色材協会誌
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43 巻, 10 号
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  • グアナミン樹脂塗料の調製とその性状
    宮内 徳之, 竹下 寿雄
    1970 年 43 巻 10 号 p. 475-486
    発行日: 1970/10/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    ベンゾグアナミン (BG) およびアセトグアナミン (AG) を対象にブタノール変性樹脂塗料を合成し, 生成樹脂を分析してその組成を求め, これと調製条件および樹脂の諸性状との関係を検討した。さらに硬化過程における樹脂組成の変化を追求した結果つぎの知見を得た。
    (1) BGに対するホルムアルデヒドのモル比を4以上にしても樹脂組成の変化はほとんど認められず, ブタノールのモル比を減ずると分子間縮合は増加する。 (2) ミネラルスピリット許容性に対してはブタノール変性メラミン樹脂 (M樹脂) と同じ尺度が適用できる。 (3) グアナミン・アルキド樹脂溶液の粘度上昇率に対してグアナミン樹脂組成?相違はさほど影響せず, M樹脂に比べて安定である。 (4) BG樹脂を130~170℃で焼付けると脱ホルムアルデヒド反応とともに脱ブタノール反応が認められる。 (5) 塗膜の硬度は樹脂単独で焼付けた場合, オキシメチル基およびブトキシ基の影響を反映する。
  • N-置換メラミン樹脂塗料の調製とその性状
    宮内 徳之, 竹下 寿雄
    1970 年 43 巻 10 号 p. 487-493
    発行日: 1970/10/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
    N-フェニルメラミン (PM) およびN-ブチルメラミン (BM) を対象にブタノール変性樹脂塗料を合成し, 生成樹脂を分析してその組成を求め, これと調製条件および樹脂の諸性状との関係を検討して, 前報までのメラミソ (M) およびグアナミン樹脂塗料の場合と比較した。結果を要約すると次のようである。
    (1) 結合ブタノ一ル量は, ホルムアルデヒドおよびブタノールのモル比を大きくすると増加する。 (2) ミネラルスピリット許容性に対しては, M樹脂およびグアナミン樹脂と同じ尺度が適用できる。
    (3) アルキド混合ワニスの粘度上昇率は, PMの場合はべソゾグアナミンに近く, 一方BMはMに近い挙動を示す。 (4) PMおよびBM樹脂単独の場合, 塗膜の硬度はオキシメチル基とブトキシ基の影響を受けるが, アルキド樹脂を混合すると樹脂組成の影響は減少する。
  • 北原 文雄
    1970 年 43 巻 10 号 p. 494-499
    発行日: 1970/10/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
  • 渡辺 昌
    1970 年 43 巻 10 号 p. 500-509
    発行日: 1970/10/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
  • 田里 伊佐雄
    1970 年 43 巻 10 号 p. 510-517
    発行日: 1970/10/30
    公開日: 2012/11/20
    ジャーナル フリー
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