アレルギー
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13 巻, 9 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 原稿種別: 目次
    1964 年 13 巻 9 号 p. 799-803
    発行日: 1964/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    1964 年 13 巻 9 号 p. Misc10-
    発行日: 1964/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 泉 孝英
    原稿種別: 本文
    1964 年 13 巻 9 号 p. 583-592,644
    発行日: 1964/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    ツベルクリン感受性の受身伝達は1945年のChaseの報告以来, 一般には生きた細胞を用いてのみ可能であると考えられて来た.著者は第1篇において検討した所謂MyrvikのAlveolar Macrophages(BCG死菌感作後にBCG死菌を静注-Challenge-したウサギの肺臓より採集する)及び同じウサギの血清を用いてウサギにおけるツベルクリン感受性の受身伝達実験を試みた結果, 次の成績を得た.(1)生きたAlveolar Macrophagesの10^9個以上の腹腔内投与によってツベルクリン感受性を受身伝達することが出来た.(2)Alveolar Macrophagesを5回の凍結融解操作により破壊して作製した遠沈画分においては, ミトコンドリア画分に受身伝達能力を認めた.20,000G 90分遠沈後の上清画分は, そのままでは伝達能力を示さなかったが, この画分のセロファンを透しての透析内液は明瞭な伝達能力を発揮した.従って透析外液中には低分子量の受身伝達阻止因子(Inhibitor)が存在すると考えられる.核マイクロゾームには伝達能力はなかった.(3)血清そのままでは伝達能力を示さなかったが, その透析内液は伝達能力を発揮した.従って, 血清中にもInhbitor を推定して得る.(4)伝達された感受性は, いずれも投与後1〜3日目に発現し, 大抵7日以後には消失した.著者の伝達実験成功の理由は, ChallengeによってDonorからTransfer factorが大量に乃至活性度の高い状況で得られたことと.Inhibitorを除いたことにあったと結論したい
  • 中川 良平
    原稿種別: 本文
    1964 年 13 巻 9 号 p. 593-604,644-64
    発行日: 1964/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    腸内嫌気性菌(Clostridium perfringensのθ毒素がStreptococcus hemolyticus O毒素に生物学的類似の性質を有している事実より, C1.perfringensθ毒素に対する抗体価を諸疾患について調べると腎疾患以外に肝硬変症, 慢性肝炎等にも高値を示すことが知れた.常在菌アレルギー研究の一環としてC1.perfringensが肝障害の成因として関与するか否かを感作実感により確かめた.同菌毒素としてその培養液遠沈上清を用い, 健常離種犬について施行した.1.Clost.毒素長期静注感作例では肝における星細胞の動員, 類線維様膨化を伴う新旧種々の血管炎像および中心性脂肪変性.腎糸球体の膨大がみられた.2.Clost.毒素感作後門脈内惹起注射例で同毒素の肝直接浸襲度を検したが, 肝変化は著明でなく, 腎細尿管の一部に混濁腫脹および同部の拡張が認められた.3.Clost.毒素・同種肝HomogenateをAdjuvant法にて感作後, 同一抗原による門脈内惹起例では肝の著明な周辺性脂肪変性, 類線維膨化を伴う顕著な血管炎像.肝細胞の融解・濃縮修復像と微細な結合織増殖がみられ, 腎糸球体炎様変化及びヘマトキシリン小体様物質の出現, 細尿管上皮の変性が認められた.この様な肝に於ける間質反応にはClost菌代謝産物が免疫学的な機序を介して関与する可能性がある.
  • 宮永 嘉隆
    原稿種別: 本文
    1964 年 13 巻 9 号 p. 605-613,645
    発行日: 1964/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    1949年, Rocha, e silva等によってBradykininが発見されて以来, その作用機序又他の一連のキニン類との関連性等についても巾広く研究がなされて来た.このBradykininがアレルギー反応時の又アナフィラキシー反応時のchemical agentとして, 又一連の生体活性ペプチドの代表として.その役割が近年注目されつつある.我々は今回このBradikininについて, ウシ精製からその生成を試み, 併せて合成Bradykininを入手したので, これ等Bradykininについてその生体に於ける作用や生物学的活性を検討し略々下記の様な成績を得た.即ち(1)Bradykininのモルモット腸管及び気管, ラッテの子宮に対する収縮は, 腸片, 気管筋標本に於いてはAcetylcholine, Histaminと同程度の収縮を見るが収縮スタート迄にかなりの間隔がある事が特長で, 反対に子宮筋ではAcetylcholineの約3倍の収縮力があった.(2)モルモットの皮内反応ではやはりhistaminより, はるかに毛細血管透過性昇進作用, 炎症症状をみた.(3)モルモットに於いては1.5mg/kgのBradykininの静注でAnaphylactic様症状でショック死を起す.(4)マウスに対してはそのLD_<50>が11mg/kgである.(5)一方副腎摘出のマウスについてはLD_<50>は4mg/kgで正常マウスに比べるとその感受性が3倍に亢進している.
  • 進藤 宙二, 渡辺 貞, 大島 良雄, 宮本 昭正, 竹田 浩洋, 松村 竜雄, 黒梅 恭芳, 館野 幸司, 秋元 波留夫, 平山 皓, 黒 ...
    原稿種別: 本文
    1964 年 13 巻 9 号 p. 614-643
    発行日: 1964/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    1964 年 13 巻 9 号 p. 644-645
    発行日: 1964/09/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
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