 松下 隆, 瀧本 勲, 犬塚 ...
    1990 年 33 巻 Supplement6 号 p. 793-827
    発行日: 1990/12/15
    公開日: 2011/08/10
    ジャーナル フリー
    通年性鼻アレルギーにおける特異的減感作療法に, 免疫調整作用を有するノイロトロピン特号3ccを併用し, 減感作単独群とノイロトロピン併用群の2群間で臨床効果を比較検討した。
    試験は, 1983年3月より1984年9月にかけて東海地区6施設の各耳鼻咽喉科において実施された。減感作単独群およびノイロトロピン併用群の2群割り付けは封筒法により行われ, それぞれ33例, 37例で, 最長48週まで観察した。その結果, 重症度推移では24週の併用群で有意に軽症化し, 特に, くしゃみ発作, 鼻閉において著明であった。更に, 24週目の有用度は減感作単独群50.0%に比ベノイロトロピン併用群73.0%と有意に高値を示した。
    今回の試験結果からノイロトロピン特号3ccは減感作療法と併用することにより臨床効果がより期待される薬剤であると考えられた。
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