昭和医学会雑誌
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58 巻, 4 号
選択された号の論文の13件中1~13を表示しています
  • ―細胞の基本的属性を踏まえて―
    鶴岡 延熹
    1998 年 58 巻 4 号 p. 301-314
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
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  • 有賀 徹
    1998 年 58 巻 4 号 p. 315-319
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 石井 ちぐさ, 飯倉 洋治
    1998 年 58 巻 4 号 p. 320-322
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 村上 幹高, 萬屋 穣, 濱嵜 祐司, 並木 淳郎, 鈴木 洋, 伊藤 誠司, 長山 雅俊, 弘重 壽一, 片桐 敬, 嶽山 陽一
    1998 年 58 巻 4 号 p. 323-329
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
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  • 佐藤 啓造
    1998 年 58 巻 4 号 p. 330-335
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
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  • 山本 芳子, 辻 正富, 山本 登, 高木 康
    1998 年 58 巻 4 号 p. 336-342
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    非多孔性ポリマーを充填剤とする陽イオン交換カラムを用いた高速液体クロマトグラフィ (HPLC) 法によるヘモグロビンA1C (HbA1C) 測定法の基礎的検討を行うとともに, HbA1Cの臨床検査上の有用性について検討した.このHPLC法はin vitro, in vivoでの糖負荷実験で, 瞬間時の高血糖を反映する不安定型HbA1Cを完全に分離・除外し, 正確な安定型HbA1Cを測定可能であることが確認された.また, 随時血糖が120mg/dl以下, 尿糖陰性の健常人200名での基準値は4.32~6.08%であった.そして, 糖尿病で治療・経過観察中の患者75名での, 本法によるHbA1C値と同時採血での血糖との間には相関係数r=0.508の有意な相関関係が確認され, 大きく乖離する症例では不安定型HbA1Cが高値であった.また, 1カ月前と2カ月前の血糖値との間にはそれぞれr=0.509, r=0.467の有意な相関関係が認められた.これら相関係数と赤血球の寿命を考慮して計算により求めた血糖値 (HbA1C測定時の血糖×0.4+1カ月前血糖値×0.4+2カ月前の血糖値×0.2) との間の相関係数はr=0.589と改善が認められた.また, 同様な糖化蛋白であるフルクトサミンとの間には相関係数r=0.849の有意な相関関係が確認できた.
  • 猪口 清一郎, 塚本 哲也, 菅宮 斉
    1998 年 58 巻 4 号 p. 343-348
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
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    50歳以上の高年者105名 (男: 33, 女72) の胸部X線写真につき, 同時に撮影された上腕骨近位部における横線 (Harris) の存否を観察し, その特徴を検討するとともに, 他の骨における同線の出現とを比較し, 次の如き結果が得られた。
    1.横線は上腕骨近位部173側中29側 (16.8%) に認められ, 女性の方が男性よりも多く, 1側に3本のものが最も多くて, 女性では5本以上のものも認められた。
    2.個体別にはその頻度は脛骨遠位部, 大腿骨遠位部及び脛骨近位部のそれに近かった。
    3.上腕骨近位部の横線保有例の少なくとも2/3で, 他の骨にも横線が認められた。
    4.横線保有の女性例では, 80歳以上で体格小のものが大部分を占めた。
  • 丸山 美知子, 三浦 宜彦, 川口 毅, 木野田 昌彦
    1998 年 58 巻 4 号 p. 349-365
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    在宅ケアにおいて, 家族を含めた看護・介護職等による一体的, 効果的な看護・介護サービスの提供に資するため, 現在提供されている看護・介護量を把握するとともに望ましい看護・介護量を推量し, 必要な看護・介護量を明らかにすることを目的とした.脳卒中後遺症で在宅ケアを行っている78名の障害者およびその家族を対象に, 家族が実施している介護量および家族が望む看護・介護量 (デマンド) ならびにホームヘルパー, 訪問看護婦, 保健婦が実施している看護・介護量と看護・介護職自身が必要と感じている看護・介護量 (ニーズ) の調査を行った.
    その結果, 家族が判断する看護・介護の現状については, 現在提供されている看護・介護総量のうち家族自身によるものは97.4%で, 看護・介護職によるものはわずか2.6%であった.そのうち生活自立者の場合は98.2%, 寝たきり者の場合は97.0%が家族が提供しており, 在宅ケアにおける家族負担の大きいことが明らかになった.
    また, 家族が判断する看護・介護デマンドに比較して看護・介護職が判断する看護・介護ニーズは多く, 両者間の判断に大きな乖離がみられた.特に生活自立者に乖離があった.さらに, 看護・介護職の必要数を算出した.その結果, この地域の脳卒中後遺症の在宅ケアを支えるために望ましい看護・介護職は, 生活自立者ではホームヘルパー6.5人, 訪問看護婦4.7人, 市町村保健婦10.7人, 寝たきり者ではホームヘルパー9.6人, 訪問看護婦7.3人, 市町村保健婦11.4人の配置が必要であることが推計された.
  • 片岡 大輔, 門倉 光隆, 野中 誠, 高場 利博
    1998 年 58 巻 4 号 p. 366-371
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
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    下肢動脈閉塞症に対する血行再建術後に発症し得る急性肺傷害にはフリーラジカルの関与が示唆されている.今回, ハイドロキシラジカルの産生に関与する鉄イオンに着目し, そのキレート剤であるデフェロキサミン (DFO) を投与することにより, 下肢虚血再灌流後の肺傷害を軽減し得るか否かを検討した.実験には白色系家兎を用い, コントロール群, DFO投与群, 鉄飽和DFO投与群, 鉄投与群 (各群n=6) に分け, 1時間の下肢虚血後に2時間の再灌流を行い, 動脈血液ガス (PaO2, PaCO2, pH) 分析を行った.再灌流終了後, 肺の湿乾重量比の算出と組織学的検討を行った.DFO投与群ではコントロール群と比較して動脈ガス分析に差を認めなかったが, 肺湿乾重量比は低値であった.鉄飽和DFO投与群の肺湿乾重量比はコントロール群と差がなかった.以上より, 下肢虚血再灌流時には動脈血液ガスが異常を示す以前に肺内水分量が増加することが示唆され, 鉄キレート剤の投与により肺内水分量の増加が抑制され得るものと思われた.
  • 中村 慎一, 国分 二三男, 美田 俊一, 足立 満
    1998 年 58 巻 4 号 p. 372-379
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
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    過去20年間における当科での喘息死症例49例について, 検討を行い, 従来解明が充分でなかった喘息死の主因の解明を試みた.結論として, 慢性的な抗炎症治療 (吸入ステロイド) の不足を中心としたundertreatmentが喘息死の主因と考えられた.これらの多くは患者による不定期受診, 不定期な服薬から起きていた.また, 入院適応, ステロイドの使用法等, 従来, 一般的に行われていた治療計画の一部にも問題が認められた.さらに, 二次的なものではあるが, 急性悪化時における吸入β刺激薬の過剰使用による受診時期の遅れが, これに次ぐ大きな要因としてとらえられた.従って, 喘息死対策は患者教育の徹底, 治療計画の見直しを通した医療側の技術向上が主体となる.当科は以上の対策を実行することで, 1996年以降における喘息死 (他院で管理されていた症例を除く) を0にすることに成功した.
  • 吉田 英機, 片桐 敬, 大泉 京子, 石野 徳子, 堀 寛之, 内田 英二
    1998 年 58 巻 4 号 p. 381-385
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
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  • 1998 年 58 巻 4 号 p. 386-393
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
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  • 島田 茂孝, 大塚 靖, 田辺 毅, 大久保 文雄, 佐藤 兼重, 保阪 善昭, 伊谷野 克佳, 門倉 光隆, 沖 淳義, 片岡 大輔, 山 ...
    1998 年 58 巻 4 号 p. 394-396
    発行日: 1998/08/28
    公開日: 2010/09/09
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