日本植物病理学会報
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62 巻 , 4 号
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  • Karden MULYA, 瀧川 雄一, 露無 慎二
    1996 年 62 巻 4 号 p. 355-359
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Pseudomonas fluorescens PfG32Rによるトマト青枯病発病抑制のために抗菌物質生産が必要であるが,他の要因についても検討が必要であることを報告した。本研究では,PfG32Rには,P. syringae pv. phaseolicolahrpSRhrpF遺伝子のクローンと高い相同性を示す領域と,P. s. pv. tabacihrpChrpDのクローンと低いながらも相同性を示す領域が存在することを示した。そこで,多くの植物病原細菌のhrp遺伝子群の表現型として報告されている植物体内での増殖能について,タバコ,インゲンへの葉肉内接種法によって調べたところ,P. s. pv. glycineaP. solanacearumと同様な能力を持つことが示唆された。さらに,高菌密度のPfG32Rの懸濁液をこれらの植物体内に接種すると,抵抗性反応に共通してみられるフェニルアラニンアンモニアリアーゼの比活性の上昇が見られた。これらの結果より,PfG32Rは植物病原細菌のhrp遺伝子群との相同領域を持つばかりではなく,既報のhrp遺伝子群と同様な機能を持つものであることが示唆された。
  • 中島 敏彦, 園田 亮一, 八重樫 博志, 齊藤 初雄
    1996 年 62 巻 4 号 p. 360-364
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    マルチラインの病害抑制メカニズムを明らかにするため,ササニシキマルチラインの葉いもち抑制に関与する要因の解析を行った。親和性および非親和性のササニシキ同質遺伝子系統を混合栽培した区のほうが,親和性のササニシキ同質遺伝子系統同士を混合栽培した区よりも,葉いもちの発病は抑制された。混合両系統に病原性を有するいもち病菌を伝染源とした区より,病原性および非病原性のいもち病菌を伝染源とした区のほうが,いもち病の発病は抑制された。本試験結果より,ササニシキマルチラインの葉いもち抑制要因として「誘導抵抗性」の関与が明らかとなった。
  • 矢野 彰吾, 田中 秀平, 伊藤 真一, 亀谷 満朗
    1996 年 62 巻 4 号 p. 365-371
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    7県で採集したアブラナ科野菜根こぶ病菌(Plasmodiophora brassicae Woronin)の15圃場個体群(Williamsのレース1, 4, 9)において,休眠胞子から可溶性タンパク質を抽出し,アイソザイムと可溶性タンパク質の電気泳動パターンの比較を行った。アイソザイムはセルロースアセテート膜上で,可溶性タンパク質はSDS-PAGEにより,それぞれ分析を行った。アイソザイムについては,検出を試みた20酵素のうち,15酵素で活性が,11酵素で多型が確認され,供試15個体群中に7 phenotypesの存在することが明らかとなった。とくに,個体群YAYHは6-phosphogluconate dehydrogenase, hexokinase, alkaline phosphatase,およびphosphoglucomutaseにおいて特異的なバンドパターンを示した。一方,可溶性タンパク質における多型の程度は比較的小さかったが,個体群YAYHで5つの特異的なバンドが認められた。アイソザイムと可溶性タンパク質における結果をもとにクラスター解析を行ったところ,供試15個体群はYAYHと他の14個体群の2群に大別され,YAYHは他の14個体群とは遺伝的に大きく異なることが示唆された。しかし,これらの方法により,わが国の根こぶ病抵抗性ハクサイ品種を侵す個体群と侵さない個体群を判別することはできなかった。
  • 阿久津 克己, 松井 貴美子, 山田 裕子, 保坂 壮彦
    1996 年 62 巻 4 号 p. 372-378
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    日本各地で分離されたBotrytis cinerea野生菌129株と研究室変異菌13株を用いて有性世代をin vitro条件下で形成するために交配試験を試みた。供試菌株のうち,77株は12°C,暗黒下のMGA培地で約4週間培養した菌叢上に数多くの発達した菌核を形成し,一方,90株は20°C,暗黒下のPSA培地で約1週間培養した菌叢上に多数の分生胞子を形成した。77株の菌核を石英砂上に置床し,これらに90株の分生胞子懸濁寒天液を塗布して6930通りの交配を行った。その結果,5つの交配で有性器官である子嚢盤,子嚢および子嚢胞子の形成が見られた。これらの和合組合せの交配では,1組を除いて九州分離株と関東分離株の組合せであり,2菌株間に地理的隔離が認められた。また,これらの和合組合せの2菌株は,すべて互いに異なる宿主植物からの分離株であった。これまでB. cinerea有性世代の形成に関する報告は,ブドウなどの木本植物から分離された菌株に限られていたが,今回の交配試験では,キュウリ,ナスなどの草本植物から分離された菌株を用いて有性世代の形成に成功した。
  • 大崎 秀樹, 工藤 晟, 大津 善弘
    1996 年 62 巻 4 号 p. 379-385
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    1980年代に日本において,果実面に凹凸を呈するニホンナシ品種新高と吉野が見出された。発症樹から検出されたウイロイドをニホンナシ品種新高と吉野に戻し接種したところ,同一症状が再現された。本ウイロイドの諸性質は,リンゴさび果ウイロイド(ASSVd)のそれと極めて類似していたことから,リンゴ由来のASSVdをニホンナシの両品種に接種したところ,同一症状が発現した。さらに,既知のASSVdの塩基配列から2組のプライマーを合成し,純化ウイロイド試料を用いたRT-PCRを行ったところ,ASSVdとして想定されるバンドが検出された。また,生育枝と休眠枝は,簡易な核酸抽出法を用いたRT-PCRによる検定に適していた。RT-PCRで増幅されるds-cDNAをpCRTM IIにクローニングして,本ウイロイドの塩基配列を解析したところ,橋本らが決定したASSVdの塩基配列と比較して,塩基の欠損,付加,置換が各1か所ずつ認められたのみであった。以上のことからニホンナシの本症状は,ASSVdを病原とする病害であることが明らかとなり,ニホンナシ奇形果病と命名することを提案した。また,ニホンナシの場合,圃場での感染樹から健全樹への刃物による本ウイロイドの伝搬を示唆する結果は得られなかった。
  • 稲垣 公治
    1996 年 62 巻 4 号 p. 386-392
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    名古屋市近郊のTおよびN地域から1981∼1990年にイネ赤色菌核病菌をイネの罹病茎から分離した。その菌株について菌糸融合による類別(本報告では系統と呼ぶ)を行い,赤色菌核病菌系統の水田における分布およびイネに対する病原性について検討した。T地域における調査では,1水田(TO,調査地点数:35)で11系統,その近隣の18水田(1水田あたりの調査地点数:6∼8)から,14系統が確認された。TO水田内より得られた11系統中の2系統は近隣の6水田においても分布しており,またこのTO水田中の1系統と近隣水田からの1系統の計2系統は,断続的ではあるが5∼7年間のうち3∼4年にわたって全調査水田のうちの1/3ないし半数の水田に分布していることが確認された。しかも,同一年度に同一の系統が最大で130∼140m離れた水田に分布し本病の発生に関係していることが認められた。また,他のN地域の調査においても,1水田(NE,同:40)内で見られた9系統中の1系統は,2年後に近隣の1水田に分布していることが分かった。各系統の出穂期イネへの接種実験の結果によると,1水田内で2年以上にわたり分離された系統は1年しか分離されなかった系統に比べて,被害度および発病茎率が高かった。しかし,1年しか分離されなかった系統の中にも高い被害度および発病茎率を示すものがあった。
  • 佐藤 衛, 福本 文良
    1996 年 62 巻 4 号 p. 393-396
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    香川県の3点のキャベツ,三重県の2点および鳥取県の1点のブロッコリーからPeronospora parasiticaのサンプルを集め,各サンプルから5菌株,合計30の単胞子分離株を調製し,これらの宿主範囲を調査した。供試植物として,Brassica oleracea(カリフラワー,キャベツおよびブロッコリー18品種)の他,B. campestris(タイサイ,ミズナ,アブラナ,ハクサイおよびカブ8品種),B. juncea(カラシナ1品種),B. napus(ルタバガ1品種)およびRaphanus sativus(ダイコン2品種)を用いた。接種試験の結果,分離源と同種の植物であるB. oleraceaの3作物の16品種は高い感受性を示し,本種は宿主植物と考えられた。また,B. napusは中程度の感受性を示したことから宿主となる可能性が示唆されたが,B. campestris, B. juncea, R. sativusは抵抗性を示したことから非宿主と考えられた。供試したべと病菌はすべて同じ系統に属し,B. oleracea (B. napusも含む可能性がある)を宿主とする系統と考えられた。B. oleraceaの中でキャベツの2品種,ゴールデンベストおよびYR-さわみどりは抵抗性を示した。供試した単胞子分離菌株で病原性に違いは見られなかった。
  • 李 貴宰, 柏崎 哲, 日比 忠明, 蘇 仁永
    1996 年 62 巻 4 号 p. 397-401
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    韓国裡里市より得たオオムギマイルドモザイクウイルス(BaMMV)分離株(Kor)の性状および塩基配列を調べ,日本産の2系統(Kal, Nal)およびドイツ産の1系統(M)と比較した。汁液接種の結果,Korは供試した日本のオオムギ品種に対してNalと似た反応を示したが,KalおよびMとは異なった。しかし,Korは供試した韓国の裸麦品種のほとんどに感染する点で,他の3系統のいずれとも異なった。ELISAでは,Korは他の3系統のいずれとも識別された。さらに,KorのRNA1の3'末端から2500塩基(ポリA配列を除く)の配列を決定した。この塩基配列は,NIbポリメラーゼの一部(468アミノ酸)と外被蛋白質の全部(251アミノ酸)をコードするORFと,それに続く342塩基の非翻訳領域を含んでいた。Korの外被蛋白質のアミノ酸配列は,Nal, Kalのそれと97.2%, 92.0%の相同性があった。また,Korの3'末端非翻訳領域の塩基配列は,Nal, Kalのそれと96.5%, 92.1%の相同性があった。以上の結果より,Korは既知の日本およびドイツのBaMMV系統と異なる新系統であるが,Nalに近縁であることが明らかになった。
  • 佐藤 衛, 福本 文良
    1996 年 62 巻 4 号 p. 402-407
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    ハクサイ(Brassica campestris (pekinensis group)),カブ(B. campestris (rapifera group))およびダイコン(Raphanus sativus (daikon group))べと病菌(Peronospora parasitica)から計50の単胞子分離菌株を得,アブラナ科植物に対する病原性を検定した。供試品種はB. campestris 21品種,B. juncea 1品種,B. oleracea 5品種,B. napus 1品種およびR. sativus 2品種である。ハクサイおよびカブから得られたP. parasiticaの各単胞子分離菌株に対してはB. campestris, B. napus植物のほとんどとB. oleracea植物のいくつかは感受性を示したが,B. juncea植物は耐性を示した。各植物の反応には変異がみられた。R. sativusはすべての菌株に対して抵抗性であった。ダイコンから得られた菌株では,ほとんどのR. sativus, B. oleraceaおよびB. napus植物が感受性を示したが,反応には変異がみられた。B. campestrisおよびB. juncea植物は抵抗性を示した。圃場におけるB. campestrisおよびR. sativusに寄生するべと病菌は単一植物体上のものでもそれぞれ寄生性の異なる菌株の集団とみなすことができると考えられた。また,B. campestrisに寄生するべと病菌にレースが存在する可能性が示唆された。
  • 荒瀬 栄, 吉浦 洋子, 尾添 嘉久, 本田 雄一, 野津 幹雄
    1996 年 62 巻 4 号 p. 408-410
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    イネいもち病菌胞子の発芽阻害を指標にして関口病斑中に存在する抗菌物質の検出を試みた。関口病斑の80%メタノール抽出物をベンゼン抽出し,これをシリカゲルおよびSephadex LH-20のカラムクロマトグラフィーにより,抗菌物質を部分純化した。これを薄層クロマトグラフィー(ベンゼン:酢酸エチル,10:1, v/v)により純化後,UV, EIMSおよびNMRにより機器分析した。その結果,関口病斑中の抗菌物質は,サクラの樹皮から単離された既知のサクラネチンと同定された。
  • 夏目 雅裕, 龍 理恵, 安部 浩
    1996 年 62 巻 4 号 p. 411-413
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    ジャガイモそうか病菌の毒素生産と菌の形態分化との関係を解明する研究の過程で,IFO 13767株が,これまでに本菌の生産する毒素として構造決定されているthaxtomin A以外の毒素を生産していることを,イネ根の伸長阻害を指標とする生物検定により見いだした。この毒素はHPLCによる精製で2種類の成分に分離され,concanamycin AおよびBと同定された。そこでIFO 13767株とIFO 13768株について毒素の生産性を調べた結果,IFO 13767株はconcanamycin AおよびBを生産したがthaxtomin Aは生産せず,IFO 13768株はconcanamycin AおよびBとthaxtomin Aを生産していた。上記2菌株は異なった形態の病巣から単離されていることから,concanamycinsの生産性と病徴との関係に興味が持たれる。
  • 野々村 照雄, 豊田 秀吉, 反保 宏行, 松田 克礼, 松田 一彦, Abdul GAFUR, 道後 充恵, 大内 成志
    1996 年 62 巻 4 号 p. 414-417
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    トマト萎ちょう病菌に対するインドール類縁化合物の増殖抑制効果を検討したところ,5-fluoroindole (5-FI)が顕著な抑制効果を示したので,この物質の作用についてさらに検討を加えた。その結果,5-FIを未発芽小型分生胞子に処理した場合には,50μg/mlの濃度でほぼ完全に発芽を抑制し,わずかに発芽したものでも,発芽管の突起が形成された時点で球形に膨潤し,以後の伸長を停止した。また,あらかじめ培養して発芽管もしくは菌糸を伸長させた分生胞子に5-FIを処理した場合にも,それらの先端部が球形に膨潤し,それ以後の伸長や胞子形成を抑制した。さらに,上記の球状構造体は浸透圧処理に感受性であることから,プロトプラスト様の構造であるものと推定された。
  • 今津 道夫, 柿島 真
    1996 年 62 巻 4 号 p. 418-421
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    三国山脈に分布するコメツガTsuga diversifoliaの葉上に胞子堆を形成するさび病菌の発生が認められた。そこで,このさび病菌の形態や胞子の発芽について観察を行った結果,本菌は冬胞子堆のみを形成する短世代種のさび病菌と考えられた。同菌は,これまで中国四川省のT. dumosa (=T. yunnanensis)上において発生が知られていたChrysomyxa tsugae-yunnanensisの基準標本との比較検討により,C. tsugae-yunnanensisであることが明らかとなった。したがって,コメツガを本菌の新宿主植物として認めた。また,C. tsugae-yunnanensisの分類学的所属については,冬胞子の形態および宿主植物において他のChrysomyxa属菌と異なる点が認められたことから,日本のツガの枝上に発生が報告されているC. tsugaeとともに今後詳細な検討が必要であると考えられた。
  • 吉岡 啓子, 花田 薫, 野田 千代一, 大澤 勝次
    1996 年 62 巻 4 号 p. 422-424
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    日本で分離したWMV 2のCP遺伝子とその3'非翻訳領域の塩基配列を決定した。CP遺伝子の領域は,849塩基数でアミノ酸は283残基であった。このアミノ酸数は既報の豪州,米国,トンガ分離株よりも2残基多いものであった。この2残基は,翻訳後のCP切断部位の近傍にあり,反復配列であった。同じ配列が,ダイズモザイクウイルスの米国分離株にみられ,この株との類縁性が示唆された。塩基配列を上記の分離株と比較したところ,CP遺伝子部分で約92∼93%, 3'非翻訳領域で92∼98%の相同性であった。
  • 門田 育生, 水野 明文, 西山 幸司
    1996 年 62 巻 4 号 p. 425-428
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    イネ褐条病細菌(イネ系統)とイネ以外の作物から分離した同種の細菌(非イネ系統)を供試し,第4葉期イネの地上約2cmの葉鞘部位に細菌懸濁液を単針接種して病原性を調査した。その結果,イネ系統は接種部位を中心に数cmにわたって明瞭な褐色の条斑を形成したが,非イネ系統はイネに病斑を形成しなかった。つぎに,各菌株の菌体タンパク質を抽出し,SDS-PAGEで分析したところ,分子量約50,000のバンドがイネ系統に共通して認められたが,その他の泳動パターンにおいてイネ系統と非イネ系統との間で明瞭な差異はなかった。泳動後のタンパク質をフッ化ビニリデン膜に転写し,これに非イネ系統の生菌体で吸収したイネ褐条病細菌H 8502株抗血清を反応させたところ,SDS-PAGEで分子量約50,000に認められたタンパク質が強く認識され,そのタンパク質はイネ系統に共通していた。よって,イネ褐条病細菌は各種植物から分離される褐条病細菌の中でイネに病原性を有する系統であり,本系統は供試抗血清によって認識される菌系特異的なタンパク質を共有することが示唆された。
  • 守川 俊幸, 野村 良邦, 築尾 嘉章
    1996 年 62 巻 4 号 p. 429-432
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Factors influencing the occurrence of post-harvest diseases of tulip bulbs caused by Pseudomonas andropogonis and P. gladioli during the storage and distribution were examined. The disease occurrence of the bulbs was promoted by washing in running water or dipping in the insecticide for bulb mite. Thus, following to the increase of the dipping times to the insecticide, the population of P. gladioli in the bulbs increased and the disease increased. The pathogen populations in the bulbs decreased to remove the debris of the bulb scales and roots before washing. The disease development in the bulbs was influenced by several factors such as wounding, wetness, and temperature other than the pathogen density during storage.
  • 矢口 行雄, 陶山 一雄, 牛山 欽司, 小林 正伸, 斎藤 紀子, 中村 重正
    1996 年 62 巻 4 号 p. 433-436
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    In 1992, diseased flowers of cosmos (Cosmos bipinnatus) were found in Kanagawa Prefecture, Japan. Small water-soaked lesions occurred first on flowers and flower buds. These lesions then enlarged and turned light brown. Diseased flowers and flower buds eventually fell off. The fungus produced fusiform conidia on the PDA medium, 11-14×2.8-3.5μm in size. From those results, the fungus was identified as Colletotrichum acutatum Simmonds ex Simmonds. It has been newly added as a pathogen causing anthracnose on cosmos.
  • 窪田 昌春, 我孫子 和雄, 石井 正義
    1996 年 62 巻 4 号 p. 437-440
    発行日: 1996/08/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    In October 1994, sprouting inhibition of anemone (Anemone coronaria L.) tuber was found at Tsu city. One species of Rhizopus was isolated from the affected tuber. The morphological characteristics and optimum temperature of mycelial growth of the fungus closely fit the C.M.I. descriptions of Rhizopus oryzae Went et Prinsen Geerligs. The pathogenicity of this isolate to anemone tubers was confirmed and the disease was named tuber rot. This is the first report of tuber rot of anemone caused by R. oryzae in Japan.
  • 1996 年 62 巻 4 号 p. 453
    発行日: 1996年
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
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