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鈴木 洋通, 木村 玄次郎
2005 年 38 巻 3 号 p.
167-168
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
フリー
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第49回日本透析医学会シンポジウムより
常喜 信彦, 長谷 弘記, 今村 吉彦
2005 年 38 巻 3 号 p.
169-172
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
フリー
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第49回日本透析医学会シンポジウムより
品川 亮, 佐中 孜, 大川 真一郎, 竹内 靖夫
2005 年 38 巻 3 号 p.
173-174
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
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第49回日本透析医学会シンポジウムより
町田 二郎, 副島 一晃, 渡邊 紳一郎, 副島 秀久
2005 年 38 巻 3 号 p.
175-176
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
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第49回日本透析医学会シンポジウムより
西村 眞人, 小野 利彦
2005 年 38 巻 3 号 p.
177-179
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
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第49回日本透析医学会シンポジウムより
中村 隆, 有吉 秀男, 大岡 勝, 永渕 栄, 樋口 優子, 田仲 紀陽
2005 年 38 巻 3 号 p.
180-182
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
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第49回日本透析医学会シンポジウムより
中村 敏子
2005 年 38 巻 3 号 p.
183-184
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
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第49回日本透析医学会シンポジウムより
中尾 尚之, 高田 真之
2005 年 38 巻 3 号 p.
185-186
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
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看護師の立場から
遠藤 ミネ子, 小手田 紀子, 南 幸, 佐藤 久光, 水附 裕子
2005 年 38 巻 3 号 p.
187-188
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
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第49回日本透析医学会ワークショップより
遠藤 ミネ子
2005 年 38 巻 3 号 p.
189-190
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
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第49回日本透析医学会ワークショップより
南 幸, 平野 春美, 森下 成美, 田尾 知浩, 細谷 陽子, 水口 潤, 川島 周
2005 年 38 巻 3 号 p.
191-192
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
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第49回日本透析医学会ワークショップより
佐藤 久光
2005 年 38 巻 3 号 p.
193-194
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
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第49回日本透析医学会ワークショップより
小手田 紀子
2005 年 38 巻 3 号 p.
195-196
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
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特にCa濃度, ビタミンDパルス静注療法による影響
田中 章郎, 伊藤 恭彦, 藤田 芳郎, 檀原 敦, 河合 良介, 二村 奈津子, 長谷川 功, 百合草 憲勇, 永松 正, 渡邊 有三
2005 年 38 巻 3 号 p.
197-203
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
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二次性副甲状腺機能亢進症 (2° HPT) の治療目標値は一般的にintact PTH 130-200pg/mL程度とされている. 一方, intact PTH値はCa濃度によって影響されることが知られている. 今回, intact PTH値が血清Ca値, ビタミンD (VD) パルス静注療法によってどの程度影響を受けているか検討した. 当院の慢性維持血液透析患者123名を対象とし, 同時測定されたintact PTHとC-PTHの相関関係を1) 血清Ca濃度, 2) 糖尿病の有無, 3) VDパルス静注療法施行の有無から検討した. Conventional VD治療下では, Ca値高値群 (10.6mg/dL以上), Ca正常群, Ca低値群間でintact PTHとC-PTHの回帰直線の傾きは明らかに異なっていた. VDパルス療法群に比しVD conventional療法群では, 血清Ca値によるintact PTH値への影響はより顕著であった. VDパルス療法群はconventional療法群に比し, C-PTHに対するintact PTH値は相対的低値を示した. VDパルス静注療法下では, 糖尿病・非糖尿病患者ともに, intact PTHが130-200pg/mLまで下降してもintact PTHに対するC-PTH値は依然高値を示し, intact PTHとC-PTHとの回帰直線は上方にシフトしていた. 今回の検討から, intact PTHは血清Ca濃度, VDパルス静注療法の有無により大きく影響を受けることが確認された. 2° HPTを治療する際, intact PTHの評価にはCa濃度を参考にすることが望ましく, さらにVDパルス静注療法施行の際には, 蓄積型PTHを参考にすることにより詳細な評価が可能となる可能性が考えられた.
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門川 俊明, 浅井 昌樹, 森田 邦彦, 熊谷 裕生, 谷川原 祐介, 林 松彦, 猿田 享男
2005 年 38 巻 3 号 p.
205-211
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
ジャーナル
フリー
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に対する抗菌薬であるテイコプラニン (TEIC) は腎排泄性の薬剤であり, 血液透析患者への投与の際には減量が必要である. 近年, TEICの有効性を高めるためには, トラフレベル血中濃度を10μg/mL以上にすることが重要であるといわれている. 本研究では, TEICの血液透析患者における血中薬物動態推移を検討し, トラフレベル血中濃度10μg/mL以上を目標とした血液透析患者への至適投与方法について検討した. 当院にてTEICを投与した血液透析患者8名を対象とした. 患者の平均年齢は67.0歳であり, 平均体重は54.1kgであった. 患者は3-4時間の血液透析を週3回受けていた. TEIC血中濃度は偏光蛍光免疫測定法で測定した. TEICの初期投与量として初日に400mgを2回, 2日目, 3日目に400mgを1回投与した場合, 3日目の投与前血中濃度は13.3±1.4μg/mL (5例), 4日目の血中濃度は11.5±1.1μg/mL (3例) となり, 8症例中6例において10μg/mLに達した. 10μg/mL以上のトラフレベル血中濃度を維持するには, その後400mgを週に2回程度投与することが必要であった. 投与間隔を決める際には, テイコプラニンTDM解析支援ソフトウェアが有用であった. TEICの血液透析による除去はセルローストリアセテート膜では少なく, 血中濃度低下率は5.7±2.5%であった. 血液透析患者におけるTEICの投与方法として, 初日に400mgを2回, 2日目, 3日目に400mgを1回投与し, その後, 週に2回程度400mgを投与することでトラフレベル血中濃度10μg/mLが維持できると考えられた.
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原田 敬子, 平田 純生, 奥平 由子, 閑田 なるみ, 山澤 紀子, 山本 員久, 東 治人, 安田 英煥, 小野 秀太
2005 年 38 巻 3 号 p.
213-217
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
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H
2拮抗薬ラフチジンによると思われる幻覚・幻視, 異常発言などの精神神経症状がみられた血液透析患者2症例を経験した. 症例1は64歳男性, ラフチジン20mg/日を10日間投与した後, 幻覚・幻視を訴えた. 症例2は55歳男性, ラフチジン20mg/日開始後6か月目より幻覚症状が発現し, その際の血漿ラフチジン濃度は918.8ng/mL (透析前) であり, それは腎機能正常者に同量投与した時の平均ピーク濃度の4.5倍であった. 2症例ともラフチジン投与中止後精神症状が速やかに消失したことから本剤の中毒症状であると考えられた. ラフチジン錠は尿中未変化体排泄率は10.9%であるもののバイオアベイラビリティが不明である. そのため腎機能に応じた投与設計は容易ではなく, 透析患者に対しては他の腎排泄型H
2拮抗薬と同様に慎重に投与する必要があると思われた.
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中島 泰志, 本田 雅敬, 幡谷 浩史, 濱崎 祐子, 後藤 美和, 大迫 豊, 仲田 晴子, 石倉 健司, 池田 昌宏
2005 年 38 巻 3 号 p.
219-225
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
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塩酸セベラマーは非吸収性のリン (P) 吸着ポリマーである. 血清カルシウム (Ca) 濃度を上昇させることなく血清P値の低下が期待できるため成人領域では広く使用されているが, 小児における報告は少なく, 2歳以下の乳幼児における報告はない. 1歳8か月の女児に対して塩酸セベラマーを投与したので, 報告する.
症例は右腎無形成および左低形成腎のため腎不全となり, 生後9か月時, 腹膜透析 (PD) に導入した. 保存期より高P血症, 高Ca血症を認め腎性くる病を合併していたが, 活性型ビタミンD
3製剤およびカルシウム製剤の投与は困難であった. PD開始後も血清Ca値, 血清P値のコントロールは得られず, Ca×P積高値が持続した. 短期的なアルミニウムゲル製剤を使用した後, 塩酸セベラマーを投与した. 塩酸セベラマー開始後は, 血清Ca値を上昇することなく血清P値の低下が得られ, Ca×P積の低下が得られた. 投与前後で血清総コレステロール値および血清重炭酸イオン値の低下を認めた. 投与に際して錠剤を粉砕投与したが, 効果は確認された. ミルクへの撹拌注入は沈殿を生じた. 6Fr. 栄養カテーテルでは閉塞をきたしたが, 8Fr. 栄養カテーテルでは閉塞は認めなかった. 便性の変化による排便時の不機嫌が出現したが, 水分摂取量の増加により改善した.
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坂 洋祐, 浅野 靖之, 辻田 誠, 古橋 和拡, 成瀬 友彦, 渡邊 有三, 杉野 茂生, 寺澤 彰浩, 日比野 仁子
2005 年 38 巻 3 号 p.
227-231
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
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症例は50歳男性. 昭和50年より維持透析中であった. 平成13年10月31日職場での昼食中に意識消失発作を認めた. 意識消失の際に転倒し前頭部を打撲した. 意識は回復したが, 両上肢に激しい疼痛が出現したため維持透析施設を受診した. 維持透析施設にて完全房室ブロックを認めたため当院へ紹介入院となった. 両上肢の疼痛の原因は, 頸椎MRIにて中心性脊髄損傷によるものと診断された. 頸椎MRI施行後完全房室ブロックに対し全身麻酔下で永久的ペースメーカー挿入術を施行した. 中心性脊髄損傷の治療に関してはメチルプレドニゾロン大量静注療法の施行にて改善した.
病理組織学的検索は行っていないが今回の一連のエピソードには透析アミロイドーシスが深く関わっていると推測された. 長期透析患者においては軽微な外傷でも頸髄損傷をきたす可能性があることを念頭に置くべきである.
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岡田 一義, 及川 治, 山崎 俊男, 伊藤 謙, 丸山 範晃, 羽木 千尋, 樋口 輝美, 濱嵜 公久, 松本 紘一
2005 年 38 巻 3 号 p.
233-236
発行日: 2005/03/28
公開日: 2010/03/16
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週1日PD休息日 (PD holiday) を有する処方を3年10か月間継続中の寝たきり入院高齢者を報告する. 症例は71歳の男性. 慢性腎不全にて寝たきりの状態で近医に入院していたが, 平成12年9月当院に転院となり, HDを導入した. 内シャントの発達悪く, 12月にCAPDに移行した. 尿量は100mL/日と低下していたが, CAPDは順調に経過し, 透析量と予後についてinformed consentを得たうえで, 平成13年1月より週6日のIAPDに変更し, 2月よりAPDiに変更した. ガイドラインで推奨される透析量は得られなかったが, 患者の自覚症状には変化は認めず, 安定した透析を継続できた. 入院当初より食事摂取量低下, 経過中に低カリウム血症や浮腫増強などの問題点を認めたが, 適切な対応により現在もPD休息日を有する処方を継続中である.
日常生活動作が低い高齢者に透析療法を導入する場合, 適切なinformed consentを得たうえで, PD holidayを有する処方を行うことも選択肢の一つに加えてもよいと思われた.
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