色材協会誌
Online ISSN : 1883-2199
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95 巻, 2 号
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印刷講座(第10講)
皮膜形成材講座(第2講)
  • 槇野 隆之
    2022 年95 巻2 号 p. 28-33
    発行日: 2022/02/20
    公開日: 2022/02/22
    ジャーナル 認証あり

    アクリル樹脂はその優れた耐候性,透明性および表面光沢等の特性により,車両部材,光学部材,土木建築部材,塗料などの分野で幅広く使用されている。またその原料となるモノマーの種類は多様であり,その組み合わせによる共重合反応によりさまざまな機能をもったポリマーを設計できる。塗料用途に用いられるアクリル樹脂においても,ラジカル重合によるさまざまな製造法,モノマーの多様性などから他樹脂に比べ樹脂設計の自由度が大きいという強みを有する。

    本稿では,塗料用アクリル樹脂を設計するためのラジカル重合の基礎および重合制御方法を概説し,塗料への応用例の一部を紹介する。

皮膜形成材講座(第3講)
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