日本植物病理学会報
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61 巻, 6 号
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  • 磯貝 雅道, 小豆畑 二美夫, 上田 一郎, 四方 英四郎, 木村 郁夫
    1995 年 61 巻 6 号 p. 513-518
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    イネ黒条萎縮ウイルス(RBSDV)とmaize rough dwarf virus (MRDV)ゲノムを用いたハイブリダイゼーションにより,両ウイルスのゲノムセグメントの関係を明らかにした。RBSDVとMRDVの塩基配列の比較からRBSDV S7とMRDV S6, RBSDV S8とMRDV S9が高い相同性を持つことが報告されている。しかし,RBSDV S7, 8由来のcDNAをプローブとしてMRDVゲノムとのノーザンハイブリダイゼーションを行うと,MRDVの移動度が遅い方からそれぞれ7, 8番目のセグメントにシグナルが検出された。このことから,RBSDVとMRDVのセグメントの対応関係がずれているのではなく,MRDVのセグメント番号の付け方(Marzachí et al., Virology, 1991)が間違っていることが分かった。さらに,両ウイルスの塩基配列の相同性を解析するため,S3を除く各RBSDVセグメント由来のcDNAをプローブに用いてMRDVゲノムとハイブリダイゼーションを行った。その結果,RBSDV S1, 4, 5, 6由来のcDNAは,他のRBSDVセグメント由来のcDNAと比較してMRDVゲノムと相同性が低かった。またRBSDV S5, 6由来のcDNAは,よりMRDVと相同性が低く,RBSDVとMRDVを判別できることを示唆した。
  • 中島 一雄, 林 隆治, Witcha CHALEEPROM, Porntip WONGKAEW, Pisan SIRITHORN
    1995 年 61 巻 6 号 p. 519-528
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    ファイトプラズマにより引き起こされるゴマフィロディー(SP)は,熱帯の多くの国で発生している。タイで発生していたフィロディー症状のゴマ植物体からDNAを抽出した。本DNAから,bisbenzimide-CsCl平衡密度勾配遠心によって,罹病植物に特異的なDNAを精製した。これを制限酵素HindIIIで切断後,プラスミド-大腸菌の系にクローニングした。得られた組み換えプラスミドの中から,パーオキシダーゼで標識した罹病ゴマ植物のDNAと反応し,健全ゴマ植物のDNAと反応しないものを選択した。サザンハイブリダイゼーションにより,組換えプラスミドの挿入DNAには,ファイトプラズマの染色体DNAに由来する断片以外に,少なくとも2種類の染色体外DNAに由来する断片があることが明らかになった。SPファイトプラズマのクローン化染色体,染色体外DNA断片をプローブとして用いたハイブリダイゼーションや,PCRによるファイトプラズマ16S rDNAの増幅は,野外においてSPファイトプラズマを検出する場合に有効であった。クローン化したDNAプローブは,SP罹病試料と強く反応したが,ほとんどのDNAプローブは,イネ黄萎病,サトウキビ白葉病,リンドウてんぐ巣病,ツワブキてんぐ巣病試料とも弱いながらも反応した。東北タイで見出されたいくつかのファイトプラズマ感染試料を用い,ドットハイブリダイゼーションの反応の傾向ならびにファイトプラズマ16S rDNAの制限酵素切断パターンを比較した結果,SPファイトプラズマは,サトウキビ白葉病ファイトプラズマや他の白葉症状の植物で発生しているファイトプラズマよりも,フィロディーやてんぐ巣症状の植物で発生しているファイトプラズマに近縁であることが示された。
  • 矢野 博, 平八重 一之, 日比 忠明
    1995 年 61 巻 6 号 p. 529-535
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    植物病原性Pseudomonas属細菌の11種13pathovar計58菌株について,ビオチン標識した大腸菌rRNA (16S+23S)をプローブとしたRFLP解析を行った。その結果,各菌の全DNAのHindIII断片はrRNA遺伝子について多型性を示し,各々の種に特異的なRFLPパターンが得られた。以上の結果から,本法が植物病原性Pseudomonas属細菌の簡便・迅速な識別・同定法として利用し得る可能性が示唆された。
  • 岡山 健夫, 中野 智彦, 松谷 幸子, 杉村 輝彦
    1995 年 61 巻 6 号 p. 536-540
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    イチゴうどんこ病に対する薬剤の効果を簡易に評価できる試験法を考案した。うどんこ病菌の接種にはランナー先端小葉が適し,接種7日後に葉裏の菌そうを肉眼観察して発病程度を判定できた。展開直後の若葉が最も高率に発病し,成葉化するにつれて発病小葉率が低下した。接種7日後に菌そうが肉眼観察でき,4週間生存した。接種胞子濃度は5.0×104/ml以上で高率に発病し,発病程度も安定した。接種後の温度条件は20°Cで高率に発病し,次いで15°C, 25°Cの順に発病程度が低下した。25°Cでは発病程度が抑えられ,30°Cでは発病しなかった。有効薬剤をあらかじめ処理したランナー先端小葉は発病が抑制され,薬剤の防除効果が適切に評価でき,薬剤および濃度間の効果の差異を明確にすることができた。切断先端小葉を用いた試験管内試験における薬剤効果の発現は,圃場試験よりも明瞭であり,簡易かつ迅速な薬剤効果の評価に適している。
  • III. Fusarium oxysporumnit変異菌株と野生菌株の生育,ベノミル感受性,病原性および安定性の比較
    竹原 利明, 國安 克人
    1995 年 61 巻 6 号 p. 541-548
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Fusarium oxysporumの硝酸塩利用能欠損変異菌株(nit変異菌株)と野生菌株の諸性質を,ダイコン萎黄病菌,ホウレンソウ萎ちょう病菌および非病原性F. oxysporum (S-52菌)を用いて比較した。ショ糖加用ジャガイモ煎汁寒天(PSA)培地上における生育は,供試した変異株計22菌株の多くは野生菌株と同様であったが,明らかに生育の遅いホウレンソウ萎ちょう病菌変異株が2菌株見いだされた。PS液体培地および滅菌土壌中の増殖はnit変異菌株と野生菌株で差が認められなかった。ベノミルに感受性のダイコン萎黄病菌から作出した変異株24菌株はいずれもベノミル感受性であった。病原性については,供試した43の変異菌株のうち,ホウレンソウ萎ちょう病菌の2変異菌株は明らかに弱かった。F. oxysporumの10分化型から作出したnit変異株計195菌株をPSA斜面培地で室温で約3年間継代培養により保存した結果,多くの菌株はもとの表現型を保持していたが,21菌株(10.8%)では硝酸塩利用能の回復が見られた。ポット内の育苗培土に接種したダイコン萎黄病菌の変異株を,約3年4ヵ月後に再分離して表現型を接種前と比較した結果,表現型の変化は認められなかった。また,土壌中の生存菌密度も野生菌株とほぼ同等であった。nit変異菌株を接種した罹病植物体から再分離した場合にも,表現型の変化は見られなかった。以上のように,nit変異菌株の中には病原性の弱くなったものや形質の不安定なものが存在するが,多くのnit変異菌株は野生菌株と同様の性質を有し,長期間安定であるため,追跡マーカーとして利用できると考えられた。
  • 土佐 幸雄, 中屋敷 均, 兵頭 英行, 真山 滋志, 加藤 肇, Sally A. LEONG
    1995 年 61 巻 6 号 p. 549-554
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    さまざまな植物から分離されたいもち病菌におけるレトロトランスポゾンMAGGYの分布を調査した。本因子はイネ菌,アワ菌,エノコログサ菌には多コピー存在したが,コムギ菌,シコクビエ菌,オヒシバ菌,メヒシバ菌,Digitaria horizontalis菌,およびミョウガ菌には全く存在しなかった。以上のことから,イネ菌はアワ菌ならびにエノコログサ菌と近縁であることが示唆された。
  • 西野 友規, 今泉 誠子, 宮部 克宏, 山田 昌雄, 後藤 正夫
    1995 年 61 巻 6 号 p. 555-561
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    日本各地から無病徴のスズメノカタビラを採集し,その導管内に存在するXanthomonas属細菌の分離を試みたところ,スズメノカタビラに萎凋症状を引き起こす細菌89株が分離された。これら分離株の中には,極めて強い病原力を持ちスズメノカタビラに対して激しい萎凋症状を示すグループと,比較的弱い病原力を持ちスズメノカタビラに対して弱い萎凋症状と共に葉の黄化症状を示すグループが存在した。前者のグループにはJT-P482株に代表される10菌株が,後者のグループにはJT-P192株に代表される79菌株が含まれた。分離株の寄生性,病原力,細菌学的性質を対照菌のXanthomonas campestris pv. graminis, X. c. pv. phlei, X. c. pv. arrhenatheri, X. c. pv. poae, X. c. pv. “poannua”のそれと比較検討した。その結果,JT-P482型の分離株はX. c. pv. “poannua”と完全に一致し,X. c. pv. poaeとはスズメノカタビラおよびラフブルーグラス上での病原力の強さが異なるのみであった。また,JT-P192型の分離株はラフブルーグラスに対して病原性を示さなかった点以外はX. c. pv. “poannua”と一致した。以上の結果を病原型(pathovar)分類の見地から検討した結果,JT-P482型の分離株,JT-P192型の分離株およびX. c. pv. “poannua”は共にX. c. pv. poaeと同定すべきであるとの結論に達した。
  • 小林 隆, 井尻 勉, Twng Wah MEW, Gerard MANINGAS, 羽柴 輝良
    1995 年 61 巻 6 号 p. 562-568
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    フィリピンなどの熱帯地方で近年深刻な問題となっているイネ紋枯病の効率的な防除を行うために本病の発生予測モデルの作成を試みた。本システムはイネ紋枯病の進展を水平進展と上位進展の2つの面からとらえ,それぞれをこれまで推定されている気象因子または植物・病原体因子と結びつけることにより推定した。上位進展は病斑高率として表され,気温,湿度,イネ体の紋枯病菌に対する感受性および茎数をパラメーターとして算出された。一方,水平進展は発病株率として表され,気温,湿度,茎数,菌核数および1日の内にどれだけ水平進展可能な時間が存在するかを考慮に入れて算出された。さらに,これら2つの進展度から羽柴の式を用いて被害度を算出した。日本で既に確立しているイネ紋枯病発生予測システムBLIGHTASをフィリピンで使用したところ気象条件の大きな違いから高い適合性が得られなかった。そこで,フィリピンの気象データを観測,解析してプログラムを修正しBLIGHTASIRRIを作成した。さらに被害度と収量との関係について検討し,上位進展と水平進展から最終的な減収量を推定する式を作成した。次に,BLIGHTASIRRIの精度について検討するため,本システムに1993年と1994年の雨期作の実測の気象データおよび菌核数等を入力して水平進展と上位進展のモデル曲線を作成した。これらのモデル曲線は,実際に圃場で観察されたイネ紋枯病の推移と非常によく一致したことから,本システムはフィリピンで使用可能と考えられた。
  • 朱 亜峰, 田村 勝徳, 渡辺 實, 松田 泉, 佐藤 守
    1995 年 61 巻 6 号 p. 569-574
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Pseudomonas syringae pv. maculicolaはクロローシス誘導植物毒素コロナチン(COR)を産生する。このCOR産生とプラスミドとの関係を調べた。ハクサイ分離株H3-6をアクリジンオレンジ処理をすることにより4株のCOR非産生変異株を得たが,これら変異株は5個の所有プラスミドのうち最大の約83kb (pMAC1と命名)のプラスミドを共通に喪失していた。また,COR生合成遺伝子群の一部の遺伝子(cfl)領域を増幅出来るプライマーを用いて,野生株および上記変異株のプラスミドDNAに対してPCRを行った結果,pMAC1を含む野生株にのみ0.65kbのPCR産物を得た。またH3-6株以外の3株のCOR産生株のプラスミドからも同じPCR産物が得られた。このPCR産物をプローブにしてこれら菌株のプラスミドDNAに対してサザンハイブリダイゼーションを行った結果,H3-6株のpMAC1を含む各菌株の最大プラスミドとのみ反応した。このPCR産物の塩基配列は,既報のpv. glycinea PG4180のものとは655塩基中2塩基異なるのみであった。以上の結果から,pv. maculicolaにおけるCOR産生のプラスミド支配が明らかになった。
  • 磯貝 雅道, 上田 一郎, 木村 郁夫
    1995 年 61 巻 6 号 p. 575-577
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    1992年北海道の田圃において萎縮症状を呈し,茎葉に白または褐色の隆起をもつイネが認められ,その病原はイネ黒条萎縮ウイルス(RBSDV)と同定された。しかし,北海道で発生したRBSDV分離株と北海道大学で継代維持しているRBSDVとでは,ゲノムのポリアクリルアミドゲル電気泳動パターンが異なっていた。そのため,圃場においてRBSDVのゲノムは多様性に富んでいるのかを解析するため,102個体のRBSDV感染植物を採集しゲノムの電気泳動パターンを比較した。その結果,各RBSDV分離株によりゲノムの電気泳動パターンが異なり,一つの圃場内から採集した分離株間でさえも異なっていた。特に,RBSDVゲノムセグメント7と8において移動度に顕著な違いが検出された。このことより,RBSDVゲノムが非常に多様性を有することが明らかになった。
  • 守川 俊幸, 野村 良邦, 山本 孝〓, 夏秋 知英
    1995 年 61 巻 6 号 p. 578-581
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    富山県のチューリップ圃場で発生の見られる,土壌伝染性の微斑モザイク症状から汁液接種でChenopodium quinoaに特異的に検出される感染因子は,汁液に活性炭素や2-メルカプトエタノールなどを添加することにより,耐保存性が向上した。これらの結果をもとに,病原の純化方法を検討し,感染植物に特異的.な4-8nmの幅を有する複雑に屈曲したひも状の粒子を純化した。部分純化試料は感染性を有したが,塩化セシウム密度勾配遠心分離後の試料の感染性は無かった。この試料を抗原として作成した抗血清は,感染植物と特異的に反応し,かつ感染性を中和したことから,本粒子の存在がチューリップ微斑モザイク症状と密接な関係があると考えた。
  • 児玉 基一朗, 井上 清, 尾谷 浩, 甲元 啓介
    1995 年 61 巻 6 号 p. 582-585
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    トマト・アルターナリア茎枯病に感受性のEarlypak 7,三重ファーストおよび抵抗性のAce各品種由来のカルスそれぞれ9系統をAL毒素含有培地上で培養した後,細胞生存率をMTT法により検定した。その結果,感受性品種においてのみ,すべての系統で生存率の低下が認められ,トマト品種の毒素反応性は培養細胞においても安定に維持されていることが明らかとなった。一方,各品種のカルスを毒素培地上で長期間培養した場合,培養細胞の増殖は毒素により感受性および抵抗性品種ともに抑制された。以上の結果より,AL毒素は感受性品種細胞に対してのみ特異的に細胞死を誘起するが,細胞増殖の阻害には非特異的作用を示すことが明らかとなった。
  • 岸 國平, 小林 享夫
    1995 年 61 巻 6 号 p. 586-589
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    1993年秋,愛知県渥美半島一帯で栽培されているダイジョ(大薯,Dioscorea alata L.)に,わが国未記録の斑点性ないし葉枯性病害が発見され,さらに翌1994年秋,同一病害が鹿児島,宮崎両県下でも広く発生していることが認められた。病斑部から,Botrytis属菌が分離され,培養上の菌核を野外越冬させBotryotinia属の子のう盤を得た。分生子・子のう胞子分離株はそれぞれ同様の性状を示し,ダイジョとトマトで病原性を確認した。既往のBotryotinia属菌との形態比較から,本菌をBotryotinia fuckeliana (de Bary) Whetzel(アナモルフ:Botrytis cinerea Persoon: Fries)と同定し,病名をヤマイモ灰色かび病と提案した(岸・小林,1995)。日本有用植物病名目録では,ダイジョは作物名ヤマイモの中に含まれるからである。
  • 池上 正人, 森永 傳, 香川 裕之
    1995 年 61 巻 6 号 p. 590-592
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Mung bean yellow mosaic virus (MYMV)外被タンパク質のN-末端はアセチルアミノ酸でブロックされていたので,これをデブロッキングした後のN-末端側のアミノ酸配列を決定すると,Asn-Val-Arg-Arg-Leuであった。さらに,MYMV外被タンパク質をリシルエンドペプチダーゼで消化後生じた4つのペプタイドのアミノ酸配列を決定した。以上の結果とMYMV DNAの各ORFがコードしているタンパク質のアミノ酸配列を比較した結果,MYMV DNA 1上のORF 1R1が外被タンパク質の遺伝子であると結論した。
  • 1995 年 61 巻 6 号 p. 593-599
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 1995 年 61 巻 6 号 p. 600-611
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 1995 年 61 巻 6 号 p. 612-636
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 1995 年 61 巻 6 号 p. 637-645
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 1995 年 61 巻 6 号 p. 646-653
    発行日: 1995/12/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
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