栄養学雑誌
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50 巻 , 1 号
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  • 桑島 実
    1992 年 50 巻 1 号 p. 3-10
    発行日: 1992年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 山口 静枝, 春木 敏, 原田 昭子
    1992 年 50 巻 1 号 p. 11-20
    発行日: 1992年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    都市及び都市近郊に居住する, 幼児期の子どもをもつ母親692人を対象に, その食行動を喫食, 調理, 購入面から調査し, 以下の結果を得た。
    1) 食事の摂取は規則的であるが, 時間的ゆとりはみられなかった。家族の共食状況は夕食より朝食に低かった。
    2) 家庭内調理は煮物, 焼き物, 炒め物を中心とした調理状況であり, 蒸し物調理の頻度は低かった。みそ, 梅干しなどの伝統的な保存食品はほとんど手づくりされておらず, 行事食も誕生日料理, クリスマス料理, 正月料理以外はあまりつくられていなかった。
    3) 新しい料理の習得は, 雑誌やテレビなどの身近なマスコミがその情報源となっている。また, 新しい料理への興味のない人は, 行事食づくりやテーブルウェアの使用に対しても関心が低かった。
    4) 外食の主な理由は,“家族団らんのため”であったが,“調理が面倒なため”や“調理時間がないため”の外食も月に数回以上の割合が20%みられた。惣菜や調理済み食品の利用頻度も高い傾向を示し, これらには有意な相関が認められ, また利用者の偏りがみられることから, 調理の二極化傾向が顕著になっている。
    5) 主成分分析によって, 食行動のパターン化を試みた結果, 幼児をもつ母親たちの多様な食生活スタイルが明らかになった。
  • 伊藤 和枝, 張 春元, 馬 吉春, 李 佳, 川崎 晃一
    1992 年 50 巻 1 号 p. 21-30
    発行日: 1992年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    近年, 日本における食生活の洋風化, 運動量の不足並びにエネルギーの摂取過剰などによる小児期の肥満, 更に小児成人病またはその予備群の増加が憂慮されている。本報では, 中国遼寧省の収容施設 (1日3食) 及び通園施設 (昼・夕食の1日2食) における2~7歳児の食物摂取状況を調査し, 日本の現状と比較することにより, 近い将来中国が対面するであろうと考えられる小児成人病の予防に期することを目的とした。
    1) 身長, 体重などの体位は日本における標準値と差はなかった。肥満指数で肥満度をみると, 肥満傾向は収容施設5.3%, 通園施設4.6%で, やせの傾向は収容施設27.2%, 通園施設37.6%といずれも多かった。
    2) 収容施設のエネルギー摂取量は充足されていたが, たん白質, カルシウム, 鉄, ビタミンB1, B2, Cの摂取不足がみられた。通園施設でのエネルギー・給与量は1日の55.8%で, 不足分を朝食で補足することには無理もあり, エネルギーの摂取不足が憂慮された。
    3) 穀類エネルギー比は52~64%であった。米類に比べ小麦粉類の摂取が多く, 砂糖類の摂取量は日本の1.5倍であった。動物性たん白質比は38~41%と低かった。アミノ酸価は52と低く, 制限アミノ酸はリジンであった。
    4) 脂質エネルギー比は25%と望ましかったが, コレステロールの摂取量が多く, P/S比は低く, 脂質の摂取に問題が多かった。
    5) 血圧は日本の幼児に比して高い傾向がみられ, 肥満指数と正相関がみられた。
  • 矢野 由起, 坂本 裕子, 舟橋 和夫, 口羽 章子
    1992 年 50 巻 1 号 p. 31-42
    発行日: 1992年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    三重県烏羽市答志島の主婦を対象に, 食品摂取状況を調査し, 次の結果を得た。
    1) 食品群別摂取状況は, 国民栄養調査による昭和62年の全国平均値に比し, 穀類, 魚介類の摂取量が多く, 油脂類, 豆類, 肉類, 乳類, 緑黄色野菜, その他の野菜の摂取量が少なかった。
    2) 砂糖類, 油脂類, 肉類, 卵類の摂取量は, 年齢が高くなるに従って低下した。
    3) 食品群間では, 油脂類と肉, 卵, 乳類の間に正の相関が, 油脂類と魚介類の間に負の相関がみられた。
    4) 食品群別摂取量を因子分析した結果, 第1因子は副食の畜産食品・水産食品に関する因子, 第2因子は野菜摂取に関する因子と考えられた。
    5) 食品群別摂取量のクラスター分析により対象者を4つに類型化できた。伝統的食生活型9.5%,都市化進行型28.4%, 簡便型15.5%, 複合食型46.6%であった。
    6) 伝統的食生活型には漁業従事者及び専業主婦が多く, 都市化進行型には20歳代主婦が多く, 簡便型には調理時間の短い人が多かった。
  • 伊藤 明, 山崎 卓, 広田 実花, 原 士良, 秦 満夫, 井上 香, 広田 才之
    1992 年 50 巻 1 号 p. 43-48
    発行日: 1992年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    養殖ギンザケを部位別 (尾部, 背部, 腹部, 皮部, 肝臓) に分け, 各部位から抽出した総脂質の脂肪酸組成とコレステロール含量について検討し, 次の結果を得た。
    1) 炭素数14から22及び24の飽和及び不飽和脂肪酸が, すべての部位で検出された。
    2) 肉部 (尾部, 背部, 腹部) 及び皮の総脂質中の脂肪酸組成及び割合は, 各部位ともほぼ同様な傾向を示した。肝臓はその他の部位とは異なっていた。
    3) 通常食する肉部及び皮の脂質中に含まれている20:5酸 (n-3) と22:6酸 (n-3) は, 養殖ギンザケ脂質の主要脂肪酸であり, それらの含有率は各部位ともほぼ同様の割合であった。すなわち, 20:5酸 (n-3) は7.4~8.4%, 22:6酸 (n-3) は8.4~9.9%であった。
    4) P/S比は, 肉部及び皮では0.39~0.44であったが, 肝臓では0.60であった。
    5) 組織中のコレステロール含有量は, 肉部でほぼ同様の値 (40~47mg/100g) であった。
  • 鈴江 緑衣郎
    1992 年 50 巻 1 号 p. 49-54
    発行日: 1992年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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