栄養学雑誌
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46 巻 , 4 号
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  • 広田 晃一, 大野 泰雄
    1988 年 46 巻 4 号 p. 155-162
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 関 千代子, 岩瀬 靖彦, 君羅 満, 富岡 孝, 赤羽 正之, 五島 孜郎
    1988 年 46 巻 4 号 p. 163-173
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    昭和56年の大分県民栄養調査の中から3日間の調査期間中全て自宅で喫食した135世帯の, 摂取食品数と栄養素等摂取量について, 国民栄養調査に準じた食物摂取状況調査票より検討し, 以下の結果を得た。
    1) 1日の摂取食品数が20~24食品の世帯が最も多く, 全体の1/3を占めた。また, 摂取食品数の平均値は22.9食品であった。
    2) 1日の摂取食品数別に栄養素等充足率をみると, 10~14食品のレベルでは脂質とカルシウムが, 15~24および30~34食品のレベルではカルシウムが不足し, 25~29および35~39食品のレベルでは全ての栄養素が充足されたが, たん白質は25食品以上のレベルでは140%を越え, 30食品以上のレベルでは脂肪エネルギー比が適正範囲を越えていた。
    3) 食品群別にみると, 延べ摂取食品数 (同一食品を3回摂取したら3食品と数える) は種実類を除く各食品群で, 摂取食品数 (同一食品を1日に3回摂取しても1食品) は全ての食品群で, 1日の摂取食品数の増加に伴いおおむね増加する傾向にあった。特に, 延べ摂取食品数では砂糖類, 菓子類, 油脂類, 肉類, 乳類, きのこ類, 海藻類においてその傾向は顕著であった。また, 摂取食品数でも砂糖類以外は同様に顕著であった。
    4) 6つの基礎食品別にみると, 延べ摂取食品数および摂取食品数は, 各群とも1日の摂取食品数の増加に伴いおおむね増加していた。特に, 延べ摂取食品数では2群と6群において, 摂取食品数では2群, 6群に加えてその他の食品において顕著であった。
    5) 穀類, 砂糖類, 油脂類, 種実類, 卵類, 嗜好飲料は, 使用される食品の種類が少なく, 同一食品が繰り返し使用される傾向の強いものといえよう。また, このうち, 穀類, 種実類, 嗜好飲料は摂取食品数の摂取レベルの少ないほうに, 砂糖類, 油脂類は摂取レベルの多いほうに繰り返し使用される傾向がみられた。
  • 原田 まつ子
    1988 年 46 巻 4 号 p. 175-184
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    女子短期大学生347名および栄養専門学校生女子320名を対象に, アルバイトの有無, 睡眠時間, 食物摂取状況, 食に対する意識と自覚症状の関連性を検討し, 次の結果を得た。なお, 自覚症状の調査は, 日本産業衛生協会, 産業疲労研究会作成の“自覚症状しらべ”を用いた。
    1) 欠食する者は, 睡眠時間が短かった。
    2) 外食の頻度の高い者は, 欠食が多く, 外食をしない者は欠食が少なかった。
    3) 欠食する者は, 食品の組み合わせに関する意識が低い傾向にあった。
    4) 欠食する者は, たん白質性食品, 野菜, 緑黄色野菜, 果物, 海藻類, 油脂使用料理を食べない者が多かった。
    5) アルバイトをしている者はしていない者に比べ, 第III群 (神経感覚的症状) の自覚症状を訴えている者が多かった。
    6) 外食の頻度が高い者は, 第I群 (身体的症状), 第II群 (精神的症状) の自覚症状の訴えが多く, 有意の関連があることが認められた。
    7) 欠食する者は, 第I, II群の自覚症状の訴えをする者が多かった。
    8) 食品の組み合わせを考えない者は, 第I, II群の自覚症状を訴える者が多かった。
  • 川崎 喜恵子, 菊地 真理, 伊藤 若子, 堀江 俊子, 東 貴代, 増井 秀子, 中村 恵美子, 成田 博子, 正見 秀子, 菊池 康子, ...
    1988 年 46 巻 4 号 p. 185-193
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    ある国家公務員事務系職員の年齢, 肥満度, 血中TG, TCおよびUA値を指標に, 食生活のおおよその実態と食品知識, アルコール摂取と健康障害についての認識を調査し, 以下の結果を得た。
    1) 主食は, 約90%の者が米飯を好み, 要因別ではいずれの群も差異がなかった。副食のうち, たん白質性食品は魚類を好む傾向が強く, 要因別では50歳以上群で多い傾向を示し, 110.1%以上の肥満群ではやせ群と比べて有意に少なかった。大豆製品も好んで摂取され, 要因別にも特に差異がなかった。脂肪については, 約1/3があぶらっこいものを好み, 要因別には110.1%以上の肥満群, UA7.1mg/dl以上群に多い傾向がみられた。野菜の摂取は, 110.1%以上の肥満群, TC200mg/dl以上群, およびUA7.1mg/dl以上群で少ない傾向を示した。食塩摂取も約1/3が気にしないと回答した。
    2) 果物を毎日摂取するとした者は, 要因別にみると, それぞれ31.4~50.0%程度を示すにとどまった。栄養知識については, 多くはビタミンを含むとし, 糖質を含むとしたものは約半数のみであった。牛乳に関しては, 毎日摂取するものが, 50歳以上群, TG200mg/dl以上群, TC200mg/dl以上群, UA7.1mg/dl以上群で多い傾向を示したが, 完全食品として理解している者は極めて少なかった。
    3) アルコールをほぼ毎日摂取する者は, 年齢では39歳以下の若年者に, 肥満度では90.0~110.0%の正常体重者にやや多く, 血中脂質のうえではTG99mg/dl以下群, TC149mg/dl以下群でむしろ多い結果を示した。またUAでは7.1mg/dl以上群で多い傾向を示した。
    4) アルコールが健康に及ぼす影響では, 少量であれば心配がないとの肯定的な回答が多く, 肝疾患や胃腸疾患との関連性を指摘した者は比較的多かったが, 糖尿病, 心疾患・高血圧症, あるいは高脂血症と回答した者は極めて少数だった。
    以上より, 食生活習慣は, 肥満, 高脂血症, あるいは高尿酸血症とある程度の関連性が認められたが, アルコールとははっきりとした関係を認め難かった。しかし, 食品に関する栄養知識がかなり不足し, またアルコールと臓器障害に関する認識も不十分と考えられた。今回の対象者が, 比較的均質な国家公務員の事務系職員であることから, 今後は一般の人々に対する食品知識やアルコール摂取に関する保健指導を, 積極的に行うことが必要と考えられる。
  • 成瀬 宇平
    1988 年 46 巻 4 号 p. 195-198
    発行日: 1988年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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