日本植物病理学会報
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56 巻 , 3 号
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  • 脇本 哲
    1990 年 56 巻 3 号 p. 283-286
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 日比野 啓行
    1990 年 56 巻 3 号 p. 287-289
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 比留木 忠治
    1990 年 56 巻 3 号 p. 290-293
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 柳瀬 春夫
    1990 年 56 巻 3 号 p. 294-296
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 安藤 康雄
    1990 年 56 巻 3 号 p. 297
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 原 秀紀
    1990 年 56 巻 3 号 p. 298
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
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  • 加納 健
    1990 年 56 巻 3 号 p. 299
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
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  • 大口 富三, 浅田 泰次
    1990 年 56 巻 3 号 p. 300-308
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    べと病罹病性ダイコン品種,白首宮重と抵抗性品種,平安時無の葉,葉柄,胚軸および根でのダイコンべと病菌(Peronospora parasitica Pers. ex Fr.)の生育を比較検討した。葉の海綿状組織は構成細胞が小さくがつ細胞間隙が大きいので,細胞間菌糸は不規則に曲がりくねった形となり,通常1細胞中に一つの洋梨形吸器を形成した。根の柔組織は,大きな細胞が互いに密着したち密な構造であり,狭い細胞間隙に表面の滑かな円筒形の菌糸が生育し,1細胞中に1ないし数個の種々の形態の吸器を形成していた。葉柄と胚軸での感染は根の場合に類似していた。細胞間菌糸が柔組織中に未確認の構造物を形成することを見いだしたので,その形態ならびに形成過程を調査した。根の柔組織では,菌糸は接触する細胞内に直接侵入して吸器を形成した。しかし,菌糸が大きな宿主細胞に到達したとき,しばしば葉状の特異な構造物を形成し,細かく分枝してその細胞表面を取り囲んだ。この構造物は細胞間隙にくさびを打ち込むように侵入して広がる,厚さ約6μmの偏平構造であり,大きさは形成される宿主細胞の大きさに比例して大形となった。この構造物からは種々の形態の吸器が形成され,その数は1細胞当り10から25個のものもあった。この構造物は人工接種した罹病根切片にも形成された。この形成数は接種表面近くで多く,細胞間隙の菌糸密度が高いところほど,また,大きな細胞が存在するところほど多かった。これは接種した白首宮重と平安時無にともに形成されたが,後者では形成が1日遅れて始まり,1日早く停止したので,接種4日後ではこの形成数は前者の2/3であった。これは大きな宿主細胞に速やかに多数の吸器を形成するための構造物であろう。
  • 富樫 二郎
    1990 年 56 巻 3 号 p. 309-314
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    ほ場における軟腐性細菌のファージ感受性の実態を明らかにするため,1984年から1986年までの3年間山形県鶴岡市周辺でキャベツ,ハクサイなど17種の野菜類の軟腐性の病斑から839菌株の病原菌を分離し,それらのファージ感受性を調べた。ファージは1984年同地区でErwinia carotovora subsp. carotovoraを指示菌として病斑より分離した10種(a∼j)を用いた。これらのファージに対する反応の差異によってファージ感受性菌株をA∼J群に類別した。1984年には272菌株のうち60菌株(22.0%)が供試のファージのいずれかと反応し,うち43菌株が10群(A∼J)に類別された。1985年には276菌株のうち119菌株(43.1%)が感受性で,うち113菌株が5群に,さらに1986年には291菌株のうち112菌株(38.4%)が感受性で,うち106菌株が7群に類別された。ファージ感受性菌の中で,1984年にはとくに優占的な群はみられなかったが,1985年および1986年にはファージgと反応するG群に属する菌株が優占的に出現し,感受性菌株全体のおのおの84.1%および74.1%に達した。ファージ感受性菌株の割合やファージ感受性の差異によって類別された菌群と分離源の野菜の種類との間に特別の対応関係はみられなかった。
  • 自然条件下でのいもち病菌分生胞子の離脱と飛散
    金 章圭, 閔 洪植, 吉野 嶺一
    1990 年 56 巻 3 号 p. 315-321
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    イネいもち病菌分生胞子の自然環境下での葉いもち病斑からの離脱と飛散について,1987年7月に,韓国利川市の圃場において,3種の胞子採集器を用いて,1時間ごとに調査を行った。晴天条件下では,自然感染病斑からの胞子離脱数と圃場での胞子飛散数のいずれにも,午前7時ごろに大きなピークが認められた。曇天条件下では,午前1時前後から胞子離脱数あるいは飛散数が増加し,午前9時までの間に二つのピークが観察された。また,曇天条件下の7月14∼15日には,気温約22C,相対湿度93%以上の状態が長時間継続し,このような条件下で形成,離脱,飛散した分生胞子の大部分が有効侵入を行ったものと考えられた。
  • 発芽胞子による感染誘導因子の生成とその植物毒性
    荒瀬 栄, 木下 誠子, 加納 幹生, 野津 幹雄, 田中 恵美子, 西村 正暘
    1990 年 56 巻 3 号 p. 322-330
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    イネいもち病菌のイネ葉への感染を誘導する因子が,イネ品種関口朝日を検定植物として用いることにより病原性保有菌株の胞子発芽液中から検出され,部分純化された。イネに病原性を示さないAlternaria alternataの胞子をこの因子の存在下でイネ葉に噴霧接種すると,A. alternataによる多くの病斑が形成された。しかし,いもち病菌の非宿主植物に対しては病斑は形成しなかった。この因子はイネに対して強い植物毒性を発揮した。関口朝日葉に有傷滴下すると,関口病斑類似のえ死斑が形成されたが,新2号葉ではえ死斑の形成は認められなかった。さらに,関口朝日および新2号種子を本因子を含む水溶液中で発芽させると,両品種の幼根伸長が著しく阻害された。一方,培養ろ液中にはテヌアゾン酸,ピリキュロール,ピリキュラリオールなどの毒性物質の生成が報告されているが,発芽液中にはこれら物質は検出されなかった。これらの結果は,イネいもち病菌が胞子発芽時に感染誘導能をもった未知の毒素を生成していることを示唆した。
  • 上田 進, 芳澤 宅實, 奈尾 雅浩
    1990 年 56 巻 3 号 p. 331-336
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    ムギ作圃場における空中飛散G. zeaeの子のう胞子およびイネ刈株残渣の子のう殻から分離したG. zeaeを精白米培地で培養してマイコトキシン生産性を調べた。飛散子のう胞子32菌株すべてがゼアラレノンを生産し,20菌株(62.5%)はトリコテセン系マイコトキシンを生産した。後者のうち15菌株はニバレノールとフザレノン-X生産菌,4菌株はデオキシニバレノールと3-アセチルデオキシニバレノール生産菌,1菌株はT-2トキシンとネオソラニオール生産菌であった。また,イネの刈株残査から分離した14菌株のうち,トリコテセン生産性を示した13菌株はすべてニバレノール生産菌であり,他の生産菌は認められなかった。このように,寒天培地を用いた簡便な胞子採集方法でマイコトキシン生産性を有する飛散胞子がきわめて高率に捕捉されたことは,ムギ作圃場における有毒飛散胞子の予察の可能性を示唆している。
  • 鈴木 信弘, 白子 幸男, 江原 淑夫
    1990 年 56 巻 3 号 p. 337-341
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Non-precoated indirect ELISAあるいはelectroblot ELISAを用いてウイルスを罹病葉粗汁液より検出する場合,宿主成分との非特異反応が生じることがある。本研究では,ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)感染カボチャ葉を用い,非特異反応を抑えるための簡便な方法について検討した。健全カボチャ葉1gを10mlの抗血清希釈用緩衝液(20mM Tris-HCl, 150mM NaCl, 0.05% NaN3, 0.05% Tween 20, pH 7.5)中で磨砕し,搾汁液を5,000×gで5分間遠心した。得られた上清で未分画ZYMV抗血清を500倍希釈し,ただちに処理することによって,ZYMV検出感度を損なうことなく非特異反応をほぼ完全に除くことが可能であった。本法は他の未分画抗血清を用いる場合にも有効と考えられる。
  • 川合 昭, 西尾 健
    1990 年 56 巻 3 号 p. 342-345
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Antigen of CTLV could be detected from diseased citrus leaves by ELISA using horseradish peroxidase-conjugated IgG (HRP-ELISA). In the HRP-ELISA procedure, sample and conjugate were mixed and incubated in the plate for 16hr at 4C. The relative sensitivity of antigen detection was 1:16, when the sample of the infected citrus leaf extract was diluted with healthy leaf extract. Citrus scions from post-entry quarantine and scions taken from citrus groves in Japan were tested by modified HRP-ELISA and by an inoculation test to Chenopodium quinoa. The results showed that ELISA was reliable method for detecting CTLV in citrus trees.
  • 発芽胞子の生成毒素によるえ死斑形成の光依存性
    荒瀬 栄, 近藤 一美, 本田 雄一, 野津 幹雄, 西村 正暘
    1990 年 56 巻 3 号 p. 346-350
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    毒素溶液をイネ品種「関口朝日」葉に有傷滴下後,処理葉を光照射および暗黒下に3日間保った。その結果,光照射下では関口病斑類似え死斑が形成されたが,暗黒下ではえ死斑の形成は認められなかった。え死斑は12時間以上の光照射により誘導され,照射時間の増加とともに拡大した。え死斑の形成にはBLBランプ(310∼410nm)による照射よりも390nm以下をカットした昼光色蛍光ランプによる可視光の照射が有効であった。以上の結果から,毒素によるえ死斑形成は光に大きく依存していることが明らかとなった。
  • Siti Muslimah WIDYASTUTI, 野中 福次, 丸山 英子, 佐古 宣道
    1990 年 56 巻 3 号 p. 351-353
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
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    ビワのファイトアレキシンの一種であるオーキュパリンを用いて,その濃度を100μg/mlとし,ビワの病原菌と非病原菌の胞子発芽に対する阻害作用を比較すると,ビワの病原菌よりも非病原菌を強く阻害した。この液にphosphatidylcholineを400μg/mlとなるように添加すると,いずれの菌の場合もオーキュパリンによる胞子発芽阻害は弱められた。次に,素寒天培地に殺菌剤のバリダマイシン(60ppm)とペンシクロン(134ppm)を別々に添加し,さらに,phosphatidylcholineを加えて,これが殺菌剤の抗菌力に及ぼす影響を,リゾクトニア属菌を培養して比較した。この場合も両殺菌剤の菌糸伸長に対する阻害はphosphatidylcholine添加によって低下した。同様の試験をPSA培地で行った場合は菌の種類により差がみられた。
  • 夏秋 知英, 室井 義広, 奥田 誠一, 寺中 理明
    1990 年 56 巻 3 号 p. 354-358
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
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    ニンジン潜伏ウイルス(carrot temperate virus: CTeV)には,dsRNAゲノムの電気泳動で明らかに泳動度の異なる5種類のものがあることが判明し,これらをCTeV1∼CTeV5と名づけた。おのおののCTeVは2種のdsRNAをゲノムとし,その分子量(×106)はCTeV1が1.45と1.40, CTeV2が1.70と1.60, CTeV3が1.05と0.94, CTeV4が1.30と1.20, CTeV5が1.02と0.94であった。なお,ニンジンからは,CTeVとは関係のない,分子量3.0×106のL-dsRNAも見いだされた。CTeV1∼CTeV5の関係を調べるために,CTeV1∼CTeV3のdsRNAを純化してフォトビオチンでラベルし,RNA-RNAハイブリダイゼーションを行ったところ,CTeV1とCTeV2のdsRNAはホモロガスなものとしか反応しなかったが,CTeV3のdsRNA1はCTeV5のdsRNA1と,CTeV3のdsRNA2はCTeV5のdsRNA2とも強く反応し,CTeV5はCTeV3の1系統と考えられた。
  • 1990 年 56 巻 3 号 p. 359-429
    発行日: 1990/07/25
    公開日: 2009/02/19
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