耳鼻咽喉科展望
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46 巻 , 5 号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • 口蓋の疾患 (IX)
    西山 茂夫
    2003 年 46 巻 5 号 p. 342-343
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 氷見 徹夫
    2003 年 46 巻 5 号 p. 344-350
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    扁桃は免疫臓器である一方, 感染臓器としても位置づけられる。特に小児の扁桃摘出術は, この二面性を考慮して適応基準を考えなくてはならない。しかし, 小児の習慣性扁桃炎に対する見解は小児科医, 耳鼻咽喉科医の問で相違が認められる。また, 手術に対する姿勢も異なるため, 小児での手術に付随する種々の問題点である, 合併症, 手術侵襲, 免疫学的変化を考察した。さらに, 手術適応基準を探る上での欧米での現状を提唱されているガイドラインを紹介し考察した。
  • 櫻井 結華, 小島 博己, 河野 淳, 森山 寛
    2003 年 46 巻 5 号 p. 351-358
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    中耳炎合併例の3例に対し人工内耳埋め込み術を行った。症例1は特発性難聴に滲出性中耳炎を合併しており, 症例3は中耳炎術後の鼓膜癒着例であった。2例とも一期的に人工内耳埋め込み術を行った。症例1では乳突洞の発育が不良であり, 症例3では鼓膜が広範に癒着していたことから, 鼓室内へは経外耳道アプローチを用いた。現在のところ経過は順調である。症例2は小脳腫瘍術後で放射線治療の既往があり, その後から癒着性中耳炎を生じて高度難聴に至った例で, 術前の画像診断にて両側中耳腔と乳突洞に軟部組織陰影が充満していたため, その清掃と病理学的検索を目的に二期的に人工内耳埋め込み術を行った。中耳炎例では元々炎症を起こす要因が存在しているため, 様々な合併症や中耳腔と乳突洞の状態に対応する必要がある。今回の経験からは, 一期的に埋め込みを行うか二期的にするかについては鼓室内の活動性炎症の有無に左右され, 肉芽等が存在した例については二期的に行った。また, 経外耳道アプローチは, 乳突洞の発育不良例や鼓膜の広範な癒着例で有効であると考えられた。
  • 吉田 拓人, 大櫛 哲史, 谷口 雄一郎, 清野 洋一, 中村 敏久, 飯田 誠, 富谷 義徳
    2003 年 46 巻 5 号 p. 359-362
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    外耳道皮膚から鼓膜にかけて発生した稀な耳垢腺癌の1症例を経験した。症例は33歳男性で, 左耳鳴を主訴に受診した。初診時, 左外耳道を充満する腫瘍を認めた。腫瘍の摘出を行ったところ, 腫瘍は主に鼓膜緊張部を基部としていたため, 腫瘍と周囲鼓膜および外耳道皮膚の合併切除の後, 側頭筋膜により鼓膜形成を行った。病理組織学的検査にて耳垢腺癌と診断された。術後1年4ヵ月経過しているが局所再発, 他臓器への転移は認めていない。
  • 入澤 ゆかり, 堀内 長一, 田口 享秀, 河合 敏, 佐藤 守彦, 持松 いづみ, 佃 守
    2003 年 46 巻 5 号 p. 363-367
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    今回我々は舌に発生した両側性脂肪腫の1例を経験した。過去10年間に自験例を含めて20例が報告されているが, 口腔外科, 皮膚科からの報告が大半を占めており耳鼻科からは初めての報告である。
    症例は68歳男性で舌の腫瘤を主訴に来院した。現病歴は2002年9月中旬に舌のしこりを自覚した。初診時両側舌縁に最大径13mm, 弾性硬の腫瘤を4個触知し, MRI所見では舌両側外側縁に4~8mmの結節性の腫瘤を認め, T1, T2強調画像ともに高信号を示した。CT所見では両側の舌縁部に結節性のlow density areaを認めた。摘出後病理組織所見で脂肪腫の診断であった。
  • 日本におけるQOL評価の可能性とその手段
    トート ガーボル, 佃 守
    2003 年 46 巻 5 号 p. 368-383
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    Quality of life (QOL) は, 障害の有無に関わらず全ての患者に必要不可欠な生活の原則である。この論文の目的は, 頭頸部癌患者の状況を判断するために有用な情報を提供することにある。頭頸部癌におけるQOLに関連した文献を概説し, この目的に用いられてきた手法を再評価するとともに, これまですでに日本語に翻訳され, また日本の頭頸部癌患者のQOL評価に適用可能なものを提示する。
    QOLの概念は, 多様な見解が存在するが, 主に七つのカテゴリー, 「社会的」, 「生活領域」, 「生活行事」, 「精神的」, 「社会心理的」, 「総合的QOL」, そして「結果行動」に分類することができる。頭頸部癌患者のQOL測定法におけるいくつかのモジュールを検討するとともに, 頭頸部癌患者のQOL測定法のための調査票も紹介する。調査とプログラム方針, そして評価との関連性を述べる。
  • 石丸 正, 石丸 幹夫
    2003 年 46 巻 5 号 p. 384-385
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 康司, 上杉 由美
    2003 年 46 巻 5 号 p. 386-391
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • ビスホスホネート製剤
    北村 正樹
    2003 年 46 巻 5 号 p. 392-395
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 2003 年 46 巻 5 号 p. 396-442
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 東京都内多施設オープン試験成績第2報
    洲崎 春海, 今井 透, 大久保 公裕, 瀬戸 浩之, 難波 真由美, 平野 寿美子, 後藤 穣, 市川 銀一郎, 古川 朋靖, 久松 建一 ...
    2003 年 46 巻 5 号 p. 444-456
    発行日: 2003/10/15
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
    我々は, 2002年1月より4月までに東京都内9医療機関で実施したスギ花粉症に対するラマトロバン (バイナス (R) 錠) の効果を第1報で報告した。今回は, 本研究で得られた成績をもとにラマトロバンがどのような患者に対して効果が期待できるのかを検証するために, より詳細な検討を行った。ラマトロバンはスギ花粉症患者に対する初期治療により患者の病型, 重症度及び重複抗原の有無にかかわらず, くしゃみ, 鼻漏および鼻閉症状ならびに日常生活の支障度を効果的にコントロールすることが可能な抗アレルギー薬であり, 特にくしゃみおよび鼻閉症状に対しては花粉飛散後治療であっても症状の抑制効果が期待できるものと考えられた。すなわち, 患者個々の症状やニーズに対して最適な治療戦略を立てる上でラマトロバンは適用範囲の広い薬剤であることが示された。また, ラマトロバンは眠気等の中枢神経抑制性の副作用がほとんどみられないことから, 患者のQuality of Lifeだけでなく, 服薬コンプライアンスを向上させる意味においても花粉症治療に適した薬剤であると考えられる。
  • 2003 年 46 巻 5 号 p. e1
    発行日: 2003年
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
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