アレルギー
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22 巻, 7 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 22 巻 7 号 p. Cover37-
    発行日: 1973/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 22 巻 7 号 p. Cover38-
    発行日: 1973/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    1973 年 22 巻 7 号 p. Misc9-
    発行日: 1973/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 木下 研一郎
    原稿種別: 本文
    1973 年 22 巻 7 号 p. 453-465,501
    発行日: 1973/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    正常人および ASLO 高値の急性腎炎, リュウマチ熱, 溶連菌感染症等の各種疾患について末梢血リンパ球に streptolysin-O を添加培養し, ASLO 値と SLO添加によるリンパ球の幼若化率を比較検討した.その結果は以下のとおりである.1)正常人34人の平均幼若化率は 9.0±6.4% (mean±S.D) であつた.2)ASLO 高値の各種疾患55例の平均幼若化率は 11.2±11.8% (mean±S.D) で正常人との間には統計学的に有意の差はみられなかつた.3)ASLO 高値の各種疾患において ASLO の titre と幼若化率の間にも関係はみられなかつた.4)しかし ASLO 高値の各種疾患のリンパ球を経時的に培養し, ASLO 値と比較すると病初期には ASLO 値は高いが幼若化率は著明に低く, ASLO 値がしだいに低下してくる時期になると幼若化率は急速に上昇し, 溶連菌感染後2-3ヵ月目に最高の幼若化率を示した.5)したがって, 溶連菌感染後1-3ヵ月を経過した者の SLO に対する反応は正常人に比し明らかに高かつた.6)また, ASLO 値が高く長く持続するような症例-溶連菌感染が強かつたと思われるものはその後のリンパ球の幼若化率も一段と高くなる傾向が認められた.7)溶血活性のない SLO および SLO-ASLO complex にも blastgenic activity がみられたので, SLO の blastgenic activity は溶血活性のない部分に存在することが示唆された.
  • 植松 茂生
    原稿種別: 本文
    1973 年 22 巻 7 号 p. 466-485,501-50
    発行日: 1973/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    光アレルギー反応の特色は抗原形成の過程で光が関与することである.光アレルギー性接触皮膚炎の代表的感作物質である 3, 3', 4', 5-tetrachlorosalicylanilide (T_4CSA) について, その光抗原形成機序を知る目的でタンパク質との光結合物形成の仕方を調べた.T_4CSA は in vitro で長波長紫外線によりすみやかに分解し, 少なくとも4種類の物質を作る.T_4CSA は, ヒト血清タンパク質のうちプレアルブミン, アルブミンおよび α_1グロブリンとに in vitro で光化学的に結合する.また, モルモット表皮可溶性タンパク質と in vivo で血清の α_1 グロブリンに相当するタンパク質と光化学的に結合する.その結合モル比はヒト血清アルブミンに対して 1.8:1 であつた.また結合状態は塩酸グアニジン処理で離れない程度の安定さであつた.両者の光結合に及ぼす pH および温度の影響から考えると, 結合には T_4CSAの側だけでなくタンパク質の側の変化も関係するようである.また T_4CSA が光により分解し, このものが2次的にタンパク質と結合することはなく, おそらく活性化された T_4CSA が直接的に結合するようである.モルモット表皮と T_4CSA との混合物に光照射して得た抗原でモルモットを感作して T_4CSA 光接触感作と同一の結果を作ることができた.
  • 村中 正治, 竹田 浩洋, 鈴木 修二, 奥村 浩, 五十嵐 宏, 牧野 荘平, 宮本 昭正, 大島 良雄
    原稿種別: 本文
    1973 年 22 巻 7 号 p. 486-493,502
    発行日: 1973/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    3年以上寛解状態にある気管支喘息20症例を対象として, アセチルコリン吸入誘発テスト, 血清 IgE 値測定, anti-mite IgE 抗体価測定, 皮膚テストを同時に実施し, 喘息発症におけるアトピー素質, 気道過敏性の意義を検討した.寛解喘息群の血清 IgE 値, anti-mite IgE 抗体価, および皮膚テスト陽性アレルゲン数は未治癒喘息群との間に有意差はみとめなかつた.寛解喘息群のアセチルコリン閾値は20例中9例 (45%) で正常範囲にあり, 未治癒喘息群に比して有意に高く, 正常人コントロール群に比較すると有意に低かつた.血清 IgE 値とアセチルコリン閾値の間に相関関係はみとめられなかつた.寛解喘息群のアセチルコリン閾値を寛解以前のものと比べると, 9例中6例で閾値の明らかな上昇がみられた.アセチルコリン閾値の上昇が明らかでない3例中2例では, 血清 IgE 値が低値であつた.以上の結果を基礎として, 喘息発作の発生および喘息の寛解導入における気道過敏性, 血清 IgE 値の意義について考察を加えた.
  • 高山 哲, 渡辺 建介, 斎藤 洋三, 長谷川 誠
    原稿種別: 本文
    1973 年 22 巻 7 号 p. 494-500,503
    発行日: 1973/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
    125例の鼻アレルギー患者の血清 IgE 濃度を一元平板免疫拡散法で測定し, 日常行なつているアレルギー諸検査との関連性を調べ, アレルギー臨床における血清 IgE 測定の意義を検討した.1)アレルゲンが判明し, アトピーが証明され, 高い IgE 値を持つものは, 背景にある免疫学的異常が濃厚である.2)アレルゲンが不明で, アトピーが証明されず, 高い IgE 値を持つ場合には, 病歴の再聴取, 皮内反応の再検査, 寄生虫感染の有無の確認が必要である.3)皮内反応で1種類のアレルゲンにのみ陽性で, 高い IgE 値を持つ場合には, そのアレルゲンに対する特異的なレアギンが, 血中に存在する可能性がつよい.4)誘発テスト陽性で高い IgE 値を持つ場合には, 誘発テスト陽性のアレルゲンが, 真のアレルゲンである可能性がつよい.血清 IgE の測定によつて, 以上のごとき診断的利点が考えられるが, 実際の臨床のうえでは直接的な利益はもたらさないように思われる.
  • 原稿種別: 文献目録等
    1973 年 22 巻 7 号 p. 501-503
    発行日: 1973/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1973 年 22 巻 7 号 p. 504-
    発行日: 1973/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1973 年 22 巻 7 号 p. 505-507
    発行日: 1973/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 22 巻 7 号 p. Cover39-
    発行日: 1973/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1973 年 22 巻 7 号 p. Cover40-
    発行日: 1973/07/30
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
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