日本植物病理学会報
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21 巻 , 1 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 福士 貞吉
    1956 年 21 巻 1 号 p. 1-3
    発行日: 1956/08/15
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 酒井 隆太郎
    1956 年 21 巻 1 号 p. 4-8
    発行日: 1956/08/15
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    1. 馬鈴薯疫病菌を Asparagine-glucose, 馬鈴薯煎汁及び Waksman の各培養液に培養し, 代謝産物としされる有機酸をペーパークロマトグラフイ及び顕微化学て生成法によつて検出した。
    2. 不揮発酸としては Asparagine-glucose 及び馬鈴薯煎汁培地では蓚酸, 琥珀酸の生成が認められ,又 Waksman 培地では比較的多量の蓚酸を生成する様に思われる。尚, Asparagine-glucose 及び Waksman 培地では, 夫々同一と思われる1個の未知酸が検出された。
    3. 揮発酸としては顕微化学法によつて微量の酢酸及び蟻酸の生成が認められた。
    4. 本菌は Glucose を炭素源とした培地では主として蓚酸を, その副産物として琥珀酸, 蟻酸, 酢酸及び1個の未知酸を生成するようである。
  • Wataro YAMAMOTO
    1956 年 21 巻 1 号 p. 9-12
    発行日: 1956/08/15
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • Eiichi KUROSAWA, Shigetaka KATSUKI
    1956 年 21 巻 1 号 p. 13-16
    発行日: 1956/08/15
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 冨山 宏平, 高桑 亮, 高瀬 昇, 酒井 隆太郎
    1956 年 21 巻 1 号 p. 17-22
    発行日: 1956/08/15
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    1. 疫病菌に対する抵抗性種間雑種塊茎の抵抗性は ethanol 10%液処理で, その抵抗性を失い罹病性になる。
    2. 疫病菌の接種および切断傷害による馬鈴薯塊茎の呼吸の増加, ならびに合成に向う代謝機能の促進は, ethanol 処理によつて著しく低下すると同時に Polyphenol 化合物の含量が低下する。
    3. このような ethanol 処理による塊茎の生理的反応性の低下は, 塊茎の抵抗性低下に対して重要な意味をもつと考えられる。
    4. 馬鈴薯塊茎を切断して直ちに ethanol で処理すると, 20時間後に於けるRQ値はやや低下する。
    5. ethanol の影響は接種後20時間では顕著であるが, 44時間後には少ないように見える。しかしその影響は相当後期迄残るようである。
  • 平田 幸治
    1956 年 21 巻 1 号 p. 23-29
    発行日: 1956/08/15
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    本報告は白渋病に対して抵抗性のオオムギ品種と罹病性品種とに就いて, 白渋病菌に侵されると, 菌体と直接に接触しない葉肉細胞が死ぬことの観察結果である。
    1. 抵抗性品種に於ては, (イ) 分生胞子を接種して数日後, 菌糸がある程度生育している場合には, 第一吸器 (発芽管から形成されている吸器) が形成されている表皮細胞の下の葉肉細胞のいくつかが死んでいる。更に時日がたつと, 吸器を含まぬ近辺の表皮細胞の下の葉肉細胞又は深層の葉肉細胞が死ぬことがある。
    (ロ) 死ぬ葉肉細胞では先ず葉緑体が小さくなり数も減り, 時には葉緑体も核も認められなくなつてから膨圧を失う。著しく褐変する場合と, 特に着色しない場合とある。
    (ハ) 葉肉細胞の死はその上の表皮細胞が生きていて, 吸器によつて養分を吸収されている間に起こる。穿入菌糸が侵入しただけで, 又は吸器が発育する途中で表皮細胞が死ぬ時には, その下の葉肉細胞は死なない。
    (ニ) 吸器が形成された表皮細胞の下の葉肉細胞の多くが死ねば, 菌の生育も鈍るので, 葉肉細胞の死が抵抗性の原因であるように見える。併し葉肉細胞が1つも死なない間に, 又は多数の葉肉細胞が接着する表皮細胞に吸器が形成され, 少数の葉肉細胞が死んだだけで, 菌糸が死んでいたり, 死にかけている場合がある。このような場合には, 葉肉細胞が死んだために菌の生育が鈍つたり止まつたりするのではなく, 葉肉細胞の死に先んじて, 表皮細胞からの養分吸収が困難になつていることが認められる。
    2. 罹病性品種に於いては寧ろ反対に, 菌叢の下の葉肉細胞は菌叢のない部分の葉肉細胞よりも寿命が長く葉緑体も長く保たれる。菌叢部を離れるにつれて, 葉緑体は減少し消失して, 葉緑体も核も認められなくなる。そして菌叢部から遠く離れた部分の葉肉細胞から死に始める。
    3. 抵抗性品種の場合に, 吸器が形成された表皮細胞の下の葉肉細胞が死ぬのは, 吸器からの毒素によるとの意見があるが, そのような毒素はまだ証明されていない。吸器が形成された表皮細胞によつて急激に養分を吸取られるために葉肉細胞が死ぬことはあり得ないであろうか。又罹病性品種に於て菌叢部以外の葉肉細胞よりも菌叢部の葉肉細胞が長く寿命を保つのを, 菌体から出る刺戟性物質によつて説明する意見もあるが, 菌叢部以外の葉肉細胞が菌叢部の細胞によつて一方的に養分を奪われるために先に死ぬのではなかろうか。
    4. 抵抗性品種に於ても罹病性品種に於ても, 第一吸器は一般の表皮細胞よりも気孔副細胞に形成され易いのであるが, この事は副細胞が他の表皮細胞と異り, 葉肉細胞と接着していないことに関係があるのではなかろうか。
  • 1956 年 21 巻 1 号 p. 31-37
    発行日: 1956/08/15
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 1956 年 21 巻 1 号 p. 38-47
    発行日: 1956/08/15
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
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