栄養学雑誌
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49 巻 , 3 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 北橋 俊博, 大場 康寛
    1991 年 49 巻 3 号 p. 105-113
    発行日: 1991年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 西原 照代, 田中 千恵子, 大下 市子, 林 敏子, 高木 達也, 那須 正夫
    1991 年 49 巻 3 号 p. 115-127
    発行日: 1991年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    女子学生142人, 都市部の主婦72人, 農村部の主婦68人について, 平日2日, 休日1日の3日間生活時間調査を行い, それぞれ411, 210, 199例のデータを得た。これらのデータを用いて, エネルギー消費量, 生活活動指数 (x), 生活活動項目の詳細な分析を行い,“座る”,“立つ”,“歩く”,“走る”における平均RMRを算出した。それらは3群の間で大きな差はなかったので, 全例の平均を求めると, 座る: 0.34±0.08, 立つ: 0.98±0.26, 歩く: 2.18±0.32, 走る: 4.97±1.66であった。これより, xを求める次の簡易算出式を作成した。
    0.9×睡眠時間 (分)+1.54×座る時間 (分)+2.18×立つ時間 (分)+3.38×歩く時間 (分)+6.17×走る時間 (分)=1,600(1+x)
    この式に全例 (820例) の動作時間を代入して求めたxと生活時間調査から求めたxとの間には非常に高い一致性が検定された。また, 平均的でない, 特殊な活動を60分以上した場合及び出現頻度の少ない“走る”は, 行った活動のRMRを用いるなどの補正を行うと, 簡易式の標準誤差はxの値として0.05となり, 更に実用的なものとなった。
  • 内野 澄子
    1991 年 49 巻 3 号 p. 129-137
    発行日: 1991年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    本分析では, 実態調査結果を用いて食生活における想起との比較を通じ, その正確度, 一致度の観点から検討を試みた。結果は次のとおりである。
    1) 食品の利用頻度を用いて想起することはあまりあてにならない。現在の食生活の行動を基準として, 過去の行動を判断する傾向がみられた。言い換えると, 過去においても現在と同様な行動をとっていたと錯覚する傾向がみられた。
    2) 昭和49年の実態と, 63年の時点からの49年についての想起との一致率が, 90%以上を示した品目は, 従来から継続してつくられている伝統的な料理に多かった。これは現在の献立意識が強く働く傾向の結果とみられる。
    3) 以上のように高い一致率を示した品目について, 更に期待一致率からみた特化係数を用いて検討した。特化係数が1.20以上を示した品目は, この14年間に“日常食”として食卓に登場した品目が多く, よく想起されている。従って, 想起に頼っても信頼できることを示唆している。しかし, 伝統的に継続してつくられているものについては, ランダム期待値とほぼ同じ水準のものが多かった。
    4) 昭和49年の実態が正しいという前提の下に,χ2検定を行った。その結果, 106品目中危険率5%未満で有意差がみられたものは39品目であり, 大部分は有意差がみられなかった。なお, 主食と主菜では想起のずれの方向が異なっていた。
  • 石田 裕美, 菊池 正一
    1991 年 49 巻 3 号 p. 139-145
    発行日: 1991年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    成人女子8人 (21~25歳) を対象に, 強制選択3滴法と一対比較強制選択全口腔法を用いて, 塩化ナトリウム水溶液の検知閾値と認知閾値の測定を行い, 測定方法間の比較及び閾値の時刻による変動を検討した。
    1) 滴下法による測定の幾何平均値 (標準偏差) は, 検知閾値10.3(2.8)mmol/l, 認知閾値28.6(1.9)mmol/l, 全口腔法によるものは, 検知閾値4.9(2.5)mmol/l, 認知閾値16.0(1.7)mmol/lとなり, 両閾値とも全口腔法のほうが有意に低値を示した。
    2) 滴下法, 全口腔法ともに閾値の時刻による変動は認められなかった。
    3) 閾値の個人差が認められ, 測定方法間の Spearman の順位相関係数は, 検知閾値rs=0.92(p<0.01), 認知閾値rs=0.90(p<0.01)と有意であった。また測定方法間に, 検知閾値, 認知閾値共通の回帰式y=1.0x-0.3が得られた (x, 滴下法; y, 全口腔法, ともに対数変換値)。
    4) 方法別にみた両閾値の変動係数に有意差は認められなかった。
  • 早渕 仁美, 井上 厚美, 池田 正人
    1991 年 49 巻 3 号 p. 147-155
    発行日: 1991年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    個人別にも示されるようになった栄養所要量を用いて, より対象者にふさわしい食品レベルの目安量を算定する方法を検討した。
    エネルギーは所要量を, たん白質は所要量の10%増しの値を目安にし, 動物性たん白質比は45~60%, 脂肪エネルギー比は20~30%, 穀類エネルギー・比はほぼ45~50%を基準にした。動物性食品の内訳を決め, 穀類, 次いで豆類, 野菜類の目安量を決めて, 油脂と砂糖で調整を行うよう式を試案した。算定結果を既存の食品群別摂取量の目安と比較すると, 比較的妥当な値が得られており, ミネラルやビタミン類の所要量もほぼ充足された。
  • 三田村 敏男, 桑野 和民, 酒巻 千波, 吉田 勉
    1991 年 49 巻 3 号 p. 157-164
    発行日: 1991年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    水産練り製品中の縮合リン酸塩の使用量を知る目的で, 白身魚肉を使用したかまぼこ類やかに肉に似せた蒸し物水産練り製品 (いわゆるコピー食品), 並びに赤身魚肉を使用した練り製品 (くろぼこ類と略称) について, 総リン (TP), オルソリン酸態リン及び縮合リン酸態リン (CP) を分別定量した。比較のために, 畜産加工品のソーセージ類, チーズ類及びハンバーグ・ミートボール類についても, 同様にリンを定量し, 次の結果が得られた。
    1) 水産練り製品及び畜産加工品とも製品によってTP並びにCPのいずれの含量もばらつきが大きかった。
    2) 新鮮物100g中のTP量及びTPに占めるCPの比率は, それぞれ平均で次のとおりであった。
    (a) 水産練り製品では, かまぼこ類は97mg及び37%, コピー食品は85mg及び38%, くろぼこ類は127mg及び22%であった。
    (b) 畜産加工品では, ソーセージ類は169mg及び21%, ナチュラルチーズ類は287mg及び25%, プロセスチーズは700mg及び52%であった。また, ハンバーグ類, ミートボール類では, それぞれ102mg及び7.3%, 85mg及び8.1%であり, これらには縮合リン酸塩類が添加されている可能性が認められた。
  • 1991 年 49 巻 3 号 p. 165-178
    発行日: 1991年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 辻 悦子
    1991 年 49 巻 3 号 p. 179-180
    発行日: 1991年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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