栄養学雑誌
Online ISSN : 1883-7921
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60 巻 , 1 号
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  • 松月 弘恵
    2002 年 60 巻 1 号 p. 3-10
    発行日: 2002/02/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    There are three systems currently used to provide home-visit nutritional and dietary guidance. The first offers home-visit guidance through health care projects for the elderly, the second provides guidance to patients receiving home care through medical care insurance, and the third is provided by an administrative dietitian to homecare patients using long-term care insurance. The amount of home-visit nutritional and dietary guidance decreased after the introduction of the long-term care insurance system, even though the calculated limit of expenditure for care services was increased. The reasons for this decrease may be that the service for which the limit of expenditure was calculated does not meet the needs of users, that nutritional guidance is not exclusively the work of administrative dietitians, and that dietitians are not uniformly distributed among the clinics. Considering the combination of medicine and welfare, which is the purpose of long-term care insurance, the present system attaches too much importance to medical effectiveness and lacks consideration of other issues in the welfare of patients.
  • 上西 一弘, 太田 篤胤, 福島 洋一, 香川 靖雄
    2002 年 60 巻 1 号 p. 11-18
    発行日: 2002/02/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    フラクトオリゴ糖 (FOS, 3g) を含む麦芽飲料の摂取 (200ml) によるカルシウム吸収促進効果を評価するために, カルシウム安定同位体44Caを用いて, 20~22歳の健康な女子大学生8名を対象とした二重盲検クロスオーバー方式のカルシウム吸収試験を行った。FOSを配合した試験飲料摂取, 8時間および10時間後の尿中44Ca/43Ca排泄比は, FOSを配合していない対照飲料摂取時に比して有意な上昇が観察された。尿中総カルシウム排泄量の積算量に関しても, 試験飲料摂取4時間後以降12時間後までの各時点で, 対照飲料摂取時に比して有意な高値を示した。
    また, 安定同位体を含まないFOSを配合した試験飲料について, 2~40歳の健康な小児あるいは成人を対照として13週間の連続摂取試験を行ったところ, 測定した指標はいずれも基準値内であった。
    これらの結果により, FOSを配合することにより, 麦芽飲料のカルシウムの吸収性が高まり, 骨の健康維持のためのカルシウム補給により適した飲料となることが示唆された。また, カルシウム吸収の測定系として, 安定同位体44Caの使用は有効な手段であった。
  • 杉山 寿美, 川本 栄子, 畠山 恵美
    2002 年 60 巻 1 号 p. 19-24
    発行日: 2002/02/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    イカ, 玉ねぎを試料とした “フライ” の「揚げ」過程前後の総脂肪酸量, 脂肪酸組成を測定し, さらに, 揚げ油の吸着量を求め, 豚肉と比較した。
    重量変化の平均は, イカ83.4±7.4%, 玉ねぎ96.3±1.5%, 豚肉89.6±1.7%であり, 「揚げ」過程による重量減少率は, その脂質量よりも組織形態が大きく影響すると推察された。いずれの材料でも脂肪酸組成は揚げ油の吸着によって揚げ油の脂肪酸組成に近づいた。「揚げ」過程による脂肪酸の増加量はイカ12.4±0.7g, 玉ねぎ10.8±1.4g, 豚肉1.9±2.9gであり, 材料によって異なっていたが, 揚げ油の吸着量はイカ12.5±1.0g, 玉ねぎ11.4±1.7g, 豚肉8.2±1.6gであり, 材料による差は小さいものだった。したがって, “フライ” の脂肪酸の増加量は, 揚げ油の吸着量よりも食材からの溶出量を反映していることが明らかとなった。
    これらの結果から, “フライ” に用いる揚げ油 (植物油) の選択の重要性が示唆された。
  • 北村 真理, 堀内 幸子, 塚田 定信, 藤原 政嘉, 岡村 幹夫
    2002 年 60 巻 1 号 p. 25-28
    発行日: 2002/02/01
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
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