栄養学雑誌
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47 巻 , 3 号
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  • 加藤 寛夫, 早渕 仁美
    1989 年 47 巻 3 号 p. 121-130
    発行日: 1989年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 平井 和子, 武副 礼子, 田附 ツル, 岡田 祥子, 西川 由弥子, 岡本 佳子, 宮川 久邇子
    1989 年 47 巻 3 号 p. 131-139
    発行日: 1989年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    短期大学女子学生 (大阪66名, 福岡79名, 計145名) を対象に, 連続1週間の食品摂取状況調査を行い, 1日平均摂取食品数および1週間の摂取食品数を求め, 同時に食品群別摂取状況についても検討を行った。
    1) 1人1日の平均摂取食品数は, 全体平均19.5品目, 大阪の学生20.3品目, 福岡の学生18.8品目であった。また, 曜日による変動は小さかった。
    2) 朝食欠食率は19%で, 朝食欠食頻度が低いほど1日平均摂取食品数が多かった (p<0.01)。
    3) 食品群別にみると, その他の野菜類の摂取数が最も多く1日3.6品目で, 次に, 穀類 (2.8品目), 肉類, 油脂類 (各々1.6品目) の順であった。
    4) 1週間当たりの摂取食品数は60.4品目で, 最も多い摂取食品群はその他の野菜類 (11.6品目) で, 次に穀類 (7.0品目), 魚介類 (6.9品目) の順であった。
    5) 1日の平均摂取食品数が多いほど, 1週間当たりの摂取食品数も多かった (p<0.001)。
  • 滝田 聖親, 中村 カホル, 早川 享志, 福富 麻子, 印南 敏
    1989 年 47 巻 3 号 p. 141-150
    発行日: 1989年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    ラードと魚油の混合割合を変え, n-3P/n-6P比の異なる5種類の油脂を投与し, 血清と肝臓の脂質組成への影響を観察するとともに, 血清, 血小板, 肝臓, 睾丸, 副睾丸周辺脂肪組織の脂肪酸組成, ならびにC20:5/C20:4比の変動を比較検討した。その結果は次のとおりであった。
    1) 血清TC, TG, PLの低下には, n-3P/n-6P比0.92で十分であり, それ以上比率が増加しても低下はみられなかった。HDL-Cho 濃度は, n-3P/n-6P比が増加すると低下することが認められた。
    2) 肝臓のTC濃度は, n-3P/n-6P比が増加しても変化しなかったが, TG濃度は低下した。PL濃度はn-3P/n-6P比の増加により上昇したが, その高低とは関連性が認められなかった。
    3) 血清, 肝臓, 睾丸および睾丸周辺脂肪組織では, 飼料脂質のn-3P/n-6P比が増加するにつれて, n-6系PUFAのC18:2とC20:4は減少し, n-3系PUFAのC20:5とC20:6は上昇した。
    4) 血小板では, C18:2の割合は飼料脂質のn-3P/n-6P比2.34まで上昇し, それ以降大きな変動が認められなかった。また, 飼料脂質のn-3P/n-6P比が高まるにつれて, C20:4は緩慢に減少, C20:5n-3P/n-6P比2.34まで上昇, それ以降はほとんど変動が認められなかった。
    5) 血清, 肝臓および血小板のC20:5/C20:4比は, 飼料脂質のn-3P/n-6P比5.13まで速やかに上昇し, それ以降は緩慢な上昇を示した。
    6) 以上の結果は, 生体内の脂質代謝が食事脂質中のn-3P/n-6P比により影響されることから, n-3Pとn-6Pの摂取バランスを適当に保持することの重要性を示唆している。
  • 大野 幸子, 青木 比佐枝, 浅草 すみ
    1989 年 47 巻 3 号 p. 151-156
    発行日: 1989年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    簡易測定紙による食塩濃度の測定精度を知るために, みそ汁 (具は標準的な分量の場合) を用い, その食塩濃度について, Mohr 法, 簡易測定紙法ならびに食塩濃度計法による測定を行い, 比較検討して次の結果を得た。
    1) Mohr 法, 簡易測定紙法, 食塩濃度計法により測定したみそ汁の食塩濃度は, それぞれ0.91±0.14%, 0.83±0.15%,0.77±0.15%であった。
    2) みそ汁の上澄み液食塩濃度は, それぞれ0.96±0.15%, 0.88±0.16%, 0.80±0.15%であり, みそ汁食塩濃度より高かった (p<0.001)。
    3) いずれの試料においても, 各測定値の平均値間で有意差 (p<0.001) があり, 簡易測定紙法と食塩濃度計法による測定値は, Mohr 法測定値をやや下回る傾向を示した。
    4) 各測定値は, いずれの試料においても相互に有意の正相関が認められた。
    以上の結果から, 簡易測定紙の測定精度は概ね良好であり, 測定が容易で簡便であった。一般に, みそ汁食塩濃度の測定は上澄み液のテストで十分であることがわかった。
  • 東 貴代, 増井 秀子, 菊地 真理, 中村 恵美子, 正見 秀子, 鬼原 彰, 山田 要子
    1989 年 47 巻 3 号 p. 157-161
    発行日: 1989年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    50歳前後のある国家公務員関連職員男性集団を対象に, BMIが25~29を示すいわゆる“過体重者”の問題を検討すべく, 血中脂質およびリポたん白を測定し, また高脂血症や糖代謝異常の頻度を正常体重群のそれらと比較し, 以下の結果を得た。
    1) 血中脂質ではTC, LDL-Cは両群に差異はないが, TGは過体重群が正常体重群と比較して高値, HDL-Cは低値の傾向を認めた。AIは過体重群で高値の傾向を示し, UAは有意の高値を示した。
    2) 高脂血症の頻度をみると, 軽度および中・高度の高TC血症は正常体重群22%に対し, 過体重群28%とやや多く, さらに高TG血症は前者の32%に対し, 後者では50%とかなりの高頻度を示した。低HDL-C血症も同様の結果であったが, 高LDL-C血症は過体重群でやや少ない結果を示した。 AIは4.0以上が過体重群で多い傾向を示した。
    3) 血糖曲線のうち, 糖尿病型は両群で差異はないが, 境界型は正常体重群の56%に対し, 過体重群が68%と高頻度を示した。
    4) 肝機能では, GOT, GPTおよびγ-GTPは過体重群で有意の高値を示したが, Al-Paseは両群で差異はなかった。
    以上より, BMIにおけるこれまでの“過体重者”には糖質・脂質代謝異常の発現がかなりみられ, このグループはむしろ“肥満者”である認識をもつことが必要と考えられた。
  • 久恒 恵美子, 成瀬 宇平
    1989 年 47 巻 3 号 p. 165-166
    発行日: 1989年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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