日本植物病理学会報
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6 巻 , 3 号
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  • 野津 六兵衞
    1936 年 6 巻 3 号 p. 195-198
    発行日: 1936年
    公開日: 2009/04/03
    ジャーナル フリー
  • 吉井 甫
    1936 年 6 巻 3 号 p. 199-204
    発行日: 1936年
    公開日: 2009/04/03
    ジャーナル フリー
    本報告はPiricularia oryzaeの生理的性質の内稻熱病の病理に直接關係あるものにして而も未だ調査の完からざる處を報告したるものとす。
    (1) 本菌は酸素の缺乏せる處に於ては生長せず。
    (2) 本菌發育の最適温度は28℃附近なり。
    (3) 硝酸を利用し得るも,硝酸還元作用を認めず。
    (4) 亞硝酸には中毒作用を受く。
    (5) 葡萄糖を利用し得るも,澱粉糖化力微弱なり。
    (6) Celluloseを多少分解利用す。
    (7) Pectin物質をよく利用し得。
  • 吉井 甫
    1936 年 6 巻 3 号 p. 205-218_1
    発行日: 1936年
    公開日: 2009/04/03
    ジャーナル フリー
    本文はPiricularia oryzae(稻熱病菌)の稻組織侵入法を檢索したるものにして,實驗結果の檢討を助成する目的を以て先づ,葉片,葉鞘,莖の表皮組織の形態及びその顯微化學的性質を檢したり。
    既に充分生長せる稻の開展時に於ける若葉の表或は裏に對し稻熱病菌を接種したる結果によれば,菌は先づ寄主體上に於て附着器を生ず。而して之が特に上皮の硬化の顯著なる亞鈴状細胞,諸刺毛,諸珪酸突起等の上に生じたる場合に非ざる限り,且又これが寄主の上皮に密着せる場合に於て寄主侵入を行ふものとす。而して機動細胞上及び氣孔副細胞上等に於ては特に容易に侵入し得るものの如し。
    花穗の抽出時に於て,その頸節部附近に接種したる結果によれば,葉の場合同樣,特に硬化の顯著なる部分以外に於て,葉の場合に比してやや困難なるも,侵入し得べし。就中小穗梗分岐點附近の莖の同化組織外面の長形細胞,頸節部に生ぜる苞葉の長形細胞等は比較的容易に侵入を受くるものの如し。
    葉莖を通じ氣孔裂孔部よりは侵入すること不可能なるが如し。
    侵入法は,先づ附着器の寄主に密着せる面に於てこれと略々直角に繊細なる侵入絲を生じ,これは上皮組織を貫通して表皮細胞内に入り,ここに於て膨大して小嚢體を生ず。かくて後は,これより分岐して體内菌絲を生ずるか又はそのまま伸長してこれを生じ,隣在の表皮細胞内に,又内方の同化組織細胞内へ蔓延するものとす。
  • 鈴木 橋雄
    1936 年 6 巻 3 号 p. 219-253
    発行日: 1936年
    公開日: 2009/04/03
    ジャーナル フリー
    1. 本論文には稻種子中より分離せるBacillus A, B及びC菌15系統の死滅時間と菌を浮游せしめたる培養液水素イオン濃度との關係に就き記述せり。
    2. 供試菌を浮游せしめたる培養液としてはN/1 HCl及びNaOHを以てpH 5.0, pH 7.0或は7.2及びpH 8.6或は8.8に反應を調節したるブイヨン培養液を供用して一定時間7種類の一定温度の温湯中に浸漬し,冷却後28℃或は28-30℃の定温器内に2-3日間保ちて菌の生死を決定せり。而して供試菌は常にpH 7.0或は7.2の反應を有するブイヨン培養液に28℃にて24時間培養したるものを用ひたり。
    3. 供試菌の種類及び系統竝に温湯温度の如何に關せず,死滅時間はpH 7.0或は7.2の懸濁液を供用したる場合最も優り, pH 5.0の場合之に次ぎ, pH 8.6或は8.8の場合最も劣るが如く,死滅時間と懸濁液水素イオン濃度との間には常に一定の關係存するものの如し。
    4. 供試菌の種類及び系統竝に温湯温度の如何に關せず,濕熱に對する菌の抵抗力は懸濁液の水素イオン及び水酸イオンに依りて減弱せしめらるるものなるが,水酸イオンに基づく減弱度は水素イオンに基づく夫れより大なるが如し。
    5.菌を懸濁したる培養液水素イオン濃度及び温湯温度の如何に關せず, Bacillus C菌の死滅時間はBacillus A及びB菌の夫れより著しく大にして,雄神種々子より分離したるBacillus A第22號菌を除き,後者等の死滅時間は殆んど相等しけれども,Bacillus BはBacillus Aより幾分優れるが如し。
    6. 菌を懸濁せる培養液水素イオン濃度及び温湯温度竝に供試菌種類の如何に關せず,死滅時間は菌系統に依りて差異あるものの如し。斯くの如き死滅時間の系統的差異は懸濁液水素イオン濃度及び温湯温度に依りて異なる場合あるものの如く,Bacillus A菌にありては47.5±0.5℃の温湯に浸漬したる場合にはpH 8.6或は8.8の懸濁液, 50±0.5℃の温湯に浸漬したる場合にはpH 7.0或は7.2の懸濁液を供用したる實驗に於いて最も顯著なりき。
    7. 菌を浮游せしめたる培養液水素イオン濃度竝に菌の種類及び系統の如何に關せず,死滅時間は温湯温度の上昇と共に急激に減少するものの如し。
  • 笠井 幹夫
    1936 年 6 巻 3 号 p. 254-257
    発行日: 1936年
    公開日: 2009/04/03
    ジャーナル フリー
  • 堀正 侃
    1936 年 6 巻 3 号 p. 258-263
    発行日: 1936年
    公開日: 2009/04/03
    ジャーナル フリー
  • 戸倉 章
    1936 年 6 巻 3 号 p. 264-266
    発行日: 1936年
    公開日: 2009/04/03
    ジャーナル フリー
  • 大原 清
    1936 年 6 巻 3 号 p. 267-268
    発行日: 1936年
    公開日: 2009/04/03
    ジャーナル フリー
  • 吉井 甫
    1936 年 6 巻 3 号 p. 269-270
    発行日: 1936年
    公開日: 2009/04/03
    ジャーナル フリー
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