昭和46年度国民栄養調査成績より世帯業態別 (農家, 専業農家, 兼業農家, その他の農家, 非農家, 自営業, 常用勤労者, 日雇労働老, その他の消費者), 現金支出階層別 (1人1月当り5,000円未満, 5,000~10,000円, 10,000~15,000円, 15,000~20,000円, 20,000円以上), 市郡別 (7大都市, 人口15万以上, 5~15万, 5万以下, 町村) の必須アミノ酸摂取量とその化学価を算出比較した。
その結果, 職業の種類, 生活費の多寡, 居住地規模の大小などは総蛋白質摂取量や動物性蛋白質摂取量には関係しても, アミノ酸パターン (mg/Ng) や各種化学価とは明らかな関係は見出し得なかった。
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