栄養学雑誌
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54 巻 , 3 号
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  • 奥 恒行
    1996 年 54 巻 3 号 p. 143-150
    発行日: 1996/06/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 近藤 恵久子, 山下 良子, 藤澤 隆夫
    1996 年 54 巻 3 号 p. 151-160
    発行日: 1996/06/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    小児糖尿病サマーキャンプにおける活動量の実態を知る目的で, 生活時間調査 (タイムスタディ) を行い, 消費エネルギー量を算出した。更に, 血糖値と, 指示量に対し超過した消費エネルギー量及び補食との関連を分析した。また, カロリーカウンターの有用性も検討し, 次の結果を得た。
    1) 食事及び間食より与えられた指示エネルギー量から, タイムスタディ法より計算した消費エネルギー量を差し引いたエネルギー量は, 平均-216kcalとなり, 指示エネルギー量に対して平均-10.8%で, 消費エネルギー量のほうが多かった。
    2) 補食から摂取されたエネルギー量は平均293kcalで, 指示エネルギー量の平均15.0%に相当し, 摂取量の不足をほぼ補う量であった。
    3) 生活活動指数は平均0.58%で, 調査日の生活活動強度は “中等度” と判断された。
    4) オリエンテーリングは, 平均72分間の所要時間に, 活動時総エネルギー消費量平均360kcal, 活動代謝量平均285kcalを消費し, 指示エネルギー量に対して各々平均17.9%, 14.1%を占めた。
    5) 指示エネルギー量に対する消費エネルギーの超過量の比率と, 就寝前の21時 (食後3時間) の血糖値との関連では, 相関係数r=0.620 (p<0.05) が得られ, 有意な相関性が認められた。
    6) 夕食後3時間の21時に低血糖者が4人認められた。これら患児では, 指示エネルギー量に対する消費エネルギーの超過量の比率が平均-18.7%と, エネルギー消費が著しく大であったが, 補食の比率も平均22.7%と高く, 結果的に総エネルギー摂取量はほぼ平衡となっていた。
    7) カロリーカウンターの測定値は, タイムスタディ法より計算した値との間に相関係数r=0.935 (p<0.001), 回帰式y=0.95x-41.1が得られ, 強い相関関係が認められた。また, タイムスタディ値に対するカロリーカウンター値の比率は平均93.0%であった。
  • 山田 哲雄, 村松 成司, 高橋 徹三
    1996 年 54 巻 3 号 p. 161-172
    発行日: 1996/06/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    本研究は, 中等度の運動または激運動により引き起こされる汗中へのNa, Kの損失の増大が尿中排泄量の減少によって24時間以内に代償されるか否かを検討するために行われた。5人の健康な男性を被験者とした。13日間の調整期, 安静日, 中等度の運動日, 激運動日の連続する16日間からなる実験を2回にわたって行った。運動は, 中等度の運動日と激運動日の運動期 (9~11時) に60% VO2 maxまたは80% VO2 maxを目標強度として自転車エルゴメーターを用いて40分間実施した。運動期では, 汗・尿中Na排泄量が中等度の運動日と激運動日で安静日よりも有意に高値を示したが, K排泄量は対照日, 中等度の運動日及び激運動日の間で差を示さなかった。一方, 回復期 (11時~翌日9時) では, 尿中Na排泄量が, 中等度の運動日と激運動日で安静日よりも低値を示した。運動期と回復期の両方を含む24時間では, 汗・尿中Na, K排泄量は, 対照日, 中等度の運動日及び激運動日の間で差を示さなかった。
    以上のことから, 本実験条件下における運動後翌日までの時点では, 中等度の運動日, 激運動日でともに, 体外へのNaとKの損失はみられないことが示唆された。
  • 中沢 敦子, 西村 伸治, 東 あかね, 小笹 晃太郎, 林 恭平, 渡辺 能行, 青池 晟, 川井 啓市, 池田 順子
    1996 年 54 巻 3 号 p. 173-182
    発行日: 1996/06/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    高コレステロール血症と栄養指導の効果について検討するため, 対象者の指導後の血清脂質について調査した。
    京都市内の一病院人間ドックで, 血清総コレステロール250mg/dl以上300mg/dl未満であった者のうち, 栄養指導を受けた指導群124人と栄養指導を受けなかった対照群123人, 合計247人を対象とした。指導群は重点指導群55人と軽指導群69人に分けた。
    1) 指導群の食事記録提出率は男性12%, 女性48%, これを提出しなかった者に行った食生活簡易アンケートの回答率は男性27%, 女性20%, 指導後3か月, 6か月の再検勧奨に応じたのは男女ともに5割弱と, 栄養指導のコンプライアンスが低かった。
    2) 1年後の血清総コレステロールは, 指導群男性265mg/dlが239mg/dlに, 指導群女性268mg/dlが243mg/dlに, 対照群男性266mg/dlが241mg/dlに, 対照群女性267mg/dlが239mg/dlにと, 指導群及び対照群の男女ともに有意な (p<0.01) 低下を認めたが, 中性脂肪, HDL-コレステロールについてはいずれの群も変化を認めなかった。指導群と対照群間の比較では, 男女とも指導前と指導1年後の総コレステロール低下の程度に有意差は認められなかった。
    3) 血清総コレステロールの変化の増減により比較すると, 指導群の増加者が対照群より少なかったのは, 女性のみであった。
    4) 当人間ドック受診者及び他検査機関の血清総コレステロールが250mg/dl以上300mg/dl未満であった者の比率が研究調査期間中に減少しており, 血清総コレステロールの変化に関して栄養指導以外の要因の影響が考えられた。
  • 広井 祐三, 安里 龍, 城田 知子, 岡崎 眞
    1996 年 54 巻 3 号 p. 183-193
    発行日: 1996/06/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    食品摂取状況を網走市 (北海道), 仙台市 (宮城県), 松戸市 (千葉県), 吹田市 (大阪府), 岡山市 (岡山県), 高知市 (高知県) 及び福岡市 (福岡県) の7地区に在住する食品学または栄養学を専攻する女子大生 (各地区平均40人) に対して調査した。
    調査時期は1989年の10月から11月にかけての連続3日間 (福岡市のみ5日間) である。
    摂取食品のうち, 各地区で1回のみ摂取された食品品目について解析した。
    1) 各地区での重複のない摂取食品数 (全食品数) は, 平均380品目であり, 1回摂取食品数はいずれの地区でも平均125品目あり, 全食品数の約30%を占めていた。7地区全体では, 1回摂取食品数は総数で877, そのうち各地区で重複のない食品数は670品目あった。
    2) 1回摂取食品品目は菓子類, 魚介類, 野菜類に多かった。その理由は, 菓子類ではその加工方法, 魚介類及び野菜類ではそれぞれの豊富な種類による。
    3) 各地区にみられる1回摂取食品品目は, 一般によく知られているものからして, 地区の特性よりも現代社会の豊富な食品品目の反映, 及び消費者 (ここでは女子大生) の食に対する好奇心及び嗜好拡大によると考えられた。
    4) 数多い1回摂取食品品目は, 食品群の分類上問題が多く, その栄養換算における問題として重要な意義があることを考察した。
  • 池上 幸江, 大沢 佐江子, 山本 智子, 深谷 志成, 山田 和彦, 羽田 明子
    1996 年 54 巻 3 号 p. 195-204
    発行日: 1996/06/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    平成4年11月に科学技術庁資源調査会編日本食品食物繊維成分表 (科技庁成分表) が発表されたが, その収載食品数は227にすぎない。この科技庁成分表による献立や食事調査からの食物繊維摂取量の算出の信頼性について検討した。
    1) 実際の献立24日分について科技庁成分表による計算値と実測値の比較検討を行い, 総食物繊維量は計算値が分析値より低くなり, また調理によって水溶性食物繊維が増加することが分かった。
    2) 地方衛生研究所全国協議会編食物繊維成分表 (地研成分表) が平成2年に発行され, 国民栄養調査やその他に適用されて食物繊維摂取量が計算されてきた。そこで, 国民栄養調査に両成分表を適用したところ, 日本人の平均食物繊維摂取量の計算値はほぼ一致したが, 地研成分表ではやや低めであることを確認した。
    3) 著者らの得た結果は, 既に報告されている結果ともよく一致しており, 科技庁成分表による食物繊維量の計算は, 研究者による差異は少ないものと思われる。
  • 厚生省保健医療局健康増進栄養課
    1996 年 54 巻 3 号 p. 205-220
    発行日: 1996/06/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 斎藤 衛郎
    1996 年 54 巻 3 号 p. 223-226
    発行日: 1996/06/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
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