日本透析医学会雑誌
Online ISSN : 1883-082X
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38 巻 , 11 号
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  • 深川 雅史, 風間 順一郎
    2005 年 38 巻 11 号 p. 1671-1672
    発行日: 2005/11/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 小岩 文彦
    2005 年 38 巻 11 号 p. 1673-1675
    発行日: 2005/11/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 重松 隆
    2005 年 38 巻 11 号 p. 1676-1677
    発行日: 2005/11/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 椎崎 和弘, 大浦 真紀, 秋澤 忠男
    2005 年 38 巻 11 号 p. 1678-1680
    発行日: 2005/11/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 中村 道郎, 山形 仁明, 冨川 伸二
    2005 年 38 巻 11 号 p. 1681-1682
    発行日: 2005/11/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 徳本 明秀
    2005 年 38 巻 11 号 p. 1683-1684
    発行日: 2005/11/28
    公開日: 2010/03/16
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  • 松下 真史, 内 啓一郎, 岡田 康弘
    2005 年 38 巻 11 号 p. 1685-1688
    発行日: 2005/11/28
    公開日: 2010/03/16
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    近年, 前立腺癌検診の普及に伴い前立腺癌患者数は増加している. われわれは公立気仙沼総合病院における維持透析患者に前立腺癌のスクリーニングを施行したので臨床的検討を加え報告する.
    2003年7月から2005年4月までの1年10か月間に当院で維持透析を施行している50歳以上の男性94名を対象とした. 全員に血清PSA検査を行い, PSA 4.00ng/mL以上の患者には原則的に前立腺生検を行うことにした. 生検は全症例に経直腸超音波ガイド下にて経直腸的に14箇所前立腺生検を行った. 対象者の年齢は50-84歳 (平均65.8歳) で, PSAは0.15-63.81ng/mL (平均2.94ng/mL) であった. 94名中PSA 4.00ng/mL以上の患者は10名で, その中でPSAが4.00-9.99ng/mLのgray zoneは7名で, PSA 10.00ng/mL以上は3名であった. 生検の適応外と判断した2名を除いた合計8名に前立腺生検を行い, 3名に前立腺癌がみつかった. 前立腺癌発見率は3.2%で, 生検陽性率は37.5%であった. これは一般前立腺癌検診の0.89%より高い結果となった. 3名の前立腺癌患者は全員が70歳以下かつ局所限局性前立腺癌であり根治的前立腺全摘除術を施行した.
    維持透析患者の前立腺癌発見率は非透析患者と同等かそれ以上の結果となり, 前立腺癌の早期発見にはPSAのスクリーニングが重要である.
  • 石川 勲
    2005 年 38 巻 11 号 p. 1689-1700
    発行日: 2005/11/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    2002年3月以降の2年間に診断された透析患者の腎癌についてアンケート調査を行った. 今回は従来の調査項目に加え, 新たに転移の発見時期および腎機能代行治療別の腎癌発生数についても調べた. また, 今回を含め1982年より2年ごとに行われた計12回のアンケート結果もまとめて報告する. 今回は新たに534例 (男性420例, 女性112例, 不明2例) の腎癌が集計された. 判明している525例中血液透析は478例 (91.0%), CAPDが28例 (5.3%), 腎移植 (末期腎不全の治療期間の半分以上が腎移植) が5例 (1.0%), CAPDと血液透析が10例 (1.9%), 腎移植と血液透析が4例 (0.8%) であった. 年間発生頻度は10万人対191人で, 平均年齢は58.9±10.9歳, 平均透析期間は145.7±95.0か月, 症状が出現したもの5.8%, 多嚢胞化萎縮腎合併81.5%, 癌の平均直径は3.53±2.01cmであった. 転移は524例中73例 (13.9%) に認められ, 報告のあった64例の発見時期は腎癌発見時にみられたもの47例 (73.4%), 経過観察中にみられたもの17例 (26.6%) であった. また過去12回の集計結果によると腎癌例は総計2,873例で, 男性2,293例, 女性574例, 不明6例で, 男女比は4:1, 平均年齢は55.5±11.5歳, 平均透析期間は126.9±84.9か月, 多嚢胞化萎縮腎の合併率は81.3%, 癌の平均直径は3.97±2.67cm, 転移は15.4%にみられた. また年度ごとに症例数は増加したが, 発見時の癌の直径は小さくなり, 転移率も低下する傾向がみられた. 結論として, 過去12回のアンケート調査の中で今回最も多くの腎癌例が新たに集計された. 腎癌例の平均透析期間はますます長くなり, 腎癌は長期透析合併症の一つであることが再確認された. 最近の傾向として, スクリーニングが普及したため腫瘍は小さいうちに見出され, これが転移率の低下傾向につながっている可能性がある.
  • 篠木 はなよ, 中原 宣子, 津村 芳子, 佐々木 智津香, 大松 佳江, 岩本 米里, 川村 正喜, 岸本 武利
    2005 年 38 巻 11 号 p. 1701-1707
    発行日: 2005/11/28
    公開日: 2010/03/16
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    女性ホルモンであるエストロゲンの欠乏は女性の更年期症状を惹き起こし, QOL低下の要因となっている. 今回20歳から60歳未満の女性透析患者41名, 健常者38名を対象に閉経年齢, 血中FSH, E2値とクッパーマン指数 (更年期症状指数) およびQOL (WHO/QOL 26) との関連を調査した結果, 透析群の閉経年齢は健常者より若かった. 両群においてE2とFSHは有意の逆相関を示した. 透析患者においてはE2およびFSH値とクッパーマン指数の間に有意の関連がみられ, 閉経者のクッパーマン指数は高い. クッパーマン指数とQOLは逆相関した. クッパーマン指数とQOLについては対象全体でも有意の逆相関を示した. 以上のことから女性透析者においては, 早期に閉経, 高FSHを伴った更年期症状も早くから出現し, 症状も強い. それがQOLの低下にも影響を及ぼしていると考えられた.
  • 深澤 篤, 山本 乃之, 清野 利花, 齋藤 由紀, 稲田 優子, 長沼 早苗, 三浦 明, 鈴木 利昭
    2005 年 38 巻 11 号 p. 1709-1716
    発行日: 2005/11/28
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
    水処理装置 (以下RO装置) から個人用透析装置 (以下透析装置) までのRO水供給ライン (以下RO水ライン) は通常洗浄消毒されず, 一度汚染されると細菌繁殖が起こる可能性がある. われわれは, RO水ラインの洗浄消毒に適当と思われる残留性が低く強い酸化力のあるオゾン水に着目した. 今回, 新しく開発された高濃度オゾン水生成装置OZROCK-2 (ワールドメディカル社製) をRO装置後のRO水ライン上に設置し, オゾン水単独によるRO水ライン清浄化の保持と透析装置および周辺機器の洗浄消毒を行った. OZROCK-2は大気から分離した酸素ガスを用い電気分解にてオゾンガスを発生させ, RO水と混合することでオゾン水を生成する. OZROCK-2をRO装置直後のRO水ラインに設置し, オゾン水を流すことにより全てのRO水ラインおよび関連装置をオゾン水単独での洗浄・消毒が可能であった. 清浄化の指標であるET活性値は, 末端個人用透析装置入口において, オゾン水導入前後における15か月平均で, それぞれ導入前77.03±71.2EU/L, 後で3.83±7.2EU/Lと有意に低下した.
    オゾン水による透析装置への影響については, 使用6か月目に一部の透析装置にタンパク様物質の付着がみられたため, 塩素系薬剤との併用で解消した. また, 使用12か月目で一部メーカーの電磁弁弁シートに脱色が確認されたが, 部品の性能に問題はなかった.
    オゾン水によるRO水ラインおよび透析周辺機器の洗浄消毒は有効であり, 透析液の清浄化保持に有用と思われた.
  • 鈴木 千鈴, 平谷 はつ子, 奥本 和子, 鈴木 加津子, 加藤 邦子
    2005 年 38 巻 11 号 p. 1717-1721
    発行日: 2005/11/28
    公開日: 2010/03/16
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    透析患者の皮膚〓痒症は高頻度でQOLを下げる重要な合併症である. 今回, 透析患者の〓痒と皮膚乾燥の関連について肌水分計とかゆみスケールを用いて検討した. 対象は維持血液透析患者124名 (男性72名・女性52名, 平均年齢63歳, 平均透析歴102か月, 慢性糸球体腎炎72名・糖尿病28名) と, 健常者28名 (男性16名, 女性12名, 平均年齢61.5歳) で, 肌水分計 (ナショナルDM-RI) を用いて角層水分量を, かゆみスケールを用いて〓痒度を測定し検討した. 透析患者の角層水分量は健常者より少なく, 非シャント肢にくらべてシャント肢の方で少なかった. 皮膚〓痒症は37.5%に認められ, 角層水分量と〓痒度は負の相関を示した. 角層水分量の多い群と少ない群の比較では, 多い群で年齢が高く, 少ない群で〓痒度とリンが高かった. 皮膚〓痒の原因はさまざまな因子の関与が考えられるが, 今回の検討では皮膚乾燥との関連が認められた. 今後, 皮膚保湿などのスキンケアを実施し, 皮膚乾燥の変化と〓痒に対する効果について検討する予定である.
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