栄養学雑誌
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31 巻 , 4 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 鈴木 慎次郎
    1973 年 31 巻 4 号 p. 143-144
    発行日: 1973/07/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
  • 片山 喜美子, 斎藤 貴美子, 高木 和男
    1973 年 31 巻 4 号 p. 145-151
    発行日: 1973/07/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    集団給食の調理では, 煮物をする機会が著しく多いのにもかかわらず, 煮物に際して煮汁の熱による対流についての測定値はほとんど発表されていない。また一方, 煮くずれの原因の一つは, 食品の浸透圧とも関係すると思われるが, この測定値も見られない。本報告は, これらについての実験の結果を述べた。
    1. 真水から3%のでん粉溶液までの間では, 液の粘度の上昇にもかかわらず, 熱の対流に著しい差は見られなかった。
    2. 煮汁中に, 固形物が入っている場合にも対流は阻止されなかった。
    3. 蓋の効果として, 蓋と液面との間の空間は, 液の上層の温度とほぼ等しくなることがわかった。
  • 辻 啓介, 大島 寿美子, 辻 悦子, 鈴木 慎次郎, 印南 敏, 中村 敦子, 平山 昌子, 手塚 朋通
    1973 年 31 巻 4 号 p. 152-158
    発行日: 1973/07/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    コンニャクの塊茎を原料とする粗製コンニャクマンナンに血清コレステロール低下作用があるが, 精製マンナンもしくは加工した食用コンニャクにも, 同様の効果があるか否かを検討した。
    1. 高コレステロール血症をおこす飼料に5%の粗製コンニャクマンナン, 精製コンニャクマンナン, 食用コンニャクの凍結乾燥粉末を加えてシロネズミを8日間飼育したところ, 粗製コンニャクマンナンあるいは精製コンニャクマンナン添加により飼料摂取量, 体重増加量及び肝臓重量が対照群よりも減少したが, 逆に内容物を含む盲腸重量は増加した。また血清と肝臓コレステロール値, 肝臓総脂質と脂肪酸濃度の上昇抑制効果が認められ, 個々の脂肪酸濃度や組成に及ぼす影響も大きかった。一方, 食用コンニャクの凍結乾燥した粉末を投与した群では上記の変化は認められず, 対照群と差がなかった。
    2. 食用コンニャクを青年男子に摂取させたが, 血清コレステロール値の低下効果は認められなかった。
  • 見目 明継, 岩尾 裕之
    1973 年 31 巻 4 号 p. 159-164
    発行日: 1973/07/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    1) 幼シロネズミを用い精白米およびこれと水分含有量を等しく調製した凍結乾燥飯にリジン単独あるいはリジンとスレオニンの両者を同時に添加し, 無添加および添加時における米の炊飯の影響, ならびに精白米と凍結乾燥飯にたいする添加の影響を体重増加量, 飼料効率, 臓器重量, 後腹壁脂肪重量ならびにその脂肪酸組成を測定して比較検討した。
    2) 炊飯の影響はアミノ酸無添加時とL-リジン塩酸塩0.4%添加時に特に明らかであったが, L-リジン塩酸塩0.4%とL-スレオニン0.1%を同時に添加した場合には, 炊飯の影響が明らかでなかった。
    3) 飼料にリジン単独あるいはリジンとスレオニンの同時添加時に取られる影響は, 凍結乾燥飯より精白米において顕著であった。
    4) 結果を総合すると炊飯は米の栄養価を向上させると判断する。
  • 小畠 義樹, 岩谷 昌子, 田村 盈之輔
    1973 年 31 巻 4 号 p. 165-169
    発行日: 1973/07/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    1) 無タンパク質, 5%, 25%, 60% Casein 飼料の各群のシロネズミ (Wistar 系, 雄, 体重80~130g) を2週間飼育し, 飼育期間の終りにL-Histidine を経口的に負荷して, 尿中に排泄される Urocanic acid, Creatinine, 遊離 Histidine を定量した。
    2) Histidine の投与量を増加すると尿中 Histidine と Urocanic acid はいずれの飼料群でも増加した。尿中 Histidine に対する Urocanic acid の比は無タンパク質飼料群で明らかに上昇したが, 5%, 25%, 60% Casein 飼料群の間では明瞭な傾向は見られなかった。また Creatinine に対する Urocanic acid の比も無タンパク質飼料群でのみ明らかに高まった。
  • 権藤 美和子, 本田 テル子, 穂積 貞子, 尾形 寿子, 中島 格
    1973 年 31 巻 4 号 p. 170-176
    発行日: 1973/07/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    Iriomote Island of Okinawa lies south-west of Japan and the climate is subtropic-oceanic. To obtain basic information on the main dietary-life conditions of people in this district, the authors have conducted a nutritive investigation of the people engaged in rice crop production, during 1969 and 1970. As a result of this investigation in which a low average blood pressure and salt intake was generally seen, we examined the relation between the blood pressure and the consumption of sodium and other several kinds of foods. In this investigation adults-males and females older than twenty, of two communities of Iriomoto Island were chosen as subjects. The results were as follows:
    The blood pressure had a tendency to be lower than the average of the National Nutrition Survey, though no statiscal difference was found, especially with people over the age of fourty.
    The salt consumption was lower than that reported in the Farmer's Nutrition Survey. This was remarkable in the population under fourty.
    The consumption of polished rice was not larger than the average level reported in the National Nutrition Survey, but the consumption of sugar and fat tended to be larger.
    Though the purpose of this Survey was to study the relation between blood pressure and salt consumption, adding the age-factor, we could not find any special correlation.
    There was no correlation in either blood pressure, and the intake of sugar, vegetable oil and eggs.
  • 松野 信郎
    1973 年 31 巻 4 号 p. 177-180
    発行日: 1973/07/25
    公開日: 2010/10/29
    ジャーナル フリー
    昭和46年度国民栄養調査成績より世帯業態別 (農家, 専業農家, 兼業農家, その他の農家, 非農家, 自営業, 常用勤労者, 日雇労働老, その他の消費者), 現金支出階層別 (1人1月当り5,000円未満, 5,000~10,000円, 10,000~15,000円, 15,000~20,000円, 20,000円以上), 市郡別 (7大都市, 人口15万以上, 5~15万, 5万以下, 町村) の必須アミノ酸摂取量とその化学価を算出比較した。
    その結果, 職業の種類, 生活費の多寡, 居住地規模の大小などは総蛋白質摂取量や動物性蛋白質摂取量には関係しても, アミノ酸パターン (mg/Ng) や各種化学価とは明らかな関係は見出し得なかった。
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