日本植物病理学会報
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42 巻, 4 号
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  • (1) イネ種籾の浸漬処理といもち病の発生との関係
    有本 裕, 本間 保男, 大津 紀夫, 見里 朝正
    1976 年 42 巻 4 号 p. 397-400
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Dodecyl DL-alaninate hydrochloride (AH)の水溶液中にイネ種籾を浸漬して得られたイネ苗ではいもち病の発生が抑制される傾向が認められた。そこでAHを用いて種々の条件について検討し,以下のような結果が得られた。
    AH溶液にイネ種籾を浸漬処理したイネ苗は無処理苗に比べてかなりいもち病の発生を抑制した。浸漬濃度が5ppmから500ppmまでの間では,その濃度といもち病の発病抑制とは平行の関係にあり,500ppmでその効果は最高となった。また,1000ppmではむしろその効果は低下し,2000ppmではさらに低下した。
    AH溶液への浸漬時間といもち病の発病抑制との関係は72時間>48時間>24時間>無処理の順で,浸漬時間が長いほどその効果が高い傾向がみられた。
    浸漬処理後ガラス温室で栽培したイネ苗がいもち病の発病抑制を示すまでには最低20日間が必要であり,それより以前には全く抑制が認められず,また30日前後栽培するとその抑制効果は最高となり,一度獲得した抑制効果はほとんど低下することなく収穫期まで保持される傾向がみられた。
  • 荒木 不二夫, 宮城 幸男
    1976 年 42 巻 4 号 p. 401-406
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    イネいもち病の防除にすぐれた効果をもつ浸透性殺菌剤イソプロチオラン(IPT)を用いて,栄養菌糸の生育および寄主体への侵入行動に及ぼす影響を各発育過程を通じて調べた。
    IPTを含んだブドウ糖-酵母エキス培地でいもち病菌を培養すると,20ppmではまったく生育せず,10および5ppmでは生育の遅延が認められた。菌糸は形態的に異常となり,厚膜胞子様の細胞が多数観察された。未発芽胞子にIPTを作用させると,2ppmでは付着器は形成されるが,菌糸の侵入はほぼ完全に阻止された。接種後経時的に菌の各発育段階,すなわち,未発芽期,発芽管伸長期,付着器形成前期,付着器成熟期および侵入初期のそれぞれの時期にIPTを作用させると,侵入および侵入菌糸の生育が強く阻害され,胞子発芽および付着器形成はあまり阻害されなかった。
  • 第1報 穿剌接種後の増殖と組織の変化
    小泉 銘冊
    1976 年 42 巻 4 号 p. 407-416
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    カンキツ葉に穿刺接種後のかいよう病病原細菌の消長と接種部組織の変化からつぎのことが明らかになった。
    1. 組織中に侵入した病原細菌は傷痍部とその周囲の細胞間隙で直ちに増殖する。この増殖は,切り取り葉では6C以上で認められ,温度が高いほど著しいが,40Cでは見られない。着生葉では傷痍部が乾燥し,周囲の組織が壊死するため接種後24時間以内に多数の細菌が死滅するが,周囲の細胞間隙に残ったものが増殖する。この増殖では細胞間隙に細菌は充満しない。
    2. 宿主細胞の病変は10C以下と40Cでは見られず,15Cでは9日,20Cでは4日,25Cでは2.5日目から葉緑体が小型化し,細胞質の染色性が変化して細胞が肥大する。無接種の傷痍部の周辺では同時期に細胞が肥大するが,ひき続き分裂し,湿潤状態の切り取り葉ではカルス状組織が,着生葉ではコルク形成層からなる癒傷組織が形成される。
    3. 接種部では15Cで10∼11日,20Cで4∼5日,25Cでは2.5∼3.0日目から病変細胞の周囲で病原細菌が著しく増殖する。増殖開始時期は接種源の濃度,増殖した菌数,宿主の抵抗性程度に影響されない。増殖した細菌は病変組織内および周囲の細胞間隙に密集する。
    4. 水浸状の病徴は,切り取り葉では病変細胞が肥大した時,着生葉ではこのような病変組織がある程度拡大した時に現れる。
    5. 強度抵抗性の宿主組織内に侵入した病原細菌は中度抵抗性の宿主組織内に侵入した場合に比べ,宿主細胞の病変後の増殖が著しく劣る。
  • V. ナシ葉中におけるナシ赤星病菌の細胞内菌糸
    河野 満, 石崎 寛, 久能 均
    1976 年 42 巻 4 号 p. 417-423
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    ナシ赤星病菌Gymnosporangium haraeanum Sydowに罹病したナシ葉の微細構造について検討した。本菌小生子はクチクラ感染をし,表皮細胞内には未発達な薄い層によって囲まれた細胞内菌糸が認められた。この菌糸の発達によって,その後柵状組織細胞中に細胞内菌糸が形成された。柵状組織細胞中の菌糸は2胞のものも認められ,その周囲を電子密度の低い層によって囲まれていた。また細胞間隙菌糸はところどころで柵状組織または海綿状組織細胞に侵入して,細胞内菌糸を形成していた。
  • 山内 淳司, 井本 征史, 日比 忠明, 小室 康雄
    1976 年 42 巻 4 号 p. 424-430
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    オンシツコナジラミ(T. vaporariorum)の発生が1974年3月中沢らによって東広島市西条町でわが国では最初に確認された。オンシツコナジラミは既往の海外の研究からTLCVを媒介する可能性が考えられたので,東広島市で採集した虫を用いて伝搬試験を行なった。
    タバコ,トマトへの接木伝搬試験の結果から,供試TLCV罹病株には接木伝染するウイルスが含まれていることが示された。また接木伝搬により発病したトマトの病葉の超薄切片を電顕観察したところ,TLCVと考えられる径約23∼26nm,球状のウイルス様粒子が篩部柔細胞の細胞質中に多数観察され,供試罹病株がTLCVに感染していることが確認された。
    オンシツコナジラミによるTLCV伝搬の可能性をTLCVに罹病したタバコ,トマトを接種源とし,健全なタバコ,トマトを検定植物として,それぞれあるいは相互の組合せで調べた。吸害前絶食時間,罹病植物吸害日数,健全植物加害日数,健全植物1株当りの供試オンシツコナジラミ頭数などを色々に変えて,各種の試験を行なったが,伝搬は全く認められなかった。
  • 佐藤 章夫, 冨山 宏平
    1976 年 42 巻 4 号 p. 431-435
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    抵抗性の程度の異るジャガイモ塊茎切断面組織に,不親和性疫病菌を接種し,抵抗反応とリシチン生成の時間経過との関係を調べた。リシチン生成開始が早く,かつ急激に増加する組織は強い抵抗性を示した。リシチン生成開始は遅れるが急激に増加する組織は中程度の抵抗性を示した。リシチン生成開始が遅れ,かつ増加の緩慢な組織は弱い抵抗性を示した。到達した最高リシチン量は中程度抵抗性品種で最高で,強抵抗性品種で中程度であり,弱品種で最低であった。これらの事実は,感染組織で菌糸が速やかにその進行を停止するばあいにリシチンの蓄積が速やかに止まり,また余りに抵抗性が弱いばあいはリシチンの蓄積がきわめて緩慢であることに対応するものと考えられる。以上の結果はリシチンが塊茎組織における菌糸の伸長抑制に対して重要な役割を演じているという考え方を強く支持している。
  • 大橋 祐子, 下村 徹
    1976 年 42 巻 4 号 p. 436-441
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    タバコモザイクウイルスの接種によりN. glutinosaの葉に局部病斑が形成される時,病斑の形成と共に感染部位で細胞内液の漏出がおこることが,電気伝導度の測定または組織に吸わせた32Pの測定によって明らかになった。接種後30Cに2日おいたN. gluitnosaの葉(ウイルスは増殖するが無病微)を22Cに移すか,氷水または50Cの熱水に短時間浸漬する処理によってこの葉に局部病斑類似の病斑が誘導されることを筆者らはすでに報告したが,これらの処理によって病斑が形成される場合にも,病斑の形成にやや先立ってあるいは同時に細胞内液の漏出がおこり,病斑の完成時には漏出が減少していることが判明した。これらの結果は,細胞内液の漏出がウイルス感染による病斑形成の初期過程の1つであることを示しているものと思われる。
  • 岡崎 博
    1976 年 42 巻 4 号 p. 442-449
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Fusarium oxysporum f. sp. raphaniの菌糸がグルコース水溶液中で産生する揮発性代謝物およびそれの厚膜胞子の発芽に対する作用について検討した。菌糸または土壌の放出する揮発性物質によって起きる厚膜胞子の発芽阻害は,30∼100mMのグルコースを添加した菌糸懸濁液を入れたペトリ皿の気相において打ち消された。この気相をガスクロマトグラフィーで分析した結果,エチルアルコールが0.016∼0.11μg/ml,アセトアルデヒドが0.002∼0.04μg/ml検出された。さらに,この気相においた厚膜胞子懸濁液からはエチルアルコールが83∼570μg/ml(1.8∼12mM),アセトアルデヒドが0∼9μg/ml(0∼0.2mM)検出された。この二つの代謝物について厚膜胞子の発芽に対する作用を調べた結果,菌糸または土壌による厚膜胞子の発芽阻害は,0.1mMのエチルアルコールまたは10mMのアセトアルデヒドを入れたペトリ皿の気相において打ち消された。グルコースの存在下で菌糸が産生する揮発性代謝物のうち,エチルアルコールはこの発芽阻害を打ち消すのに必要な濃度に達していたが,アセトアルデヒドはそれに達しなかった。したがって,グルコースの存在下で菌糸が示す発芽促進作用はこのとき菌糸が産生するエチルアルコールによるものであると結論した。
  • 加藤 盛, 三沢 正生
    1976 年 42 巻 4 号 p. 450-455
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    キュウリ・モザイク・ウイルス(CMV)に感染,局部病斑を形成しているササゲ初生葉から一種の結晶性物質を分離した。本物質は健全葉では見出し得ないことから,感染によって新たに生産されるものと思われる。この物質を外部から与えた場合,ササゲでのCMVによる局部病斑の形成は抑制される。化学的および生理学的諸性質から,本物質は植物の癒傷ホルモンと呼ばれるトラウマチン酸と同定された。
  • 後藤 正夫
    1976 年 42 巻 4 号 p. 456-463
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Pseudomonas phaseolicolaおよびP. lachrymansの接種によって形成されたサツマイモ切片の増生組織は著しい細胞肥大を起したが,細胞分裂は顕著でなかった。軟腐性pseudomonadによって形成された増生組織には細胞肥大のみ認められた。これらの組織では細菌感染とともに殿粉粒子の消化がはじまり,数および大きさの低下をもたらしたが,細胞の分裂,肥大開始とともに完全に消失した。増生組織の直下ではβ-アミラーゼ活性の著しい増加が認められた。増生組織では乾物量が低下し,さらにβ-アミラーゼ活性も低い値を示した。α-アミラーゼ活性には変化がみられなかった。
  • 植松 勉, 吉村 大三郎, 西山 幸司, 茨木 忠雄, 藤井 溥
    1976 年 42 巻 4 号 p. 464-471
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    福島県および岡山県において稚苗移植用の箱育苗のイネ幼苗に腐敗枯死,葉鞘褐変腐敗および生育異常の症状を示す病害が発生した。
    両地区の病害標本から病原菌の分離を試みたところ,糸状菌は分離されず多くの細菌が分離された。これら細菌の病原性を確かめたところ,7菌株の細菌が最も強い病原性を示し,その病徴は現地育苗箱に発生した症状に類似したものであった。この病原細菌の細菌学的性質および血清学的性質を検討した結果Pseudomonas glumae (Kurita et Tabei) Tominagaと同定された。同菌がイネ幼苗に腐敗症状を起すという報告は,はじめてである。本細菌によるイネ苗の病害をもみ枯細菌病菌によるイネ苗腐敗症(Bacterial seedling rot of rice)と呼ぶことを提案した。
  • 加藤 盛, 三沢 正生
    1976 年 42 巻 4 号 p. 472-480
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    キュウリ・モザイク・ウイルス(CMV)に感染したササゲ葉では,感染後8時間以内に急速に遊離基含量が増大する。この感染葉を遊離基の補捉剤で処理した場合,局部病斑の形成は著しく阻害された。マロンアルデハイド量も接種後8-15時間以内に増大するが,感染葉をリポキシゲナーゼの阻害剤であるジブチルハイドロキシトルエンで処理した場合は,アルデハイド含量は著しく低下した。また,ササゲ葉中の脂質の動きをガスクロマトグラフィーで調べてみると,感染によって不飽和脂質含量は大巾に減少するが,飽和脂質の含量には全く変化は認められなかった。これらの諸結果は,CMV感染葉で,感染の極く初期に明らかに脂質の過酸化反応が生起していることを示すものである。更にササゲ葉からの電解質の漏出程度を測定した結果,感染葉では接種後5時間目頃から急速に漏出の増加がみられたが,健全葉ではそのような現象は認められなかった。以上のような諸現象を基礎として,本報告ではCMVに感染したササゲ葉での過敏感反応と生体膜との関係について種々の論議を行った。
  • とくに勝冠1号-レース226について
    尾上 孝利, 谷 利一, 内藤 中人
    1976 年 42 巻 4 号 p. 481-488
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    播種7日後のエンバク3品種の子苗第1葉にエンバク冠さび菌(Puccinia coronata avenae)夏胞子を濃厚接種し,不親和性レース226に対する勝冠1号の抵抗性発現過程における微細構造変化を電顕で観察した。
    (1) エンバク冠さび菌レース226を接種した勝冠1号(感染型0;)では,葉肉細胞の変性および崩壊が接種28時間以後の第1吸器形成後にみられ,吸器形成以前の接種後20時間には,感染菌糸侵入部で葉肉細胞内諸器官の異常は認めなかった。このことは,不親和性レース226を接種した勝冠1号で接種8-12時間後に生じる抵抗反応決定は宿主細胞崩壊によって起こるものでないとの見解を支持する。
    (2) 不親和性レース226を接種した勝冠1号では,吸器形成以前の時期にゴルジ装置数が増加し,高電子密度物質を含む小胞が観察されるゴルジ装置(ED-ゴルジ装置)が顕著に出現する。また,細胞壁の内側と細胞間隙側で高電子密度物質の沈着が観察され,内側の沈着部位では原形質膜が陥入していた。
    (3) エンバク冠さび菌レース226を接種した日向改良黒(感染型0-1)では,ゴルジ装置数の増加はみられたが,ED-ゴルジ装置はまれにしか認められなかった。レース203を接種した勝冠1号,日向改良黒およびレース226を接種したビクトリア226-S(いずれも感染型4)とそれぞれの無接種葉においては,上記のような現象はほとんど観察されなかった。
    以上の結果から,勝冠1号レース226の過敏感え死を伴う不親和性では高電子密度物質の産生と放出が特異な現象と考えられるが,抵抗反応への関与については,今後の研究にまちたい。
  • 児玉 不二雄, 斎藤 泉, 高桑 亮
    1976 年 42 巻 4 号 p. 489-490
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 我孫子 和雄
    1976 年 42 巻 4 号 p. 491-493
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Although the causal fungus of carrot powdery mildew was at first recorded by T. Sinsu in 1968, its taxonomical position had not been determined. In this communication, the fungus was identified as Erysiphe heraclei DC.
  • 鳥山 重光
    1976 年 42 巻 4 号 p. 494-496
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • II. 昭和46∼48年に採集された菌株のレース検定結果
    岸 国平, 我孫子 和雄
    1976 年 42 巻 4 号 p. 497-499
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Sixty isolates of Cladosporium fulvum, collected from eleven prefectures in Japan, were identified as race 0 (48 isolates) and race 1 (12 isolates), according to Day's system. Additionally, seven isolates of race 0 and six isolates of race 1 were classified into three pathogenic types on the basis of their pathogenicity to Japanese resistant varieties of tomato, Okitu No.8, Kyoryoku goko and Shiko No.471.
  • 上運天 博, 脇本 哲
    1976 年 42 巻 4 号 p. 500-503
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Coryneform bacteria (1.10-3.20×0.18-0.32μm in size) were constantly observed by electron microscopy in nodal xylem of the ratoon stunting diseased sugarcanes collected from Nansei Islands, Japan. Ultrathin sectioned specimens of the diseased plants showed that the bacteria surrounded by the fibrillar material or homogeneous matrix were often distorted morphologically.
    The bacteria multiplied more rapidly in the stem tissue of sorghum or corn than in that of sugarcane when inoculated.
  • 佐古 宣道, 野村 光幸
    1976 年 42 巻 4 号 p. 504-506
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
    Pseudomonas eriobotryae phage (EP1) was precipitated from crude phage suspension by addition of 8% polyethylene glycol 6, 000 and 0.5M NaCl. The concentrated phage suspension was then purified by differential centrifugation and sucrose density gradient centrifugation. The antisera from rabbits immunized with the purified phage showed a titer of 1/2, 048 by a precipitin test.
  • 加藤 肇, 山口 富夫, 西原 夏樹
    1976 年 42 巻 4 号 p. 507-510
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 八重樫 博志, 西原 夏樹
    1976 年 42 巻 4 号 p. 511-515
    発行日: 1976/09/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
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