巻号一覧
31 巻, 11 号
選択された号の論文の26件中1～26を表示しています
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藤野 治, 松井 正和1982 年 31 巻 11 号 p. 619-623
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリー市販炭素管アトマイザーをPRガスによりパイロリティックグラファイト被覆し,ジスプロシウムの原子吸光分析における基礎的検討と実試料への適用を試みた.炭素管自身の寿命やジスプロシウムの感度,再現性は被覆処理条件によって大きく影響を受けた.PRガス流速1l/min,温度約1600℃で2分間加熱処理した炭素管では寿命は約3倍に増大し,再現性も良好となった.加熱時間の短い炭素被覆不足炭素管では寿命に改善がみられず,逆に過剰では感度が低下するとともに再現性も悪化した.鉱酸は0.1M以下で,又天然のリン酸塩鉱物(ゼノタイム,モナズ石)のマトリックス成分は,ジスプロシウムの100倍量まで,全く干渉を示さなかった.硫酸溶解したリン酸塩鉱物の試料溶液を直接炭素管に入れて,ジスプコシウムの吸光度を測定し,定量した。得られた結果は高周波誘導結合プラズマ発光分光分析によるものとよく一致した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (934K) -
村上 文子, 西沢 秀幸, 石原 政雄1982 年 31 巻 11 号 p. 624-627
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーポリアミン類(プトレシン,カダベリン,スペルミジン及びスペルミン)をダンシル化した後ポリアミド薄層を用いた薄層クロマトグラフィーにより分離し,薄層上のスポットをスキャニング蛍光光度計を用いて直接測定し定量した.ダンシルポリアミン類はポリアミド薄層上で少なくとも24時間は安定であり,測定下限はビスダンシルプトレシン,ビスダンシルカダベリン,及びトリダンシルスペルミジンでは10pmol,テトラダンシルスペルミンでは5pmolであった.1枚の薄層板上での蛍光強度の変動係数は5%以内であった.動物組織の定量ではほぼ文献どおりの値が得られた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (641K) -
原田 久美子, 杉井 篤1982 年 31 巻 11 号 p. 628-631
発行日: 1982/11/05
公開日: 2010/02/16
ジャーナル フリーホウ酸基を有するポーラスポリマーを合成し,反応ガスクロマトグラフィーにおけるアルコール捕捉剤として使用することを検討した.短いプレカラムとして使用したポリマーは,第三級アルコールを除く他のアルコール類は完全に捕捉し,炭化水素類,エーテル類,エステル類,ケトン類,d-シトロネラールを除くアルデヒド類,ハロゲン化アルキル類,メルカプタン類,エポキシド類は全く捕捉しなかった。しかしd-シトロネラールは完全に捕捉し,アミン類に対しては強い相互作用を有し,保持時間の遅延,ピーク幅の広がり,ピーク高さの低下が見られた.1-プロパノールで求めたカラム寿命は0.1μl/l回で20回注入までであり,再生使用が可能であった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (594K) -
渡辺 邦洋, 宮川 夏実, 川垣 恭三1982 年 31 巻 11 号 p. 632-637
発行日: 1982/11/05
公開日: 2010/02/16
ジャーナル フリーチタン(IV)は2,2'-ジヒドロキシアゾベンゼン(DHAB)と反応し,有機溶媒に抽出可能な錯体を生成する.緩衝液として使用される酢酸は錯体の生成速度を増大させ,触媒として作用する.チタン標準溶液調製に用いる硫酸は高濃度に共存する場合,吸光度に影響する.生成錯体の組成はTi(IV):DHAB=1:2であり,2%ジオキサン溶液中での生成定数β2はlogβ2=41.6(30℃,μ=0.1)であった.最適抽出pHは3であり,モル吸光係数(ε)は8500lmol-1cm-1(495nm),7700 lmol-1cm-1(550nm)であった.0～60μgの範囲でベールの法則に従い,ジクロロエタンを抽出溶媒とするとき,変動係数は1.3%{Ti(IV)24μg,30回繰り返し}であった.妨害する金属イオンはすべてチオグリコール酸によりマスキングされた.鉄(II)は妨害しないので本法をチオグリコール酸の使用なしにセメントの分析に適用し,ジアンチピリルメタン(DAM)法と良く一致した結果を得た.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1042K) -
木本 哲也, 森宗 久幸, 森田 秀芳, 桜井 弘, 下村 滋1982 年 31 巻 11 号 p. 637-641
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリー極微量の水銀を検出する目的で,EDL,ソーラーブラインド型光電子増倍管を用いる非分散の原子蛍光分析装置を組み立てた.試料溶液から還元気化された水銀を,いったん金に捕集した後700℃で加熱離脱させる.この水銀をアルゴン気流中で流通型の蛍光セルに導き検知した.水銀の原子蛍光に対し窒素が消光作用を及ぼすので,測定に際して系を完全にアルゴンのみの雰囲気にすることで感度及び精度を向上させた.本法の検出限界は0.005ng(S/N=2)で1ngにおける変動係数は3.0%である.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (698K) -
緒方 惟治, 田口 清水, 今成 登志男1982 年 31 巻 11 号 p. 641-646
発行日: 1982/11/05
公開日: 2010/02/16
ジャーナル フリー溶媒抽出を導入したフローインジェクション分析法によるオルトリン酸の定量法を確立した.概略は次のとおりである.試料の20μlをロータリーバルブでキャリヤー(モリブデン試薬:1%モリブデン酸アンモニウムの0.8N塩酸溶液,0.8ml/min)中に導入し,セグメンターでキャリヤーと有機相(酢酸イソブチル,1.0ml/min)とを合流させ,規則正しい二相のセグメントを作る.二相のセグメントが抽出コイル(0.5mm i.d.×2m)を通る間に試料中のオルトリン酸は酸化モリブデン(VI)と錯体を形成しながら有機相セグメントに抽出される.有機相を相分離器で分離し,検出器で抽出した錯体の310nmにおける吸光度をモニターする.検出限界は0.01ppm(200pg,P),定量範囲は(0.25～25)ppm,分析速度は1時間当たり80検体,繰り返し分析精度は1ppm及び10ppmの各濃度において相対標準偏差(n=15)でそれぞれ2.1%及び1.8%であった.本法でのオルトリン酸測定への二リン酸,三リン酸,オルトケイ酸及びヒ酸の妨害は認められなかった.ヒト精しょう並びにヒト尿中のリン酸の定量に本法を応用した結果,(85～127)mg/dl及び(22～63)mg/dlの値がそれぞれ得られ,Fiske-Subbarow法による値と極めて良好な相関を示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1070K) -
光亦 博志, 大黒 紘1982 年 31 巻 11 号 p. 646-651
発行日: 1982/11/05
公開日: 2010/02/16
ジャーナル フリー非イオン性物質であるホルムアルデヒドに亜硫酸水素イオンを付加させ,生成するヒドロキシメタンスルホン酸イオン及び共存するギ酸を細管式等速電気泳動法により同時定量する方法を確立した.電解液として,リーディング液には{10-2M塩酸+L-ヒスチジン}(pH6.0),ターミナル液には10-2Mヘキサン酸(pH3.4)を用いた.亜硫酸水素イオンはホルムアルデヒドに対してモル比が約5になるように添加して付加させた.定量下限はホルムアルデヒドが約0.05μg,ギ酸が約0.1μgであった.繰り返し測定(n=6)における変動係数は,ホルムアルデド300mg/lで4.1%,ギ酸100mg/lで7.5%,1000mg/lで1.8%であった.本法を無電解銅めっき液中に共存するホルムアルデヒドとギ酸の同時分析に適用し,満足する結果を得た.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (928K) -
疎水ゲル担体中の有機試薬の分析化学的応用(第7報)井手 俊輔, 高木 誠, 上野 景平1982 年 31 巻 11 号 p. 651-656
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリー1-(2-ピリジルアゾ)-2-ナフトール(以下PANと略記)及び1-(2-チアゾリルアゾ)-2-ナフトール(以下TANと略記)を溶解したクロロベンゼン溶液にスチレン-ジビニルベンゼン共重合樹脂(ジビニルベンゼン2%)を浸漬して調製したゲル樹脂を充てんしたカラムにより,銅(II),コバルト(II),亜鉛(II),カドミウム(II),マンガン(II),ニッケル(II)イオンの抽出及び濃縮について検討した.いずれも適当なpHに調整した金属水溶液を流下することにより,ほぼ100%カラム内に捕そくされた.銅(II)と亜鉛(II)については1M塩酸で,カドミウム(II)とマンガン(II)については0.1M EDTA水溶液(pH8.5)を用いて溶離することにより,満足な逆抽出結果が得られた.コバルト(II)についてはTANゲルカラムを用いれば抽出,逆抽出が定量的であった.又,用いた各金属が共存する溶液から銅(II)イオンのみの分離を試み良好な結果を得た.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (951K) -
II.亜鉛,銅及び鉛伊藤 和男1982 年 31 巻 11 号 p. 657-662
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリー河口域底泥中の亜鉛,銅及び鉛について,マンガンノジュールを対照試料として,(1)金属の置換,(2)キレート生成,(3)酸による可溶化,(4)酸化剤と酸による可溶化,(5)還元剤と酸による可溶化などのように,金属の化学形の相違による溶解性の相違を考慮し,6種の浸出剤を選び検討し,これらの化学形に基づく選択的浸出による分画を行うことを計画した.硫化物は3%過酸化水素水-25%酢酸溶液で浸出され,銅以外の金属の酸化物と水和酸化物は0.1 ML-アスコルビン酸-2.5%酢酸溶液で浸出された.亜鉛は硫化物以外,2,5%酢酸溶液で大部分が浸出された.銅は還元剤により浸出が抑えられたが,酸化剤によりその大部分が浸出された.鉛は酸化剤又は還元剤によって浸出されたが,リン酸塩の大半は浸出されなかった.還元剤として1Mヒドロキシルアミン-25%酢酸溶液を用いると,塩酸塩を含むため,塩化鉛を生成し,鉛の浸出が抑えられ,又,この浸出剤は亜鉛と銅に対してはその低いpHのために浸出を増加させる傾向を示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (898K) -
森 康明, 内藤 昭治, 松下 秀鶴1982 年 31 巻 11 号 p. 663-669
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリー底質中に含まれる多環芳香族炭化水素(以下PAHと略記)の簡易分析法として,微分スペクトルを用いる分光蛍光光度法について検討した.その結果,微分スペクトル法は底質中のPAH同定を正確に行うのに有効であることを認めた.特に,低濃度のPAHの同定や共存成分のためバックグラウンドの大きな試料中のPAHの同定が容易であることが分かった.本法により底質中から7種のPAH{ベンゾ(a)ピレン,クリセン,ベンゾ(k)フルオランテン,ベンゾ(a)アントラセン,ペリレン,ピレン,ベンゾ(ghi)ペリレン}を同定した.一方,本法による定量条件を種々検討した結果,ペリレンは2次,その他の6種のPAHは4次微分スペクトルを用いると良好な結果を与えることが分かった.本法と従来広く使用されているnarrow base line法とを用いて底質試料16種を分析した結果,両方法の分析値は良好な一致を示した.又,本法は感度が高くそれぞれの定量下限は,ベンゾ(a)ピレン0.04ng/ml,クリセン0.05ng/ml,ベンゾ(k)フルオランテン0.07ng/ml,ベンゾ(a)アントラセン0.05ng/ml,ペリレン0.04ng/ml,ピレン0.2ng/ml及びベンゾ(ghi)ペリレン0.04ng/mlであった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1201K) -
本仲 純子, 池田 早苗, 田中 信行1982 年 31 巻 11 号 p. 669-674
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーヨウ化物イオン選択膜電極を用いる銀電位差滴定法によるN-アセチル-L-システイン,グルタチオン並びにD-ペニシラミンの迅速定量法を確立した.試料にヨウ素-メタノール溶液を作用させると,次式のようにヨウ化物イオンを生じるので,これを硝酸銀で滴定した.R-SH+3I2+3H2O=R-SO3H+6HI本法により(10-6～10-3)M N-アセチル-L-システイン,(10-6～10-3)M グルタチオン並びに(10-6～8×10-4)MD-ペニシラミンの定量が可能であり,特に10-3MN-アセチル-L-システイン,10-3Mグルタチオン,8×10-4M D-ペニシラミンの場合にはそれぞれを0.3%以内の相対誤差と相対標準偏差で最も精度よく定量できた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (882K) -
ヨウ素酸カリウムを用いる電位差滴定(第4報)入谷 信彦, 万里 輝男, 向日 良夫1982 年 31 巻 11 号 p. 675-677
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーTo avoid the influence due to dissolved oxygen, tin (II) ion was treated with iodine-methanol and the iodide ion produced was titrated with potassium iodate. The 2.0 cm3 of tin (II) solution involved concentrated hydrochloric acid was cooled to ca. 10°C and then was added an excess of 10 % (w/v) iodine-methanol. The mixture was immediately diluted to ca. 50 cm3 with distilled water and then was titrated potentiometrically with 0.05 mol dm-3 potassium iodate. Blank test was carried out similar fashion. All procedure were performed in air. Amounts of tin (II) { (50150) mg} was determined simply and the analytical results were in good agreement with those obtained by the iodometric method (oxygen-free).抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (489K) -
藤井 敏昭1982 年 31 巻 11 号 p. 677-679
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーA rapid and simple method for determining nitrogen oxides (NOx), sulfur oxides (SOx), and hydrogen chloride (HCl) in exhaust gases has been investigated. A mixture of 5 ml of 0.5 N sodium hydroxide and 25 ml of 1.0 % hydrogen peroxide was placed in a 1l flask, and about 800 ml of sample gas and 200 ml of oxygen were introduced. The NOx, SOx, and HCl in the sample gas were absorbed in 5 min and converted to nitrate, sulfate, and chloride ions, respectively, which were then determined by ion chromatography. Only about 20 min were required for the determination. The analytical data of NOx, SOx, and HCl in municipal refuse incineration exhaust gases by the present method were in fair agreement with those obtained by Zn-reduction NEDA method, precipitation titration method, and Hg(SCN) method, respectively.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (464K) -
東 達治, 今坂 藤太郎, 石橋 信彦1982 年 31 巻 11 号 p. 680-681
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーThermal lens spectrophotometry was examined using the CO2 laser as an exciting source for trace analysis of benzene in air. Thermal lens signal was recorded by a digital lock-in amplifier system. The sample gas of benzene was generated continuously by the Permeater (Kitazawa, diffusion tube). The detection limit was 500 ppb for benzene with the 9.639 μm line of the CO2 laser (output power : 20 W). This method is useful for the determination of the substances which have no absorption band at the visible region.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (338K) -
平井 幸雄, 与座 範政, 大橋 茂1982 年 31 巻 11 号 p. 681-682
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリー亜硫酸がホスホン酸と反応してオルトリン酸,硫化水素及び硫黄を生成する反応は古くから知られている.この反応を利用し,大過剰の亜硫酸及び強酸性のモリブデン(V)-モリブデン(VI)混合試薬存在下で沸騰水中で1時間加熱し,酸化反応及び発色反応を同時に完結させてホスホン酸のような低酸化数リンオキソ酸を比色定量する方法は既に実用されている.試験管のような開放系の器具を用いる場合,亜硫酸が一部気体となって失われるが,過剰にあるため酸化反応は定量的に進行する.一方これとは反対に亜硫酸で酸化されて生成するオルトリン酸を測定することにより亜硫酸を間接的に定量する方法は,気体の生成を伴うため開放系で反応を行う通常のマニュアル法による分析は難しい.フローインジェクション分析法(FIA)では,反応を閉鎖系で行うので気化に伴う亜硫酸の損失を防ぐことができる.そこで著者らは,FIAのこの利点を利用して亜硫酸の間接定量を検討した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (348K) -
和佐 保, 山本 弘, 秋元 健吾1982 年 31 巻 11 号 p. T95-T100
発行日: 1982/11/05
公開日: 2010/02/16
ジャーナル フリー2台のマイクロコンピューター(MEK DII,Motorola及びH68/TR,日立)とアナログ電解・測定部より成る電気分析システムを試作し,微分パルスポーラログラフィーのための装置制御及びデータ処理プログラムの開発を行った.解析処理プログラムはピークの検出,2次多項式によるバックグラウンド補正,最小二乗カーブフィッティング法によるピーク電流(Ip),ピーク電位(Ep),半値幅(Wp)の算出部より構成されており,BASIC語で記述されている.10μMレベルの実際試料(ピラジン,Pb2+,Cd2+,Zn2+など)の分析に対するシステムの総合精度は,Ipについて2%,Epについて1%,Wpについて5%以内であり,又処理時間は1ピーク当たり(1～2)分であった.更に,カーブフィッティングに用いる関数系(ポーラログラフィーの理論式,ガウス及びローレンツ関数)について基礎的考察を試みた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (936K) -
Akio TSUJI1982 年 31 巻 11 号 p. E333-E342
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーHighly sensitive analytical methods of various biological substances developed in the author's laboratory are reviewed. Amino sugarsand amino acids are determined by a fluorophotometric method using pyridoxal-Zn(II) ion. α-Oxo acids are also assayed fluorophotometrically with pyridoxamine-Zn(II) ion. Various oxosteroids are assayed by fluorescence high-performance liquid chromatography using dansyl hydrazine as a pre-labeling reagent. Bile acids are also determined fluorophotometrically with highperformance liquid chromatography after labeling with 1-bromoacetylpyrene. Fluorescence and chemiluminescence reactions are applied to enzyme immunoassays of various hormones and drugs.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1403K) -
Takayoshi YOSHIMORI1982 年 31 巻 11 号 p. E343-E359
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーThe fundamentals and the present status of titrimetric analysis are briefly discussed. The drying conditions for primary standard reagents recommended previously and some recent works are reviewed. The most advisable conditions and procedures for handling are given.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1812K) -
Atsuko SAI, Kousaburo OHASHI, Kenji MOTOJIMA, Katsumi YAMAMOTO1982 年 31 巻 11 号 p. E361-E366
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーThe adsorption behavior of chromium(III, VI) onto activated carbon (AC, Merck Co. Ltd.) and oxine-impregnated activated carbon (AC(HOx)) was investigated by use of a column method. The adsorption of chromium(III, VI) onto activated carbon, and of chromium(VI) onto AC(HOx) showed remarkable pH-dependency. The optimum pH for the adsorption of chromium(VI) from 1.00 × 10-3 mol dm-3 chromium(VI) solution were about 2.5 for activated carbon and about 3.0 for AC(HOx). The amount of chromium(VI) adsorbed onto adsorbents at the optimum pH was 13.5 mg for 5.0 g of activated carbon and 22.0 mg for 5.0 g of activated carbon impregnated with 0.5 g of oxine. Chromium (VI) adsorbed onto activated carbon at pH 4.9 was completely desorbed with 0.10 mol dm-3 NaOH solution in the form of chromium(III) (33%) and chromium(VI) (67%). While less than 6% of the total chromium(VI) adsorbed onto AC(HOx) at pH 4.9 was desorbed with 0.10 mol dm-3 NaOH solution. It seems probable that the chromium(VI) which was adsorbed onto activated carbon in the forms of Cr(OH)(H2O)52+ appeared from the reduction of some portion of chromium(VI) with activated carbon, HCrO4- and Cr2O7-2. On the other hand, chromium(VI) may be adsorbed onto AC(HOx) mainly in the form of Cr(III)-oxine complex.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (650K) -
Kousaburo OHASHI, Tsugio SAITO, Atsuko SAI, Kenji MOTOJIMA, Katsumi YA ...1982 年 31 巻 11 号 p. E367-E374
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーThe study on the adsorption behavior of orthophosphate onto activated carbon loaded with molybdenum(VI) (Mo(VI)-AC) or iron(III) (Fe(III)-AC) was carried out by a column method. Orthophosphate adsorbed increases with increasing the amount of molybdenum(VI) loaded onto activated carbon. The optimum pH for the adsorption of orthophosphate onto Mo(VI)-AC was 2.0. As much as 7.7 × 10-4 mol of orthophosphate was adsorbed onto 5.0 g of activated carbon loaded with 1.1 g of molybdenum(VI) at pH 2.0. The molar ratio of orthophosphate adsorbed onto Mo(VI)-AC to molybdenum(VI) adsorbed onto activated carbon was found to be 1 : 12. Orthophosphate may be adsorbed in the form of phosphomolybdenic acid (H3-nPO4Mo12O36n-) onto Mo(VI)-AC. Orthophosphate adsorbed onto Fe(III)-AC decreases on both sides of the optimum pH 6.0. As much as 3.0 × 10-4 mol orthophosphate was adsorbed onto 5.0 g of activated carbon with 23.5 mg of Fe(III). The amount of orthophosphate adsorbed increases with increasing Fe(III) loaded onto activated carbon; the molar ratio of orthophosphate adsorbed to Fe(III) adsorbed was less than unity in the pH range over 2.5 to 10.4. Orthophosphate may be adsorbed onto Fe(III)-AC by the coordination of orthophosphate to Fe(III).抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (976K) -
Hiroko SAITOH, Kikuo OIKAWA1982 年 31 巻 11 号 p. E375-E380
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーSulfur in fuels and chlorine, bromine and sulfur in biological samples were quickly determined with a satisfactory accuracy without complicated pretreatments by the combustion flask method coupled with ion chromatography.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (440K) -
Eiichi ITO, Yoshinori KIDANI1982 年 31 巻 11 号 p. E381-E388
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーGraphite furnace atomic absorption spectrophotometry(GFAAS) of platinum in urban air and automobile exhaust gas, as well as in biological samples has been studied. Pollution samples collected through a glass fiber filter were treated with aqua regia and the solution was then evaporated to dryness. The residue was dissolved in 3M hydrochloric acid and tin(II) chloride solution was added. The platinum-tin complex formed was extracted with isoamyl acetate(IA) and the extract was centrifuged. Platinum in the IA extract was measured by means of GFAAS. The present method is reproducible and any disturbance has not been observed. The calibration curve was linear in the range of 0.02-0.2 ppm platinum in the solution and the limit of identification was 0.01 ppm platinum.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (707K) -
Hajime ISHII, Hidemasa KOH, Katsuhiko SATOH1982 年 31 巻 11 号 p. E389-E394
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーThe copper(11)-α, β, γ, δ-tetrakis(1-methylpyridinium-3-yl)porphine [T(3-MPy)P or H2L4+] complex, a tetra-positive macro-molecule, was extracted quantitatively and selectively into 2-nitropropane from the acidic solution containing a large amount of perchlorate ion in the form of the ion-association complex, CuL(ClO4)4, with keeping the excess of T(3-MPy)P in the aqueous phase. On this basis, a highly sensitive and selective method for the determination of copper at ppb levels has been developed. The apparent molar absorption coefficient and the sensitivity for 0.001 absorbance were 4.0 × 105 M-1·cm-1 and 0.16 ng·cm-2, respectively. The interference of 17 cations and 4 anions usually encountered were examined, and found to be minimal. The method developed could be applied successfully to the determination of copper in real samples.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (683K) -
Yoshio SHIJO, Kaoru SAKAI1982 年 31 巻 11 号 p. E395-E400
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーA rapid preconcentration method for uranium(VI) in seawater based on the extraction-back extraction with capriquat (trioctylmethylammonium chloride) system is described. Uranium(VI) is extracted as the thiocyanate from 400 cm3 of a seawater sample into 30 cm3 of 2 × 10-2 mol dm-3 capriquat in benzene and back-extracted into 3 cm3 of 5.5 mol dm-3 perchloric acid containing Arsenazo III. By using this method, uranium(VI) in seawater with levels below ppb range could be determined by spectrophotometry. Other cations in seawater are found not to cause interferences. A relative standard deviation of 2.4% can be achieved.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (593K) -
Kazuo HIIRO, Takashi TANAKA, Akinori KAWAHARA, Masakazu ADACHI, Keiich ...1982 年 31 巻 11 号 p. E401-E407
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーA new spectrphotometric determination of phosphorus is proposed. The method is based on the measurement of color intensity of membrane filters which are colored by the filtration of dilute molybdenum blue solutions. The proposed method is very sensitive as it can determine as low as 0.001 ppm of phosphorus. Coefficient of variation for 8 measurements of 0.1 ppm of phosphorus in 500 ml was 2.46 %. Effects of various analytical conditions were examined. The method was applied to the determination of phosphorus in the sea water samples.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3041K) -
Yuzo TAMARI, Yukiharu INOUE, Haruo TSUJI, Yuzuru KUSAKA1982 年 31 巻 11 号 p. E409-E412
発行日: 1982/11/05
公開日: 2009/06/30
ジャーナル フリーA leaching technique utilizing ultrasonic waves was applied to leach cations with dilute nitric acid solutions from soils. Resulting from the detailed investigations of the effects of the reaction temperature, the irradiation time and intensity of ultrasonic waves, it was found that the developed leaching method was reproducible, rapid, and easy to control the reaction temperature, compared with the usual leaching by a shaker.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (448K)
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