栄養学雑誌
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28 巻 , 1 号
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  • 大礒 敏雄
    1970 年 28 巻 1 号 p. 1-2
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 慎次郎, 大島 寿美子
    1970 年 28 巻 1 号 p. 3-6
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    過去の実験成績から, 脱コレステロール作用の強い植物油の中で, 不鹸化物の有効な油の代表としてこめ油を, リノール酸の有効な油の代表としてサフラワオイルをとりあげ, 両者を比を変えて混合し人体試験を行なった結果, 次のような成績をえた。
    混合油の有効性は混合比により著しく異なり, 混合比によっては両原油それぞれの有効性より著しく高くもなるし, 逆に低くもなることがわかった。即ち, こめ油及びサフラワオイルそれぞれ単独の場合の脱コレステロール作用は-15%及び-13%であったが, 両者の混合比7:3の混合油では-26%というかつてない著しい有効性を示し, 5:5の混合油では-11%と有効性はかえって低下した。
    この現象は極めて興味深いので今後更に追試する予定である。
  • 丹羽 壮一, 小野 真知子
    1970 年 28 巻 1 号 p. 7-12
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    We studied on vitamin B1 content of cooked “Somen” and “Hiyamugi” enriched and non-enriched comparing with other vermicellies. These have the following three special features: (a) they are used in high frequency in summer season, (b) they are spoiled because it takes much time to wash after boiled and to soak them in water, and (c) they have much surface areas.
    (1) We have 0.520-0.838mg% in remaining vitamin B1 content of enriched “Somen” and “Hiyamugi” which is greater than those in indicator values. We also have 0.096-0.122mg% in remaining vitamin B1 content of non-enriched ones. We have 80%-90% in maintainance ratio of content of vitamin B1 in enriched “Somen” and “Hiyamugi” and 60% in non-enriched ones.
    (2) We studied on consistency of vitamin B1 content of enriched “Somen” and “Hiyamugi” in various conditions of washing temparatures like as 10°C, 20°C, 40°C and washing time like as 5min., 10min., 20min., and found that the content of vitamin B1 is missed less than 20% if washing temperature is less than 10°C, when they are washed even more than 20 minutes. Also, we found that the content of vitamin B1 is missed about 50% after 20 minutes washing time and 40°C washing temparature provided that enriched vitamin B1 is solvable in water. Moreover, we have 90% in missing content of vitamin B1 in non-enriched ones after washing.
  • 前川 當子, 八倉巻 和子, 村田 輝子, 神保 洋子, 小泉 純子, 占部 碩子
    1970 年 28 巻 1 号 p. 13-17
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    1. 栄養摂取状態
    1) 栄養摂取量: 熱量は2,069Cal, 蛋白質72g, 脂質36gで摂取は好ましいが, ビタミン類は調理的損失を考慮すると不足の状態である。生活様式別には, 寮生活者が最も好ましい。1日の栄養配分は朝2, 昼3, 夕4, 間食2の比率となる。
    2) 摂取食品の構成: 女子大学生の摂取食品の傾向は他の資料に比べて, 穀類, 芋類, 豆類の摂取が少なく, 肉, 卵, 果実, 油脂の摂取が多い。1日の摂取配分は穀類は昼夕食, 菓子・砂糖類は間食, 蛋白質源は夕食, 牛乳は間食と朝食, 野菜類は夕食, 果実は間食に多く摂取されている。
    3) 間食の傾向: 女子大学生の93%が間食をしている。その栄養量は1日の熱量の約2割を占めている。
    4) 外食の傾向: 外食率は30.2%で1日1回は外食をし, その栄養量は熱量604Cal, 蛋白質20gである。
    5) 欠食: 欠食率は4%で朝の欠食が多い。生活様式別には, 下宿生活者の欠食が多い。
    2. 消費熱量
    1) 消費熱量と摂取熱量: 消費熱量2,038Cal, 摂取熱量2,069Calで出納はやや均り合いがとれている。
    2) 消費熱量の配分と内容: 1日の消費熱量は生理的生活に30%, 作業的生活に29%, 慰楽教養的生活に41%を費やしている。学校以外での自由時間については, 寮生活者の自由時間が多く, その内容は記帳, 談話, 雑用に時間を使っている。自宅生活者は記帳, テレビ, よりみちに, 下宿生活者は記帳, 買物, 食事の仕度などにそれぞれ他より多くの時間を費やしている。
  • 後藤 福代, 竹内 厚子, 山口 洋子, 笹木 宏也, 小沢 尚彦, 戸田 とよ, 増田 英子, 丹羽 壮一
    1970 年 28 巻 1 号 p. 18-23
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    愛知県小原村における, 日常の調理の担い手であり, 農業労働の中核でもあり, 講習会などにも参加ができそのさい調査も実施することが可能で, かつ今後における栄養改善効果の標尺としうる主婦を対象とし, その栄養および食品群別摂取量についての調査をおこなったところ, 次の問題点があることがわかった。
    すなわち, 業態別なかんずく, 農家および兼業農家の栄養摂取量においては, 動物性たん白質, 脂肪, カルシウム, ビタミンA, B1, B2およびCなどの摂取不足が著しく目立った。これを食品群別摂取量からみたばあいは, 乳卵類, 大豆およびその加工品, 緑野菜および果実類, 油脂類の摂取不足が認められた。その改善方策としては, 上記の食品群の摂取増加および強化米, 強化精麦, 強化みそなど, 強化食品の利用が考えられる。また, その改善活動の到達目標として, 愛知県小原村の成人女子1人1日あたりの栄養および食糧構成基準量を作成した。
  • 服部 イク, 片山 信, 深見 みゑ, 牧 茂夫, 長谷川 智嘉子, 丹羽 壮一
    1970 年 28 巻 1 号 p. 24-29
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    昭和26, 35および43年の各年別, 名古屋市学校給食において, 各7月上旬に実施された全市共同献立から10献立を無作為にえらび, それにもとづき, その食形態, 調理方法の種類および栄養摂取状況の推移について検討した。
    (1) 副食形態は, 26年では1汁あるいは1菜のみであり, 35年では2菜が40%を占め, 43年ではいずれの献立も2菜以上であった。またそれらの調理法のうち特に頻度の多かったものは26年では汁もの, 35年では煮もの, 43年では揚げものであった。
    (2) 栄養摂取量では, とくに脂肪は26年9.2g, 35年12.4g, 43年22.0gと著しい仲びを示していた。またビタミンA, B1, B2およびCなどの栄養素にもかなりの伸びがみられた。しかしながら, たん白質およびカルシウムはいずれの年も伸びがみられなかった。
    ついで, 上記栄養摂取量の基準量に対する充足率をみると, 26年および35年では熱量およびビタミンCなどの不足栄養素がみられたが, 43年ではどの栄養素も充足していた。さらに, これを食品群別摂取量からみたばあいは, いずれの年も, だいずおよびその製品, いも類, 野菜類および果実類が共通して不足していることがわかった。したがって, この摂取不十分と考えられる食品群については, 今後できるだけそれらの使用増加を図る必要がある。
  • 浜野 美代子, 桑原 丙午生
    1970 年 28 巻 1 号 p. 30-36
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    The authors have already reported the results of statistical observations on “the relation between high blood pressure and various diseases, and recognition of high blood pressure.”
    We have there made clear that the majority of high blood pressure cases appears in and after the middle aged person, and the effect of long living environment, especially the dietary custom, has the essential relation to its origin.
    In this study, picking up 207 persons from almsmen and almswomen in the almshouse in Tokyo and patients in the attached hospital, we investigated the tendency of their dietary taste and heredity from their dietary customs, which are considered as a factor of the origin of high blood pressure.
    As the result, there was no considerable difference between the almspersons and patients in the hospital, however, the tendency for the whole of the high blood pressure patients was as follows;
    (1) Dietary taste and amount of taking of table salt, hydrocarbon, animal fat and animal protein were high.
    (2) Our result was the same as the report that the habitual use of liquor is not probably as the direct cause of high blood pressure.
    (3) Heredity has probably a considerable factor as a cause of high blood pressure.
  • 岡野 照雄, 玉谷 千枝子
    1970 年 28 巻 1 号 p. 37-44
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    For the sake of improving the state of intaking dishes, preparation and administration of dining hall, the taste survey was mainly adapted.
    The authors investigated the following points; (1) degree of taste, (2) demand for menus, (3) satisfaction, (4) easiness of cooking, (5) ability of cooking, (6) amount of left-over food, (7) nutrition, (8) economy, (9) standard of stuff and (10) policy of company.
    By analysing the data, the menus fitted for both employees and the company were taken out. And as a result, the cycle-menu and the standardization of the preparation were given.
    That resulted in the satisfactory service of food to the majority, the maintenance of constant quality, possibility of the planned order of stuff, simplification of the dining hall administration and effective utilization of daily data.
  • 松野 信郎
    1970 年 28 巻 1 号 p. 45-48
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
  • メイヤー ジーン
    1970 年 28 巻 1 号 p. 49-50
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
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