栄養学雑誌
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43 巻 , 6 号
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  • 片山(須川) 洋子, 小島 雅代
    1985 年 43 巻 6 号 p. 277-287
    発行日: 1985年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 川端 晶子, 澤山 茂, Lutgarda S. Palomar
    1985 年 43 巻 6 号 p. 289-299
    発行日: 1985年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    フィリピンのメニュー・カレンダー (Your Regional Menu Guide) を資料とし, 要素技術連関解析の手法を用いて, 献立における調理素材と調理法の相互関係の解析を行い, 以下のような結果を得た。
    1) メニュー・カレンダーに記載されている料理数は3,414件であった。食品の出現頻度の合計は7,732回であったが, 大別して, エネルギー食品群29.1%, 身体構成食品群24.1%, 機能調整食品群41.1%, その他5.7%であった。出現頻度の最も高い食品は玉ねぎで, っづいて, トマト, 植物油, 生鮮魚, にんにく, うるち米の順であった。
    2) 調理素材の共出現頻度は, 玉ねぎとトマトが470回であり, 連関度は0.6752が求められた。つづいて, 玉ねぎとにんにく, 玉ねぎと植物油, にんにくと植物油, トマトと植物油, トマトとにんにく, 砂糖とココナッツ, 玉ねぎと生鮮魚の組み合わせの順であった。
    3) 調理法の出現頻度では“煮る”が最も高く, つづいて“生”,“炒める”,“揚げる”,“焼く”,“蒸す”の順であった。“煮る”と連関度の最も高い食品はうるち米で, つづいて, 玉ねぎ, 生鮮魚, トマト, 砂糖, ココナッツの順であった。“生”ではバナナ,“炒める”では植物油,“揚げる”では生鮮魚,“焼く”でも生鮮魚, “蒸す”ではもち米が最も高い連関度を示した。
    4) 総括してみるならば, 食料栄養研究所 (FNRI) は, フィリピンの食生活の背景となっている自然, 社会, 文化の諸条件もふまえ, 国民栄養調査の結果をきめ細かく分析したうえで, おすすめメニュー集をカレンダーにまとめ, 誰にでも解りやすく, すぐ役立つ栄養改善の効果をねらったものであるということができる。
  • 斎藤 衛郎, 小畠 義樹, 田ヶ谷 研一, 吉田 武雄, 山崎 英也, 西出 英一, 印南 敏
    1985 年 43 巻 6 号 p. 301-318
    発行日: 1985年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    魚類76種211検体を, 東京築地魚市場より入手し, 可食部の脂質含量および構成脂肪酸組成を測定した。これらの試料は, いずれも漁獲時期, 出荷地が確認されているもののみであった。測定結果を要約すると次の通りである。
    1) 脂質含量は魚種の違いにより, また同一魚種においても季節により, 大きな差異がみられた。
    2) 脂肪酸組成は魚種の違いにより, また同一魚種においても生育環境の違いにより差異がみられた。この変動幅は一般に大きかった。
    3) 脂肪酸組成からみた各脂肪酸の割合は, 飽和脂肪酸ではC16:0, モノエン酸ではC18:1が最も高かった。また, ポリエン酸ではC22:6が最高で, 次いでC22:5が高かった。
    4) 脂肪酸組成は, 季節変化に応じた一定の傾向が認められなかった。また, 出荷地の違いによる脂肪酸組成の変化にも一定の傾向は観察されなかった。
    5) 脂肪酸組成中のω3系ポリエン酸の割合は, 一般に脂質含量の低い試料や低温環境に生育した魚種に高い傾向がみられた。
    6) 脂肪酸組成中のC22:6およびω3系のポリエン酸の含有割合と脂質含量の間には有意の逆相関関係を認めた。ただし, C20:5 (ω3) と脂質含量の間には相関関係は認められなかった。また, C16:0と脂質含量の間にも有意の逆相関関係が認められ, 一方モノエン酸合計およびC18:1と脂質含量の間にはそれぞれ有意の正の相関関係が認められた。
  • 高木 恵子, 戸田 ゆりこ, 石川 昌子
    1985 年 43 巻 6 号 p. 319-325
    発行日: 1985年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    To establish a preventive measures against excessive intake of salt, sensation of saltiness was investigated for residents in Nagoya city and its vicinity. The result was statistically treated using chai-square test and the following conclusions were obtained.
    1) The higher the concentration of the soup stock, the more intensely the saltiness is felt.
    2) Comparison between the sexes revealed that females preferred less salty taste.
    3) Comparison among different age groups indicated that the young males preferred salty taste.
    4) As for the relation between the health condition and the sensitivity to saltiness, healthy subjects were more sensitive.
    5) As for the relation between the degree of hunger and the sensitivity, males were more sensitive to saltiness when they were suitably hungry. The sensititivity of females are hardly influenced by the degree of hunger.
  • 高橋 徹三, 村松 成司
    1985 年 43 巻 6 号 p. 327-331
    発行日: 1985年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    白米食, 玄米食, 強化米混入米食 (以下, 強化米食と略す) の血清トコフェロールおよび血清過酸化脂質に及ぼす影響について比較検討するため, SD系雄ラットを用いて2回の実験を行った。強化米食には玄米食と同じレベルのα-トコフェロールが強化されている。
    血清トコフェロール含量は, 実験1の結果, 強化米群>玄米群>白米群の順に多く, 強化米群と白米群の間に有意差 (p<0.05) がみられた。
    血清過酸化脂質に関しては, 実験1において, 強化米群のほうが白米群より有意にレベルが高いという予想に反する結果が得られ, その原因として過酸化脂質摂取量の影響が考えられた。そこで, 飼料中過酸化脂質含量をできるだけ低く抑えるよう十分に配慮をして実験2を行った。その結果, 血清過酸化脂質の平均値は, 実験1とは逆に, 白米群>玄米群>強化米群の順で, 3群間に有意差はないが, 強化米群は白米群より血清過酸化脂質レベルが低い傾向 (0.05<p<0.10) がみられた。
    実験2において, 肝臓, 脂肪組織中過酸化脂質には3群間に一定の傾向がみられなかった。
  • 厚生省保健医療局健康増進栄養課
    1985 年 43 巻 6 号 p. 333-337
    発行日: 1985年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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