栄養学雑誌
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44 巻, 6 号
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  • 奥 恒行
    1986 年 44 巻 6 号 p. 291-306
    発行日: 1986年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • グルコサミン褐変物質の抗酸化性について
    小柳津 周
    1986 年 44 巻 6 号 p. 307-315
    発行日: 1986年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    グルコサミン塩酸塩を遊離形にし, 37℃インキュベーターで0日から30日間放置褐変した褐変グルコサミン (BGA) の抗酸化性, 還元力, 褐変度, アミノ糖の残存量, pH, 水分量, 全窒素量を, 放置0日から5日間は毎日, 以後5日間の間隔で30日間測定した。一方, 0, 15, 30日間放置褐変したBGAをセファデックスG-15で分画し, 抗酸化性, 還元力, 褐変度, pHについて測定して, 次のような結果を得た。
    1) 遊離グルコサミンは, 3日間放置後より白色粉末状から褐色ペースト状に急激な変化を示した。
    2) 最も強い抗酸化性は, 25日間と30日間放置褐変したBGAで認められた。
    3) BGAのリノール酸に対する抗酸化性は, 褐変度と深い関係を示した。
    4) 長く放置褐変したBGAは, 分子量が比較的高い領域の褐変生成物質と, 比較的低い領域の褐変生成物質に分画された。
    5) 長く放置褐変したBGAでは, 高分子の褐変生成物質のフラクションと, 低分子の褐変生成物質のフラクションの中間フラクションに抗酸化性を認めた。
  • 児童の嗜好行動と関連因子の類型化の試み
    熊沢 昭子, 東 愛子, 松下 ツイ子, 三石 禮子, 佐藤 加代子, 青樹 久恵, 五十嵐 益恵, 小川 安子, 加藤 栄子, 北川 公子 ...
    1986 年 44 巻 6 号 p. 317-336
    発行日: 1986年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    食物に対する嗜好によって支配される行動を研究するため, 児童3,016名を対象に, 卵料理の摂取について, 質問用紙に記入させる方法で調査を行い, 結果を統計的に解析した。
    結果は以下のとおりである。
    1) 卵料理を食べたいという欲求の強い者は, それを好む者が多かったが, 摂取頻度は必ずしも高くはなかった。
    卵料理を食べたいという欲求が低い者には, それを好まない者が多く, 摂取頻度は低かった。
    2) 男子は女子よりも卵料理を食べたいという欲求の強い者が多く, 摂取頻度も高かった。
    幼児では児童よりも“生卵”を食べたいという欲求の強い者が多く, 摂取頻度も高かった。
    健康で丈夫な者, 食欲が旺盛な者, 肥満している者, よく動く者, 自主性の高い者には, 卵料理を食べたいという欲求の高い者, 卵料理が好きな者が多かった。
    3) 卵料理を食べたいという欲求が強いかどうかは, 居住地域, 家族構成, 兄弟のうちの何番目か, 母親が働いているか否かに関係はなかった。
    4) 卵料理が好きか嫌いかは, 幼児では感覚に関連する理由, 児童では意識的な判断に基づく理由による者が多かった。“卵料理が好きである”理由としては, その有用性に関連したもの,“嫌いである”理由としては, それに対する感情に関連したものが多かった。
    卵料理を習慣的に摂取するか否かは, 家族がそれを作ってくれるか否かによって支配されていた。
    卵料理を食べたいという欲求の強いことおよび卵料理が好きであることは, 食欲があり, 食事の時にはすすんで食卓につく, 嫌いなものでも食べる等の行動や細かいことを気にしない性格, やりたいことは必ずやる性格と関連していた。
  • 津田 明子, 萩原 清和, 小田嶋 俊, 秋庭 正典, 木田 政博, 市川 富夫
    1986 年 44 巻 6 号 p. 337-342
    発行日: 1986年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    還元麦芽糖水飴を用いた低カロリー食品中のマルトトリイトールを水あるいは含水アルコールで抽出し, TMS化後, 2%OV-17のカラムでのガスクロマトグラフィーにより分析することが可能となった。還元麦芽糖水飴を用いたキャンディー, ビスケット, ジャム, ジュース, ゆであずき, 甘味料のマルトトリイトール含量は, 100g当たり0.6~17.9gであり, マルチトールに対する含有比は8.4~25.9%であった。
    還元麦芽糖水飴を用いた上記食品のエネルギー値の算出を, 糖質について次の3種の方法を用いて行い, それらを比較した。
    (1) 生理的燃焼値を有する総水溶性還元糖, 酵素消化糖, 不溶性でんぷん, およびソルビトールを測定し, この合計値に4を掛ける (特栄法)。
    (2) 糖質からマルチトールを差し引いた値に4を掛ける (JSD法)。
    (3) 糖質からマルチトールとマルトトリイトール量の2/3を差し引いた値に4を掛ける (JSD改良法: この方法は, マルトトリイトールがマルチトールにグルコースが1分子結合したものであり, 生体においてはこのグルコースのみが利用されることが予想されるので, マルトトリイトールの分子量の1/3に4kcalを掛け, マルトトリイトールのエネルギー値として計算したものである)。
    全ての食品について, (2) 法の値は (1) 法の値より大であったが, (3) 法より得られた値は, (1) 法に近似した値であった。還元麦芽糖を用いた食品のエネルギー値算出にはマルトトリイトールを考慮に入れる必要があるかも知れない。
  • 東 貴代, 増井 秀子, 中村 恵美子, 川崎 喜恵子, 伊藤 若子, 菊地 真理, 堀江 俊子, 成田 博子, 正見 秀子, 山田 要子, ...
    1986 年 44 巻 6 号 p. 343-347
    発行日: 1986年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
    ある国家公務員の職域125名について, 肥満の実態と, 血中TG, TCおよびUA値につき調査を行い, 次の結果を得た。
    1) 標準体重の110.1%以上の肥満者が48名 (38.4%) に認められた。
    2) 血中TGが150~199mg/dlを示す軽度, ないし200mg/dl以上を示す高度の高TG血症が38名 (30.4%) に認められ, 200mg/dl以上の高TC血症も39名 (31.2%) に存在した。また血中UAが7.1mg/dl以上を示す高UA血症も40名 (32.0%) に認められた。
    3) 年齢とTC, 肥満とTGは平行した変化を示し, UAは肥満とTGと密接に関係した。
    以上より, 社会生活を支障なく営むグループの中においても, 肥満, 高脂血症あるいは高尿酸血症がかなり高頻度に存在することが明らかとなった。このことは成人病の予防上も大きな問題と考えられ, 今後食生活とアルコール摂取の現状を調査することが必要である。
  • 岩谷 昌子
    1986 年 44 巻 6 号 p. 349-352
    発行日: 1986年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
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