栄養学雑誌
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52 巻 , 6 号
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  • 岩根 久夫, 高波 嘉一
    1994 年 52 巻 6 号 p. 273-282
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 近 雅代, 廣田 才之
    1994 年 52 巻 6 号 p. 283-293
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 加藤 明子, 兵井 伸行
    1994 年 52 巻 6 号 p. 295-306
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    近年, 輸入食料の増加に伴い, 世界各地の食品が国内で流通し, 食生活に潤いを与えている。しかし一方, 消費者の間で輸入食品の安全性に対する関心が高まり, 安全性の確保や情報提供などを要望する声が上がっている。
    本研究では, 輸入食品に関する既存資料統計の検討を行った後, 将来, 専門職として食品に携わる管理栄養士専攻の女子大学の3・4年次の学生188人を対象に, 輸入食品に対する意識及び理解度を把握する目的で質問票による調査を実施し, 分析検討を行い, 以下の結論を得た。
    1) 国及び地方自治体は, 食品輸入の激増に対応するため独自の対策を講じてはいるものの, 各機関との十分な連携あるいは情報交換には至っていなかった。消費者に対する情報, 特に安全性に関する情報提供も現在のところ不十分であり, 国及び地方自治体の緊急かつ重要な課題となっていた。
    2) 調査結果については大学, 学年及び居住形態による著しい差異は認められなかった。しかし, 購入する食品が輸入食品であるか否かに対する関心の有無, あるいは輸入食品に対する健康面についての心配の有無により, 輸入食品に関する意識あるいは理解度で顕著な差が認められた。
    3) 将来, 栄養専門家になろうとする学生は, 輸入食品に対して, 検疫監視体制などに関する情報提供や安全性の確保を要望していた。このことは, 国及び各自治体からの情報提供の必要性を示しており, 加えて学生側の問題意識の啓発と積極的な情報入手への努力も期待された。
  • 永井 晴美, 鈴木 隆雄, 柴田 博, 松本 仲子
    1994 年 52 巻 6 号 p. 307-318
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 特別養護老人ホームにおけるきざみ食の実態を明らかにすることである。調査は郵送調査方法を用い, 栄養士に回答を依頼した。東京都内の157全施設を対象とし, 132施設 (回収率84.1%) から回答を得た。得られた主な結果は次のとおりである。
    1) 施設におけるきざみ食は全体の43%にも及び, ミキサー食・流動食は7%であった。
    2) 常食からきざみ食に変更する場合, あるいは常食へ戻る場合は, 寮母 (夫), 看護婦が最も多く関わっていた。流動食への変更やその逆は, 医療スタッフが大きく関与していた。
    3) 栄養士が捉えたきざみ食とは, 身体的条件として口腔内状況の悪化や嚥下障害の他, 体調が悪い, 食欲の低下にも該当していることが分かった。
    4) きざみ食の調理上の問題点は,“手間がかかる”,“材料や料理が制限される”,“外観上おいしそうにみえない”,“味が低下する”,“テクスチャーが低下する”,“きざみ食の個人対応が難しい”等であった。それらの対応として,“調理のマニュアルをつくる”,“代替食品の使用”,“でき上がった料理は見栄えがよくなるように盛りつける”等であった。
    5) きざみ食の主な調理器具は包丁であった。きざむ大きさは, ごくきざみ食はほとんど3mm以内, 通常のきざみ食では3mmから2cm以上の範囲であった。しかし, 老人の嗜好度の高いまぐろの刺身やにぎり寿司は, きざみ食全体の10~30%が常食に近い形態で提供していた。
    本研究を行うにあたり, 調査にご協力いただきました東京都内の特別養護老人ホームの施設長, 栄養課の皆様に厚く御礼申し上げます。
    また, 多大なご支援とご協力をいただきました元東京都老人医療センター歯科口腔外科 湖山昌男氏, 元板橋区立特別養護老人ホームみどりの苑香春京子栄養士, 元社会福祉法人特別養護老人ホーム清雅園 山田美子栄養士に深くお礼を申し上げます。更に, 貴重なコメントなどをいただきました北海道医療大学看護福祉学部芳賀博教授, 山形大学医学部公衆衛生学 安村誠司講師にお礼を申し上げます。
  • 白木 まさ子, 深谷 奈穂美
    1994 年 52 巻 6 号 p. 319-333
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    子どもの食事内容と生活行動との関連性を探る目的で, 浜松市内の小学生 1,696人を対象に, 1992年7月, 食品摂取状況と生活習慣に関するアンケート調査を実施し, 以下の結果を得た。
    1) 12の生活行動要因のうち, 学年別では10項目で, 男女別では6項目で有意差が認められた。
    2) 高学年ほど, また女子ほど多項目の生活行動要因が食品の摂取頻度に影響を及ぼしていた。
    3) 栄養バランス得点に関連の大きい要因は, 3・4年生では“給食の掲示物”,“給食資料についての家族との会話”,“家での食事の楽しさ”,“食事中の注意”,5・6年生では“朝食の喫食度”,“家の食事の楽しさ”,“テレビの視聴時間”,“就寝時刻”などであった。
    4) 給食の掲示物をよく見る, 給食資料について会話をよくする, 家の食事が楽しい, 食事中に注意されることがあまりない, 朝食を毎朝食べる, テレビの視聴時間が30分以内, 就寝時刻が8時半頃の各カテゴリーは栄養バランスを高めるほうへ寄与していた。
    5) 家の中での過ごし方をみると, 栄養バランスが高い群では本を読む, 勉強をする, 家の手伝いをする割合が高く, 得点が低い群では漫画, テレビゲーム, テレビで遊ぶ割合が高くなっていた。
    6) 食品のテレビコマーシャルをおもしろいと見ている子どもは, インスタント食品の摂取頻度が高くなっていた。また, テレビを見ない子どもは, インスタント食品をほとんど食べない割合が目立って多くなっていた。
  • 染谷 理絵, 水野 清子, 鍵 孝恵, 小倉 弘子, 小野 恵津子, 笹川 祥美, 佐々木 くに子, 鶴見 田鶴子, 藤沢 良知, 藤田 一 ...
    1994 年 52 巻 6 号 p. 335-344
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    今後の離乳指導の向上を図るための一資料を得るために, 5~14か月児をもつ母親4,634人を対象に, 離乳に関する情報の入手状況を調査し, 離乳の実態との関連, 更にその背景を観察し, 以下の結果を得た。
    1) 離乳に関する情報を入手する機会のない者は5%, 入手する機会が時々ある, あるいはよくあるとする者はそれぞれ73%, 21%で, 公的機関あるいは医療機関から情報を得る者が53%, 周囲の者・マスメディアからの者が47%, 情報源を栄養士による者が約1/3, 医師あるいは保健婦による者は合わせて42%であった。
    2) 情報の入手状況は居住地域, 出生順位, 家族形態, 母親の年齢及び就業状況などにより違いがみられた。
    3) 情報入手の度合の低い者, 周囲の者・マスメディアから情報を得る者は, 離乳の進行が適切でない者が多く, 公的機関及び医師や保健婦から情報を得る者にも同様の傾向が認められた。
    4) 入手した情報を実行する者は55%前後, 1/3の者は役立つが実行しにくいといい, 1/10の者は実行しないことが多いという。入手した情報に迷わされる者が8%前後にみられた。
    5) 入手した情報を実行しにくい, あるいは実行しないとする者, 迷わされる者は離乳の実態に何らかの問題をもつ者が多かった。
    6) 情報入手の度合の低い者, 周囲の者・マスメディアから情報を得る者は, 得た情報が実行しにくい, あるいは実行しない者が多く, 医師+栄養士から情報を得る者には迷わされる者が多かった。
    7) 入手した情報の実行状況には, 母親の育児経験や生活状況が関与していた。
  • 瀧本 秀美, 戸谷 誠之
    1994 年 52 巻 6 号 p. 345-346
    発行日: 1994/12/01
    公開日: 2010/04/30
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