本年も,近年の傾向と同様に醤油関係の研究報告が低迷しており,特に国内の研究報告の減少が顕著である。一方,国外の研究報告は,基盤的な研究も応用的な研究も満遍なく報告されている。ここ何年かの傾向としてより安全安心に関する研究や減塩等の健康に関する研究と魚醤油等の醤油様調味料の研究開発が活発に報告されている。和食は現在も世界的に人気があり,この人気が醤油研究の回帰につながることを期待している。