昭和医学会雑誌
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54 巻 , 3 号
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  • 石川 昭
    1994 年 54 巻 3 号 p. 153-157
    発行日: 1994/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    石川先生が常に関心を持たれていたエリスロポエチンに関係した事項について先生の講演, 研究発表や学会発表から抜粋したものである.
  • 越川 昭三
    1994 年 54 巻 3 号 p. 158-160
    発行日: 1994/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 小林 泰一郎, 高木 康, 五味 邦英
    1994 年 54 巻 3 号 p. 161-165
    発行日: 1994/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    自動血球算定器 (Coulter Counter STKS; Coulter Electronics, USA) により平均血小板容積 (MPV) を測定する際のサンプリングの条件, および測定MPVの臨床的意義について検討した.静脈採血後直ちに抗凝固剤と混和後, 経時的にMPVを測定した.この結果, EDTA-2Kでは30分後に105.8±2.1%に増大した後はほぼ一定であるのに対してEDTA-2Naやヘパリンでは変動が著しく, EDTA-2Naでは経時的に増大し6時間後には113.7±2.7%となった.また, ヘパリンでは30分後に112.5±11.2%となった後に低下する変動であり, MPV観察にはEDTA-2Kが抗凝固剤として優れていることが確認された.また, 遠心法により分画・分離した高速遠心分離血小板のMPVが低速分離血小板MPVの88.1±3.0%であった時, ADPおよびコラーゲン血小板凝集は58.6±10.4%, 27.6±12.1%とMPVが小さい低比重血小板は高比重血小板と比較して凝集能が低値であり, MPVが大きい大血小板が血小板機能は大きいことが示唆された.糖尿病患者65例を対象としたHbA1cとMPVとの関係の検討では, 正常値の8%以下群と比較して10%以上の群では優位にMPVの増大が認められた.また, 急性心筋梗塞患者20例を対象としてMPVの経時変化を観察したところ, 入院時のMPVは9.27±0.84flと対照群と比較して優位に高値であり, 入院加療により第2, 3病週で90%程度に低下した後, 第5, 6病週でほぼ入院時のMPVレベルに復する経過が観察された.このように, 血小板を測定する際に, 数だけでなくMPVを測定することは血栓性疾患の発症予測の良好な指標となることが示唆された.
  • 陳 順初, 河村 正敏, 草野 満夫, 高木 康, 五味 邦英
    1994 年 54 巻 3 号 p. 166-175
    発行日: 1994/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    原発単発胃癌切除91症例を対象として, CEA, AFP, CA19-9の3種腫瘍マーカーの血清濃度を測定するとともに, 外科的手術により得られた組織内およびリンパ節転移巣内での発現について検討を加えた.これらマーカーの血清中の陽性例はCEA23例 (25.3%) , CA19-917例 (18.7%) , AFP4例 (4.4%) であった.早期胃癌でのこれら三種の腫瘍マーカーcombination assayの陽性率は26.3%であるのに対して, 進行癌では47.2%と病期進行とともに陽性率・測定値の上昇が認められた.また, 免疫組織染色による組織内発現の検討では, 組織内の陽性率はCEA83.5%, CA19-946.2%, AFP37.4%であり, また, 血清陽性例での組織内陽性率はCEA100%, CA19-982.4%, AFP75%と血清陰性例の組織内陽性率と比較して有意に高率であった.そして局在様式ではcytoplasmic type, stromal typeが多く, この二型では血清濃度が高値であり, stage分類ではIIIa.bとIVa.bで高率に陽性となった.また, リンパ節転移巣内の陽性率はCEA96.1%, CA19-929.4%, AFP70.6%であり, 局在様式ではcytoplasmic typeとstromal typeが大多数であった.治癒切除症例75例中の再発例は9例 (12%) であり, 再発形式は肝再発4例, 腹膜再発2例, リンパ節再発2例, 肺再発1例であった.これら症例での血清陽性率はCEA77.8%, CA19-944.4%, AFP11.1%であった.再発部位と腫瘍マーカーの関連ではAFPが肝転移と関連が認められ, CEA, CA19-9では再発部位の同定は困難であった.今回の検討で, 術前に血清腫瘍マーカーが陰性の胃癌については, 再発予知のための腫瘍マーカーの組織検索の意義が高く, 組織内局在様式を検索することにより予後を推測できる可能性が極めて高いことが示唆された.
  • 福井 勉
    1994 年 54 巻 3 号 p. 176-184
    発行日: 1994/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    脛骨の前後移動と身体運動の関係を膝前十字靱帯外傷群 (以下ACL外傷群: 膝前十字靱帯不全者, 再建者, 顆間隆起骨析整復者) 21名, コントロール群 (健常者) 15名, 計36名について3次元動作解析を行った.膝関節30°屈曲位固定下に身体を前後に傾ける動作中の, 大腿骨に対する脛骨前後移動距離, 身体重心, 足圧中心, 床反力前後分力, 膝関節モーメント, 大腿四頭筋・大腿二頭筋及び腓腹筋筋電図を同期計測した.脛骨前後移動距離はKnee Motion Analyzerにて, 身体重心, 足圧中心は3次元動作解析装置VICONにて, 床反力, 膝関節モーメントは床反力計のデータを加えて解析した.膝関節固定下における身体運動中の脛骨前後移動は, 身体重心, 足圧中心, 膝関節モーメントと有意な相関関係を示した.脛骨前方移動距離が増大したのは, 身体重心後方時, 足圧中心後方時で膝関節伸展モーメントが大きくなるときであった.またACL外傷群はコントロール群に比べ身体運動中の脛骨前後移動距離が有意に大きかった.
  • 岡 壽士, 小嶋 信博, 楠本 盛一, 金城 喜哉, 奥田 剛, 金 潤吉, 熊田 馨
    1994 年 54 巻 3 号 p. 185-189
    発行日: 1994/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    クローン病の合併症のうちもっとも頻度の高い腸管狭窄に対する切除手術は狭窄解除後の栄養療法を続行できるが, 吻合部や残存腸管の狭窄の問題となる.狭窄形成術 (stricture plasty) は腸管を切除することなしに解除できることから, 短腸症候群の心配がなく1980年代の後半から欧米で始められた術式である.手術手順は腸間膜反対側で狭窄部腸管を縦に肥厚化の部分を残さないように正常な腸管まで切り開き, アリス鉗子を縦切開の切開端と真ん中にかける.切開創の真ん中のアリス鉗子をひろげ, 切開創端の二つの鉗子を併せると, 切開創が腸管の周上の一部となって管腟が拡大する.粘膜縫合および漿膜縫合を行う.本疾患の宿命としてやがては再手術の可能性を持つ患者に対して残存小腸の長さは十分考慮されるべきであり, これにstricture plastyが極めて有効な手術手技として推奨される.
  • 辻 正富, 泉 博之, 穂坂 路男, 五野上 良材, 内藤 博邦, 橋本 幹生, 岡本 太郎, 松村 堅二, 足立 満
    1994 年 54 巻 3 号 p. 190-193
    発行日: 1994/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    59歳の男性, 慢性活動性C型肝炎, インスリン非依存型糖尿病で加療中, 肝機能の悪化がみられ, インターフェロン (IFN) 療法の目的で入院.血糖は食事療法と経口血糖降下剤で良好にコントロールされていた.IFN-α投与後, 急激に著明な高血糖を来たし, インスリン投与を開始した.中間型インスリン18単位/日投与するも, 血糖コントロール不良のためIFN-αを中止し, IFN-βに変更後血糖の改善がみられ, インスリン投与を中止, 経口血糖降下剤でコントロール可能となり, 肝機能の改善も認められた.IFNは, 膵B細胞障害, インスリン分泌抑制, インスリン抵抗性の増大により耐糖能を悪化させることが知られているが, 本症例によりIFNの種類により, 耐糖能を悪化させる機序に相違のあることが示唆された.
  • 山崎 武志, 河井 博明, 加藤 敬, 遠藤 恒宏, 松川 正明, 栗原 稔, 上田 和光, 清水 浩二, 熊谷 一秀, 安井 昭, 諸星 ...
    1994 年 54 巻 3 号 p. 194-199
    発行日: 1994/06/28
    公開日: 2010/09/09
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    65歳, 女性.慢性肝炎, 糖尿病で当科外来通院中, 繰り返す膵炎発作があり, 腹部超音波検査で膵体部に嚢胞性病変を認めたため精査.Endoscopic Retrograde Pancreatography (ERP) 後CT, 膵管生検で粘液産生性膵腫瘍と診断し手術を施行.結果は粘液産生性膵腫瘍であった.現在膵嚢胞性疾患の手術適応, 分類に関して議論されているが, 術前確定診断に関しても困難な場合が多い.その質的診断にERP後CTは有用であったため報告する.
  • 高村 光一, 新井 一成, 村上 雅彦, 相田 貞継, 鈴木 泰志, 高田 学, 斉藤 肇, 草野 満夫
    1994 年 54 巻 3 号 p. 200-203
    発行日: 1994/06/28
    公開日: 2010/09/09
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    症例は63歳男性.平成4年5月中旬より下血出現.10月下旬より便秘となり腹満感が出現したため, 当科受診となった.大腸内視鏡検査施行したところ, 肛門縁より約20cmのS状結腸にほぼ全周を占める3'型の腫瘍を認めた.狭窄部をこえてファイバーを挿入したところ, 口側15cmまでの粘膜面は正常であったが, それより口側約20cmにわたり粘膜面はやや浮腫状を呈し, 3条の縦走する潰瘍を認めた.潰瘍病変より口側の粘膜面は正常であり, 口側, 肛門側ともに病変の粘膜境界は明瞭であった.腸管閉塞に伴う閉塞性大腸炎は比較的稀であり, なかでも狭窄部を越えて内視鏡下に観察されることは少なく, 若干の文献的考察を加え報告した.
  • 安原 一, 平野 勉, 日野 研一郎, 舟波 誠, 伊藤 葉子, 内田 英二, 足立 満
    1994 年 54 巻 3 号 p. 206-210
    発行日: 1994/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 奥山 和男, 安原 一
    1994 年 54 巻 3 号 p. 211-216
    発行日: 1994/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 茨木 美香, 要 瑞穂, 黒木 亜紀, 新保 秀光, 戸塚 大輔, 柴田 孝則, 伊藤 正吾, 杉崎 徹三, 福島 淑隆, 西田 均, 青柳 ...
    1994 年 54 巻 3 号 p. 217-220
    発行日: 1994/06/28
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
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